2025年7月の記事

2025.07.22

学生企画【セクソロジープロジェクト】高校生とともに性について考える~YMCAインターナショナルハイスクール性教育プロジェクト実施報告

2025年7月15日(火)、看護医療学科の学生5名が、YMCAインターナショナルスクールで性教育の参加型ワークショップを実施しました。今回の活動では、性感染症・性的同意・妊娠・避妊など多様なテーマに触れ、感染症体験ゲーム、劇、ロールプレイ、○×クイズ、コンドームの実演などを通じて、高校生とともに多角的に考える時間を共有しました。 参加学生たちの声とともに当日の様子をご紹介します。 アイスブレーク ~ 感染症はこうして拡がる! 授業冒頭、3人にしか“感染”していない状態から始まる水の交換ゲーム。みんなは水ですが3人だけアルカリイオン水です。     じゃんけんをして負けた人のコップに全部水を入れ、混ざったところでお互い半分ずつに水を戻すということを4回繰り返しました。みなさん積極的に交換してくれていて、私たち学生にも声をかけて交換してくれました。     交換後に試薬を一滴垂らすと変色する人、しない人ができ、感染が広がっている状況がわかります。結果を見た時には、「おおーっ!」と歓声が上がり、盛り上がってくれていました。また、「感染してる。Oh my god!」と知らぬ間に感染していることを体験してくれているような声も見られていました。     驚きの声が教室に響き、性感染症が“気づかぬうちに拡がる現実を体感。盛り上がりながら深く考える導入ができたことに手ごたえを感じました。梅毒について知っている生徒は多かったですが、今回なぜ若者の世代で増加傾向にあるのかについても学んでもらうことができたと思います。   ○×クイズ 次に、○×クイズでは、5秒と少ないシンキングタイムでも、近くの友達と話して、考えを共有しているようで、とても積極的に参加してくれていました。   また、クイズの最後には、「性感染症になる原因について何が考えられるか?」というテーマで、ディスカッションしてもらいました。この時には、「避妊以外思いつかない。」や「関係を持つ相手のことを知ることが大事だと思う。」などの意見が出ていました。学生が話しかけても、快く意見を共有してくれていて、とても盛んな意見交換ができていました。   パーソナルスペースを体験! 次に、この距離、近すぎる?「友達との距離感」をテーマに、パーソナルスペースを体験するロールプレイです。     まずは担任の先生にもご登場いただきながら距離のとり方の寸劇で皆さんに考えてもらいました。自分の心地よさと他人の感じ方の違いに気づくディスカッション。   「私は触られるのは嫌っ!」「仲の良い友達だと近くても僕は気にならないけど、相手がどのように思っているのか本当はわからない。」「自分だったら仲良い子とボディタッチは全然いけるけど、あんま話したことのない子からボディタッチされたら嫌かな」「相手に聞いてみるのが一番。でも、聞くのって案外難しい」と様々な意見が出ていました。     距離感について、自分の価値観を振り返ってもらえたと思いますが、さらに相手の感覚は自分とは違う場合があることや人との距離感にも思いやりが必要であることが伝わっていたらいいと思いました。   妊娠について考える 次の話題は妊娠。「妊娠した彼女からすぐに逃げる彼氏」のロールプレイング。太郎くんと花子さんのLINEのやり取りから考えました。     LINEのやり取りについて考えてもらう時間を設けた際、「彼氏最低!」「彼氏ダメでしょ!」と、彼氏を非難する意見がたくさん出ていました。その上で、「私だったらすぐに親を巻き込む!」と誰かに相談するようにする意見も出ていました。ただ、人によって「すぐに親に相談できる人とできない人がいるよね。」という話題にもなり、彼氏をただ非難するのではなく、その場でどうすればよかったのかと考えてくれていました。   