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現代教育学科

2025.11.05

畿央祭・おしごと体験2025レポート【2日目】看護師・栄養教諭・建築士・教師編

2025年10月25日(土)・26日(日)の2日間、畿央祭にて小学生を対象にした「おしごと体験-発見!未来のワタシ-」を開催しました!この企画は、昨年度より発足した「こども夢サポートプロジェクト」の一環として実施したものです。   「大学をもっと身近に、そして、子どもたちの未来に寄り添いたい」という想いのもと、大学生や教員が協力して企画・運営を行いました。このおしごと体験企画は、地域の小学生が専門職を育成する本学の施設やプログラムに触れ、職業体験を通して学びや将来の職業への理解を深めることを目的としています。   大学という環境の中で、子どもたちが「未来のワタシ」を発見するきっかけになれば――そんな願いを込めて実施しました。 2日目の26日(日)は、「看護師」「建築士」「栄養教諭」「教師」の4つの職業を体験!それぞれのブースで、子どもたちは工夫しながら真剣に取り組み、たくさんの笑顔があふれました。その様子をレポートします!   【看護師】やってみよう!看護師のお仕事体験~生まれてすぐの赤ちゃんの抱っこや衣類の交換をしてみましょう~ 看護師体験では、畿央祭で実施していたマタニティクラスと同時開催し、看護医療学科の岡先生を中心に、赤ちゃんのお世話にチャレンジしました。サポートとして、本学の看護医療学科の学生も参加をしています。   赤ちゃんの抱っこやおむつ交換、沐浴など、初めての体験に子どもたちは最初こそ少し緊張をしていましたが、赤ちゃんをそっと抱き上げた瞬間に自然と笑顔がこぼれました。看護学生が一つひとつ丁寧に説明しながら進行し、子どもたちは「優しく扱うことの大切さ」や「命のぬくもり」を感じながら活動できたようです。     体験後には「楽しかった!」「また参加したい」という声も多く聞かれ、看護師という仕事の尊さや、人を支える温かさに触れる時間となりました。 【建築士】段ボールでつくる法隆寺五重塔 建築士体験では、人間環境デザイン学科の林田先生と学生スタッフが設計・作成したオリジナルキットを使い、子どもたちが工作用段ボールで法隆寺五重塔の模型づくりに挑戦しました。     複雑なパーツを前に、最初は少し難しそうな表情を見せていた子どもたちでしたが、林田先生の丁寧な説明と学生たちのサポートで、次第に手際よく作業を進めていきました。保護者や兄弟と協力しながら取り組む姿も多く見られ、完成したときには教室全体に達成感が広がり、自然と拍手が起こりました。     参加者からは「作るのが楽しかった!」「より興味がわいた!」といった感想が寄せられ、ものづくりの面白さを体感する機会となりました。 【栄養教諭】体験!学校の“給食”を守るお仕事~栄養教諭ってどんな人?~ 「食べること」から健康を支える栄養教諭体験では、栄養バランスを考え、給食の献立づくりに挑戦しました。健康栄養学科の玉井先生とゼミ生を中心に、子どもたちは「普段食べている給食がどのように作られているのか」を学び、栄養に関するクイズや、給食を作る調理室の見学などを通して理解を深めました。     実際に調理着を着て実習室に入ると、初めて見る大きな調理器具に子どもたちは興味津々!特に、巨大な調理窯の迫力には驚きの声が上がりました。     体験後には「楽しくて時間が足りなかった!」という声が聞かれ、保護者の方からも「給食を残さず食べてほしいと思っていたので、栄養の大切さを知る良いきっかけになった」といった感想が寄せられました。子どもたちは、栄養教諭の仕事が“食を通して子どもの健康を守る”大切な役割であることを実感していました。     【教師】せんせい体験!はじめての学級通信づくり 教師体験では、子どもたちが自分のクラスを想像しながら、学級通信づくりにチャレンジしました。現代教育学科の増永先生による解説と、学生によるマンツーマンのサポートのもと、子どもたちはオリジナルの学級通信を完成させました。     学級通信が作られる理由や、クラスのみんなにどんなことを伝えたいかを考えながら、想像を膨らませて一生懸命作成。完成した通信には、参加者それぞれの思いが込められた温かな一枚ができあがりました。   体験を終えた子どもたちからは、「普段自分たちが見ている先生の仕事を実際にやってみて、先生の苦労や楽しさを知ることができた。」という声もあり、身近な先生のお仕事に触れられる貴重な機会となりました。     体験終了後には、頑張った子どもたちへ修了証とオリジナルグッズをプレゼントしました。     2日間にわたり開催された「発見!未来のワタシ-おしごと体験」には、多くの子どもたちと保護者の方々にご参加いただきました。理学療法士・看護師・建築士・ファッションデザイナー・栄養教諭・教師という6つの職業体験を通して、子どもたちは新しい発見や学びを得ることができたようです。   また、運営に携わった学生からは 「自分たちが目指す職業は、憧れられる仕事だと再認識できた」 「子どもたちへの関わり方など、深く学ぶことができた」 といった声も多く聞かれ、子どもたちだけでなく学生自身にとっても学びの大きい場となりました。   ご参加くださった皆さま、そしてご協力いただいた地域の皆さまに心より感謝申し上げます。プロジェクトでは、これからも地域の子どもたちが楽しく学び、夢に出会えるような企画を続けていきます。次回の企画も、どうぞご期待ください! 関連記事 畿央祭・おしごと体験2025レポート【1日目】理学療法士・ファッションデザイナー編 人間環境デザイン学科 村田ゼミ同窓会を開催しました TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.102 ~ 大盛況御礼!畿央祭ウェルカムキャンパスにてTASK健康チェックコーナーを出展しました! 畿央祭にてウェルカムキャンパス ”がんカフェ「きらめき」” を開催!~ 看護実践研究センター    

