2024.05.08
2024年度 へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)1日目レポート~看護医療学科
看護医療学科では特色ある科目として、4年次に「へき地医療体験実習」を開講しています。4月当初から学内での実習を開始し、準備を整えて奈良県内4か所の地域で実習を行っています。 5月7日(火)から9日(木)までの3日間は、吉野郡川上村・五條市大塔・山辺郡山添村・宇陀市大宇陀の4つの地域で臨地実習を行います。 今日は、宇陀市大宇陀地区での実習1日目の様子についてリポートします。 実習開始のこの日の大宇陀は朝から大雨でしたが、学生が現地に入る時間には雨も上がって、緑も美しい景色が広がるほどになりました。学生たちは元気に実習拠点となる施設に集合しました。その後、オリエンテーションを受け、各部署にご挨拶を済ませて、いよいよ実習開始です。 アクティビティや家庭訪問準備、会場準備のあと昼食をいただきました。この日は、地元の方が掘ってきてくださった筍を使って、教員が筍ごはんを作りました。施設の厨房で調理していただいた、副食やデザートとともに1升以上の筍ごはんは、あっという間に完食!腹ごしらえをして午後の実習に備えます。 ▼地元の方がくださった筍を使って筍ごはんを作っていただきました。 ▼おなか一杯いただきました。 昼食後はそれぞれの活動場所に分かれて、いざ出発。 家庭訪問・宇陀移動診療車見学・デイサービス利用者の健康測定とアクティビティ・訪問看護・重要文化財片岡邸宅訪問・退院カンファレンス参加など盛りだくさんな内容で、充実した実習を行いました。高齢者との関わりや、地域の医療福祉介護連携などを体験することで、利便性のない地域で自助・互助・共助の兼ね合いが円滑に進んでいる現状や、意思決定を促進しながら、よりよい人生を送るための、医療者の役割についても考える時間をいただきました。大宇陀の皆さんは学生を快く受け入れてくださり、どこに行っても温かいおもてなしをしてくださいます。学生たちも何か役立てることを探して、住民の皆さんとコミュニケーションを図っていました。 ▼訪問した田中さんは、大学の創設者 故冬木智子先生のご親戚でした。 ▼デイサービス利用の高齢者とアクティビティ ▼家庭訪問先で楽しい時間を過ごしました。 ▼終末期の意思決定支援カンファレンスに参加 実習終了後はそれぞれの宿に入りました。今年度は、大宇陀関戸地区にある民泊施設にお世話になっています。カエルの鳴き声が田んぼに響く中、獣除けのライトや鉄柵に驚きながら、ゆったりと宿で過ごしました。宿では温かいおもてなしや美味しい夕食をありがたくいただきました。明日への英気を養いながら、楽しい夜が更けていきます。 ▼民泊施設でリラックス ▼美味しいピザとオーガニック野菜 ▼手作りケーキに元気をいただきます。 ▼野菜たっぷりのサラダが明日への活力です。 今日の大宇陀は肌寒く、大学のある広陵町と同じ奈良県とは思えないくらいです。 明日はみんなで協力して運営する「大宇陀まちの保健室」を企画します。元気に頑張れるように、今夜はゆっくり休むことにします。 健康科学部看護医療学科 准教授 大友 絵利香 【関連記事】 2023年度 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポート~看護医療学科|KIO Smile Blog 「離島・へき地医療体験実習」発表会を開催しました!~看護医療学科|KIO Smile Blog 離島・へき地医療体験実習(川上村)で応急手当ポケットカードを作成!~看護医療学科|KIO Smile Blog
2024.05.02
外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」
「終末期ケア論」は、看護医療学科3年前期に必修科目として開講しています。この授業では、人生の終末期を迎えた対象の心理過程や、がん終末期の身体症状とそれに対する緩和ケアについて、また、死が迫った対象とのコミュニケーション、家族や遺族へのケアなど多彩な内容を取り上げています。授業では、実際に家族を看取った遺族から直接講義を受けるというプログラムを組み込んでいます。 令和6年4月30日(火)の授業では、講師として、令和5年11月に実母を自宅で看取られたヤンソン 智也子さんに、これまでの看取り経験やその過程、在宅で家族を介護する中での苦悩や喜び、看護師の関わりについて語っていただきました。 ヤンソン 智也子さんは、奈良県宇陀市大宇陀で民泊施設を営んでおられます。これまで、自身の祖父母・両親・生後2か月の長男の5人を看取った経験をお持ちです。