2024.07.25

【森岡准教授が読売新聞に】8/17(土)夏の無料体験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス」

    2024年7月25日(木)の読売新聞朝刊で、8月17日(土)に小学5・6年生と中学生を対象に開催される無料体験講座「研究はたのしい!戦時期の絵本をみんなで分析!歴史とジェンダー」(日本学術復興会「ひらめきときめきサイエンス」採択事業/科研費採択No. 24HT0156)を紹介していただきました。講座を担当する現代教育学科森岡伸枝准教授が取材を受けています。             本講座は、参加者のみなさんに学者に変身していただき、戦時期の絵本の実物に触れて、ジェンダーの問題を発見する講座となっています。 定員まで少し余裕がありますので、興味のある方は大学ホームページをご覧ください。     詳細・申込はコチラ   ※参加申し込みは2024年8月12日(月祝)まで延長になりました。         記事は、読売オンラインでもご覧いただけます。↓ https://www.yomiuri.co.jp/local/nara/news/20240725-OYTNT50085/         【関連記事】 【小5・6/中学生対象】夏の無料体験講座(ひらめき☆ときめきサイエンス)を開催します。 6/21(金)ならコープとのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 6/2(日)テレビ大阪「発見‼︎“食”遺産」に健康栄養学科上地ゼミの学生が出演します! ABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科

2024.07.25

海外のスポーツチームでトレーナーをする卒業生が大学に帰ってきてくれました~理学療法学科

理学療法学科16期生(2022年3月卒)の吉田昇弘さんがゼミ担任の福本先生を尋ねに大学に帰ってきてくれました。 吉田さんは現在、オーストリアのSKNザンクトペルテンで女子サッカーチームを中心にメディカルトレーナーとして活動しておられます。     吉田さんは在学中に大学案内の取材撮影をしていただいており、大学案内に掲載した写真と同じような形で撮影させていただきました。   日本とは異なる環境の中で、日々挑戦する吉田さんの活躍をこれからも応援しています! 吉田さんコメント 海外でトレーナーとして活動する夢を学生の頃から抱いていました。卒業と同時に総合病院に就職し、臨床経験を積んでいました。病院で働いている際に、学生の頃にお世話になっていた先輩から海外トレーナーのお話しを頂き、2023-2024シーズンより活動しております。     主な活動内容は、普段の練習や試合現場に帯同し、チームと共に過ごす時間が多いです。練習では、前後の準備やケアに加え、練習中のチームの雰囲気作りをします。試合では遠征などもあり、応急対応や、怪我した選手のケアを行っており、常にチームの為に、自分に何が出来るかを考えながら行動しています。周りを見つつ、選手の些細な変化に気づくことの出来るトレーナーになりたいと思います。       英語の勉強を始めたきっかけは、大学2年生の時にJPTSA(理学療法学生協会)のイベントで海外に行ったのがきっかけです。そのイベントでは、自分と同じ年くらいの海外の学生達が英語で会話していました。自分はその輪の中に入れず、英語力の無さに劣等感を感じました。そこから語学の勉強により力を入れるようになり、オーストリアに行く前には英語で、ある程度のコミュニケーションが取れる状態で行きました。     しかし、オーストリアの言語はドイツ語なので、また新たに語学の勉強をする必要がありました。選手やスタッフ達の中には英語を話せる人も居るので、その人達に英語で質問しながら、日常の中でドイツ語を学ぶ方法で現在も勉強しています。      

