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畿央の学びと研究

2019.03.04

畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.11~授業レポート!その2

2019年2月16日(土)から3月7日(木)にかけて、1・2回生あわせて17名の畿央生がカナダのヴィクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。 参加学生からのレポート、第11弾をお届けします!   こんにちは。人間環境デザイン学科2回生の岡田由希です。カナダ短期語学留学2週目の様子を報告します。   カナダでの留学が始まり、2週間が経ちました。1週目は、ホームステイ先からのバスでの通学や、英語のみで行われる授業、自分の言いたい事柄を英語で相手に伝えることに慣れず、余裕がありませんでした。学校では自分よりもレベルが高い、色々な国から来たクラスメイトに囲まれ、自分の語学力のなさを痛感し、心が折れそうでした。ですが2週目は、通学や英語に囲まれた生活にも慣れ、クラスメイトとの英語での会話も楽しめるようになりました。会話をする中で、様々な国と日本の文化の違いについてたくさん知れたのも、いい勉強になりました。     学校終わりは毎日のように友達と学校の周りを散策し、ヴィクトリアの素敵な街並みを存分に満喫しました。     ホストファミリーはとても優しく、「自分の家だと思ってね」と言ってくれました。海辺でピクニックをしたり、リビングで家族そろって映画を見たりと、日本とは少し違う生活を体験させてもらいました。学校でできた友達とも、ホストファミリーともお別れしないといけないのは寂しいですが、この留学中にたくさんの人と知り合うことができ、貴重な体験ができたことを嬉しく思います。この留学生活もあと数日になりましたが、1日1日を大切に、楽しんで過ごしたいと思います。   人間環境デザイン学科2回生 岡田由希   【関連記事】 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.10~授業レポート! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.9~ホームステイレポート!その3 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.8~ホームステイレポート!その2 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.7~ホームステイ&放課後レポート! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.6~ホームステイレポート! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.5~ホームステイ編!その2 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.4~ホームステイ編! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.3~出発編!その3 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.2~出発編!その2 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.1~出発編!

2019.03.04

冬のスポーツ実習2019(in 白馬村)レポート vol.4

2019年2月19日(火)~22日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場にて、「スポーツ実習B・Ⅱ」が開講されていました。受講する1回生116名、助力(2・3回生)24名、教員12名あわせて152名が参加しました。実習4日目の様子を学生目線でお届けします!!   4日目:2/22(金)     実習最終日がやってきました! この日は実習中で一番天気が良く、きれいな景色を見納めることができました。 インストラクターの方に丁寧に教えてもらったおかげで、私たちはリフトの乗り降りも緊張していた初日とは比べ物にならないぐらい上手にできるようになり、スキーやスノーボードを滑れるようになりました!     白馬五竜スキー場での最後のお昼ご飯を食べ、レンタルしていたスキーやスノーボードの板や小物を返し、宿に戻り帰りの準備をしました。 この4日間、お世話になったご主人や女将さんに全員でお礼の気持ちを伝え、バスに乗り込みました。ご主人や女将さんは、バスが出てもずっと私たちに手を振ってくれていました。旅館でのご飯は本当においしくて全員残さず食べていました。本当にありがとうございました!   次の目的地に向かっている途中できれいな景色を見ました。     バスに乗っていた人みんながこの景色を携帯に収めました。大学の近くでは見ることができない景色に私たちは見とれていました。   スイス村に到着! お土産を買ったり食べ物を食べたりしました。 私たちはいちごのソフトクリームを食べました!おいしかったです。     このスイス村の次の休憩場所はもう長野県ではないので、私たちは最後に長野のおいしい空気を吸いこんで帰りました。     スポーツ実習では学部関係なくたくさんの友達ができます。そして実習を通してとても仲良しになれます。サークル以外でこんなに他学部と触れ合う機会は少ないと思います。 また、こんなにも学べて楽しかったのはインストラクターのみなさん、旅館のご主人や女将さん、スキー場の方々、バスガイドさんや運転手さん、助力の先輩方、先生方のおかげです。     とても貴重な経験ができました。4日間ありがとうございました!!   現代教育学科1回生 谷田沙有加、谷口由唯、谷野仁美 健康栄養学科1回生 三角遥菜   【関連記事】 冬のスポーツ実習2019(in 白馬村)レポート vol.3 冬のスポーツ実習2019(in 白馬村)レポート vol.2 冬のスポーツ実習2019(in 白馬村)レポート vol.1

2019.03.04

畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.10~授業レポート!

