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畿央の学びと研究

2014.02.18

第20回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!

平成26年1月13日(月・祝)に、2014年の最初となる理学療法学科卒業生による勉強会KSM(Kio Study Meeting)が開催されました。 今回は畿央大学6期生の藤原がブログを担当させていただきます。 KSMは4期生を中心に作られた勉強会ですが、6期生で臨床2年目の私も参加させていただき、毎回視野が広がり、さっそく次の日の臨床にも違った視点で取り組むことができており、有意義な時間を過ごさせていただいています。   今回は松波さん、中谷さんによる「症例検討」、中田さんの「実技」の3本でした。   松波さんの症例検討は、若い整形疾患の患者様に関しての発表であり、身体機能面での評価の検討や退院後の患者様の今後の人生に関してなど、幅広い意見がでて多角的にディスカッションできました。 違う病院や施設で働いている人たちで、一人の患者さまに関してディスカッションすることで見る視点が広がります。   一方、中谷さんの症例検討は、神経疾患の患者様に関しての発表であり、最新の文献の知識や動作をみんなで確認して「ここはどうか、この評価をしたらいいのではないか」などディスカッションするなかで、みんなの中で新しい気づきが生まれていき勉強になりました。     最後に、中田さんによる実技は臨床にて悩む立位時の重心移動訓練や股関節に対するアプローチをみんなに共有してくれました。 それぞれで実技練習をすることで細かい点やそれぞれの注意しているポイントなども共有でき、より実践的な技術を深めることができました。     今回のKSMも症例検討から実技練習まで幅広いテーマを勉強することができました。 毎回感じますが、同じ大学で学んだ仲間が違う施設で働いてもそれぞれで学んだ知識や技術、考え方を共有することができる環境に本当に感謝です。   みなさん今年もよろしくお願いいたします。    畿央大学6期生 藤原菜津 【過去のブログ】 第19回 KSM(Kio Study Meeting)を開催しました! 第18回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました! 第17回KSM(Kio Study Meeting)を開催しました!

2014.02.15

現代教育学科2期生「病院実習メンバー同窓会」を開催しました!

現代教育学科2期生による「(養護教諭免許取得のための)病院実習メンバー同窓会」を、2014年2月1日(土)に開催しました☆     岡本啓子教授は、当時私たち28人の実習生を1人で担当し、病院実習のプログラム内容から実習前指導、日誌の確認まで全てお世話してくださいました。その岡本教授を、感謝の気持ちを込めて、サプライズでお招きしました! 教授に乾杯の音頭をとっていただき同窓会スタートヾ(^v^)ノ   大変だった実習や授業を一緒に乗り切った仲間たちと先生との時間は、学生時代にタイムスリップしたようでした♪ 卒業ぶりに会うと、懐かしい話に花が咲くのはもちろん、近況報告では仕事、結婚とそれぞれのステージで頑張っている仲間たちの話に刺激を受けたり、心が弾んだりしました(*´ω`*) 岡本教授は全てのテーブルを回り、1人1人の近況報告を聞いてくださいました。その姿を見ていると、いつまでも私たちは先生の教え子なんだなと感じました。 積もり積もった3年分の話は、3時間半では足らず(笑)「また集まろーね!!」「次は子どもたちも連れて来ることになるかなあ?」なんて言いながら、同窓会は幕を下ろしました♪   実はこの同窓会は・・・目指す職種やクラスも違うけれど、同じ授業(病院実習)を履修したメンバーという、一風変わった同窓会だったのです(笑)   こうして楽しく濃厚な同窓会ができるのも、学科の全員が友達というアットホームな大学の雰囲気のなかで、少人数での授業が受けられ、それぞれがつながりの深い学生時代を過ごせたゆえだと思っています☆ 畿央大学バンザイですね(笑)   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。

2014.02.14

ホワイトバレンタイン in 畿央大学 ***雪景色のキャンパス***

2014年の2月14日(金)は、畿央大学にとって開学以来初めての大雪になり、雪に覆われたキャンパスは幻想的な雰囲気に包まれました。     畿央大学がある奈良県北葛城郡広陵町はもともと降雪量が少なく、ここまで積もることは稀です。 畿央生たちは雪だるまを作ったり雪合戦をしたり…と、思い思いに“ホワイトバレンタイン”を満喫したようです。     奈良県には「大雪警報」が発令されましたが、授業・試験は通常通り行われます。 本学の規定では「暴風警報」発令時のみ休校になりますので、お間違えのないように!   そして大雪に見舞われた今日は、保健師国家試験当日でした。 昨日は助産師の国家試験、そして16日(日)には看護師国家試験があります。 翌週23(日)・24日(月)には理学療法士、3月23日(日)には管理栄養士…と国家試験本番が続きます。   受験する4回生全員が無事に試練を乗り越えられるよう、大学教職員一同祈っています!      

