2009.12.21

FEPホール企画「地球交響曲第一番」映画上映会を開催!

平成21年12月18日、FEP(冬木学園教育推進プロジェクト)ホール企画として、映画『地球交響曲第一番』上映会(同日入替3回上映)を実施しました。     映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー)』とは、イギリスの生物物理学者ジェームズ・ラブロック博士の唱えるガイア理論、「地球はそれ自体がひとつの生命体である」という考え方に基づき、映画監督の龍村仁(たつむら じん)氏によって制作されたオムニバスのドキュメンタリー映画シリーズです。現在、第6番まで上映されており、これまで自主上映を中心とする上映回数は延べ5,600回以上で、延べ220万人にのぼる観客動員数となっています。     今回の上映は、1992年公開の「第一番」で、21世紀の到来を前にして、母なる星・地球の未来にとって、極めて示唆的で重要なメッセージを持っている世界の6人の人々をドキュメントにしたオムニバス映画。上映時間が2時間10分と、長かったのですが、オムニバス・同時進行的に映像が切り替わっていくので、飽きずに、また感動をもって見られる素晴らしい映画でした。     ガイアシンフォニーの映画ファンは関西にも多く、当日は木枯らし吹く寒い日にもかかわらず、京都・大阪からわざわざお越しいただいた方や近隣から仲良くご夫婦でお越しいただいた方もおられました。   FEP企画は、今後とも「徳をのばす」「知をみがく」「美をつくる」の建学の精神に基づく、さまざまな取組みを続けてまいります。乞うご期待を!!  

2009.12.17

ロマンティック・リハビリテーション

理学療法学科の森岡周教授が執筆された書物を中心にした「ロマンティック・リハビリテーション」フェアがジュンク堂池袋本店で開催されているので紹介します。   日時:2009年12月12日(土)~                        2010年1月31日(日) 場所: ジュンク堂書店池袋本店 6F 〒171-0022東京都豊島区南池袋2-15-5 TEL:03-5956-6111 営業時間:10時~22時   「ロマンティック・リハビリテーション」とは、森岡先生が学者として私淑されている旧ソ連の神経学者であるルリヤが用いた「ロマンティック・サイエンス」を、リハビリテーションに応用されたものです。ロマンティック・サイエンスとは、正確には「記述科学」のことであり、対象者のありのままの現象を考えぬき、それを捉え理解しようとする科学観を示しています。画像や物理的な尺度のデータから杓子定規かつ機械的に当てはめようとする科学手続きに警告を鳴らしたものといわれています。   リハビリテーション医療はオーダーメードに行われています。そこでは治療者も患者もお互いに知ろうとする関係性が求められます。治療者が一方的に身体を施術するだけ、あるいは患者自身が治療に対して受け身では「ロマンティック・リハビリテーション」の関係性は生み出されません。   この「ロマンティック・リハビリテーション」は、リハビリテーションの本質を意味したものです。関東での開催ですが、このブログを読まれた関東地方の方は、この機会に書店で「ロマンティック・リハビリテーション」の世界観に是非触れてみてください。      なお、ルリヤを敬愛するオリバー・サックスの本や、同名の写真集「ロマンティック・リハビリテーション(大西成明)」も特別展示されています。写真家・大西成明さんは奈良県のご出身で、この写真集によって林忠彦賞,早稲田ジャーナリズム大賞を受賞されました。   また、社団法人日本理学療法士協会の広報誌「PTあ!」の最新号(2009年第9号)では、この「ロマンティック・リハビリテーション」が特集されており、大西成明さんと森岡教授が登場されています。  

2009.12.17

学食の新メニュー試食会を実施しました!

食堂改善プロジェクトでは、12月10日(金)に学生食堂の新たなメニューラインナップを検討する為に、新メニューの試食会を実施しました。     参加者は約30名で、新たなメニューに舌鼓を打っていました。 参加者の皆さんは、楽しい雰囲気の中にも真剣な眼差しで味と価格のバランスをよく吟味しており、まさに、若手有望ソムリエのようでした!     メニュー内容は、近日中に販売しますので、それまでお楽しみに! (さらに…)