2025.10.31

FIFAフットサル女子ワールドカップ 日本代表メンバーに卒業生の高橋京花さんが選出されました。

2025年11月21日からフィリピンで開催されるFIFAフットサル女子ワールドカップ フィリピン2025の女子日本代表に本学卒業生である高橋京花さん(現代教育学科2021年3月卒)が選ばれました。 高橋さんはワールドカップ出場権をかけたAFC女子フットサルアジアカップ中国2025にも女子日本代表として出場し、準決勝、決勝でも得点を決めるなどの活躍を収め、優勝に貢献していました。   今後11月10日から日本代表としての活動が始まります。高橋さんのますますの活躍をこれからも応援しています!     ▲写真:アジアカップ優勝後、本学に来校いただいた際に撮影したものです グループステージスケジュール 11月23日(日・祝)12:00~ vsフットサルニュージーランド女子代表 11月26日(水)15:30~ vsフットサルポルトガル女子代表 11月29日(土) 12:00~ vsフットサルタンザニア女子代表 ※時間はすべて現地時間   関連リンク アジアカップ優勝に貢献!フットサル女子日本代表、高橋京花さん(現代教育学科卒業生)インタビュー! 卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。 フットサル女子 2025年 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会 JFAなでしこサッカー(@jfa_nadeshiko)さん / X