2014.02.13

真美ケ丘第2小学校2年生24名が大学“探検”に来てくれました!

教育学部ボランティア学生6名が探検リーダーになって案内!   2014(平成26)年2月12日、畿央大学から約400m北にある広陵町立真美ケ丘第2小学校2年生の24名が生活科の「自分たちの街を知る」授業の一環で大学見学に来てくれました。 同校は2009年度から毎年来ていて今年で5年目になります。教育学部3回生のボランティア志願6名が3班に分かれて、約8名ずつの小学生グループの探検リーダーとなって学内を案内しました。     先月に来る予定がインフルエンザの流行で延期になった影響で、大学は試験期間に突入。残念ながら授業の見学は出来ません。廊下も静かに歩いて、11時から12時の1時間“探検”が始まりました。       教育学部の学生は学校インターンシップや近隣の小学生を対象に伝承遊びを行うマミポコキッズなどを通して児童に触れ合うのに慣れていて、すぐにリーダーとして先導してくれました。 子どもたちはちゃんと“探検ノート”と鉛筆を持参していて、ときどき質問と記録タイムをとって見たことやリーダーに聞いたことを書きとめます。   ▲学長先生の銅像の前で、熱心に学長先生について質問していました。     オープン教室を見に行ったとき、たまたまランディ先生が通りかかられて、子どもたちに“What’s your name?”と英語で話しかけらました。 グループ9人の1人ひとりに聞いて、9人全員の名前を覚えてくれました。子どもたちも学校や塾で習っているのか、“My name is ・・・”とちゃんと英語で答えていました。   大学からすぐ近くの小学校なので、畿央祭などのイベントで来たことのある子もいるようでした。 あっという間に1時間がすぎ、開学10周年記念モニュメント「徳知美」前でお別れの挨拶をして、正門から無事帰りました。大きくなったら畿央大学にぜひ入学してください!(笑) 探検リーダーのみなさん、ありがとうございました!      

2014.02.11

エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

人間環境デザイン学科2・3回生が学年の枠をこえて地元企業や市町村、地域住民の方々と地域の課題解決に取り組む「プロジェクトゼミ」。   加藤ゼミでは毎年、エコール・マミ(以下:エコマミ)様にご協力いただき、店舗デザイン提案や改修提案を行っています。6年目を迎える今年は、2014年2月7日(金)にマミホール会議室で店長様に改修案のプレゼンテーションを行いました。     今回ご協力いただいたのは下記2店舗です。   ・アリス様 (エコマミ北館2階ミセスファッション) ・キャパトル様 (エコマミ北館1階ベーカリーショップ)   アリス様にはテーマに合わせた模型を2つ作りました。1つはアットホームでカジュアルなイメージに、もうひとつは高級感のあるエレガントな雰囲気で提案しました。   ▼アリス様へのご提案   キャパトル様はエコマミ内で最も繁盛しているパン屋さんです。「思い切った案を出さないとインパクトに欠ける」と思い、回るパン屋さんを提案しました。人が動いてパンをとるのではなく、パンが流れてくるという逆転の発想です。オーナー様や店長様の前で発表するのに最初は緊張しましたが、発表後にはとても喜んでいただいたので満足しています。   ▼キャパトル様へのご提案   また夕方にはエコマミ南館2階の空き店舗ウィンドウを使って、ディスプレイをさせていただきました。テーマは「未来のエコマミ」です。3月末まで展示していますので、皆さん見に来て下さい!     ▼コンセプト     【学生コメント】 ●アリス担当リーダー: 嶋崎 優さん(3回生) 2回生2人、3回生2人で協働しながらたくさんの案を出して、試行錯誤をしながら改修案を検討しました。時には意見が食い違ってなかなか進まなかったり、振り出しに戻ったりもしましたが、無事に完成して本当に良かったです。さらに、アリスの店長さんがヒアリングを快く引き受けてくださり、良い雰囲気で進めることができました。プレゼン当日も私たちの提案を気に入っていただけて嬉しかったです!   ●キャパトル担当リーダー: 瀧井 朋子さん(3回生) キャパトル改装案は非常に難しかったです。しかし、発表してお店の方が喜んで下さったのを見たとき、頑張ってよかったと感じることができました。プロジェクトゼミで経験したことを忘れず、自分の糧にしていきたいです。   ●ディスプレイ担当リーダー: 関本 彩乃さん(2回生) 最初は意見がなかなかまとまりませんでしたが、最後は1つの作品を協力して作ることができました。学校では各パーツを作っていたので、実際にウィンドウに飾るまでは不安でした。今日展示が完成し、楽しそうな作品ができたと思います。みんなに協力してもらってばかりのリーダーでしたが、いい経験ができたと感謝しています。   ▼ディスプレイ作業風景   ▼加藤プロゼミ学生たち     【関連リンク】 「畿央大学生によるアート展」をエコール・マミで開催中!(人間環境デザイン学科) 2012年度 エコマミ提案★人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ エコマミアート作品「マミのおもちゃ箱」ができました!~人間環境デザイン学科 加藤ゼミ 2011年度 エコマミ提案★人間環境デザイン学科 加藤プロゼミ  

