2010.01.25

「ダンボール椅子をつくろう」~人間環境デザイン学科建築学概論~

人間環境デザイン学科の授業「建築学概論」で、1回生がダンボールを材料にして、実寸サイズのイスをつくりました。 自分でデザインを考えてつくるのは初めてなので、最初はとまどりましたが、なかなかユーモアなもの、"おっ。考えているな"というものなど様々なデザインのイスが並びました。     全22種類のダンボールイスが並んだ中で、みんなの投票した結果、優秀賞を獲得したのが、こちらです!   授業で学んだ"折半構造"の模型をクッションとして利用したイス。  座るとボヨヨ~~ン。 (さらに…)

2010.01.25

食堂の新メニュースタート!

昨年末に実施した試食会を踏まえ、1月7日より新たな学食メニューを追加しました。          新たに加わったのは・・・ ★パスタセット  ※奇数日のみ  (日替わりソースパスタ+スープ+ミニサラダ)        価格 330円 ←写真は、「カルボナーラ」      ★オムライスセット ※偶数日のみ (日替わりソースオムライス+スープ+ミニサラダ)        価格 350円 ←写真は、「トマトソースオムライス」      ★ヘルシー丼    (内容は日替わり)                     ←写真は、「高菜じゃこ丼」           価格 280円 or 300円       ※内容により金額が変わります。                                                             ←写真は、「鮭いくら丼」     学生満足度アンケートで圧倒的に要望があったのが、オムライスとパスタでした。でも、毎日食べるのでは飽きてしまいますので、偶数日と奇数日でオムライスとパスタを交互に販売して、ソースも日替わりで提供するようにしました。また、ヘルシー丼は、揚げ物中心の定番定食とは一線を画し、あっさり食べられ健康をテーマとし、かつ低価格な丼として考えました。 今ある、「ワンプレートランチ」「幕の内」「日替わり丼」に加え、日替わりメニューが増えたことになります。今日の日替わりって何だろう?選ぶ楽しみが増え、学食に毎日通いたくなる食事が提供できるようにしたいと思います。 食堂改善プロジェクトでは、まだまだ色々な取組をしてきます。 卒業論文や卒業制作、国家試験、期末試験などなど大変な時期ですが、しっかり食べて頑張って下さいね(^u^)

2010.01.20

卒業前に後輩に伝えたいこと~4回生のボランティア体験談 / 教育学部編~

ボランティアセンターです。 1月12日(火)~18日(月)の昼休みに、交流会「最初で最後のチャンス!?~4回生のボランティア体験談を聴いてみよう!~」を実施しました。教育学部の4回生は、学科開設第1期生です。はじめての卒業生なので自分たちには先輩がいませんでしたが、後輩たちにはできる限りの情報を伝えていきたい!という気持ちも強く、今回の企画にも快く協力してくれました。   1月18日(月)は、現代教育学科4回生の鍋田宏祐さんと門積健太さんに協力いただきました。     2人は同じ活動の経験もあり、その多彩な経験によるスキルを持って協力した事業では、他の学生にも大きな影響を与えてきました。2人に共通するのは「フットワークの軽さ」。興味が湧いたものにはどんどんチャレンジして、そこでの人とのつながりを大切にし、学んだことをまた次に生かす、ということを続けてきました。そのことで自分自身や周囲をも大きく成長させてきた2人です。 ―これまでの活動内容は? 鍋田さん:少年警察ボランティア、クリーン&歴史ウォーク、付属幼稚園の各種イベント、わたぼうし橿原コンサート、広陵町ソフトボール部サポート、公共トイレ掃除、小学校の特別支援教室や運動会サポート、YMCAなど。 門積さん:香芝市の親子広場、少年警察ボランティア、クリーン&歴史ウォーク、小学校の各種サポートや野外活動補助、子ども会企画、付属幼稚園「生活発表会」など。 ―後輩たちへのメッセージ 鍋田さん:"何かやりたいな""自分を変えたいな"と思うのは誰でもできることです。大切なのは、それをすぐに行動に移せるかどうかだと考えます。だからボランティアと難しく考えないで興味あるものにどんどん参加していけばいいと思います。ボランティア先での人とのつながり、点と点がつながり、線ができる。 門積さん:"ボランティアで何かを学びたい、ボランティアで誰かを助けたい"そんなに難しく、ボランティアを考えなくていいと思うよ。何かを始める一歩、少しの勇気で踏み出せる・・・。そんな、一歩にしてほしいなって思います。 ~ボランティアセンターでは、今後も学生同士の交流の機会をつくっていく予定です。~