2025.09.29

畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.2

昨年11月にも野迫川村の郷土料理研究会と連携事業を実施しましたが、今年度はさらに深い交流をめざし、打ち合わせを重ねて準備を進めてきました。今回は健康栄養学科の玉井 典子准教授・湯面 百希奈准教授と栄養教諭をめざす学生4名、さらに現代教育学科の岡田 良平准教授と岡田ゼミの学生4名が参加し、地域連携イベント【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】と題して、8月19日(火)~8月20日(水)の1泊2日で開催しました。   この取り組みは、村民と大学生の交流をとおして、村の生活や文化、魅力を再発見しながら多様な価値観や知識に触れることで、将来の夢や目標につなげるとともに学生は、交流を通して大学での学びを実践しつつ地域に貢献することを目的としたものです。今年度は、野迫川村より委託事業として提案いただき実現することができました。学生たちは、現地の小学生に学習支援やレクリエーションを行ったり、郷土料理研究会の方々と郷土料理の調理実習や食育・栄養アドバイスなどを行いました。   奈良県南部に位置する野迫川村(のせがわむら)は、離島を除き、日本で最も人口が少ない自治体と言われています。標高が高く雲海が発生しやすい地形に加え、星空の美しさやシイタケ・わさび・そうめんなどの特産品が魅力の自然豊かな村です。 ▼▼ 1日目の活動の様子についてはこちら ▼▼ 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1   2日目の活動の様子をご紹介 野迫川村の郷土料理を一緒に調理しました! 次の日は、野迫川村郷土料理研究会と本学健康栄養学科が、それぞれ提案した野迫川村の郷土料理を、小学生も参加して、合同で調理しながら交流しました。 野迫川村郷土料理研究会は、異年齢との交流を通じて郷土料理を広く知ってもらうとともに新しい視点で故郷の料理に触れるきっかけとなる研修を行っています。先人より伝わる料理を研究し、郷土の食文化の理解を深め、後世へ継承していくことを活動目標として、村内外の人との交流やイベントで、共同で調理実習を行ったり、料理を提供したりしています。 本学からは、野迫川村の素麺とシイタケを使った「スタミナそうめん」と「菜めし」そして、「フルーツゼリー」の3品を、研究会からは、「ホット(野川地区)」と「野川きゅうりとみょうがの酢の物」の2品を提案し、合計5品を協力して調理しました!ごちそうです!   最初に自己紹介を行い、それぞれ持ち寄ったレシピの由来やアレンジポイントを説明しました。野迫川村では昔、郷土料理の「ホット」に使用するおろし器を各家庭で手作りされており、粗さや口当たりが違ってくることから、家庭の味とされてきたそうです。       本学が提案した、野迫川村特産の素麺を使った「スタミナそうめん」は、お肉や野菜も入っており、栄養たっぷりであることなどの説明が有りました。         その後は、3つのグループに分かれて調理を進めていきます。郷土料理研究会の方々の手際の良いこと!料理中も学生たちに色々とご指導いただきました。       小学生たちは、座敷でフルーツゼリーつくりやそうめんの盛り付け・配膳を担当してくれました。トマトの赤色、ゆで卵の黄色、きゅうりの緑色などとても色鮮やかです。             5品すべてあっという間に完成し、村立野迫川小中学校の先生方も加わってくださり、大変にぎやかにいただきました。     卒業生との素敵な出会いも! 素敵な出会いもありました!本学の現代教育学科卒業生で、現在、村立野迫川小中学校の先生として勤務されている先輩に会うことができました。後輩たちに、過疎地の学校での生徒指導の工夫など熱く語っていただきました。ありがとうございました。       食育教室を開催! 食事のあとは、健康栄養学科の学生たちが、研究会の皆さん向けに「美味しく減塩」を、小学生向けに「郷土料理」や「3色食品群による栄養バランス」をテーマとした食育教室を行いました。これからも永く健康に過ごしていただくために、郷土料理を美味しく、そして栄養バランスよくいただく工夫などを、当日調理したレシピを用意ながら具体的に説明しました。   郷土料理研究会の方々に向けて、食塩と血圧・病気との関連や、食塩の1日の摂取目標量についてお話しさせていただいたところ、皆さん熱心に、メモを取りながら聞いてくださいました。また、減塩でも美味しく食べられる調理や食べ方の工夫などを紹介しました。       小学生に向けては、郷土料理の説明(郷土料理とは・気候・地理との関連など)や全国の郷土料理クイズを行いました。また、成長するために必要な栄養素について、かわいい食材イラストを使用して分かりやすく説明しました。問いかけなどもたくさん盛り込んで、楽しく学んでもらいました。小学生も元気に回答してくれました。「栄養士になりたい」という人もいました。大きくなったら是非畿央大学へ!   村内のフィールドワークに出発! また、小学生たちは、現代教育学科の岡田先生と岡田ゼミの学生たちと一緒に村のフィールドワークに出かけました。小学生たちは、村のバスで登下校をしているため、今回の活動場所周辺を歩くことは無いそうです。     ▼ 目的地は、村役場でしたが、道中でも岡田先生のミニレクチャーがあり、小学生だけでなく、学生にとっても大変勉強になりました。   山間部の集落では平らな土地が少ないため、川沿いに家が作られていること。また、きれいな川周辺には、たくさんのトンボが生息していて、そのトンボを狙って鳥が集まってくるのだそうです。確かにトンボがすごく多くて、鳥もたくさん見かけました。なるほど!       野迫川村役場は、お昼休憩中でしたが、役場の職員の皆さんも暖かく迎えてくださり、それぞれの課で、どんな仕事をしているのかを丁寧に説明してくれました。小学生たちも知らないことが多く、いつもかかっている村内放送は、誰が流しているのかなど興味深々でした。       フィールドワークの最後は、吉井村長のお部屋にお邪魔してみんなで写真を撮りました。吉井村長、役場の皆さま、どうもありがとうございました!     活動終了の時間が近づいてきました 最後に修了式では、それぞれ今回の活動の感想を発表しました。郷土料理研究会の方は、「また、来年も来てください。」と言ってくださったり、子どもたちからは、「レクリエーションが楽しかった。」や「ご飯がおいしかった。」などの感想がありました。本学の学生からは、「村の皆さんがあたたかく迎えてくださったことへの感謝の気持ち」や、「本活動でたくさんのことを学ぶことができた」などの感想が有りました。       1日目から村の子どもたちと学生が作製した野迫川村の魅力を綴った『野迫川村の魅力リーフレット』を池口教育長に進呈しました。村の役場に、置いてくださるそうですので、たくさんの方に見てもらいたいです。   参加学生の感想 ● 野迫川村という場所に行ったからこそできた経験がたくさんありました。2日間、子どもたちと関わることができてとても嬉しかったです。みんなで仲良く遊ぶ姿や勉強を頑張る姿が素敵で、ずっと元気な子どもたちから私たちもエネルギーをもらいました。   また、郷土料理研究会の方との調理実習では、調理のコツを教えていただいたり、地元のことのお話きかせていただいたりしました。こんな素敵な村に行くことができ、また貴重な経験ができて嬉しく思います。ありがとうございました。   