「男の自分から見ても妊娠させたのは自分ってわかってるのにほんまに俺?って言うのは違うなって思った」自分が太郎くんの立場だったらどうする?と問いかけると、「花子さんと一緒に病院行ってあげる」「一緒に病院行って、親とかにも一緒に話をする」と、友達同士で話したり、学生に意見をくれたりしました。想像しにくいから分からない、恥ずかしいから考えたくない、という子は1人もおらず、一生懸命考えて、話して、想像してくれました。   女の子側に立った時には、身体を大切にしたいから親に相談する、相手の親も交えて話し合いたいといった意見が聞かれました。また、男の子側に立った時には、女の子が別の男性と関係を持っているかもしれないから「俺じゃない!」と言ったのではないか、自分の子という確証が欲しいとの意見がありました。「病院に行くにしてもお金が必要。お金は誰が出すのか。」と妊娠することでカップルの間に発生する様々な問題についても気づいて貰うことができました。物事を多角的に見る視点があって素敵だなと思いました。また、「知らん人と性行為するのは、性感染症に感染するリスクがあると思う」などそれぞれ、考えたことを素直に私に伝えてくれて、共感できる部分もあったり、そんな風に考えることもできると自分の学びにも繋げることができました。   避妊の必要性について 最後にコンドームを配った時も、女子生徒の子が「これって女子も着けれるようにならないといけないんですか?」と聞いてくれた子がいました。コンドームを見るのが初めてという子も中にはいたと思うのですが、その時は「女の子も正しい着け方を知っておくことで、自分の身を守ることにも繋がるよ」と伝えると、友達と一緒に袋を開けて実際に触ってみたりしてくれました。     コンドームの実演も、率先して模型を使って試す様子も見られ、避妊の必要性を感じてくれたのかなと思っています。         また、岡先生の解説時も、真剣に聞いてくれている様子があり、とても嬉しく感じました。準備段階ではどんな生徒さんがいるのか、どんな様子で聞いてくれるのか楽しみな反面少し心配もしていました。でも、実際には男女問わずみんなが前を向いて話を聞き、質問しても恥ずかしがらずにきちんと答えてくれて、コミュニケーションをとりながら性について話せたことが、とても楽しかったです。   意見を聞いて回った際も、恥ずかしがらずに考えて沢山意見を出してくれました。アットホームな空気感で、みんなで一緒に性について考えることができたと思うので、とても良い機会だったと思います。私も今回参加させていただけて、性について考えることはもちろん、高校生に伝えるにはどう工夫する必要があるかなど、様々な視点で考えることができたので、とても良い勉強になりました。   授業が終わった後に、女の子の2人組が「いつもの授業よりは面白かった」と話しているのが聞こえて、それが個人的にとても嬉しかったです。少しでも興味をもって今後の人生に役に立ってくれたらいいなと思いました。今回は小さい教室で少人数であり、高校生もフレンドリーであったため、交流しながら性について学んでもらえたのが自分もみんなも楽しめた理由なんじゃないかなと思いました。   看護を学ぶ私たちにとっても、「伝えるとは何か」を深く考える貴重な機会となりました。 今後も学生による性教育プロジェクトを継続し、対話と実践を通じて大学生が中学生や高校生に伝え世代をつなぎ、育む活動として続けていけたらいいなと思いました。 関連記事 看取りを体験したご遺族の語り ~ 看護医療学科 「終末期ケア論」 公衆衛生看護学管理論 奈良県統括保健師講義~ 看護医療学科 国保中央病院 緩和ケア病棟「飛鳥」の見学に行きました。~ 看護医療学科「終末期ケア論」 「フィールドワーク:自分たちにできること、共生社会の在り方を考えよう」~ 看護医療学科「認知症ケア論」 「精神看護学援助論Ⅱ」の授業でロールプレイングを行いました。~ 看護医療学科    