2024.07.22

前期の最後は高齢者疑似体験!~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.4

看護医療学科の「老年看護学援助論Ⅱ」(3年次前期必修科目)では、高齢者看護に必要とされる生活機能の視点からのアセスメントや看護技術、紙面上の事例による看護過程の展開を行い、高齢者の日常生活の維持に必要な援助技術を演習し学修します。 今まで3回にわたり今年度の授業の様子をご紹介してきましたが、今回が最終回です。 ▶過去にご紹介したブログはこちら 第1弾 第2弾 第3弾   老年看護学援助論Ⅱでは、疾患の治療や早期回復に重きを置くのではなく、長い人生の積み重ねを経たその人の生き方や生活、加齢によるさまざまな影響を捉えながら、その人の「もてる力」に着目し、その人や家族の望む生活を支援する看護のあり方を学んできました。   対象とその家族、生活を包括的に捉えることに当初は戸惑いもあった学生でしたが、事例検討やグループディスカッションを通して次第に視野が広がり、対象者が自らより良い状態に向かうためのケアや望む暮らしを支える看護を考え、それぞれの看護目標・看護計画を立案し、学内演習では自分が考えた看護実践を行いました。学生1人1人の思いや工夫、個性があふれる演習はとても素晴らしく、アセスメントから評価までグループメンバーで協力し合い、充実した授業となりました。 高齢者疑似体験の様子 今回は「高齢者疑似体験」の様子を写真でご紹介します。対象者役の学生は「高齢者疑似体験」の装具を装着し、日常生活動作を擬似的に体験することにより、加齢による身体的な変化(筋力、視力、聴力などの低下)を知り、高齢者の気持ちや介護方法、高齢者とのコミュニケーションの取り方を体験的に学びます。             3年生前期は本当に大変な時期だったと思いますが、後期の臨地実習に向けて確実に技術力も人間力も培えたと確信しています。老年看護学実習では老年期の人々との語りや関わりから学ぶことは本当に大きく貴重な時間でもあります。学生と対象者の相互作用がお互いにとって財産となりますように、私自身も皆さんとの実習を楽しみにしています。   老年看護学援助論Ⅱ担当 看護医療学科 准教授 室谷 牧子   【関連記事】 外部講師による講義『食べたい!』を支えるケア ~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.1 『実習に活かす高齢者看護技術』高齢者の個別性に合わせた援助を考える~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」Vol.2 「どこでもシート」の魔力~看護医療学科「老年看護学援助論Ⅱ」vol.3 外部講師による講義「看取りを体験した遺族に対する看護の課題」~看護医療学科「終末期ケア論」 ホスピス見学実習に行きました!~看護医療学科「終末期ケア論」 vol.2 「臨死期の看護を学ぶ」エンゼルメイクの演習を実施! ~看護医療学科「終末期ケア論」vol.3 フレンドリーをめざす「認知症ケア論」のご紹介!~看護医療学科 外部講師による講義「若年性認知症の理解とその支援の実際」~看護医療学科「認知症ケア論」vol.2 「当事者主体で環境改善を目指す!」フィールドワークで学びを深めました~看護医療学科「認知症ケア論」vol.3 「障がい児の愛着形成支援」について研修会を開催!~看護実践研究センター 産婦人科医に学ぶ超音波診断法の理論と実際~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」

2024.07.20

学生主体で「マタニティクラス」を開催!~助産学専攻科

  2024年6月30日(日)、本学にて9組のマタニティカップルをお迎えして「マタニティクラス」を開催しました。 今回のマタニティクラスは助産学専攻科の学生10名が主体となって準備し、先生方と卒業生の協力を得ながらイベントを開催しました。   ▶前回の「マタニティクラス」の様子はこちら     イベントの内容は、抱っこやおむつ交換、沐浴などの育児体験や妊婦ジャケット、お産の豆知識、絵本紹介などを実施しました。準備していく中で、参加いただく方が飽きないよう、楽しくイベントに参加してもらえるように、BGMや照明、飾りつけなどの環境や時間配分にこだわって準備していきました。           また、お産の豆知識では、今回初産婦さん、経産婦さんに飽きない内容を考えました。     実際に実施して、初産婦さんはもちろん経産婦さんも「初めて知ることがたくさんあった」と言ってくださいました。また、今回は4人のお子さんも来てくださったので、絵本の読み聞かせも行いました。絵本の時間にはお子さんの興味津々な様子もみられました。     イベントの感想として「明るい雰囲気で楽しかったです」「また参加したいと思いました」などいただき、こだわって準備してきてよかったなと感じました。     今回、学生10人でマタニティクラスの準備をしていき、参加者の方々にイベントを楽しんでもらうためには環境をはじめ、細かい部分までしっかり計画を立てていくことの重要性を学びました。このような場を作ることで、カップルが良好な関係を築きながら出産・育児をイメージできるようにサポートしていくことや地域でのつながりも広げていけることを学びました。今回の経験を活かし、今後もたくさんの妊産褥婦さんやカップルと関わっていきたいと思います。   ▼次回の開催予定・申込方法などはこちらをご覧ください▼ プレパパ・プレママのための「マタニティクラス」を開催します~看護実践研究センター   助産学専攻科13期生 川口 志穂、塚本 夏帆   関連記事 産婦人科医に学ぶ超音波診断法の理論と実際~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」 児童福祉の実際について学ぶ! 児童養護施設「飛鳥学院」での講義を通して ~助産学専攻科「ヒューマンヘルス」 楽しみながら妊婦・育児を体験!「マタニティクラス」を開催~助産学専攻科 令和6年度近畿地区助産学生交流会に参加しました!~助産学専攻科 沐浴指導の実技テスト全員合格にむけて練習しました!~助産学専攻科  