健康栄養学科 3回生 赤坂 日菜   ● 郷土料理研究会の皆様の調理の手早さと郷土料理の美味しさ、そして子どもたちが素直で優しくて元気いっぱいに過ごしている姿に、たくさんの学びと刺激を受けました。皆さん野迫川村のことが大好きなのだと伝わり、私も野迫川村のことが大好きになりました。自然いっぱいの中、笑顔溢れる子どもたちと過したこの2日間は一生の宝物です。   健康栄養学科 3回生 浦島 実玖   ● 2日間という短い間でしたが、小学生のみなさんや郷土料理研究会のみなさんと関わることができ、野迫川村のいいところをたくさん知ることができました。野迫川村は自然がとても豊かで、村のみなさんも暖かく、まるで家族のようで、とても素敵だなと思いました。行く前までは、私たちが何かを教えることができたらなと考えていましたが、帰る時にはみなさんにたくさんのことを教えていただいていて本当に貴重な体験ができたと感じました。   特に郷土料理研究会のみなさんのように郷土料理を次の世代にも伝えていくために活動をしていくことによって日本の伝統的な文化を絶やさず世界にも広めていくことができるのかなと思いました。野迫川村での2日間の貴重な体験を生かしていきたいなと思います。このような機会をいただくことができてたいへん感謝しています。ぜひまた野迫川村に行きたいです。   健康栄養学科 3回生 松田 こころ   ● 野迫川村についてすぐ、小学生たちが元気な声で挨拶して出迎えてくれました。レクリエーションの休憩中でも元気にはしゃいでいる姿を見て、とてもパワーをもらえました。また、郷土料理研究会の方たちは、一から優しく作り方を教えていただき、ほとんどが初めて食べた料理でしたが、とても美味しく作れました。野迫川の文化に触れることができてとても嬉しかったし、とても貴重な経験をさせてもらいました。2日間ありがとうございました。   健康栄養学科 3回生 泉野 花菜   ● はじめは野迫川村の子どもたちと仲良くなれるか不安でしたが、一緒に宿題やリーフレット作成に取り組んだり、レクリエーション活動を楽しんだりする中で、次第に絆を深めることができました。さらに、地元の方々と郷土料理を一緒につくる体験では、食文化が地域の暮らしや歴史に深く結びついていることを実感しました。また、みんなで星を眺めたり、野生の鹿を見つけたりすることで、自然豊かな村の魅力を存分に感じることができました。今回の活動を通して、子どもたちの純粋な笑顔や村で暮らす人々の温かさに触れ、教育において大切にすべきものを改めて考えさせられました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。   現代教育学科 3回生 辻本 梨琴   ● 野迫川村の研修に参加をして、野迫川村の子どもたちや地域の人々とレクリエーションや郷土料理作りを通して仲を深めることができました。野迫川村の地域の人や子供たちはとても温かくて人口が少ないからこその人柄や絆を実際に体感することができました。二日間といった短い時間でしたがとても充実した日々になりました。   現代教育学科 3回生 廣石 圭登     ● 今回の野迫川村での活動を通して、村の子どもたちの異なる学年同士のつながりや、先生・地域の方との距離の近さを強く感じました。少人数だからこそ、学年を越えて子どもたちが自然に関わり合い、年上が年下を助ける姿や、一緒に楽しむ姿に心を打たれました。また、先生や村の人々が子ども一人ひとりを温かく見守っており、子どもののびのびと活動している様子や人との距離の近さや地域のあたたかさを強く感じました。人とのつながりや地域の温かさに触れ、心が満たされるような時間を過ごすことができました。この経験は忘れられない大切な思い出です。野迫川村で過ごした時間は、私自身の成長につながる特別な経験となりました。   現代教育学科 3回生 西村 咲希     教職員からのお礼と感想 ● 野迫川村の子どもたちや郷土料理研究会の方々との交流を通して野迫川村の魅力を大いに感じることができました。特に郷土料理研究会の皆さんとともに調理をしながら会話する中で地域を知ること郷土料理を受け継ぐことの大切さを改めて学ばせていただきました。感謝。   また、栄養教諭をめざす学生が子どもたちや研究会の方々に向け指導している姿が頼もしく2日間の交流を通して多くを学び成長できたと実感しました。   野迫川村の郷土料理「ホット」は、ほんとうに青唐辛子が辛くてまさに「ホット」です。野迫川村の豊かな自然、満天の星空、温かい人たち…また行ってみたい所になりました。   健康栄養学科 准教授 玉井 典子   ● 野迫川村の方々との地域・世代を越えた交流は新たな発見にあふれ、2日間、学生・教員ともに充実した時間を過ごすことができました。なかでも、学生と一緒に取り組んだ食育教室では、学生は「誰に、何を、どう伝えるか」を意識して準備を重ねてきました。当日は元気よく手を挙げる子どもたちの姿や、熱心にメモを取って聴講くださる研究会の皆さまの様子に、学生には達成感が生まれたようです。   また、調理実習を通して、村で受け継がれる食材や献立など、豊かな食文化に触れ、地域による食文化の異なりを実感する貴重な機会となりました。このような実践的な経験は、専門職を目指す学生にとって、視野を広げ、成長につながるとても良い学びの場であると感じました。野迫川村の皆さまに心より感謝申し上げます。   健康栄養学科 准教授 湯面 百希奈   ● 今年度、野迫川村と畿央大学の地域連携事業に教育学部の教員と学生も参加いたしました。当初は不安そうだった学生も、村の子どもたちや地域の皆さんと交流するなかで学びを深めることができました。   最も印象的だったことは、過疎地や僻地に自ら赴き、交流を通して、地域の良さや課題を実感できたことではないでしょうか。将来、教員を志望する学生にとって、こうした地域での勤務も非常に魅力的なものであると理解してもらえるきっかけとなりとてもよい機会だったと思います。偶然にも畿央大学の卒業生が野迫川村小学校で勤務しておられました。やはりフィールドワークは、現地で様々な出会いや発見があることも大きな魅力のひとつです。とても充実した学修となりました。   現代教育学科 准教授 岡田 良平   ● この度は、野迫川村教育委員会より本委託事業をご提案いただき、数年ぶりの宿泊を伴う地域連携事業を実施することとなりました。教育委員会の皆さまをはじめ、たくさんの野迫川村の皆さまの協力の下、参加してくださった子どもたちや保護者、郷土料理研究会の皆さまとの交流を通して、活動の目的でもある「野迫川村の魅力を再発見する」素晴らしい機会となりました。 村の子どもたちは、村のことをとても良く知っていて、村の大人の方々も村を大変愛していることが伝わってきました。自分の周りで自分の住む村や町をこんなに愛している人たちに巡り合ったことが無かったのでとても驚きました。ご家庭や学校の先生方、役場や村の方々のご指導のたまものだと実感しました。今回の活動を通して、たくさんのことを学ぶことが出来ました。良い機会をいただき本当にありがとうございました。   畿央大学 地域連携センター担当 関連記事 畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県立大学国際交流サマースクール2025に健康栄養学科の学生が参加! 広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加! 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科      