講義の中では、がんと診断された家族が、治療法や療養場所について選択する過程や予期せず長男を新生児突然死症候群で失った時の喪失体験など、多彩な内容を語っていただきました。 そして、昨年11月にこれまで自分の一番の理解者であり、支えてくれたお母さまを亡くされるまでの在宅療養の様子や医療福祉看護連携で、家族が支えられたことについて詳しく教えていただきました。 お母さまは今から12年前に乳がんと診断されましたが、手術を経て治癒され、安堵していた時期に、大腸がんが発見されたということです。大腸がんは多発肺転移を起こし、治療の選択肢は抗がん剤治療だけであることを医師から告知されたそうです。お母さまは、積極的治療を望まれず、生活習慣の改善などを試みてこれまでと変わらない日常を過ごされていましたが、そのお母さんに突然下肢の麻痺が現れ、歩くことができなくなりました。がんが脊椎に転移したために、出現した症状でした。 そこから、家族は在宅療養の道を模索され、介護福祉の専門家や訪問看護師、往診医が力を合わせて、療養環境が整いました。麻痺が出てからそこまでの過程でも、不誠実な対応にも苦悩された経験を話してくれました。また、在宅介護を続ける中で、母を思うあまりに自身が追い詰められ、助けを求めたい気持ちが強くなった経験を語られました。その時に担当していたケアマネージャーが智也子さんの変化を察して、即座に心のケアをしてくれたことに救われたことを振り返られました。 智也子さんは、自分が適切なケアをお母さんに行うために、訪問看護師からケアの技術を習得し、11月の看取りまで後悔の無いように在宅で介護されました。智也子さんの経験の中で、「家族は、先が見えない介護と生活の両立で不安になりがちである」ことや「みじめな姿になった」と悲しむお母さまの姿を目にして「私がママのお世話できることは幸せなこと。私にお世話させて」という気持ちが強くなったことなど、家族が体験した心情を丁寧な言葉で伝えてくださいました。そして、家族の気持ちの揺れを理解して手を差し伸べてくれる専門家がいるだけで、介護している家族が救われることも話されました。 私たちが最も印象的であったのは、訪問看護師のケア態度についての語りでした。「ケアに時間がかかる人やてきぱきとケアする人、器用な人とそうでない人がいましたが、患者を大切に丁寧に気遣いのあるケアをしてくれる看護師さんの存在が一番うれしかった」というものです。そのことは、多くの学生にも響いていたようです。自宅で穏やかな看取りをなさった智也子さんは、「亡くなった後も、母は私たちの中に存在し続けるので、それを支えに日々暮らしている」と悲嘆との向き合いかたについて話されました。 授業終了後には、質疑応答の時間を設けましたが「お母さんが積極的治療を選択されなかったときのご家族の気持ち」「病気のことを幼い2人の娘さんにどのように伝えたのか」など多くの質問が出ていました。学生の中には、自身の喪失体験と重ねて涙する人も見られました。 終末期ケアを展開するときには、患者や家族が大切にしていることに看護師も共感することが必要と言われています。3回生は、後期から臨地実習に臨みます。今回の講義から学んだことを心に刻みケアの対象に丁寧に向き合う、心情を読み取り気遣いをする態度を忘れないでほしいと思います。 看護医療学科 准教授 大友 絵利香、對中 百合 【関連記事】 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」|KIO Smile Blog 看護学生と企画した「性教育セミナー」を高校で実施!~看護医療学科「母性看護実習」|KIO Smile Blog 堺市総合防災センターで体験学習をしました~看護医療学科「災害看護II」|KIO Smile Blog ハンセン病療養所を訪問、当事者家族の声を聴き「医療と人権」を学ぶ~看護医療学科「健康学特論」|KIO Smile Blog 外部講師による講義「筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の看護について」~看護医療学科「慢性期看護学援助論Ⅰ」|KIO Smile Blog 「薬害の実情」と「患者の人権」を学ぶ~看護医療学科「保健医療福祉システム論Ⅰ」|KIO Smile Blog 4回生から3回生へ学びの伝達「緩和ケア病棟の実際―病院インターンシップ実習を経験した上級生とのディスカッションー」~看護医療学科「終末期ケア論」|KIO Smile Blog 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」|KIO Smile Blog
2024.05.01
令和6年度近畿地区助産学生交流会に参加しました!~助産学専攻科