2010.01.19

臨床実習指導者調整会議を実施しました!-理学療法学科-

平成22年を迎え、最初の理学療法学科として非常に重要な会議である臨床実習指導者会議が冬木記念ホールで1月9日に開催されました。 臨床実習指導者会議とは、学生を受け入れてくださる実習地の先生方を本学に招き、平成20年度卒業生国家試験結果や就職状況、そして平成20年度評価実習・平成21年度総合臨床実習の結果報告などを行います。また臨床実習に向けた大学の教育に関する取り組みの紹介なども行い、この2月から開始される平成21年度評価実習、4月から開始される平成22年度総合臨床実習に向けて、打ち合わせを行う会議です。     今年、学生がお世話になる実習地は全体で165施設、その中で今回の会議に116名(118施設)の実習指導者の先生方が出席してくださいました。会議の中では、臨床実習や大学教育に関して積極的に意見をしていただき、反省、改善することで学生教育、研究に反映させ、さらに良い理学療法士を畿央大学から輩出できるよう努力いたします。       また本会議に先立ち、本学理学療法学科の松尾篤准教授を講師として、「Evidence Based Stroke Rehabilitation」と題し、教育講演を開催いたしました。脳卒中リハビリテーションに関する近年の動向と本学での取り組みなどについて講演していただき、臨床現場において、参考になるとのご意見もたくさん頂きました。   最後に、近年、理学療法士養成校が非常に多く設置され、実習地の確保が難しくなりつつある中で、畿央大学は多くの実習施設のご協力によって、充実した臨床実習環境および教育を学生に提供することができております。実習地の先生方も学生への指導を通して、良い理学療法士を育てたいという現れとも考えます。それに応えるべく、畿央大学理学療法学科教員一同、教育、研究に邁進いたします。今後とも、宜しくお願いいたします。    

2010.01.18

卒業前に後輩に伝えたいこと~4回生のボランティア体験談 / 健康科学部編~

ボランティアセンターです。 1月12日(火)~18日(月)の昼休みに、交流会「最初で最後のチャンス!?~4回生のボランティア体験談を聴いてみよう!~」を実施しました。4回生が日替わりでボランティアセンターに待機し、訪れた後輩たちと会話を弾ませながら、背中を後押ししてくれました。まずは、健康科学部編を紹介します。   1月13日(水)は、健康栄養学科4回生の中瀬友美さん。大和高田市保健センターでの体験談が中心です。後輩たちは昼食を食べる間も惜しんで、ボランティア活動のほか、研究のテーマの決め方や就職活動の様子についても質問して、熱心に耳を傾けていました。 ―ボランティアに参加したきっかけは何ですか? 学科の先生から『男の料理教室』を紹介してもらい、お手伝いをしてとても楽しかったので興味を持ち、同じような活動をやってみたいと思いました。子どものアレルギーについて研究していたので、アレルゲン除去したお菓子作りの開発をやりたいと思っていました。子どもと関われるのとアレルギーの栄養相談などが出来ると思って保健センターに行きました。 ―後輩たちへのメッセージ 就職活動で、学生時代に何を頑張っていたの?と聞かれた時、ボランティア活動の経験があったので自信を持って答えることができました。どんなことでもいいので、機会があればボランティア活動をして経験を積むのは、良いことだと思います。     1月14日(木)は、理学療法学科4回生の佐藤達也さん。学内の理学療法研究会(SAPS)のメンバーと行った保育園でのボランティア活動や、車いすバスケットチームのサポート、わたぼうし橿原コンサート運営スタッフなど、幅広く経験しています。就職活動を終えて、勉強やアルバイト以外の経験が大切なのだということを改めて感じたということも強く語ってくれました。 ―ボランティアに参加したきっかけは何ですか? 単純に興味が強く、視野を広げたいという気持ちから参加しました。参加する仲間がいたこともきっかけの一つでした。 ―印象に残っている活動内容は? 車イスバスケや保育園で実際に障害を持った方と接し、教科書で得た知識よりも理解が深まりました。車イスから車イスへの移乗の介助法、体温調整のための工夫・・・様々な経験を積むことができました。 ―後輩たちへのメッセージ きっかけがないとなかなか挑戦しにくいですが、ボランティアを通して得るものは大きいと思います。障害を持った方と接し、様々な理解をすることができました。学生生活では日々の勉強、アルバイト、遊び・・4年間はあっという間に過ぎていきます。振り返ってみて、この4年間で何を得たか、何を学んだかを自信を持って言える人と言えない人の差は"行動力"です。積極的に動いて、たくさんのことを学んでください。 ~次回は教育学部編をお送りします~