2025.09.29

畿央大学✕野迫川村連携事業 【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】開催!vol.1

昨年11月にも野迫川村の郷土料理研究会と連携事業を実施しましたが、今年度はさらに深い交流をめざし、打ち合わせを重ねて準備を進めてきました。今回は健康栄養学科の玉井 典子准教授・湯面 百希奈准教授と栄養教諭をめざす学生4名、さらに現代教育学科の岡田 良平准教授と岡田ゼミの学生4名が参加し、地域連携イベント【夏の笑顔★大集合!~畿央大学と野迫川村のきずな~】と題して、8月19日(火)~8月20日(水)の1泊2日で開催しました。   この取り組みは、村民と大学生の交流をとおして、村の生活や文化、魅力を再発見しながら多様な価値観や知識に触れることで、将来の夢や目標につなげるとともに学生は、交流を通して大学での学びを実践しつつ地域に貢献することを目的としたものです。今年度は、野迫川村より委託事業として提案いただき実現することができました。学生たちは、現地の小学生に学習支援やレクリエーションを行ったり、郷土料理研究会の方々と郷土料理の調理実習や食育・栄養アドバイスなどを行いました。   奈良県南部に位置する野迫川村(のせがわむら)は、離島を除き、日本で最も人口が少ない自治体と言われています。標高が高く雲海が発生しやすい地形に加え、星空の美しさやシイタケ・わさび・そうめんなどの特産品が魅力の自然豊かな村です。 1日目の活動の様子をご紹介 朝8時に大学最寄りの近鉄五位堂駅で集合し、チャーターバスで野迫川村へ出発。野迫川村までは、バスで約2時間半の道のりです。学科の異なる学生が参加しているため、車中で自己紹介を行いました。   野迫川村に到着すると、小学生たちが元気に出迎えてくれました。天気は、快晴!標高が高いため、とても涼しくて風も有り、とても快適でした。     ▼ 開会式では、野迫川村教育委員会の池口 三千夫教育長よりご挨拶いただきました。   ▼ 自己紹介プレートをみんなそれぞれで自作し、自己紹介を行いました。小学生も学生も最初は、ちょっと緊張気味でした。   その後、小学生は各自持ってきた夏休みの宿題やドリル、作文などを学生たちにサポートしてもらいながら取り組みました。早く終わってしまった人には、野迫川村の良いところを画用紙に書いてもらいました。     ▼ みんなでお昼ごはん   ▼ 岡田先生の「わかった人は…右足を挙げて!」が大流行! レクリエーションの様子をご紹介 その後、体育館に移動してお楽しみのレクリエーションです。保護者の皆様にも加わっていただきました。ゲームの内容や進行は、現代教育学科の学生が行いました。コミュニケーションが必要なゲームや、体を動かすゲームなどをみんなでもしくはチーム対抗戦で行い、大変盛り上がりました。 素早く整列ゲーム 「誕生日順」、「名前の画数」などのお題に加え、「言葉は使わずに!」や「10秒以内で!」などの条件付きで、整列しました。参加者同士、会話やゼスチャーで、コミュニケーションを取り、どんどん仲良くなれました。       ピンポン玉リレー 割り箸でピンポン玉をつかみ、リレー形式で次の人につなぎます。下級生には、難しい場面もありましたが、先生方がサポートしてくれました。       ペンサークル ペンを掌で押さえ合いながら円を作り、ペンを落とさないように、反対向きになり、また元に戻るゲームです。大人には、普段ではありえないつらい体勢となることがありましたが、みんなで協力して挑戦しました。       伝言ゲーム グループの代表に伝えた言葉を次の人に小声で伝言するゲームです。「岡田先生は、竹の子が好き」が、「ツチノコが好き」になるなど、笑いの絶えない時間となりました。     1年生から6年生までみんなで行ったので、上級生や大学生が下級生をやさしくサポートしたり、励ましたりする場面があり、村の子どもたちのあたたかなつながりを感じることが出来ました。 美味しいご飯ときれいな星空に感動! 夕方、活動を終えてホテルに到着すると、吉井 善嗣村長が出迎えていただき、飾っていた村の美しい写真などを説明してくださいました。村全体で歓迎していただいていると感じ、感激しました。   ▼ 夕食では、野迫川村の名産「あまご料理」に舌鼓を打ち、地元の味を堪能。     食後は、花火を楽しみ、村の子どもたちに教えてもらった「野迫川村の美しい星空」見上げて感動しました。天の川がくっきりと浮かび、流れ星が瞬く幻想的な夜空は、学生たちにとって忘れられない思い出となりました。     畿央大学 地域連携センター担当 関連記事 野迫川村「郷土料理研究交流実習会」に参加しました!~ 健康栄養学科 奈良県立大学国際交流サマースクール2025に健康栄養学科の学生が参加! 広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加! 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科      

2025.09.11

イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.8 ~ イギリスの美味しい料理を召しあがれ!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は12名の学生が2025年8月30日(土)~9月14日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。現地からのレポート第八弾をご紹介します。 こんにちは、現代教育学科3回生の道田 太希です。イギリス留学に来てからから早くも10日が経ちました、あっという間に2週間も終わってしまいそうです!   こちらの食文化にも慣れてきたところですが、そろそろ日本の食べ物が恋しくなってきました。お寿司にうどん、そろそろ秋刀魚もおいしい季節で、思えば日本にはたくさん美味しいものがあったなぁ…なんて考えてしまうときもありますね。ですがイギリスにも美味しいものはたっくさんありますよ!少しですが紹介したいと思います!! イギリスでの食事をご紹介 まずはフィッシュアンドチップスです!     カリカリのポテトとホクホクの白身フライ、とにかく白身フライはめちゃめちゃ大きかったです。食べ応え抜群の一品でした!!   お次はサンデーロースト     こちらの伝統的な料理だそうです!名前の通りしっかり日曜日の晩御飯に作ってもらいました。ローストチキンにポテトに人参に…色鮮やかでとても食欲がそそられました、右上のパンのように見えるヨークシャー・プディングと一緒に食べると更においしかったです!   最後はおっきなエビ料理     美味しそうなのが笑顔から伝わってくると思います。めちゃめちゃプリプリで、大きくて、豪快で幸せこの上なかったです。お隣のウィスタブルという町で海を見ながら食べることができました、また食べたいな~     特に印象的だった3品を紹介させていただきましたが、紹介しきれないほどイギリスには美味しいものがいっぱいあります!しばらくは怖くて体重計に乗れなさそうですが、残りの留学もいっぱい食べようと思います!   そのほかの食事を写真でご紹介!             現代教育学科 3回生 道田 太希 関連記事 ▼▼ 今年度のイギリス短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.1 ~ イギリスでの生活が始まります イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.2 ~ 日本を離れての生活に慣れてきました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.3 ~ 授業の様子とカンタベリー散策 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.4 ~ 積極的に会話をして過ごしています! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.5 ~ ロンドンで過ごす休日 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.6 ~ 留学の折り返し地点を迎えました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.7 ~ 「Think flexible. 」と「Enjoy my life!」

2025.09.10

イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.7 ~ 「Think flexible. 」と「Enjoy my life!」