2024年4月27日(土)、神戸女子大学で行われた、近畿の助産学生が集う「令和6年度近畿地区助産学生交流会」に助産学専攻科の学生8名が参加しました。 前半は、さくら助産院(淡路市)代表の藤岡勢子先生から「地域での助産院での仕事」、パルモア病院助産師(神戸市)の円入美由貴先生から「病院での助産師の仕事」について、講義をしていただきました。助産師が活躍できる場所は沢山あると知ることができ、自分たちの可能性を広げることができたと思います。また、助産師として活動した経験は、これから続けていく上でさまざまなことに活かして行くことができると学びました。どんな経験も大切にして、経験からの学びを大切にしていきたいです。 後半は学生が各グループに分かれて、「なりたい助産師像」や「助産師として取り組みたいこと」について話し合いました。様々な想いを持って助産師を目指している他学校の学生の方々と交流することができ、とても刺激をもらいましたし、同じ助産師を目指す仲間として今後も頑張っていこうという想いが強くなりました。 今日の学びや経験を今後に活かしていきたいです。 助産学専攻科13期生 宮 菜摘、坂上 奈津美 【関連記事】 沐浴指導練習&テストを実施しました!~助産学専攻科 ベビーマッサージとマタニティヨガの講義を受講しました!~助産学専攻科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました!~助産学専攻科 第12期生事例研究発表会を開催しました~助産学専攻科 新たな産育コミュニティをめざして「マタニティクラス」を開催しました!〜看護実践研究センター 熟練助産師から学ぶ分娩介助の応用「会陰保護技術と肩甲難産の分娩介助技術」~助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ!会陰縫合理論と縫合技術~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅱ」 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科「ヒューマンヘルス」 産婦人科医に学ぶ超音波診断法~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」
2024.05.01
沐浴指導の実技テスト全員合格にむけて練習しました!~助産学専攻科
2024年4月26日(金)「健康教育技術学」の授業で、沐浴(もくよく)指導のテストが行われました。 沐浴とは、生後1か月までの間、赤ちゃん専用のお風呂に入れること。 赤ちゃんの生活リズムを作ったり、赤ちゃんの皮膚をきれいにする、哺乳力を高めて睡眠を増したり、全身状態の観察をする機会になります。また、お母さんとスキンシップをとる機会にもなり、親子で絆を深める一つのツールともなります。 夏からの実習で実際の妊産婦さんに沐浴指導をする機会があることから、今回は事前に学内で指導の練習を行いました。学生2人ペアで学生(指導者)役、お母さん役に分かれて実施しました。 練習をしていくうえで、お母さんに沐浴についての情報を正しく、わかりやすく伝えることに苦戦しました。 放課後は残って学生同士で教えあいながら頑張って練習をしました。その甲斐もあって沐浴テストでは”全員合格”することができました。 今後も専攻科10人全員で手を取り合って頑張っていきます! 助産学専攻科13期生 川口 志穂、塚本 夏帆 【参考記事】 ベビーマッサージとマタニティヨガの講義を受講しました!~助産学専攻科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました!~助産学専攻科 第12期生事例研究発表会を開催しました~助産学専攻科 新たな産育コミュニティをめざして「マタニティクラス」を開催しました!〜看護実践研究センター 熟練助産師から学ぶ分娩介助の応用「会陰保護技術と肩甲難産の分娩介助技術」~助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ!会陰縫合理論と縫合技術~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅱ」 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科「ヒューマンヘルス」 産婦人科医に学ぶ超音波診断法~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」
2024.05.01
第22回畿央祭実行委員Blog Vol.2~募集説明会に1・2回生400名が参加!