2024.07.18

【プロジェクトゼミって何するの?⑪】南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ vol.2

人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史的建造物の保存再生、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 前川 歩先生のゼミではインテリアデザインコースの学生が多く在籍し、複数のプロジェクトに同時に取り組んでいます。今回は南都銀行本店(奈良市)利活用についてのアイデアコンペティション参加の進捗状況をvol.2としてご紹介します。 ▶前回の学生の様子はこちら   対象となる建物は、大正15年に建築された本館部分(地上4階、地下1階)、昭和28年に増築された部分(地上3階、地下1階)そして昭和46年に増築された部分(地上9階、地下2階)の3棟です。本館部分の一部は国の登録有形文化財に指定されている歴史的な建物です。 2024年6月29日(金) これまでの調査を基に2チームがそれぞれのアイデアを発表し、お互いのアイデアに対して意見を交換しました。各チームの発表者と書記の担当を決め、発表していきます。 先生からは、「2チーム出すのだから、それぞれ違うテーマから案を検討しよう」という提案がありました。学生からまずは、それぞれ自由に活用方法のアイデアが発表され、それをすべて黒板に書き情報を共有します。案の重複を整理しながら、それぞれのチームが提案の基とするテーマを絞り込んでいきます。 前川先生からは「この場所でそれを行う必然性や妥当性を考えること。この地域ならではの課題の抽出とその解決となるような方向性を考えよう。」とアドバイスがありました。   2チームの発表後には   「もっと地元の色を取り入れてみては?」 「この地域の最大の売りはなんなのだろうか?」 「旧本店が立地している場所の特性は?」 「旧本店の建築的な価値はなんだろう?」   など、地域性や機能面について、発表をもとにした話し合いが行われました。こうしたディスカッションのすえ、最終的に両チームのテーマとそれに基づいた活用手法が決定されました。     次回までには、作業を分担し、計画の検討、レイアウトや必要なパースや図面などのパーツを考えつつ、プレゼンの準備も進めます。学生ならではの発想があり、どのようなアイデアが具体化するのか、とても楽しみです。   南都銀行のコンペティションの申込締め切りは7月10日となっています。前川ゼミの学生たちも、他のプロジェクトと並行して活動を展開しています。同時進行はゼミだけでなく、他の授業や部活動、アルバイトなどもあります。それでも次回までに時間を見つけて準備を進めます。とても忙しいですが、充実した時間を過ごしています。   ▶前川ゼミ その他プロジェクト紹介記事はこちら! 建物の歴史的価値を活かして保存再生へ 旧豆山荘 保存再生プロジェクト 旧豆山荘 保存再生プロジェクト② 生駒市近代建築「静養院断食療養所」実測調査   2024年7月5日(金) 前回からの進捗状況の報告からはじまりました。それぞれ分担した図面やパース、スケッチを、前川先生に報告し、そのエスキスが行われます。相談しながら案のブラッシュアップ作業が進んでいきます。各自のPCや印刷物を基にチームごとに進捗を報告し、意見交換が行われ、かなり作業が進んでいるようです。各自のパーツについて報告し、先生から的確なコメントや無駄な作業が発生しないようアドバイスがされていました。都度、学生の案を聞き、なぜそう考えたのかを確認し進めています。学生たちは、手書きの色鉛筆画や3DCG、ペンタブレットなど、それぞれ自分が最も得意とする表現手法で作業を進めていきます。     全員の報告とエスキスが終わり、各自の修正点を確認したところで、さらに作業を進めることになりました。みんな遅くまで作業を続け、次は提出前日に最終の確認を行うことになりました。締め切りまであとわずかの段階です。     2024年7月9日(火) ついに提出前日がやってきました。両チームとも綺麗なドローイングがレイアウトされたプレゼンシートを完成させています。前川先生が最終の確認をし、細かなレイアウトの修正や文字の修正などを指摘しています。提出サイズのA2サイズ大判でプリントアウトすると、画面ではなかなか気づかないことがわかります。   「色はもう少し彩度落としたほうがよいね」 「フォントのサイズをもう1ポイントさげよう」 「パースの大きさを変えたほうがよい?」   締め切りぎりぎりまで、少しでも良くなるように、ゼミの学生たちは最後まで集中してプレゼンシートを確認します。両チームの学生とも力を出し切り、満足のいく作品に仕上がったようです。みんなの顔は清々しい顔になっていました。       さて、この提案がどのような結果になるのか、選考は少し先になります。もちろん、頑張った学生の成果が「入選」という形で結果に結びつくことが一番ですが、なによりも少しでもよい作品とするために各班で作り上げたこの過程がとても重要だと感じました。それぞれ個人の力がグループとしての大きな力となります。これこそがKIO生の強みの一つです。   プロゼミ紹介プロジェクト 関連記事 【プロジェクトゼミって何するの?】過去のブログはこちら 【プロジェクトゼミって何するの?⑦】南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 本学教員が日本繊維製品消費科学会にて「ポスターベスト発表賞」を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生が竹テント制作で関わった明日香スタンドが「場を生むデザイン賞」最優秀賞に選出!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ ABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に本学教員が設計した住宅が登場!~人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科 学内コンペ「みんなで考える学び舎」レポート vol.4~製作開始! 地域住民と4大学が参加!「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」を開催します!~人間環境デザイン学科 2024年度 新入学生研修 学科別レポートvol.5~人間環境デザイン学科 人間環境デザイン学科 明日香村国際ワークショップ2024 vol.5~最終日を迎えました!