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は12名の学生が2025年8月30日(土)~9月14日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。現地からのレポート第七弾をご紹介します。 こんにちは!現代教育学科4回生の西浦 萌です!イギリス短期留学も2週目に突入しました!あと残り約4日だと思うとあっと言う間だったな~と感じています。   私が今回の留学に参加した理由は子どもの頃から英語が好きで海外に興味があって、大学生の間に1度留学をしてみたいと考えていました。そして、私がこの留学を通して達成したい目標は海外の友達をつくること、英語力を向上させることです。また、来年から小学校教員として働くので、少しでも英語を話せるようになって自分の将来に役立てたいと考えたのでこの留学に参加することを決めました。 英語を英語で理解する 学校での生活は非常に刺激的で楽しいです!中国とサウジアラビア出身の留学生と授業を受けています。みなさん本当に英語が上手!私は毎回の授業についていくことに必死です。(笑)   写真は中国出身のリンさん!とってもフレンドリーで英語が上手!私はいつも彼女の英語をお手本にしています。授業で私が困っている時はいつも助けてくれます。どの学生に対してもフレンドリーで同じ留学生として本当に尊敬している人です。     授業は毎回このようなプリントが配られ問題を解いていきます。     最初英語が全然分からなくてとにかく英語を日本語に訳すということをやっていたのですが、最近は少しずつ英語を英語で理解できるようになってきました!英語を英語で理解するとは、単語の意味が分からない時、先生の英語での解説を聞いて理解するっていう感じです!例えばTravelerという単語は旅をする人という意味ですが、TravelerはTravel peopleやPeople who travelという風にも言い換えることができます!   つまり英語を英語で理解するというのは一つの単語を別の英語で言い換えるということです!これが最初はできなかったけど、授業の回数を重ねるごとに、少しずつできるようになってきました! ステイ先での生活について ホームステイは本当に楽しいです!ホストファミリー全員本当に優しい方ばかりで驚きました。ご飯が本当においしいです!私は中でもこのチキンスープが一番好きです!ちょうどこの日は寒い日で、夕食にこのスープが出たのですが、本当に体が温まって嬉しかったです。ホストファザーがご飯を作ることが好きみたいで本当にプロ並みの腕前です!     イギリス カンタベリーの気温は日本と比べて非常に寒いです!例えば9月8日の最低気温は13度、最高気温は21度くらいです!もっと気温が低い日もありますし、また天気も良く変わります!一日中晴れの日は少なく、曇りや雨の天気が多いです。また朝晴れていても急に雨が降ることも多いです!   ホストファミリーから学んだこと   私がこの留学を通して学んだことで一番印象に残っていることは、「Think flexible. 」と「Enjoy my life!」ということです。このメッセージはホストファザーが私に教えてくれました。「Think flexible」は「自由に、柔軟に考えてね。」という意味です。留学が始まった当初、慣れない土地だったため、学校が16時半に終わったら割と早めに帰宅し、19時には夕食を食べて、という生活をしていたのですが、ファミリーから「せっかく留学に来ているのだから、授業の後カンタベリーを観光したり、学校が休みの日には友達と約束をしてロンドン等に遊びにいったり、放課後友達と夕食を食べて帰ったりしてもいいんだよ。もっと色んな経験をして欲しい!」と言ってもらったことがありました。   その時に「Flexible」と「Enjoy」いう言葉を伝えてもらえました。「こうしなきゃ、こうすべき」ではなく、その時その時の状況に合わせて臨機応変に、そして人生を楽しむことが大事だと教えてくれました。私は自分の中にその考えが少し足りていなかったな、子どもの頃は全部楽しめていたけど最近は楽しめていなかったなと思いました。     ファザーのおかげで「楽しむ」という感覚を再び思い出すような、そんな感覚になりました。ファザーの言葉でハッと目が覚めたようなそんな感じがしました。私の中で本当に印象に残る体験でした。私は少しホームステイをする中でファミリーに気を遣いすぎているんだなと気づきました。「連絡さえしてくれたら大丈夫だから、自由に行動してね。」とファミリーは私たちに伝えたかったみたいです。   その出来事をきっかけに日常的に積極的にホストファミリーとたくさんコミュニケーションをとるようにしました。今日学校で勉強したことや、夕食の時間に一緒にテレビを見て一緒にお話することで、ファミリーの人柄を奥深く知ることができました。私が伝えたいことも徐々に英語で伝えられるようになってきました。今も会話をする中で全ての言葉を理解することは難しいですが、しっかりリスニングをしてキーワードを聞き取って会話することを心掛けています。またファザーが教えてくれた「Think flexible」「Enjoy my life」という考え方は日本に帰ってからも私の中で大事にしたいです。 キングスクロス駅へ行ってきました! 留学中様々な場所を観光しましたが、私がその中でも一番印象に残っているのはやっぱりロンドンです!初めてのロンドンですごく楽しかったです!ロンドンでは、バッキンガム宮殿や、ロンドンアイ等…有名な観光スポットをたくさん観光できました。私はその中でも特に、キングスクロス駅と、大英博物館が記憶に残っています。     キングスクロス駅はあのハリーポッターの映画に出てくる9と4分の3番線がある駅です!あの有名なシーンのカゴが吸い込まれる所を再現した場所があるのですが、そこは行列になっていてすごかったです!多分40人くらいいたんじゃないかなと思います!すぐ近くにはお店もあって、色んなお土産を購入することができました!元々私は子どもの頃からハリーポッターのファンで、映画も本も大好きなのでとても楽しかったです!!   ▼ キングスクロス駅の行列です。この先に9と4分の3番線の記念撮影ができる場所があります。     そして大英博物館では貴重な展示物をたくさん見ることができました!たくさん見ましたが、私は特にこの2つの展示物を見て感動しました。まず1つ目がこの大きな剣!すごく大きくて圧倒されました!     (次にミイラの写真があるので怖いものが苦手な人は注意してください!)   そしてエジプトのミイラ!ものすごくリアルで私も怖いと感じましたが、こんなに近くで見ることができ本当に感動しました。大英博物館に滞在している間は展示物の多さと、貴重な展示物の数々で本当にずっと心臓がドキドキしていました。     あと留学も残すところ5日ほどです。ここまで本当にあっと言う間で時間の早さにびっくりしています。あと少し元気で勉強も頑張って、観光もして、たくさんお土産も買って、ホストファミリーと過ごして、最後までしっかり後悔の無いように過ごしたいと思っています。   最後にこの留学にあたって支えてくださり背中を押してくれた家族、友人や先生方に心から感謝の気持ちを述べたいと思います。   現代教育学科 4回生 西浦 萌 関連記事 ▼▼ 今年度のイギリス短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.1 ~ イギリスでの生活が始まります イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.2 ~ 日本を離れての生活に慣れてきました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.3 ~ 授業の様子とカンタベリー散策 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.4 ~ 積極的に会話をして過ごしています! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.5 ~ ロンドンで過ごす休日 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.6 ~ 留学の折り返し地点を迎えました!  