2019年2月16日(土)から3月7日(木)にかけて、1・2回生あわせて17名の畿央生がカナダのヴィクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。 参加学生からのレポート、第10弾をお届けします!   こんにちは!健康栄養学科1回生の西沙耶香です。 カナダでの留学生活が始まり、2週間が経ちました。初めての経験の日々ですが、不安・緊張の連続だった1週目が終わり、2週目はホームステイ・バス通学・学校生活にも慣れてきて、楽しく過ごしています。   今週私のクラスではプレゼンテーションが行われました。与えられた熟語について正しい答え、誤った答えを書き、どちらが正しいかを尋ね、例文をあげるというものでした。英語での発表は緊張しましたが、自分も学べて良い経験でした。授業を受けていて、(文法も重要ですが)世界の人々と話すには正しい発音と積極的に会話をすることが何よりも重要だと感じました。     放課後にはヴィクトリアの街を散策しました。2週目には、ソフトクリームをチョコレートに入れて固まらせたアイスクリーム屋さん「CHOCOLATS FAVORIS」、チャイナタウンの「BubbleTea」、ケーキ屋さん、お寿司屋さん「AZUMASUSHI」などに行き、とても充実した日々を過ごしました。     しかし、金曜日には「Global village Victoria校」を卒業です。最初は緊張をしたり、慌てたりとあまり話せなかったのですが、クラスメイトと毎日話すことで最初より話したり、聞き取ることができるようになり、会話をすることが楽しくなりました。また、国籍・年齢を問わず仲良くなれたので卒業がとても寂しいです。国籍が違っても、英語を共通語にすると会話できるので、もっと英語を学んで様々な国の人々と流暢に話せるようになりたいと思いました。     また、金曜日は学校でのお別れでもあり、2週間お世話になったホストファミリーともお別れです。 ホストファミリーは美味しいご飯を食べさせてくれたり、休日や夕食後にボーリングや買い物、教会などに連れて行ってくれたり、聞き取れなかったら分かりやすいように言い換えてくれたりしました。ホストファミリーのおかげで学べたこともたくさんあるので、感謝の気持ちでいっぱいです。学校でもホームステイでも素敵な出会いができて、あっという間の2週間でしたが、とても濃い時間を過ごせました。   バンクーバーに移動して、残りの留学生活も楽しみながら学んでいきたいと思います。   健康栄養学科1回生 西沙耶香   【関連記事】 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.9~ホームステイレポート!その3 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.8~ホームステイレポート!その2 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.7~ホームステイ&放課後レポート! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.6~ホームステイレポート! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.5~ホームステイ編!その2 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.4~ホームステイ編! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.3~出発編!その3 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.2~出発編!その2 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.1~出発編!

2019.03.01

インテリアプランナー、在学中での初合格!~人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科で取得をめざす資格として「インテリアプランナー」があります。 インテリアプランナーは、インテリア設計等に建築士の業務と共通部分を持ちつつ、高度な専門知識・技能を有する者として、試験・登録・更新講習制度により、その能力を審査・証明されたプロフェッショナルです。 インテリアプランナー試験は難易度が高く、試験は学科試験と設計製図試験があり、学科試験に合格した方のみが設計製図試験を受けることができます。 平成28年度から、インテリアプランナーの称号の他に、新しい称号として「アソシエイト・インテリアプランナー」が設けられました。アソシエイト・インテリアプランナーは、インテリアプランナーの学科試験合格者が登録できる資格で、インテリアプランナーになる前段階の称号です。年齢制限や実務経験は不要で、もちろん学生も挑戦が可能です(合格率約6割)。登録者の平均年齢としては26歳ぐらいですが、約70%が学生です 。 アソシエイト・インテリアプランナーに登録した後の次の目標はインテリアプランナー試験(設計製図試験)合格になるわけですが、難しすぎて本学の学生は敬遠しがちでした。畿央大学では、過去25名のアソシエイト・インテリアプランナー合格者を輩出していますが、今まではアソシエイト・インテリアプランナー止まりだったのです。ちなみに平成30年度設計製図試験の課題は「本に囲まれて暮らす住戸のインテリア」で合格率は約27%でした。 一級建築士でさえ、たまに落ちるという難関のインテリアプランナー試験に、今年初めて畿央大学から合格者が出ました。     その方は・・・3回生の森本美里さんです。       【森本さんのコメント】 インテリアプランナー試験に合格できました。6時間にもおよぶ製図試験は図面だけでなく、パースや家具スケッチなどの課題もあります。最初は時間内に仕上げることができませんでしたが、毎日1枚の図面を仕上げるという目標をたて、練習し、本番に挑みました。難しい試験ではありますが、挑戦してみる価値はあると思います。受験を考えている人はぜひチャレンジしてみてください。     畿央大学には、インテリアプランナー登録資格制度があり、所定科目の単位を取得することによって(設計製図試験に合格すれば)実務経験年数0年で登録することができます。森本さんは3回生終了時で既に所定単位数を取得しているため、登録さえすれば「インテリアプランナー」になれるわけです。 森本さん、本当におめでとうございます!   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜   【関連記事】 アソシエイト・インテリアプランナーに10名が合格!~人間環境デザイン学科 「インテリア設計士2級」に21名全員が合格!~人間環境デザイン学科 畿央大学で初のエクステリアプランナー2級合格!~人間環境デザイン学科 「インテリア設計士2級」に23名全員が合格!~人間環境デザイン学科