2024.07.17

【プロジェクトゼミって何するの?⑩】 「インターカレッジフォーラム2024 in 奈良きたまち」vol.3 ~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ

人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史的建造物の保存再生、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 建築・まちづくりコースの学生が多く在籍する三井田ゼミでは、2024年8月9日(金)開催の「インターカレッジフォーラム2024 in奈良きたまち 」に向けて準備を進めています。   インターカレッジフォーラム2024 in奈良きたまち とは、奈良市の旧市街地である「奈良町」の北側、近鉄奈良駅より北の「きたまち」を対象に、畿央大学、同志社女子大学、奈良学園大学、奈良県立大学の学生や教員、地元まちづくり団体や地域住民、行政が関わりながら、まち歩きを実施し、地域に入って調査を行い、地域課題に取り組む課題解決型のプログラムです。 ▶インターカレッジフォーラム2024 in奈良きたまち 過去ブログvol.1 vol.2   三井田ゼミからは下記の2チームが提案を発表する予定です。   Aチーム:奈良きたまちの歴史資産の魅力再発見:きたまちの文化財の魅力をみんなで味わうためにできることは!? Bチーム:路地裏の魅力:路地裏の隠れた魅力を物語にして知ってもらおう! 6月21日(金)のゼミの様子 6月9日(日)に実施された「インターカレッジフォーラム2024in奈良きたまち」の中間発表を経て、自分たちの計画をブラッシュアップさせていました。   Aチームの学生は分担を決め、細かな作業を進めていました。作業内容をご紹介したいところですが、成果発表までのお楽しみです。   Bチームは紙芝居での表現を検討しているようです。   学生「先生、今日は紙芝居の木枠をつくろうと思います。端材がほしいのですが…」   先生「どんな計画を立てているの?サイズは?紙芝居の中身は決めた?」   学生「木枠ができたら進めていきます!」   学生の性格によって取り組み方も様々ですね。最終目標に向かって「●●するためには▲▲」「▲▲の次には■■」と、先生からのアドバイスをもとに、自分たちで計画をたてて進めています。   6月28日(金)のゼミの様子 先週に引き続きインターカレッジフォーラム発表に向けて作業を進めていました。   Aチームは、それぞれ作業を進めています。CADを使用している学生は、作製が難しい部分について先生に相談していました。先生からは、縮尺を変更して作製するようにアドバイスをもらっていました。   Bチームは、ストーリーができあがってきたようです。もう少し内容を煮詰めるために、再度現地にフィールドワークに出向くよう、先生から指導を受けていました。ストーリーを考えながら、現地に出向く日取りの相談もしていました。どんなお話に仕上がるか楽しみにしていてくださいね。     作業に集中しつつも、時々先生の自虐ネタで和んだりしながら、少しずつ完成に向かっているようです。     作業中、後期のプロジェクトゼミの計画について、先生からお話がありました。海外インターンシップ(台湾)の計画や、「●●の実測調査と■■の計画、どちらをやりたい?」と学生の希望も聞いておられました。複数のプロジェクトを進めるのはなかなか大変そうですが、新しい計画について考える時の学生の目は期待でキラキラしていました!   プロゼミ紹介プロジェクト   関連記事 【プロジェクトゼミって何するの?①】明日香村八釣地区「妙法寺」の実測調査Vol.1~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?②】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?③】建物の歴史的価値を活かして保存再生へ~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?④】4大学合同で「奈良きたまち」の地域課題に取り組む!~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑤】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.2 【プロジェクトゼミって何するの?⑥】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.3 【プロジェクトゼミって何するの?⑦】南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑧】生駒市近代建築「静養院断食療養所」実測調査~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.4 【プロジェクトゼミって何するの?⑨】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミvol.2 本学教員が日本繊維製品消費科学会にて「ポスターベスト発表賞」を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生が竹テント制作で関わった明日香スタンドが「場を生むデザイン賞」最優秀賞に選出!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ  