2025.07.22

衣服の平面構成を学ぶ「アパレル構成実習Ⅲ」~ 人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科アパレル造形コースでは、衣服を構成する立体構成法、平面構成法について学ぶ「アパレル構成実習」という授業を設けています。2回生前期から3回生後期にかけて、アパレル構成実習Ⅰ~Ⅳを順に実践を通じて学びます。 2回生時には、甚平とシャツの製作を通じて、ミシンや関連用具の適切な取り扱い方を習得し、立体構成法と平面構成法の基礎的な設計や縫製技法を学びました。それらの知識を活かし、アパレル構成実習Ⅲでは浴衣の製作に取り組みます。日本の伝統衣装である着物は、平面構成が持つ独自の原理や縫製手法、美しさがあります。伝統的な衣服に対する理解を深め、和裁技術を通じて日本文化の奥深さに触れることが授業の目的です。    浴衣の製作に取り組みます! 授業では、最初に採寸と製図を行います。平面製図は、立体製図に比べて原型からのパターンの変化の再現性が高いです。それを活かし、学生それぞれの身体寸法に合わせた製図に挑戦しました。洋服の立体構成とは全く違った製図方法に戸惑いながらも、反物を無駄にしない平面構成の製図方法には驚きと新しい発見がありました。     縫製は、ほとんどの作業を手縫いで行います。一針一針縫っていく作業には根気が必要ですが、自分で選んだ反物に愛着を持ち、丁寧に作業を進めていきます。和裁独自の縫い方は、先生から教わったリズムで感覚をつかみます。     一部ミシンの力を借りる部分がありますが、単に楽だからという理由ではありません。立ち居動作による損傷が予想される部分(背中からお尻の部分)には、ミシンで2度縫いを行い、補強をします。また、見えない部分の処理や途中のアイロンのかけ方等にも注意を払います。作業を進めていく中で、浴衣の名称も覚えることができました。一つ一つの工程の意味を理解しながら、和裁特有の技術を習得することができました。   浴衣が完成し、着付けをしていただきました! 14回の授業を経て浴衣が完成しました。先生に着付けをしていただき、記念撮影です。自分の寸法に合わせた浴衣は、実際に身に着けてみると一層綺麗なシルエットだと分かります。       最終授業では、浴衣の畳み方や保管方法、手入れについて学びます。また、残りの反物でバッグを制作し、最後まで無駄なく使い切ることができる和裁技術を習得します。日本人の知恵を実践し、より学びを深めてください。 後期の授業ではジャケットを製作します! 3回生後期の「アパレル構成実習Ⅳ」では、ジャケットの製作を通して、パターンから縫製など服飾造形技術の応用課程を学びます。さらなる技術の向上を目指して頑張ってください。     人間環境デザイン学科 助教 小松 智菜美 関連記事 西洋服飾史を学ぶ「服飾史」~ 人間環境デザイン学科 卒業生が食堂の看板を制作!~ 人間環境デザイン学科 福祉コミュニティあおがきの外構の設計連携活動 ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 「佐味田みんなの縁側」の塗り替えおよび春の板絵描き・障子替え ~人間環境デザイン学科 陳ゼミ 社会と医療の未来をデザインする~人間環境デザイン学科「Japan Venous Talk 2025参加記」