2019.03.01

奈良県中央卸売市場連携「ならいちばのキッチン・第11回料理教室」を開催しました。

健康栄養学科の学生プロデュースによる料理教室 今回のメニューは、「大和いっぱい豆乳シチュー」   畿央大学は奈良県中央卸売市場と連携して6年目になります。今年度は、8月・10月に引き続いて3回目となる料理教室を平成31年2月23日(土)に開催しました。今回は参加希望者が50名にものぼったため抽選となり、15名の方が当選し参加されました。中には、親子で参加されている方もおられ、和気あいあいとした雰囲気の料理教室となりました。     はじめに、今回の食材を提供していただきました株式会社ならにっか常務取締役である西川尚之氏からご挨拶と大和野菜についての説明がありました。続いて、畿央大学健康栄養学科の教員(指導教員:玉井先生、上西梢先生)と2回生5名が「大和いっぱい豆乳シチュー」の調理方法について説明・実演を行いました。その後、3つの班に分かれそれぞれの班でシチューを調理しました。     お鍋ではなくフライパンで調理しましたが、背の低いこども達には調理面が見やすく調理できたようです。調理中は「玉ねぎは私が入れる」とこども達の元気のいい声が飛び交っていました。学生たちは調理の進行を確認しつつ、しっかりと説明&アドバイスを行いました。参加者からは「外は寒いけれど、温まる美味しいシチューでした」「次回の実施はいつですか?」との声をいただきました。     奈良県中央卸売市場(最寄駅:近鉄橿原線筒井駅徒歩10分)は毎月最終土曜日に食祭市を実施しています。食祭市は8時半~12時に一般の方を対象に開催されています。毎回「当日の目玉商品」が設定され、良いモノをお安くお買い求めいただけます。また、食に関するさまざまなイベントが楽しめますので、是非みなさんもお越しになってください。   奈良県中央卸売市場HPはこちら   ~本学健康栄養学科の取り組み~ ●ヘルスチーム菜良 ●COOKPAD   【過去の記事】 ならいちばのキッチン・第10回料理教室 ならいちばのキッチン・第9回料理教室 ならいちばのキッチン・第8回料理教室 ならいちばのキッチン・第7回料理教室 ならいちばのキッチン・第6回料理教室 ならいちばのキッチン・第5回料理教室 ならいちばのキッチン・第4回料理教室 ならいちばのキッチン・第3回料理教室 ならいちばのキッチン・第2回料理教室 ならいちばのキッチン・第1回料理教室