2024.07.16

【プロジェクトゼミって何するの?⑨】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミvol.2

人間環境デザイン学科では2回生後期から3回生の1年半の間、少人数のゼミにわかれて様々な課題に取り組みます。それぞれの課題は、建築、インテリア、アパレルデザインのコースに準じた学びであることはもちろん、地域連携、歴史的建造物の保存再生、SDGs等多岐にわたる課題解決にも取り組みます。 このブログでは、各ゼミの取り組みを紹介し、卒業研究や就職に活かせる実践力を学生がどのように身につけることができるかをご紹介します。 村田 浩子先生のゼミにはアパレル・造形コース の学生が多く在籍し、地元広陵町の地場産業である靴下製造に関わっています。靴下を製造する時に発生する「残糸(ざんし)」を活用し、生産量の減少により縮小している靴下産業を盛り上げようと、その方法をゼミで検討しています。 デザイン実習室に蚕がやってきました! R棟3階にあるデザイン実習室では今日もゼミ生がモクモクと作業中、と思いきや何だかソワソワと教卓の方をしきりに気にしています。それというのも…     小箱の中に(たくさんの!)蚕(かいこ)がいました。今朝、奈良県山辺郡山添村からやってきたとのことで元気に桑の葉を食べています。蚕と言えば絹の生産をしてくれる昆虫ですね。桑を食べ続けた後は眠(みん)という静止期間に入るそうです。その後、脱皮と眠を4回繰り返し繭になるとのことでした。品種も様々ですが、村田先生が譲り受けて来られたのは『小石丸(こいしまる)』『黄白(おうはく)』『春嶺×鐘月(しゅんれいしょうげつ)』の3種だそうです。   学生は「こわいー」「無理!(箱の)フタあいてへん?」等と賑やかでしたが、しばらくすると作業に集中しだしました。   ラグ作成の進捗をご紹介します! ▶前回の学生たちの様子はこちら   前回からかなり進んでラグらしくなってきましたね。ゼミ生達は授業時間以外も空き時間を見つけては作業しているとのことです。作業は2人1組になって自分たちで考案した図面を元に行います。1人が束ねた糸を7~8センチにカットし、もう1人が織り機に張った経糸(たていと)に結び付けていきます。     それぞれ配色が違っていて見た目にも楽しいですね。     こちらでは少し変わった糸を使用されています。     ふかふかした深緑色の部分とグレー、マスタード等たくさんの色が混ざった糸を使用しています。     学生:「グレーの糸の色合いも均一でなく、見る人によって色が違うみたいです。ラグにした時にどう見えるかと思って選びました」 試作品の完成が待ち遠しいです。   靴下生産の時に大量に発生する残糸は一度溶かして再利用する方法が一般的です。この時にたくさんのエネルギーが必要となりますが、村田ゼミではSDGsの観点を取り入れ残糸を利活用する方法を探っています。   12月初旬には大学隣の商業施設「エコール・マミ」で、近隣住民を対象に残糸を使ったワークショップの実施を予定しています。ワークショップの参加者に楽しみながらSDGsについて考える機会を提供したいですね。   次回はどのようにして試作したラグを広陵町商工会に提案するか、その方法をゼミ生達が検討する様子をお届けします。お楽しみに!   プロゼミ紹介プロジェクト   関連記事 【プロジェクトゼミって何するの?①】明日香村八釣地区「妙法寺」の実測調査Vol.1~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?②】SDGsの視点で地場産業を盛り上げよう~人間環境デザイン学科 村田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?③】建物の歴史的価値を活かして保存再生へ~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?