2024.11.06 

木の家設計グランプリ「銀賞」に入賞!~人間環境デザイン学科吉永ゼミ

歴史あるコンペで全国2位に

 

人間環境デザイン学科の吉永規夫ゼミでは、建築デザインを実践していて、前期では全国の建築学生向けコンペにもチャレンジしました。

第一線で活躍する著名な建築家が審査員を務める歴史あるコンペで、初挑戦の吉永ゼミのメンバーが銀賞(全国2位)に入賞しました。

木の家設計グランプリは、日本の建築文化の素晴らしさを守り、新たな力で持続・発展させていくことの大切さを広く社会に知っていただき、建築を通して未来の日本が豊かで幸せな暮らしを築いていくことを目的として開催されている、住宅設計の登竜門。建築界注目の現役学生の木造住宅設計コンテストです。

 

今年のコンペのテーマは、「住み続けられる家ー古き良きものの再生ー」ということで、木造のリノベーションがテーマでした。

 

吉永ゼミでは、大阪の森ノ宮にある木造の12軒長屋をリノベーションする提案を行いました。夏の暑い日のお化け屋敷のような空き家の現地調査からスタートし、授業で習った木造軸組耐震補強計画も考えながら、改修計画を議論して、プレゼンボードにまとめました。

 

▼ 長屋の調査風景

 

 

▼ 模型の製作風景

 

 

▼プレゼンの練習

 

 

1次審査はプレゼンボードの審査で、全国からの約180案の応募から半分の90案が選考されました。

 

▼ 審査会場

 

 

2次審査は、10月19日(土)に滋賀県立美術館で行われました。

 

▼ 2次審査風景

 

 

2次審査は、プレゼンボードと模型を展示して、審査員の先生方が質問しながら回ります。吉永ゼミの提案は全審査員から票をいただき、午後からの10案の最終審査に無事に残りました。

 

▼プレゼンテーション資料と模型

 

 

▼ 審査風景

 

 

最終審査は、3分間の発表と7分間の審査員と質疑応答のやり取りです。

 

▼ 最終審査

 

 

 

緊張の中、発表と審査員の先生方とのやりとりも無事にこなしました。全チームの発表後、審査員の投票が行われ、吉永ゼミの提案には全審査員から最多タイの7点をいただきました。その後、審査の議論が行われ、金賞は九州大学大学院生のチームが選ばれ、吉永ゼミの提案は惜しくも銀賞でした。

 

▼ 表彰式

 

 

▼ 投票結果

 

この悔しさを糧に、吉永ゼミでは引き続き建築設計の実践を通じて建築の面白さ、難しさを学んでいきます!

 

▶ 木の家設計グランプリ2024のサイトはこちら

発表の動画も観れます。( 42分20秒くらいから ) 今後、結果も更新されると思います。ぜひご覧ください!

[銀賞]12軒の空き家の長屋-おおきな家族のような長屋をつくる-

 

 

人間環境デザイン学科

講師 吉永 規夫

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