2025.07.18

看取りを体験したご遺族の語り ~ 看護医療学科「終末期ケア論」

初夏とは言い難いほどの暑さの中、終末期ケア論の講義のためにSさんは畿央大学に来てくださいました。終末期ケア論の授業の一環として看取りを体験したSさんにご講義いただきました。   Sさんはご主人様を亡くされ、ご自身もがんに罹患されたご経験があり、ご自身が体験された出来事と思いを時には涙ぐまれながら語ってくださいました。     Sさんがご家族の長い闘病生活を支え、いつかは訪れるお別れの時を覚悟しつつ、楽しい家族としての日常生活のお話を交えて日々の思い出をお話ししてくださいました。学生たちはSさんの看取りの体験談を真剣な眼差しで聞き入っていました。   Sさんの語りの後に学生からは「ご家族を亡くしてどのようなかかわりをされるとよかったですか?」と質問がありました。Sさんは「友人から『エンタメとグルメのことは私にお任せください』と言われたことです。今のあなたに必要ですよという気持ちが込められていたと思います。その言葉で前向きになる力をもらいました。」と返答いただきました。大切なご家族を亡くされて悲嘆に暮れているときにご友人のサポートに救われたことを教えていただきました。   他の学生からは「ご家族を亡くされたことはとても辛いことだと思うのですが、それでも学生にお話ししてくださろうと思ったのはなぜですか?」という質問もありました。Sさんは「私のままでいいのかなと思ったのですが、たくさんの方にも自分の気持ちを聞いてもらう不安がありましたが、聞いてもらうことの温かさを感じました。亡くなった主人のことをたくさんの人に聞いてもらえたというのは、なかなかない機会です。幸せの機会。感謝しています。医療従事者が大切。患者を守る最後の人。皆さんには看護師さんになって離職せずに頑張って欲しい」と述べられました。     講義後の学生からは「看護師は患者さんやご家族に一番近い立場なので振る舞いには十分注意する必要がることがわかった」「患者さんやご家族に丁寧な言動をする必要があると学んだ」「家族を亡くされて悲しい思いをしている時、Sさんのように友達など誰かがそばにいることが助けになることを知った」「『大きな悲しみの穴に落ち込まないように』という言葉が印象に残った」「患者さんやご遺族に寄り添い、不安を少しでも軽減できる看護師になりたい」といった感想が聞かれました。     終末期における患者に対し家族は気分が落ち込み深い悲しみを経験します。Sさんの体験を聞かせていただいたことによって、学生たちは看護師として死別による悲嘆に直面している遺族へのケアが必要であることを学ぶことができました。   Sさん、ご講義を本当にありがとうございました。   健康科学部看護医療学科 准教授 對中 百合 助教 福田 都美恵