2014.02.07

避難タワー「森のクマゲラ」展示を開催中!(人間環境デザイン学科)

産学連携で生まれた津波避難タワー「森のクマゲラ」を展示中!   奈良商工会連合会様、生駒工業所様そして畿央大学人間環境デザイン学科加藤研究室による産学連携事業として「津波避難タワー」プロジェクトが昨年スタートし、その成果物である「森のクマゲラ」が期間限定で展示されることになりました。     日  時: 平成26年2月4日(火)~2月16日(日)   場  所: 奈良県立図書情報館 1Fロビー            ※奈良県立図書情報館イベント情報ページはこちら     避難タワーとは、大津波が押し寄せてきた時に一時的に人々が逃げるタワーのことです。 もし南海トラフ巨大地震が発生すれば、被害は東日本大震災をはるかに超えると言われています。 特に大津波の被害は甚大であり、すでに各地で避難タワーが建設されつつあります。 しかし、出来上がった避難タワーを見ると無骨なものが多く、デザインが考慮されていません。 もちろん安全が第一なのは言うまでもありませんが、日本の美しい景観を乱すのは問題です。     我々は「自然」をキーワードにして森のような避難タワーを考えました。1本の木が林になり森に成長していくように、それぞれの避難タワーが有機的につながっていくようなデザインにしました。     奈良県は海と直接つながってはいませんが、お隣の和歌山県は海岸線に大きく面しています。 大震災や津波が来た時には、近畿二府四県が力をあわせて災害に立ち向かわなければなりません。 実は、奈良と和歌山は古くから熊野街道を通って行き来していたのです。つまり、森と海はつながっているのです。   ▼「森のクマゲラ」コンセプト     ▼図面     避難タワーの施工方法にも工夫しました。従来の現場で全て組み立てる重量鉄骨在来工法ではなく、1本の木である避難ステージを奈良の工場であらかじめ作っておいて現場で瞬時に組み立てる、いわゆる「プレファブリケーション」の思想を取り入れています。 下から見上げると森の中にクマゲラがとまって見えるように、ところどころに鉄板製のクマゲラを取り付けました。非常時以外でも子どもたちが楽しめるための工夫です。   2月14日(金)には奈良テレビから取材を受ける予定です。担当をしてくれている4回生・北林将馬君もテレビに映るかも。 皆様、是非避難タワー「森のクマゲラ」展示にお立ち寄り下さい!   ▼畿央大学内の造形実習室で奈良県立商工会連合会様、生駒工業所様にプレゼンテーションしている様子 (左奥から人間環境デザイン学科の三井田学科長、加藤准教授、4回生北林くん)

2014.02.05

健康栄養学科3期生同窓会を開催しました!

2014年2月1日(土)に、健康栄養学科3期生の同窓会を開催しました!   卒業してからもうすぐ5年が経とうとしています。 それにも関わらず、今回もたくさんの同窓生で集まることが出来ました(卒業生23人、教員4人)。 今までは予定が合わず参加できずにいた、担任の大薮先生も来て下さいました。 毎年している同窓会ですが、徐々にみんなの苗字が変わっています。 今回はベビーちゃんも参加! 今後はもっと増えてきて、さらにアットホームな同窓会になりそうです。     今までの同窓会では「変わらへんなー」という言葉をよく聞きましたが、今回は先生からも「皆少しずつ変わったなと感じた」と言われました。 それぞれの仕事やプライベートでの立場がみんなを成長させているのかなと思いました。 これからも共に成長していける仲間であればと思います。 そして、ご参加下さった大薮先生・岡崎先生・栢野先生・松村先生ありがとうございました。   これからもよろしくお願いします!   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。  