2019.03.01

「子どもとネットを考える会」山口さんを講師に迎えた特別授業~ 教育学部西端ゼミ

教育学部西端ゼミでは、毎年情報技術に関する専門家の方にきていただき、お話していただいています。2018年度前期は「子どもとネットを考える会」の代表の山口あゆみさんにゲスト講師として来ていただきました。 山口さんは、IT企業に勤められながら、2005年より小中学生や教職員の携帯電話やインターネットの利用にかかわる啓発活動や保護者を対象に企業が提供するものよりも安全で正しい設定を広める活動を行っておられます。また、二人のお子さんのお母さんでもいらっしゃいます。 今回は「情報モラルって何?様々な視点から考える~小学生・保護者・小学校の先生の視点~」というテーマのもとお話いただきました。     ・インターネットの使い方とルールの在り方について 子どもは友達とコミュニケーションを取ったり、ゲームをしたりと、日常的にスマートフォンを使いたいと思っています。しかし、いわゆる依存性になってしまったり、勉強が疎かになってしまったりと、子どもにはスマートフォンを持たせたくないという考えの保護者が多いと聞きました。また、長時間の使用について、学校で何か対策をして欲しいと思っている保護者も多いと聞きました。私が教師になり、保護者からこのような意見が出た際、どうすれば良いのだろうと不安になりました。 しかし、山口さん自身の体験談から、家庭でルールをしっかり決めれば良いということがわかりました。そこで、教師がルールを決めるのではなく、児童自身がルールを決められる時間を設定し、その後は家庭に任せ、児童と保護者で話し合うことで、時間を守った使い方をさせればよいのではないかと思いました。   ・情報モラルとは 「では最後に私から皆さんに聞きたいのですが、《情報モラル》って何だと思います?」山口さんからの問いかけでした。 情報モラルといわれて漠然と思いつくものはあるけれど、それを言葉にできるほどの考えがまとまっていない私たちは言葉に詰まりました。そして数分間考えた末、「情報を発信する側にしろ、情報を受け取る側にしろ、自分の身を守るための知識」「情報を取捨選択するための能力」「インターネットを安全に利用するための考え方」私たちはぽつぽつと自分が思う情報モラルについて言葉にし始めました。 このように情報モラルについて考え、そのことを言葉にすることで、インターネットが生活に不可欠な世の中になっている今日、情報モラルは身につけるべきもので必要な考えであることが改めてわかる良い機会になりました。     今回、山口さんに情報モラルのことを中心にお話いただいたことで、自分たち自身も情報モラルについて考え、インターネットと改めて向き合う良い機会になりました。また今回身につけたことを自身の中にとどめるのみならず、児童や保護者など周りのひとにも情報モラルの大切さについて考えてもらえるように発信していきたいと思います。          現代教育学科3回生 石川絢菜、北村菜々美   【関連記事】 Microsoft Windows Insider MVP 新谷氏を講師に迎えた特別授業!~教育学部西端ゼミ 車いすアクセサリーワークショップを体験!~現代教育学科 西端ゼミ

2019.02.26

「広陵町箸尾縁台プロジェクト」レポート!~人間環境デザイン学科陳プロジェクトゼミ

大学近隣の地域と連携して課題解決に取り組む、人間環境デザイン学科2・3回生合同の「プロジェクトゼミ」。 陳ゼミでは2018年5月より、広陵町箸尾の教行寺に設置する縁台・屏風の作成を行ってきました。このプロジェクトは、「近隣住民のコミュニティの場として縁台を提案し、箸尾の地域を活性化させたい」という思いから始まりました。縁台の座面と屏風に広陵町の竹を使用し、地域に馴染むとともに住民の方に愛されるデザインをめざしました。     ▼教行寺で現地を測量している様子です。暑い日でしたが、協力して行いました。     ▼奈良県産の桧の部材が届き、防腐剤を塗装するところから縁台の制作が始まりました。     ▼無事に塗装が終わり、乾燥させました。     ▼竹の座面をのせる部材を加工し、土台に固定しています。木材が割れないように慎重に作業しました。     ▼座面を紐で土台に固定します。竹の太さにばらつきがあり、枠にピッタリはまる組み合わせを考えるのに苦労しました。     ▼縁台が完成しました!     ▼竹の屏風を製作しています。竹を斜めにカットして、やすり掛けを行いました。その後、穴を開けて横紐を通し、結んで固定。微妙に長さの違う竹を組み合わせることに苦戦しました。     ▼7月になり、縁台5台と屏風3台が完成しました!     ▼当初設置予定だった7月28日(土)大和鉄道開通100周年イベントは残念ながら台風の影響で中止になりましたが、9月22日(土)~23日(日)に開催された広陵かぐや姫まつりに出展することができました。     ▼2018年11月から教行寺に設置スタートしました。 門前の縁台は、近隣の住民や通りすがりの人が少し休憩する場として利用できるように設置しました。門の横のコーナーに置くことで、前面道路との距離を取ることができ、視線も遮られるのでゆっくり落ち着いて座ることができます。 境内の縁台は、遊具で遊ぶ子供を見守る保護者の利用を想定して設置しました。腰掛けるだけでなく、子供たちの荷物置き場として活用することもできます。カウンターに見立ててままごと遊びをする子供の姿も見られたようです。     箸尾の縁台作りを通して、ものづくりの楽しさを感じることができました。景観に馴染むように試行錯誤してデザインしたものを形にすることができ、さらに実際に利用されている様子を見ることができ、達成感があり嬉しかったです。 また、意匠だけでなく構造による強度や接合部、組み立て方を考えながら設計することの大切さを学びました。竹の加工や麻紐を使用した固定が難しかったので、今後も研究をすすめていきたいです。       人間環境デザイン学科3回生 梅野奈々・外尾華奈子・古市桃子               藤江誠・石田蓮貴・荒木智哉   【関連記事】 今井町“みんなでつくろう!”床几プロジェクト~人間環境デザイン学科 「バーンデザイン」農家小屋アート!第3弾~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 竹取公園ツリーハウス『みんなのひみつきち』披露式典~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ~

2019.02.26

畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.9~ホームステイレポート!その3

2019年2月16日(土)から3月7日(木)にかけて、1・2回生あわせて17名の畿央生がカナダのヴィクトリアでの短期語学留学プログラムに参加しています。2週間にわたりホームステイをしながら語学学校で過ごしたあと、3日間バンクーバーを観光して帰国する予定です。 参加学生からのレポート、第9弾をお届けします!   こんにちは、現代教育学科2回生の清水亜美です。この1週間の出来事を3つ報告します。     まず1つ目は学校についてです。 私が通学に使うバスは、自主休講ならぬ自主運休することがあり、バスが来ないかもしれない恐怖と闘いつつ学校に向かう日々です。学校には韓国、ブラジル、コロンビア、台湾など様々な国の人がいます。日本人が多いですが、会話はEnglish onlyです。人生の中で一番真剣に授業を聞いていると言っても過言ではないほど真剣に聞いているのに先生の指示が分からず、いつも周りの人に助けてもらっています。みんなものすごく優しいです。   2つ目はハンバーガーについてです。 私は欧米のマクドナルドのハンバーガーは大きいものだと思って20年間生きてきました。そして今回嬉々としてマクドナルドに向かいチーズバーガーを頼みました。 しかしいざ包みを開けると、日本と変わらないサイズと日本の方がジューシーなハンバーガーが鎮座していました。私はすごく悲しかったです。ドリンクは自分で入られて飲み放題でした。他のハンバーガー屋さんに食べに行ったら、ちゃんと大きくてジューシーなハンバーガーが食べられたので、良かったです。     3つ目は週末のことです。 この週末はホストファミリーの兄弟の、ホッケーの試合と乗馬を見に行き、ダウンタウンを散策しました。韓国の友達とも遊びました。 ホストファミリーは私のことを「家族だと思っているから、何でも自由にしてね」と言ってくれます。家族のイベントにも誘ってくれて、私はとても幸せです。拙い私の英語も理解してくれます。それは友達も一緒で、お互いに理解できるまで、様々な言い方で伝え合っています。     私はこの留学で、臆さずに英語を話し自分の気持ちを伝えることの大切さを感じています。私は英語が得意ではないです。それでも言葉にすることで、正しい言い方を教えてもらえたり、分かりあえたりします。通じあった時の喜びは格別です。あと一週間しかないことが本当に辛いですが、残り時間を大切に楽しく過ごしていこうと思います。   現代教育学科2回生 清水亜美   【関連記事】 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.8~ホームステイレポート!その2 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.7~ホームステイ&放課後レポート! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.6~ホームステイレポート! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.5~ホームステイ編!その2 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.4~ホームステイ編! 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.3~出発編!その3 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.2~出発編!その2 畿央大学短期留学プログラム2019(カナダ)現地リポートvol.1~出発編!

2019.02.25

「今北ゼミ&福本ゼミ同門会」を開催!~同窓会レポート

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、今北ゼミ&福本ゼミ同門会レポートをお届けします!     2019年2月10日(日)に、今北ゼミ・福本ゼミ合同で同門会を実施しました! 今年春に卒業予定の4回生から理学療法士として働いている社会人まで、総勢20名以上の会となりました。 今回は、大学で午前中から勉強会がスタートし、前半8名の卒業生に発表して頂きました。内容は臨床・研究・外部活動など様々な分野で発表をして下さいました。その後は、今北教授・福本准教授に特別講演をして頂きました。同じ理学療法士という職業でも、社会で活躍されている場面は様々で、改めて理学療法士の可能性の幅広さを感じました。私は社会人2年目になりますが先輩方や先生方の話を聞いて、私もこの場で自分の成果を発表出来るようにしていきたいと思いました。     勉強会の後は、奈良の大和平群のかんぽの宿へ移動し、宴会が行われました。勉強会の時とはまた違った雰囲気で沢山お話しを聴くことができました。 宴会の後は、さすが運動器ゼミ!と言わんばかりの本気の卓球大会が開催されました。1点入るごとに歓声が湧いたり、楽しい時間を過ごすことができました。 今年の同門会で、また更に縦と横の繋がりが深まったと感じました。また来年も参加させて頂きたいです。   理学療法学科11期生(2016年度卒業生) 安浦優佳

2019.02.25

「第1回高齢者と子どもの世代間交流研修会」が開催されました~看護医療学科

2019年2月20日(水)13:00~15:00 L201教室で、「第1回高齢者と子どもの世代間交流研修会」を開催しました。畿央大学の南部登志江教員のほか、あかつき保育園より斎藤三枝先生、阿倍野保育園より政氏知美先生、大阪自彊館 メゾンリベルテ べラミより青山典弘先生を講師にお招きし、世代間交流の実際についてお話しいただきました。   まず老年看護学科、南部登志江教員が世代間交流の歩みや効果、課題、今後の発展について講演を行いました。アンケートやインタビュー、実際の観察などから世代間交流行うことで、子どもでは、「高齢者を大切にする」「人のことを思いやる」などの効果があり、高齢者にとっては「昔のことや家族のことを回想する」「精神的刺激になる」などの効果がみられることがわかりました。 相互作用として子どもは自分たちの歌や演技で高齢者が涙を流したり笑顔になったりして喜んでくれていることからの有用感、高齢者もおじいちゃん、おばあちゃん気質を発揮する、交流後の活発な態度などの効果があることがわかりました。 しかし、世代間交流を行ううえでの課題として、担当職員の負担や職員間の理解・協力などがあることがあげられ、それに対する方策について提案しました。     次に、斉藤三枝先生より、園児と高齢者の世代間交流の実際についてお話しいただきました。 特別養護老人ホームとの交流では、入居者には元気が出てよい刺激になり、園児にはいたわりの気持ちが感じられました。実際に行っている交流として、農園で一緒に野菜を収穫したり、園でのよみきかせや、茶の湯体験をしたり、地域に出向いての秋まつりやクリスマス会などさまざまな取り組みについてご紹介いただきました。しかし関わってくださる地域の方の高齢化が今後の課題であるといわれていました。     政氏知美先生より、園児と高齢者の交流している実際の様子を動画でみせていただきました。阿倍野保育園は、保育園と高齢者デイサービスが同じ敷地内にあり、毎日何らかの交流をしており、2世帯、3世帯同居のような関係が築かれています。年長クラスの幼児が担当日を決めて高齢者が玄関に到着すると、荷物を持ちエレベーターまで話をしながら歩く、運動会や発表会で練習した成果を見てもらう、創作などを持ってみてもらいに行くなど、定期的・不定期的での自然な交流をしています。今後の課題として、子どもたちの年齢に応じた「ねらい」と「方法」を考えた続きのあるかかわりを持つことをあげられていました。     青山典弘先生からは、施設の1部屋を地域に開放したことから、地域とのかかわりが広がったことや、地域の人や子どもたちにボランティアとしてかかわってもらう事など、幼児のみでなく、小・中・高校生や地域の人との活動について話をされました。福祉教育やふれあい喫茶、町ライブラリーの開催、また講師の先生に来ていただき講演会を設けたり、地域での行事に参加したりするなど多様な活動をされていました。さらに活動内容がネットですぐに検索でき、だれでも興味をもつことや参加ができるような工夫をされていました。     参加者は9名と少なかったのですが、「興味が持てた」「自分の施設でも行っていきたい」などの前向きな意見が寄せられていました。 世代間交流は、ただ高齢者と子どもが交流すれば効果があるというものではなく、内容や方法、プログラムの工夫などをし、打ち合わせや振り返りをすることで、多くの影響がみられることを改めて学ぶことができました。   科学研究助成 基盤研究C 課題番号16K04236 「高齢者と子どもの世代間交流に携わる施設職員への支援プログラムの開発」 代表 看護医療学科准教授 南部登志江