2009.12.27

卒業生メッセージ~不動産業界で活躍する先輩~【関電不動産株式会社】

2009年春に卒業したばかりの人間環境デザイン3期生の和田雄也さんが、 現3回生用の求人を持参してキャリアセンターに来てくれました! 新社会人として苦労しながらも上司の方々に可愛がられながら、充実した日々を送っているということでした。 これからも頑張って頂きたいと思います!   人間環境デザイン学科3期生(2009年卒) 和田 雄也さん 関電不動産株式会社 勤務 【会社の概要と、仕事の内容】 聞いたことがある方は少ないと思いますが、名前の通り関西電力グループの会社です。 大きく見て「分譲住宅事業」「賃貸施設事業」「ビル事業」などをしています。 私は営業として、ビル事業部門で勤務しており、日々テナント様の対応や事務処理などに当たっています。 今はまだまだ上司の方に付き添って頂きながら営業の勉強をしている最中で、一刻も早く主戦力になれるよう頑張っております!     【就職活動を振り返って(頑張ったこと、苦労したことなど)】 私が就職活動を始めたのは3回生の12月くらいからでした。 最初は企業の方々と接することに緊張して冷汗が絶えない日々を送っていましたが、数をこなすことで緊張することもなくなり、採用担当者の方々や他大学の就活生との出会いが楽しくなってきました。 絶対に良い経験になると思いますので、頑張って下さい!     【キャリアセンターと就職サポートについて】 キャリアセンターには、絶対通い続けて下さい! 私がキャリアセンターへ相談に行ったのが遅かったので、なかなか就職活動がうまく進みませんでした。 伊藤さんの履歴書添削はすごいです! 行かないと後悔しますよ(笑)   【将来の夢や目標】 私の将来の目標は、誰とでも上手くコミュニケーションを取れ、頼りにされる人間になることです。 これができる事で、お客様との関係も良くなり、売上につながると思います。   【後輩へのメッセージ】 楽しい学生生活を過ごしているかと思いますが、勉強、遊び、アルバイトなどを両立させて、より良い学生生活を送って下さい。 学生の時にしかできない事もたくさんありますので、後悔のないよういろんなことを経験して下さい。 関電不動産はリクナビでエントリーできますので、ぜひエントリーして下さい。 建築としての採用枠もあります。 良い会社ですよ~(笑)

2009.12.25

学習キャンプ2009冬  ~歩始~

12月19日(土)・20日(日)の1泊2日、大学のキャンパスで冬の学習キャンプを実施しました。夏冬の恒例となったこのキャンプは、今年で3年目(夏も含めて6回目)。レクリエーションやワーク、天体観測などの研修を通じて、ボランティア活動や将来の学校行事での企画・運営などに関する実践的な力を付けることを目的としています。ここで身につけた実践力は学生生活の様々なシーンに生かされ、学科や学年を越えてボランティア活動をさらに深める土台となっています。     今回は、「~歩始~(ほし)」をテーマに、実行委員19人と40人の学生が参加しました。   (さらに…)

2009.12.22

「今年もサンタさんは幼稚園にやってくるの!?」園児たちのどきどきワクワクな一日

ボランティアセンターです。 12月15日(火)、畿央大学付属幼稚園でクリスマス会が開かれました。   学生ボランティア7人は、トーンチャイムの演奏や歌の披露などを行いました。みんな集まっての練習時間がとれずに本番まで大変な様子でしたが、今年もトーンチャイムの澄んだ音色を園児たちに届けることができました♪                                                           プレゼントの飛び出すメッセージカードも学生たちが園児たちの喜ぶ顔を思い浮かべながら一つ一つ手作りしました。   そして、今年も「サンタさん」はソリにのって「遠い遠い、寒いさむ~い」ところから来てくれました。                                                            園児のみんなにプレゼントを配り、サンタさんが帰ろうと出口に向かうと、園児たちは急いで追いかけて、閉まった扉をいつまでも見つめていました。   また来年も幼稚園にサンタさんがきてくれますように☆