④】4大学合同で「奈良きたまち」の地域課題に取り組む!~人間環境デザイン学科 三井田ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑤】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.2 【プロジェクトゼミって何するの?⑥】旧豆山荘 保存再生プロジェクト~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.3 【プロジェクトゼミって何するの?⑦】南都銀行現本館 利活用コンテストに参加!~人間環境デザイン学科 前川ゼミ 【プロジェクトゼミって何するの?⑧】生駒市近代建築「静養院断食療養所」実測調査~人間環境デザイン学科 前川ゼミvol.4 本学教員が日本繊維製品消費科学会にて「ポスターベスト発表賞」を受賞しました!~人間環境デザイン学科 学生が竹テント制作で関わった明日香スタンドが「場を生むデザイン賞」最優秀賞に選出!~人間環境デザイン学科 陳ゼミ

2024.07.12

畿友会(学生自治会)だよりvol.103~「七夕〜星空に願いを込めて〜」を開催しました!

みなさんこんにちは!畿友会です! 畿央大学では6月24日(月)〜7月5日(金)にかけて「七夕〜星空に願いを込めて〜」が開催されました! 学内2箇所に笹が飾られ、短冊に学生が自由に願い事を書ける企画です。       計1000枚の短冊が飾られ、笹がみなさんの願い事でいっぱいになりました!参加いただいた皆さん、ありがとうございます!                 みなさんの願いが叶いますように★     畿友会広報部 健康栄養学科 3回生 稲垣 幸寿   Instagram : @kiyukai_kio X(twitter): @kiyukai_kio   ▶畿友会に関連するブログ記事 畿央大学|KIO Smile Blog

2024.07.12

畿友会(学生自治会)だよりvol.102~保護者懇談会をサポート!

みなさんこんにちは!学生自治会「畿友会」です。2024年7月6日(土)に、在学生の保護者の方を対象とした保護者懇談会が開催されました。真夏日となったにも関わらず、206組291名の方々にお越しいただきました!畿友会からは29名のスタッフが参加し、学科ごとの受付や誘導、案内などのサポートを行いました。         当日は下記の内容で開催されました。   ① 個別相談会 個別相談会は事前に希望された方を対象にオンラインもしくは対面で実施されました。   ② 食堂体験 有料ではありましたが、当日限定のメニューが提供されました。   ③ 全体会 「なぜやる気や主体性が失われるのか」という題目で、畿央大学 健康科学部 理学療法学科/健康科学研究科教授・ニューロリハビリテーション研究センター長 森岡 周先生より講演が行われました。       ④ 学科別説明会 それぞれの学科に分かれ、以下の内容について説明がなされました。   ▶ 教員紹介およびご挨拶 ▶ 学科の特色 ▶ 実習について ▶ 就職関連について       以上おかげさまで大盛況のうちに終わることができました!大変暑い中ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました!   畿友会 広報部 看護医療学科1回生 吉村 弘貴   Instagram : @kiyukai_kio X(twitter): @kiyukai_kio   ▶畿友会に関連するブログ記事 畿央大学|KIO Smile Blog  

2024.07.12

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.92~広陵町「いのちを守るまちづくりイベント」に参加!