2025.09.08

イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.5 ~ ロンドンで過ごす休日

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は12名の学生が2025年8月30日(土)~9月14日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。現地からのレポート第五弾をご紹介します。 健康栄養学科2回生の滝口 結月です。今日はイギリスに来て初めての休日で、ロンドン観光を楽しみました。この一週間でカンタベリーの街の雰囲気やどのようなお店があるかは大体把握することができ比較的治安もよいこともあって慣れてきたところですが、ロンドンは人も交通量も多く、大きな建物も多くて都会なのでカンタベリーとは全く違う雰囲気を感じられました。     今日はコンコルドインターナショナルのベン先生の引率の元、大英博物館、バッキンガム宮殿、セント・ジェームスパーク、ウェストミンスター、ロンドン・アイ、ビックベンを訪れました。     大英博物館は世界中から集められた文化財や美術品が所蔵されていて、エジプトのミイラやパルテノン神殿の一部、ロゼッタ・ストーンを見ることが出来ました。どれも歴史の深さを感じられ、日本では見ることの出来ないものも多くあり、世界中の歴史と文化をまとめて体験出来る場所でした。ミイラは少し怖かったですが私は以前から興味があったのでじっくりと観察できて面白かったです。     お昼はSlim Chikensというお店でハンバーガーを食べました。とてもボリューミーでチーズの味も濃くて美味しかったです。   バッキンガム宮殿は約775つの部屋を持つ壮大な建物で、白く整えられた美しい外観と広々とした中庭が特徴的で、多くの観光客がおり賑わっていましたが建物自体は威厳と風格がありイギリス王室の壮大さを感じられました。     その後ビックベンとロンドン・アイを見に行きました。ビッグ・ベンはピーターパンに出てくるそのままの見た目で、よく目を凝らしてみると精巧な装飾で感動しました。ロンドン・アイは私が今まで見た観覧車の中でもトップクラスで大きく、回る速さはとてもゆっくりなのが印象的でした。     今日は楽しい休日となり、ロンドンの魅力を沢山感じられました。     健康栄養学科 2回生 滝口 結月 関連記事 ▼▼ 今年度のイギリス短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.1 ~ イギリスでの生活が始まります イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.2 ~ 日本を離れての生活に慣れてきました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.3 ~ 授業の様子とカンタベリー散策 イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.4 ~ 積極的に会話をして過ごしています!   ▼▼ 以前に実施した短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2024 現地レポート カナダ短期語学留学2025 現地レポート

2025.09.08

イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.4 ~ 積極的に会話をして過ごしています!

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は12名の学生が2025年8月30日(土)~9月14日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。現地からのレポート第四弾をご紹介します。 こんにちは。現代教育学科の樋浦 ゆめです。今日でイギリス留学1週目の授業が終わりました。慣れない環境や時差問題がある中でみんなよく頑張ったと思います!     今日は授業最終日という人がいたので、ブレイクタイムにケーキをいただきました。日本では食べたことがないほど甘いケーキでした。午後はwalk & talk でウィスタブルへ行きました。walk & talk はコンコルドインターナショナルに通う全学生が対象なので、畿央大学以外の学生とも交流ができる良い機会でした。ウィスタブルではウィスタブル城や小石の浜の見学、ショッピングをしました。とても楽しかったです。       私は今回が初めての留学で、英語力を上げることを目標にしています。ホストファミリー宅やコンコルド、街中でたくさん英語を話す機会があります。相手の話を聞き取れなかったり、自分の意見を正しく伝えられなかったり不安になることもありますが、そんな時こそ積極的に会話することが大切だと気がつきました。特にホストファミリーやコンコルドの先生方は間違えた時に優しく教えてくれます。なので間違えを恐れずにチャレンジし、たくさん新しい知識を身につけたいです。     日本と大きく異なるイギリスの文化、習慣、景色などを楽しみながら、残りの1週間頑張ります!     現代教育学科 1回生 樋浦 ゆめ 関連記事 ▼▼ 今年度のイギリス短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.1 ~ イギリスでの生活が始まります イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.2 ~ 日本を離れての生活に慣れてきました! イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.3 ~ 授業の様子とカンタベリー散策   ▼▼ 以前に実施した短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2024 現地レポート カナダ短期語学留学2025 現地レポート      

2025.09.07

イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.3 ~ 授業の様子とカンタベリー散策

学科を問わず参加できる畿央大学の短期語学留学プログラム。今年度は12名の学生が2025年8月30日(土)~9月14日(日)までイギリスのカンタベリーで過ごします。英語学習やイギリスの文化に触れることができるだけでなく、課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫します。現地からのレポート第三弾をご紹介します。   こんにちは。現代教育学科の阿野 彩です。イギリス生活5日目!! 授業が始まってから3日が経ちました。英語を学ぶ授業にも慣れてきて、先生やホストファミリーと英語で話すのもとても楽しく感じています。 現在8時57分、気温は16℃です。雨は降っていないので、スカートでも快適に過ごすことができます。しかし、半袖で過ごすとなると少し厳しいかもしれません。今日は朝2コマ、昼から1コマ受けたあと、カンタベリーを散策します!!   授業の様子をご紹介 今回の授業ではreading、listening、動詞、形容詞、名詞の勉強をしました。Readingの練習で長文を読む時に分からない単語があると、その英単語の意味を英語で説明してくれます。それがとても新鮮で、分からなかったはずの単語の意味がわかるようになった時、とても楽しいです!!!   また、午後からの授業では、より少人数になり、私のクラスではひたすらクラスメイトと先生とコミュニケーションをとります。間違っていても英語で喋ることで、より英語を学べると感じます。少人数なので分からないところも質問しやすく(質問する際も英語)、午前の授業より英語を話す機会が増えました。 カンタベリーの街を散策しました! 放課後は学校の近くを散策しました。スーパーはもちろん雑貨屋や服屋、カフェ、メキシコ料理屋など色々なものがあります。今日は街を歩き回って色々なものを見たあと、スーパーでお土産を買いました。美味しそうなものが沢山あるので全制覇したいと思います🍴         今回の留学では英語力の向上に加え、現地の人々との交流を通じて異文化理解や自立心が育まれたと感じています。新しい環境で挑戦する大切さを学び、視野が広がる貴重な経験となりました。残り1週間も頑張ります💪     現代教育学科 1回生 阿野 彩 関連記事 ▼▼ 今年度のイギリス短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.1 ~ イギリスでの生活が始まります イギリス短期語学留学2025 現地レポートvol.2 ~ 日本を離れての生活に慣れてきました!   ▼▼ 以前に実施した短期留学レポートはこちらから ▼▼ イギリス短期語学留学2024 現地レポート カナダ短期語学留学2025 現地レポート  

2025.09.05

今年度3回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!

畿央大学とならコープ 真美ケ丘店との連携事業「こども寺子屋」は、「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、定期的に開催しています。今回が今年度3回目、通算12回目の開催となります。 平和学習を実施しました 今回は、今年が「被爆、戦後80年」という節目の年でもあるため、いつもとは少し違い、初めの30分間「平和学習」の時間を設けました。     ならコープ くらし・環境政策担当の上田さんより、ならコープが取り組んでいるさまざまな平和活動についての説明があり、「平和とは何か?」というテーマについてお話を聞きました。 「子どもたちに平和な未来を残したい」 「核兵器のない世界の実現」 「平和とは戦争がないだけの状態ではなく、人が人らしく尊重され、よりよく生きること」 小学生には難しい内容もありましたが、平和について考える良い機会となりました。     「平和学習」の後は、いつも通り夏休みの宿題のサポートとレクリエーションを行いました。レクリエーションでは、「各テーブルで遊びましょう」という学生からの提案で、テーブルごとにお絵かきしたりトランプをしたりして楽しみました。 参加した学生の感想 ● 今回は平和学習が冒頭にあって、小学生の児童には少し難しい部分があったかもと感じました。   小学生でも平和や戦争について分かりやすく学ぶことが出来るように、工夫をする必要があると感じました。(例えば、絵本や紙芝居などを用いるなど)難しいですが、私自身も考えたいと思いました。私自身も平和学習に関しては興味・関心があったので、今回寺子屋に参加させて頂いてとても勉強になりました。大学生も平和学習に参加して、子ども目線になって、どのように伝えたらいいのか、事前に考えるのも方法の1つかなと感じました。   後半の学習においては、夏休みの宿題を進める児童が多かったので、いつものようにあまり活発に関わることが出来なかったなと感じました。児童が気軽に質問しやすいように、学生も声掛けを行う必要があると思いました。   グループで固まって学習支援をするのではなく、学生も周りを見て色んな児童に関わりにいく必要があるなと感じました。   現代教育学科 4回生 西浦 萌     ● 久しぶりに小学生と会話やレクリエーションをして今の子供たちの生活や頑張っていることを知ることが出来たことに加え、子供たちの元気な笑顔にたくさんパワーをもらうことができました。   現代教育学科 2回生 木下 心愛     ● 初めての参加で緊張してしまい、来てくれた子を不安にさせてしまいました。ですが勉強や遊びを一緒にする中で笑顔が増え、最後は楽しそうに帰ってくれました。私自身もとても楽しく、まず自分が前向きに楽しむ姿勢が大切だと気づきました。   健康栄養学科 2回生 津田 悠妃 小学生の保護者の声 ● 「学校でも広島のことを勉強したけど、今回寺子屋で写真を見て、より平和の大切さと戦争の悲惨さを知った。」と話してくれました。学校では写真はあまりなく、本や話で学んだそうです。   ● 子どもがとても勉強になったし楽しかったと帰りの車の中でずっと話していました。     今後の実施予定について 第13回 2025年10月17日(金)16:30~18:00 第14回 2025年11月21日(金)16:30~18:00 第15回 2025年12月19日(金)16:30~18:00 第16回 2026年  2月20日(金)16:30~18:00 関連記事 広陵町「いのちを守るまちづくり」イベントに畿央大学の教員・学生が参加! 【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科