2009.12.22

学外で教育イベント「インプロ・ワークショップ」をやりました。

12月13日、大阪市住吉区で「笑って、はしゃいで、学べちゃう~個性爆発!体験型インプロ・ワークショップ~VOL.2」が行われました。                                                 主催した「ちょけ★ラテ」の代表は畿央大学教育学部3回生の小林大紀くん(ファンキー)で、運営スタッフにも大阪教育大学の学生と一緒に2回生の岡本克己くん(きゃつき)が入っています。   小林くんがインプロワークショップ・ファシリテーターの鈴木聡之さん(すぅさん)と出会い、知り合いの大学生に呼びかけて今年5月に第1回のワークショップを開いたことからこのイベントが始まりました。     インプロは、元々は俳優のトレーニングとして開発された即興劇プログラムで、それが広く学校教育や企業研修、コミュニケーション講座などで応用されるようになりました。失敗や間違いという概念がなく、ありのままの自分を即興で表現することで他者とコミュニケーションをとったり、自分の心と体を開放することが特徴です。   この日は関西地区に住む学生や教員、社会人など20数名が集まり、約4時間のプログラムに参加しました。歩き回って参加者全員とアイコンタクトを取りながら自分の名前と相手の名前を呼び合う「ミーティング・グリーティング」、3人一組になって、ある人が言った動作を次の人が演じ、さらにその人が言った他の動作をさらに次の人が演じる「何やってるの?」、5、6人一組でよく知られた物語を3場面のストップモーションで披露、他の参加者が物語名を当てる「3枚の写真」などのプログラムに取り組んでいました。   畿央大学の学生が学外で他大学の学生や社会人と共同してイベントを企画し、運営する姿をみると頼もしさ、力強さを感じます。        

2009.12.21

看護医療学科2期生頑張っています!

学生自らの「考える力」「思いやりの心」で看護技術を体得 ~看護医療学科の授業を紹介します~   看護医療学科はうまれてまだ2年目の、畿央大学ではもっとも新しい学科です。まだ2回生までしかいませんが、1年次から専門科目や実習・演習も組まれ、看護に関する考え方や技術を学んでいます。今回は1回生の演習科目「療養生活援助技術」で、学生が患者さんの手や足を洗って清潔を保つときの技術を身につける授業の様子をレポートします。   グループで議論し、患者役と看護師役になって技術を体験   この授業は2限連続(180分)で日常生活援助の基本技術を学ぶもので、4人の教員が約45人の学生を指導しています。12月のある日、看護実習室では学生が看護師役と患者役になり、実際に技術を体験する演習を行っていました。どの学生も真剣な表情でベッド周りに立ち、議論し、試している姿がありました。私語をしたりふざけたりする学生は見られず、全員が熱心に「どうすれば、患者さんにとって安楽か」を話し合い、グループごとにいろいろ試しています。その様子はみんなとても楽しそうです。 ときどき、学生の間をまわって指導している先生が全員に向けて説明をする場面がありました。そのとき、それまでは患者さんへの対応を議論し、試していた学生のざわつきが一斉に静まり、動きが止まって、先生の言葉に集中します。また、授業途中の発表会になると、複数グループの手が上がって積極的に発表していました。   学生がしきりに書き込んでいる授業メモや演習記録をのぞくと、授業の前に学習してきた内容がびっしりと記入されています。学生に聞くと、講義の空き時間にグループで集まり、自主的に技術予習も行っていることを誇らしげに答えてくれました。    「まね」ではなく、「自分たちで考え出した方法」から学びを始める この授業をコーディネイトし、指導の中心になっている澁谷幸先生は次のように話しています。 「この授業では、『個々の患者さんに合った最適な援助を工夫し実践できる力』を育てることを目標とし、学生が主体的に技術を工夫・創造ができるように考えています。 教員のデモンストレーションを見て、まねをするという従来の看護技術の学び方ではなく、どういう患者さんに対応するか、ケアの原理・原則はなにかを学んだ後、まず学生自らがその患者さんにあった方法を考えて実施し、その後教員が補足・説明するという形をとっています。 学生は日頃の自分の生活行動を振り返ることで、それが出来なくなっている患者さんの苦しさを一生懸命考えます。どうすれば患者さんの役に立つかを考えることを通して『ケアを創造する力、対象の状況に合わせてケアを応用する力』が育つことを期待しています。」 学生たちは試行錯誤しながらも教科書には載っていない方法を自らの力で生み出し、教員を驚かせることも少なくないそうです。実際にこの日の授業でも、あるグループが患者さんに使うお湯の温度が低くならないようにと自分たちで『密封式足浴』を考え出したグループがあり、発表していました。個々の患者さんにもっとも合ったやり方を考える「相手を思いやる心」を持った看護師が育てられていると実感しました。