みなさん、こんにちは。畿央祭 統括の船田 樹希です。 2024年4月23日(火)、24日(水)、25日(木)の3日間、畿央祭実行委員の募集説明会を行いました!初日は106名、2日目は130名、最終日は164名と、なんと計400名の1・2回生が今年度の募集説明会に参加してくださいました!畿央祭実行委員の活動に興味を持ってくださった皆さん、ご参加いただきありがとうございます。 たくさんの1回生や2回生が参加してくださり、みなさん真剣に聞いていただけて、幹部一同とてもうれしく思います。 畿央祭は5つの部署に分かれていて、それぞれがどのような部署なのか、どのような仕事をするのか、夏休みの活動日などを各部署の代表が説明しました! 畿央祭までの準備は夏休みの活動がメインになり、夏休みが終わってしまうとあっという間に畿央祭を迎えてしまいます。実行委員をしてくださる方は、バイトやサークルよりも畿央祭の活動を優先していただけるようお願いします。 昨年度の幹部の方々も見に来てくださり、「説明もパワーポイントも分かりやすい」とお褒めの言葉をいただきました☆ 最後に、実行委員への応募はForms入力で、期限は5月2日(木)の23:59までとなり、タイムリミットが近づいてきております!!忘れないうちに応募をお願いいたします!! 続々とFormsを送信していただいている方からの「実行委員をめざすにあたっての熱い想い」もたくさん書かれていてうれしいです。ぜひその気持ちを胸に頑張っていただきたいです!! 畿央祭 副実行委員長 統括 アリーナ部署 船田樹希 【関連記事】 第22回畿央祭実行委員Blog vol.1~実行委員、いよいよ募集開始!|KIO Smile Blog 第21回 畿央祭・ウェルカムキャンパスを開催しました。
2024.04.24
地域住民と4大学が参加!「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」を開催します!~人間環境デザイン学科
今年で4年目を迎えた「奈良きたまちインターカレッジコンペティション」。今年からは、より親しみやすく、地域住民の皆さまをはじめ、多くの方に興味をもっていただけることを期待し、新たに「インターカレッジフォーラム2024in奈良きたまち 」と名称変更を行い開催します。畿央大学からは学生10名が参加し、同志社女子大学、奈良学園大学、奈良県立大学の学生含め、合計33名の学生が集まりました。 「インターカレッジフォーラム2024 in奈良きたまち」は、奈良市の旧市街地である「奈良町」の北側、近鉄奈良駅より北の「きたまち」というフィールドを対象に、複数の大学の学生や教員、地元まちづくり団体や地域住民、行政が関わりながら、まち歩きを実施し、地域に入って調査を行い、地域課題に取り組む、課題解決型のプログラムです。 まずは4月20日(土)に、地域のまちづくり団体にご協力いただき、奈良県立大学でオリエンテーションとして、奈良きたまちの歴史や成り立ちについて教えていただきました。 ▼まずはグループに分かれ自己紹介。すぐに打ち解けていました。 ▼きたまちの成り立ちや景観、地域の暮らしなどについて話していただきました。 その後、グループに分かれ「まち歩き」を行いました。まち歩きのグループには、「空き家」「店舗」「歴史」などそれぞれテーマがあります。グループごとに異なる視点から、奈良きたまちについて知る事ができました。 ▼きたまちの昔の写真を見ながら、たくさんのスポットを巡りました。 8月9日(金)には、奈良公園バスターミナルにて、各グループがまとめた成果を発表・提案します。発表の様子は、次回ブログでお伝えします! 人間環境デザイン学科 助手 中井千織 【関連記事】 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました! 旧豆山荘(旧河合町役場)の保存再生デザイン報告会〜人間環境デザイン学科前川ゼミ 2023年明日香村竹テントワークショップvol.5 【完成編】~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 河合町佐味田の居場所「佐味田みんなの縁側」の活用状況調査~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を開催!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」 地域住民と5大学が参加!「奈良きたまちインターカレッジコンペティション2022」を今年度も開催します!~人間環境デザイン学科「フィールドワーク演習」
2024.04.23
OARSI2024(世界関節症会議学術大会)で教員が研究成果を発表しました~理学療法学科
理学療法学科の瓜谷です。4月18日(木)~21日(日)の4日間、オーストリアのウイーンで開催された世界関節症会議学術大会(Osteoarthritis Research Society International 2024:OARSI2024)に参加し、研究成果をポスター発表してきました。 この学会は関節症に関する世界最大の国際学会です。ウイーンでは2020年4月に開催される予定でしたが、コロナ禍で中止となり、4年越しでウイーンでの開催となりました。私自身も2020年の開催に参加予定でしたが叶わず、この学会には2018年以来の参加となりました。 ▼会場のMesse Wien Exhibition and Congress Center 今回のポスター発表では、歩行中の足への体重のかけ方によって膝蓋骨と大腿骨の間に加わる圧縮力が変化することについて報告しました。研究の内容に対して、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど世界各国の研究者に関心を持ってもらい、質問やアドバイスを多くいただきました。 会期中には2017~2018年に在外研究で滞在したメルボルン大学のKim Bennell教授はじめ研究所のメンバーと再会し、旧交を温めました。 コロナ禍でしばらく参加できませんでしたが、国際学会はいつも知的好奇心を刺激され、モチベーションを高めてくれます。新たなアイデアや発見も色々と見つかりましたので、それらを少しずつ形にしていきたいと思います。 理学療法学科 准教授 瓜谷 大輔 【関連記事】 「第16回アジア理学療法連盟学術大会」に教員と大学院生が参加!~健康科学研究科 第44回バイオメカニズム学術講演会(SOBIM2023 in 北九州)に教員・大学院生が参加しました!~健康科学研究科 瓜谷ゼミ「インソールセミナー」学部生レポート!~理学療法学科 瓜谷ゼミがインソールのセミナーに参加しました!~理学療法学科 「第11回日本運動器理学療法学会学術大会」院生レポート~健康科学研究科 「第11回日本運動器理学療法学会学術大会」在学生レポート~理学療法学科 学部生と大学院生が第11回日本運動器理学療法学会学術大会に参加しました~理学療法学科・健康科学研究科 卒業研究に向けて、瓜谷研究室が合同勉強会を実施!~理学療法学科 奈良学園大学 池田教授による質的研究勉強会を開催!~健康科学研究科 瓜谷研究室 大学院生が「第33回岐阜県理学療法学会学術集会」で奨励賞に選出!~健康科学研究科 メルボルン大学の研究チームとしてイギリスへ!~理学療法学科瓜谷准教授 平成29年度在外研究~メルボルンからの現地レポート
2024.04.22
エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」4月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学
Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・熊本県立大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学・天理大学)、大阪府(四天王寺大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。 2024年4月7日(日)広陵町にある介護付き有料老人ホーム「エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス」で開催されている「ひまわりカフェ」にボランティアとして参加させていただきました。 「ひまわりカフェ」は認知症の方や認知症の家族がおられる方、地域の方々、施設ケアマネジャーや生活相談員、施設長などが集い、楽しいイベントや世間話、介護相談など地域の人々の交流の場として1か月に1回開催されています。 今回のひまわりカフェでは、約20名の方が参加されていました。友達同士で参加されている事が多く、会話を楽しんでおられました。ひまわりカフェは地域の人との交流の場としても重要な役割を果たしていると感じました。 皆さんが集まられてから、昼食をいただきました。今回のメニューは豆ごはん、菜の花のおひたし、天ぷら、にゅう麺でした。私達もご一緒させてもらい、皆さんとお話しながらおいしくいただきました。 昼食が終わると、自宅でもできる脳トレを実施しました。じゃんけんのグー、チョキ、パーで両手をそれぞれ違う手にし、交互に変えていく体操や、職員の人が手を叩いたら即座に手を叩き、手を叩くのを止めた時は手を叩くのを止める脳トレを行いました。また、座ったまま体を動かす運動も行いました。それは、足を上げたり、腕を回したりする体操でした。「難しいな~」「これならできそう」などそれぞれの感想が聞かれ、体操を楽しんでおられる様子でした。 体操の後は、同じテーブルの人で曲名を当てるクイズを行いました。同じテーブルの人と話し合い答えを考えました。このクイズは過去の出来事を思い出す、記憶のトレーニングを目的としています。昔の歌だった事もあり、私は全く分かりませんでした。「曲は分かるけどタイトルが出て来ない」と苦戦されている方や「これは分かる」と正解されている方もいらっしゃいました。 その後、ポップコーンを食べながら、職員の方が昔の紙芝居のオジサン風に紙芝居「はなさかじいさん」を披露してくださいました。職員さんの迫真の演技に皆さんとても楽しそうでした。 最後にお菓子、コーヒーでカフェタイムをしました。私達も参加者の方とお話しました。 エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックスの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。これからもOrange Project®は地域のイベントに貢献しながら認知症の啓発活動を行っていきます! Orange Project®サークルに興味のある方は、ぜひお声掛けください! 連絡先:サークル代表 健康科学部 看護医療学科 2回生 四方 千尋・森 愛華 サークル顧問 看護医療学科 島岡 昌代 e-mail : m.shimaoka@kio.ac.jp これからもOrange Project®をどうぞよろしくお願いします。 理学療法学科2回生 上杉 さつき 【関連記事】 畿央祭で認知症カフェを開催しました!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」9月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス「ひまわりカフェ」7月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 真美ケ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 認知症ケアサークルOrange Project®が活動を再開!~エリシオン真美ケ丘「ひまわりカフェ」活動報告
2024.04.20
1200のバンドが集結!アカペラサークルライブ「50Fes2024」に出演~アカペラ部ADVANCE#
こんにちは!アカペラ部ADVANCE# です! 3月10日(日)に横浜で開催された日本全国の大学のアカペラサークル(100サークル1200バンド)が集うライブ「50Fes2024(ゴーマルフェス)」に計6バンドが出演しました! この日のために出演バンドはたくさんの練習を重ねてきました! 本番は緊張しましたが、大規模なイベントで歌うことができ、とても良い経験になりました! 多くの方に聴いていただけてとても嬉しかったです!! 全国各地からバンドが集まったため、たくさんのアカペラを聴くこともできました! 歌のアレンジなど他のバンドから学ぶ部分があり、今後の活動に活かそうと思いました!! アカペラ尽くしの1日で、学びある楽しい遠征となりました! 今後もイベント等に積極的に参加していこうと思っていますので、よろしければお越しください!! ADVANCE# の活動情報はInstagram・X(旧Twitter)で随時更新しますのでチェックお願いします!! Instagram:kio_advance X:@ADVANCE18855181 健康栄養学科3回生 北山侑佳 【関連記事】 12月「Winter Live」開催報告&4月「新歓Live」告知!~アカペラ部ADVANCE#
2024.04.19
学生広報スタッフblog vol.251~オープンキャンパススタッフの活動を紹介!
こんにちは、理学療法学科3回生の呑原魅です。オープンキャンパススタッフのリーダーを務めているので、今日はオープンキャンパススタッフの活動について紹介します! オープンキャンパススタッフの一日 私たちリーダーは他のスタッフが集まる前に大学に来て、職員の方と当日の注意事項を確認しています。その後オープンキャンパススタッフ全体の打ち合わせをした後、各配置に分かれていきます。 受付で配布資料等を配ることもあれば、通路の誘導など様々です。スタッフのシフトは決まっていますが、リーダーとして受付状況など全体の状況を見つつ、人の配置変更など臨機応変に対応しています。 オープンキャンパスが始まると、各会場のプログラムに関わります。キャンパスツアーの誘導やフリートーク、次のプログラムの教室への誘導、体験授業などのサポートをしています。 中には学科ガイダンスなどでは前で先生からインタビューを受けることもあり、人前で話す経験を積むこともできます。 オープンキャンパスが終わったらスタッフ同士で一日の振り返りをしています。 リーダーとして意識しているのは、初めて来てくれる学生スタッフが不安に思いそうな時、場所、場面を予測し見て回ること、畿央大学に来てくださった参加者が困っていたら声をかけ、その場所に一緒に行くなどの対応をして、オープンキャンパスがスムーズに進むよう心がけています。 オープンキャンパススタッフの立場として許される範囲での「来場者ファースト」の精神でリーダーとして活動しています。 オープンキャンパススタッフの魅力 一番の魅力ははたくさんの方と交流できることだと思います。来場者の方とお話するなかで、受験に対しての悩み事などを一緒に悩みアドバイスしたり、行き先を迷う人に声をかけて少しでも安心してもらえたりすることで、手助けができるところです。 来場者だけでなく、オープンキャンパススタッフ同士で交流する機会もあるので、時間割などの相談できる先輩や同級生が増えることも良いなと思います。 ▲オープンキャンパス当日に、教採の勉強に来ていたオープンキャンパスリーダーの先輩です 最後に 私が高校生だったときオープンキャンパススタッフをしている先輩方が楽しそうにしていたので、自分も大学に入ったらしてみたいなと思って参加しました。オープンキャンパススタッフをしてたくさんの繋がりが持てたことが私の中で一番良かったことです。 他にも、来場者さんと話す機会があり、それをキッカケに「畿央いいところですね!受験しようかな!」と言ってもらえた時は、私の中でめちゃくちゃ嬉しい経験でした。 新入生の皆さんも一回でもいいので、是非スタッフ申込んでみてください!待ってます!! 理学療法学科 3回生 吞原 魁
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