2025.07.18

【畿央大学×家族亭】香芝サービスエリア「新メニュー開発コンテスト」を開催!~健康栄養学科

2025年7月12日(土)、畿央大学と家族亭の連携事業「メニュー開発プロジェクト」の第1弾「香芝サービスエリア『新メニュー開発コンテスト』」が開催されました。 このプロジェクトの目的は、次の三点です。 畿央大学と家族亭がそれぞれの強みを活かし、共同で食事メニューの開発を行い、サービスエリアに来られるお客様に奈良の魅力を発信し、地域経済活性化をめざす。 香芝SA上下線フードコートで、共同開発したメニューを販売することにより、県外から来られた方々に奈良の魅力をアピールする。 プロジェクトを通じて畿央大学生が大学で学んだ知識を活かし、限定された条件の中でメニューの 企画・開発を行うことにより実践力を身につけ、主体性、協調性、チャレンジ精神、コミュニケーション能力をみがく機会の場とする。 テーマは、「ヤマトポークを使った丼」 畿央大学健康科学部健康栄養学科3回生12名が今年3月から試作を重ね、7種類の丼メニューを考案し、コンテストに参加しました。   本コンテストでグランプリ・準グランプリを受賞した丼メニューは、香芝サービスエリア上下線のフードコートで秋ごろまでに商品化され、期間限定で販売されます。     審査結果 グランプリ メニュー:「大和ポークと根菜の彩り丼」 考案者:林 明凜さん メニューについて工夫した点を教えてください! 奈良県の郷土料理である「色ご飯」に大和ポークをかけ合わせた、様々な世代の方に「どこか懐かしいような、ほっとする味」を感じてもらえるように仕上げました。大和ポークはバラを使い、他の具材と一緒に食べた時にじゅわっとした大和ポークの脂の甘みを感じられます。味付けには丼のタレだけでなく、少しにんにくと生姜を効かせることで、病みつきになるメニューに仕上げました。また、見た目や美味しさに力を注ぐだけでなく、調理方法の簡単さにも工夫しました。   受賞の感想をお聞かせください! 私自身、以前よりメニュー開発に興味を持っていたため、今回、グランプリに選出いただき、本当にうれしく思います。実際に香芝SAで販売してくださるということで、メニュー開発に対する思いや自信がより強くなりました。今回の結果を強みに、今後も様々なメニュー開発に携わりたいと思います。     準グランプリ メニュー:「ご飯泥棒!ヤマトポークのジューシー角煮丼」 考案者:【ソラニン】大前 空夜花さん 伊藤 優那さん 伊藤 望未さん   メニューについて工夫した点を教えてください! 誰もが好きな味付けにした代わりに味に飛びぬけた特徴がなかったので、味以外で他と差をつけられるような丼をめざして、調理法と見た目に独自性を持たせる工夫をしました。火の通りにくいブロック肉の代わりに、薄切りの豚バラ肉を何枚か重ねて並べ巻くことで、角煮のような食感や雰囲気を再現しています。この工夫から調理時間が短縮され、赤身と脂身のちょうどよいバランスを保つことで最後まで柔らかい角煮を味わうことができます。また渦巻き状の見た目によって、他にはない印象的な丼を作り出すことができたと思います。ニンニク・ しょうが・だしをきかせた豚の角煮と、トッピングした温泉卵のマイルドなおいしさの組み合わせで、味の変化も楽しみながらどんどん食べ進むスタミナ丼メニューです。   受賞の感想をお聞かせください! 大前 空夜花さん)参加すると決めたときからグランプリをめざしていたので悔しい気持ちはありますが、グループのみんなで試行錯誤しながらレシピを考え試作し、先生とも話し合いながら修正したものが賞を頂けてとてもうれしく、頑張ってきてよかったと思えました。今回のコンテストの中で新しい考え方や視点を手に入れることができ、滅多にない経験をさせていただいたので、また一歩成長できたと思います。   伊藤 優那さん)他のグループのレシピも美味しそうだと感じましたが自分のグループのレシピに自信を持っていたので、惜しくもグランプリに届かない準グランプリという結果で悔しかったです。元々コンテストには一人で挑戦しようと思っていたのですが、三人で参加し考え支え合うことで一人で考えるより良いものが作れたと思うので、このメンバーで参加してよかったです。   伊藤 望未さん)コンテストが始まる直前に他のグループのみんなの気合の入っている様子を見てとても緊張しましたが自分たちのグループで協力し試作、改善を行い、満足のいくレシピでコンテストに挑んだので準グランプリを取ることができてうれしいです。実際に香芝SAで販売されたら、ぜひ家族で食べに行きたいと思います。       コンテストに出品されたそのほかの丼メニューを紹介します! メニュー:「まほろば焼肉定食丼」 考案者:【1N1】井上 結月季さん 池谷 恵莉さん 泉森 咲花さん 乾 美咲さん メニューについて工夫した点を教えてください! まほろば焼肉定食丼は焼肉だけのシンプルなどんぶりではなく、定食のように多彩な食材が一度に楽しめる、満足感たっぷりの丼です。