2014.02.04

「畿央大学生によるアート展」をエコール・マミで開催中!(人間環境デザイン学科)

人間環境デザイン学科2・3回生が学年の枠をこえて地元企業や市町村、地域住民の方々と地域の課題解決に取り組む「プロジェクトゼミ」。加藤ゼミでは例年、大学隣接のショッピングセンター「エコール・マミ(通称エコマミ)」様と連携して改修提案などを行っています。それに加えて昨年は「畿央大学生によるアート展」を開催させて頂きました。 今年は「春のおとずれ」というテーマをいただいて、エコマミ北側1階セントラルコートをお借りして開催しています。     加藤プロジェクトゼミ・アート班5名は、暖色のグラデーションで冬から春をイメージし、天井から雪と桜のモチーフを吊るして美しい立体造形に仕上げました。     2月7日(金)まで展示されていますので、皆さん是非見に来て下さいね!     学生のコメント 下高谷徳之君(3回生) 「今回、アート班のリーダーをさせてもらって、企業様との事前打ち合わせやスケジュール調整などやることが多くて大変だったけど、アート班みんなが協力して1つになれた気がしました。作品としては、制作の部品が多くて予想以上に時間がかかりました。またエコールマミさんに搬入する際も繊細な作品のため風でもつれたりして苦労しました。しかし、作品としては素晴らしく綺麗なものができて良かったです!責任感や団結力などいろいろなことを得ることができました。プロゼミをやらせてもらって本当に良かったです。」   荒尾尚樹君(3回生) 「今回のアート作品は吊るすという条件があったので、安全性と軽量化が課題でした。プラン作成の時点でかなり時間がかかってしまい、作業を急ピッチで進めていくのが不安でしたが、なんとか出来上がってよかったです。自分たちが思い描いていた以上によかったと思います。真下から見上げると、より綺麗に見えるので是非たくさんの人に見ていただきたいです。」     荒川朋毅君(3回生) 「今回のアート制作はまず天井アートということでどんなのがいいかとか企画の時点でとても悩みました。なんとかアイデアがまとまって、いざやってみても失敗を繰り返しました。特に糸を扱うのが非常に難しく、すぐに絡まるので大変でした。搬入作業でも絡まってしまい予定よりかなりオーバーして作業を進めていきました。完成作品が想像もできなかったので、エコールマミさんで完成させ吊り上げた時は本当に嬉しかったのを覚えています。少しでも多くの人に見ていただければ幸いです。」   谷川彩理さん(3回生) 「最初の、アイデアを出し合い案が決定するところまでは順調でした。しかし、材料を集めてみたものの、扱いが難しかったりと自分たちが思い描いていたようにはいかず、さまざまな変更をしなければなりませんでした。今回の制作を通して、一番初めの計画をしっかり立てること、試作品を作り材料をよく検討することの大切さを改めて感じました。完成して本当に良かったです。手伝っていただいたみなさん、感謝しています。ありがとうございました。」       小林杏佳さん(2回生) 「与えられたコンセプトから1つの大きな作品を限られた期間でつくり出すのはとても大変でした。その分完成した時の達成感がとても大きかったです。アート班の先輩方、手伝ってくれたゼミの皆様、加藤先生、エコールマミのみなさまの協力のおかげでできた素晴らしい作品だと思います。ありがとうございました。」     【エコマミ連携記事】 2012年度「畿央大学生によるアート展」 2011年度提案 2009年度提案  

2014.01.28

理学療法学科 福本ゼミ同窓会を開催しました!