2009.12.15

★☆クリスマス会をしました☆★

2009年12月11日(金)18:20~ 食堂地下にて、今年も、毎年恒例の畿友会イベント"クリスマス会"を実施しました。 72名が参加し、普段は交流できない他学科の人とも親睦を深めることができました。 立食形式での食事に舌鼓をうち、食事のメニューも一新! オードブルもクリスマスケーキもバラエティーに富み、笑顔の絶えない食事の時間となりました。     昨年まではダンス部のみの参加だった演目を、今年はパワーアップし、ジャグリングクラブ(光幻華)、歌部、ダンス部の3クラブが出演してくれました。   始まりは光幻華によるポイでのパフォーマンス、洗練された技が参加者の視線を一気に集めました! なかでも暗闇でのライトポイは本当に綺麗で、素晴らしいとしか言いようがなく、クリスマスパーティーらしかったです。 次は歌部によるクリスマスソングの詰め合わせ!歌部の実力には圧巻です! 全員でのハーモニーはもちろんのこと、一人一人がサビを歌うシーンでの声量には驚かされました!   そして、パフォーマンスのトリを飾ってくれたのはダンス部による素晴らしいダンスです! もちろん笑いもありましたが、ダンス部の実力はNHKに取材されてしまう程!そのダンスに参加者全員が釘付けになっていました!     締めは、ビンゴ大会。少し早めのクリスマスプレゼントに参加者全員が大盛り上がりでした!   そんな盛り上がりの中で終了したクリスマス会。今年から演目にも変化をつけ、ますます盛り上がりをみせてきました!   今年参加できなかった人は、来年こそは、ぜひっ!!

2009.12.14

上地 加容子助教が日本栄養士会特別功績表彰を受賞!

この度、本学健康栄養学科の上地加容子助教が(社)日本栄養士会の特別功績表彰を受賞されました。     管理栄養士である上地先生は、永年に渡り自治体の保健所、保健センターにおいて、食を通した住民の健康増進活動の手助けや食育に熱心に取り組まれ、日本栄養士会の運営に大いに寄与されてきました。   現在は、助教という立場で多くの授業のサポート役として活躍されるだけでなく、自ら調理実習を担当され、学生に対する食教育にあたっておられます。

2009.11.28

「車椅子ツインバスケットボール」を知っていますか?

ボランティアセンターです。 「車椅子ツインバスケットボール」は、車イスバスケットボールのルールに手を加え、子どもも大人も"誰でも一緒に"楽しめるように工夫されたユニバーサルスポーツです。奈良県内でも様々な団体がこのスポーツを楽しみ、定期的に試合も行われています。 畿央大学の「車イスバスケサークル」は、縁あって「ブロス」という競技団体の方々と一緒に練習をしたり、試合に挑んだりしています。基本的には、準備や片付け、交流のボランティアとして受け入れてもらい、障害で困難な部分のサポートを行っています。しかし、実際は教えて頂くことばかりで、仲間として受け入れて頂いているという感じです。お付き合いはもうすぐ2年ほどになりますが、今回初めて練習風景を覗かせて頂きました。     11月21日(土)13:30、奈良県心身障害者福祉センターの体育館に集まったメンバーは全員で16名。理学療法学科の学生7名も参加しました。年齢層は様々、小学生も混じって練習開始です。                                                                           基本的な車イスの操作やドリブル、シュートなどを練習してから実践的なゲーム形式の練習を行います。バスケはできても車イスを操りながらするのは難しい様子で、うまくコントロールできず転倒してしまう場面も見られました。                                                              次回は試合!12月13日(日)「知苦労人(シルクロード)杯」です。競技用の車いすを使った練習はなかなかできていないのが現状ですが、これからも「ブロス」のメンバーのように色々な方々と一緒にスポーツを楽しむ機会を増やし、自然な形の仲間づくりにつなげていきたいと思います。  

2009.11.26

NHKの生放送にアフリパが登場!!

畿央大学ダンス部 Afro-izm-Republic 通称「アフリパ」です。     11月19日、NHK奈良『ならナビ』の"ネクジェネ☆ばんざい!"がアフリパを取材に来て、ついにアフリパが生放送出演を果たしました。   そこで自分たちの練習してきた、カッコいいDANCEをおもいっきり披露できたし、 ダンスに対する気持ちもアピールできたし、とても楽しく記念に残ることが出来ました~   アフリパ最高~~~~~!!!

2009.11.18

卒業生メッセージ~理学療法士として活躍する先輩【京都第一赤十字病院】

先日、京都第一赤十字病院から平成21年度の求人が届きました。 応募の勧誘を兼ねて、今春京都第一赤十字病院に就職した卒業生がキャリアセンターに顔を出してくれました。卒業して半年、やるべきことがどんどん出てくる毎日だそうです。幅広い症状のリハビリを経験できる京都第一赤十字病院を一人でも多く応募してほしいとのことでした。1年前の学生生活を久しぶりに振り返り、後輩へのメッセージをいただきました!   理学療法学科3期生  片山裕樹 京都第一赤十字病院 勤務     【病院の概要と仕事の内容】  救急救命センターや周産期母子医療センターなどがあり、超急性期医療に関わる一方で、がんセンターによる緩和ケアなども行っています。地域医療の中核として急性期医療を実践しています。この中で理学療法士は急性期管理を行いながらICU・CCUやNICUなどにも入り治療に携わっています。リハビリの算定も4つ持っていて幅広い疾患を診ています。     【就職活動を振り返って】  暑い夏から就職活動がスタートして、スーツに袖を通して病院見学を行い、その病院の特徴や雰囲気をつかもうと活動していたように思います。   【キャリアセンターと就職サポートについて】  募集の出ている病院を紹介していただき、その中でも方向性を自ら示せばさらに絞って提示いただけたので決めやすかったです。また、履歴書の作成や面接練習なども行っていただけたことが就職活動の大きな助けとなりました。 【将来の夢や目標】  臨床の中で幅広く経験し学ぶ中で”コレ”というものを見つけて臨床研究を行っていきたい。   【後輩へのメッセージ】  様々な視点からみていく意味でも、最初は一つの狭い分野に絞らず、多くの経験ができ学べる方向を選ぶことも大事なことだと思います。一つ一つの経験が目指すモノへの助けとなることがあるような気がします。   【畿央大学の印象】  発展途上の大学という印象はありましたが、その一方で発展途上だからこそ次々とクラブやサークルが出来たり、活発で明るく楽しかった気がします。勉強の面でもよりよい授業をしようと先生方も努力していただき様々な興味深い授業も受けられたと思います。4年間はアッという間でしたが、充実した学生生活でした。

2009.11.17

古代弁当のパッケージデザイン

健康栄養学科主体で行われた古代弁当プロジェクトは、『やまと恋うた弁当』の商品化という画期的な成功をおさめました。人間環境デザイン学科もこのプロジェクトにささやかながら貢献することができ、学科一同喜んでおります。   パッケージデザインは4回生の百目鬼千聖(ドメキチサト)さんが中心となって進めていきました。   マスコットキャラクターは「こだいちゃん」といい、藤原京創都1300年祭の時につくられたもので、「こだいちゃん」を是非とも入れてほしいという橿原商工会議所のご要望にもお応えしました。   季節感を表現したA案          和歌をモチーフにしたB案 当初は、上の写真のA・B案を提案し、グランプリを獲得したチームの意見も取り入れたうえで、最終的に2案をミックスしたデザインに決定しました。         決定デザインと   百目鬼さん→                                                              百目鬼さんは書道師範の免許を持っていて、その実力をいかんなく発揮してくれました。「聖」の朱印が効いています。 商品になった「やまと恋うた弁当」を見て、グランプリチームのコンセプトを効果的に反映することができ、我々も十分満足しています。

2009.11.16

「全学FD講演会」を開催しました。

畿央大学の教育力を高める活動の一環として10月29日、「全学FD講演会」が開催されました。教職員約70名が参加し、橋本勝先生(岡山大学教育開発センターFD部門長)の授業への取り組み方に関する話をうかがいました。   講演のタイトルは「橋本メソッド:いまどきの学生の主体的学習─宿題を課さない時間外学習─」で、橋本先生が取り組んでいる授業の組み立て方や工夫、考え方についてわかりやすい実践的な話が展開されました。     橋本メソッドによる授業は、受講生同士の学び合い・教え合いを重視したやり方で、3~4名のチームによる自由討論が特徴です。学生がテーマを選択し、チームごとに作成したエントリーレジュメ案のうちから優秀な案の2チームのみが選ばれて発表、さらにその2チームで勝敗を決めるというゲーム性や競争原理が取り入れられています。主な学習目標は「社会人基礎力としてのコミュニケーション力」「主張力、批判力、判断力、行動力など」をつけることで、最大のねらいは「主体的な学習力→学習意欲の自然な向上」ということです。     このような授業の構成や工夫を話す中で、「隠れミソはシャトルカードかもしれない」という話が出ました。                            個人別の「意見・質問用紙」を毎週回収し、丁寧なコメントをつけて返却するというものです。内容は、授業内容の質問・感想だけでなく、時事問題、スポーツ談義、芸能談義、人生相談、連続エッセイなど何でもOKで、そのどれに対しても赤ペンで丁寧なコメントを書くそうです。                                                        大人数の授業でそれをやるのに週に20~40時間費やしているという話に会場からは驚嘆の声も出ていました。   現代の若者は1対1のコミュニケーションを求めています。この日の講演は、きめ細かな指導をしつつも主体性をきちんと育てる方法を考えるいい機会になりました。