こんにちは!健康支援学生チームTASK※の、理学療法学科3回生の森岡 真優と1回生の大塚 陽南子、堀川 和音朱です。2024年7月7日(日)に広陵町さわやかホールにて広陵町主催の「いのちを守るまちづくり」が開催され、TASKは「親子体力チェックコーナー」を出展しました。 ※TASKは‟Think、Action、Support for Health by Kio University”の略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 参加するスタッフは事前勉強会で、測定の目的や測定方法の練習、結果のフィードバックについても確認してから、当日に臨みました。   今回実施した測定項目と対象者は次の通りです。   ▶ 握力と足趾筋力・・・5歳以上の方全員 ▶ 反復横跳び・・・・・5~64歳の方 ▶ 開眼片足立ち・・・・65歳以上の方   当日は大変気温が高い中にもかかわらず、350名を超える方々が足を運んでくださりました。午前の部、午後の部ともに幅広い世代の方にお越しいただき、列が途絶えることなく大盛況でした。測定時には、実施したことがある項目では過去の記録を超えようと頑張ってくださったり、親子で記録を競い合ったりと、楽しみながら体力測定をしている姿がとても印象的でした。このイベントを通して、現在の自身の体力を把握し、健康への関心を高めるきっかけになれば幸いです。       参加メンバーの感想 ●私は主に開眼片足立ちの測定を担当しました。こちらの測定は65歳以上の方が対象だったので、特に転倒のリスク管理を意識しながら実施しました。まだ自分の立ち位置など課題はありますが、来場者のみなさんに「自分のバランス能力が知れて良かった!」「今の運動習慣をもっと続けていきたい!」といった前向きなお言葉をいただけて、非常にやりがいを感じました。また今回は初めてTASKのイベントに参加してくれたスタッフが多い中での運営でしたが、丁寧で落ち着いた対応と来場者さんへの声かけが素晴らしく、とても心強かったです。今後のイベントでも一緒に楽しい雰囲気を作り上げていきましょう! 理学療法学科3回生 森岡 真優   ●本イベントでは握力の測定をさせていただきました。今回はTASKの一員として、初めての学外での活動でした。初めは緊張していましたが、地域の方々とお話していく中でだんだんと緊張がほぐれ、無事に測定することができました。測定結果をお伝えすると、「想像していたより良い結果だった!」と喜んでくださったり、ご家族全員で一緒に測定し微笑ましい光景を見せてくださったりと、とても幸せな気持ちになりました。また参加させていただきたいと思います! 理学療法学科 1回生 大塚 陽南子   ●本イベントでは握力測定を担当させていただきました。今回初めてのイベント参加ということでとても緊張していたのですが、地域の方々と交流を重ねるにつれて緊張がほぐれ、全力で取り組むことができました。測定時は特に声のかけ方を意識していました。声のトーンや話すスピードなどの改善点はありますが、来場者の方に「声かけのおかげでいい記録が出せた!」「応援で元気がもらえた!」などの温かいお言葉をいただき、とても嬉しく思うと同時にこれからも頑張ろうというモチベーションに繋がりました。 理学療法学科 1回生 堀川 和音朱     最後に、いのちを守るまちづくりで出展する機会を提供していただき、準備や当日ご協力くださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。     またTASKでは、健康チェック以外にも様々な活動を企画しています!その情報も下記に載せていますので、ご確認よろしくお願いします!   ◆メールアドレス task@kio.ac.jp ◆
X(Twitter)   @kio_task ◆
Instagram           @kio_task   友達を誘ってワイワイ楽しく活動しましょう!   理学療法学科3回生 森岡  真優 1回生 大塚 陽南子、堀川 和音朱 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートはこちら