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イベントレポート , 現代教育学科 , 畿央の学びと研究

畿央大学現代教育研究所開所記念シンポジウムを開催しました。

2012年12月12日(水)

教師としての資質能力を育てる-今、そこにある課題を見つめて-

畿央大学は「健康科学研究所」に次いで、平成24年4月1日畿央大学の附置研究所として「現代教育研究所」(西尾正寛所長)を開設しました。今後10年間で起こる現職教員の大量退職に及び新任教員の大量採用に伴う教員研修の充実、教員の職務内容の多様化とそれにともなう多忙化等の今日的課題に応える、教師としての資質能力育成及びその支援を本研究所の研究テーマとしています。

 

2012(平成24)年12月8日(日)13時~17時25分冬木記念ホールにおいて、文部科学省大臣官房人事課長中岡司氏、奈良県下市町立下市小学校校長藤田謙治氏、大阪大学大学院小野田正利教授らをお招きし、開所記念シンポジウムを開催しました。

 

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学長挨拶、畿央大学現代教育研究所西尾正寛所長の開所の挨拶、ご来賓祝辞に続いて、第1部は、文部科学省中岡課長、下市小学校藤田校長、畿央大学教育学部島教授のパネラーにより、「教師としての資質能力を育てる―今そこにある課題を見つめて―」のテーマに即してパネルディスカッションが行われました。

 

西尾所長    文部科学省中岡課長   下市小学校藤田校長    島教授教育研修所シンポ2.jpg

中岡氏からは学校行政の立場から「近年メンタルヘルスを受けている教員割合が少なくなっているように見えるが、それは50歳代の悩める世代が多く退職したためで、学校規模が小さくなるとともに若手教員が増加し、管理職である校長のマネージメントが重要になってきている現状がある。」、藤田氏は教育現場から「”教育は人なり”であり、教職は責任感を持って子どもたちの人格形成を支援し逞しく生きる力を育てなければならない。そのために教員はしなやかさ・逞しさ・貪欲さを持ってほしい。」、島氏は大学と教育現場を結ぶ立場から「若手教員が楽しんで取り組める学校内研修の実践が大切である。この現代教育研究所はその窓口、橋渡しとして活用願いたい。」などの提言がありました。

 

第2部は、大阪大学大学院人間科学研究科小野田正利教授をお招きし、「モンスターペアレント論を超えて~保護者と向き合う気持ちと教職員の共同性~」と題して、教育現場の教員が保護者との良好な関係づくりをどう行っていくか、それぞれの思いを理解し、共に学校をめぐる課題を解決していくためのヒントなどについて、教育現場での例え話を交えて語っていただきました。

 

教育研修所シンポ3.jpg

また、シンポジウムの後、18時から学生食堂に参加者の多くが集い、「懇親会」が催されました。

 

西尾現代教育研究所長の御礼の言葉に続いて、小野田教授をはじめ、パネラーのみなさんからもメッセージをいただき、教育学部の1期生からは大学での経験や学びが現場での実践に活きているとの報告がありました。

 

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教育行政、現場、教員養成と教育研究の大学、そして学生という、教育を取り巻く多くの関係者によって、まさに今そこにある教育の課題が議論され、その解決の為の一歩が今踏み出されたという印象をもって散会しました。畿央大学現代教育研究所にかかる期待と役割は大きなものがあります。今後ともご支援、ご協力、よろしくお願いいたします。

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