こんにちは!畿央大学大学院修士課程1年の山野です。 1月25日から26日にかけて、福本ゼミの同門会を行いました。     福本ゼミでは毎年同門会を行っているのですが、今回は初の1泊2日の泊まりプランで、福本ゼミ1期卒業生〜現役生の内、16人が参加しました。現在大学院生であり、同窓会会長の唄さんが準備から司会進行まで引き受けてくださり、とても楽しく行うことができました。   25日は午前・午後の2部構成で、各自の研究や臨床の現状等を報告し、その内容に関して皆で熱く議論をしました。   福本ゼミの特徴であるバイオメカニクスや動作解析、新しい機器の開発などの内容が多く、みなさん卒業してからも福本先生の教えを活かしながら臨床、研究に励んでいるのだなと、その知識を共有するができてかなり楽しい有意義な時間を過ごすことができました。 修士卒業生の粕渕さんと河石さんの発表はやはり分かりやすく、他の発表に対する質問や指摘も一味違うなと感じ、私を含め他のみなさんにとってもとてもいい刺激になりました。     夕方からは、奈良県の万葉若草の宿という旅館に移動し、大宴会でした。学年が違うと初対面の方もいましたが、みんな和気あいあいとアットホームな雰囲気でとても居心地がよかったです。   宴会の最後は、福本先生へのサプライズバースデーケーキも飛び出し、先生にもとても喜んでいただけました。 その後は部屋に戻り2次会がスタートし、夜中まで笑い声がやむことがなく、時間が過ぎるのがあっという間でした。朝みんなの顔が険しかったのは言うまでもないでしょう。   朝風呂、朝ご飯を食べ、解散となりました。 来年は今回来られなかった人も是非もっと参加していただいて、もっともっと有意義な時間にしたいと思います。      大学院修士課程1年 山野 宏章   ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。  

2014.01.27

平成25年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会を開催しました。

2014年1月25日(土)、26日(日)において、畿央大学神経リハビリテーション学研究室(大学院:森岡研究室)主催による「平成25年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」を信貴山観光ホテルにて開催しました。   本研究室では例年、この時期に研究大会を開催しており、今回は※M1、M2、D2、D3から合計16題の研究計画ならびに研究成果の発表が行われました。昨年は12題の発表であったのに対して、今年は16題と発表数が増えており、また、そのテーマも痛み、姿勢・運動制御、社会性、高次脳機能、そして小児など幅広く行われました。M1の発表においても、研究計画だけでなくプレ実験などの研究成果についての報告も多くあり、森岡教授を始め、多くの方々から批判的かつ前向きなサジェスションを頂きました。写真は参加者の集合写真であり、遠くは福岡から院生や博士修了生が一堂に会しました。     研究大会は、藤田さん(D3)の開会の挨拶から始まり、その後、14時から18時まで10題の発表が行われました。畳の敷いてある純和室の大部屋が会場であり、いつもの学内の雰囲気とは異なるため、長時間の発表であるにも関わらず、良い意味で緊張感を保ちながら活発な議論が行えました。このように、非日常の環境で研究に関する議論を行えることも、この研究大会の利点であります。     初日の発表を全て終えると、緊張感のある雰囲気も一転して、和やかな雰囲気で懇親会が開催されました。普段は研究に関する内容の会話が多いのですが、この場では、肩肘張らない日常の話から、研究や臨床に関する話を多くの方とすることができ、研究室内での交流を深めることができました。本研究室の院生は、そのほとんどが病院等の臨床での仕事をしながらの社会人大学院生であり、このようにゆっくりと時間をとって交流ができる場というのは、非常に貴重な機会であり有意義な時間でした。     翌日は朝から昼過ぎまで6題の発表が行われ、引き続き活発な意見交換が行われました。ここでも立場や学年、研究テーマの違いという垣根を越えた前向きな議論が行われました。他人の研究であっても、自分のことのように考え、意見し議論する。そんな関係が本研究室には存在しています。それは、研究に対する単なる知的好奇心ではなく、それぞれリハビリテーションの専門家として、患者や対象者に対して、何か少しでも良いものを提供できないかという信念が根底にあるからだと感じました。研究大会の最後は、森岡教授による閉会の挨拶で終えました。真に良い研究を行い、社会に貢献するためには、異なる知識や価値観、専門性などの垣根を越えて、互いに切磋琢磨することが重要であることを改めて学ぶことができました。そのため、異なる職種や専門性を背景に、多くのメンバーが在籍している本研究室では、自身の研究のみに盲目的にならずに、広い視野でリハビリテーションの発展に寄与できる研究を行えるものと考えております。 最後に、我々M1にとっては初めての研究大会への参加でありましたが、先輩や修了生の方々の研究や、議論している姿を実際にみて、多くの研究に触れることによって、今後の自身の研究に対する意欲がより一層強くなりました。今後、森岡教授の指導のもと、少しでも社会に貢献できる研究が行えるように、多くの仲間と共に切磋琢磨してまいります。 (M1 石垣 智也) ※畿央大学大学院では、所属を、修士課程(Master)を「M」、博士後期課程(Doctor)を「D」としています。(たとえば修士課程2年目を「M2」、博士後期課程3年目の所属を「D3」といいます)   【関連記事】 ●「平成24年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成23年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成21年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」 ●「平成20年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会」