名前にある「まほろば」は「素晴らしい場所」「理想郷」を意味する「やまと」ゆかりの言葉です。心も体も満たす丼となるような一品を目指し、この名前にしました。   ピリッと辛い唐辛子入りのたれが食欲をそそり、濃厚な焼肉の味わいと野菜のフレッシュさと合う丼となっています。野菜のシャキシャキ感や甘み、とろっとした食感の違いも楽しめ、最後まで飽きずに食べることができます。見た目も鮮やかでボリューム満点。「彩り・味・満足感」すべてがそろった丼に仕上げました。 メニュー:「とろ旨!大和丸ナスの味噌豚丼」 考案者:【1N1】乾 美咲さん 泉森 咲花さん 池谷 恵莉さん 井上 結月季さん メニューについて工夫した点を教えてください! 味噌豚丼は、味噌の深いコクとヤマトポークの旨みが絶妙に調和した、味にインパクトのある1品です。古くから親しまれてきた味噌に、ジューシーなヤマトポークを組み合わせることで、満足感の高い仕上がりになっています。さらに大和野菜であり夏野菜である大和丸ナスを加えることで、奈良の魅力を発信するとともに季節感も演出しています。 メニュー:「辛旨!麻婆茄子丼」 考案者:【ソラニン】伊藤 優那さん 伊藤 望未さん 大前 空夜花さん メニューについて工夫した点を教えてください! コンテスト期間が夏なので季節野菜を取り入れながらピリッとした辛さで汗を流そう!という商品です。辛いだけではなくしっかりとしたおいしさもあることで辛いのが苦手な方でもおいしく食べてもらえるように考えました。 メニュー:「みんな大好き!大和のポーたま丼」 考案者:【栄養士のたまご】梶岡 美佑さん 神木 優香さん 川北 小雪さん 小林 美咲さん メニューについて工夫した点を教えてください! 奈良の食材である大和ポークを使用し、ここでしか食べることが出来ない三色丼に!!色どりも鮮やかで、見て美しい、食べて美味しい! 甘辛い味付けで子供から大人まで幅広い世代に食べてもらえるはず…! しっかりしつつバランスのとれた味付けで、ボリュームもあり、食べ応え抜群で大満足間違いなし! 調理工程も出来るだけ簡単にすることで、より多くの方にご提供できるように意識しました。 メニュー:「奈良の恵みをさっぱり味わうネギ塩豚丼」 考案者:【1N1】泉森 咲花さん 池谷 恵莉さん 井上 結月季さん 乾 美咲さん メニューについて工夫した点を教えてください! 奈良の恵みをさっぱり味わう、夏にぴったりねぎ塩豚丼の紹介です!奈良県のブランド肉である大和ポークを大胆に使用しております!豚肉特有の油っぽさを酢の効いたミョウガや、あっさりとしたねぎ塩だれ、爽やかなレモンの風味により、大和ポークの良さのみを残した、さっぱり味わえるボリューム満点の一品です!また、サクサクとした食感を楽しませてくれる「大和いも」にも注目です! 審査員の皆さまをご紹介します 佐田 惠 様(西日本高速道路サービス・ホールディングス株式会社 執行役員関西支社長) 坪山 憲司 様(株式会社家族亭 代表取締役執行役員社長) 元 孝行 様(株式会社家族亭 高速道路事業部長) 石飛 雅也 様(株式会社家族亭 高速道路事業部営業部 地区長) 冬木 正彦 畿央大学 学長 栢野 新市 畿央大学 健康科学部 健康栄養学科 学科長 竹本 忠司 畿央大学 法人事務局長   ▼ 坪山 憲司 様(「家族亭」代表取締役執行役員社長)     ▼ 佐田 惠 様(西日本高速道路サービス・ホールディングス(株) 執行役員関西支社長)     ▼ 冬木 正彦 畿央大学学長     グランプリ・準グランプリを受賞した丼は秋ごろ西名阪高速道路 香芝サービスエリア内フードコートにて期間限定での販売を予定しています。ぜひご賞味ください!   地域連携センター 関連記事 今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました! 第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科 第7回エコマミ公開講座で看護医療学科山本裕子教授が「口から見直す生活習慣」をテーマに講演! 広陵町町制施行70周年記念イベントに書道部と軽音学部が参加!  

2025.07.17

骨盤ケアから学んだ、母子へのフィジカルサポートの大切さ ~ 助産学専攻科

今回の授業では、「母子フィジカルサポート」について学びました。これは、お母さんと赤ちゃんがその人らしく妊娠・出産・育児に適応できるように、身体的な特徴をふまえて支えるサポートです。中でも今回は「骨盤ケア」に焦点を当て、実際に体験を通して学びました。 最近では、妊娠中や産後に腰痛を訴える人が増えていたり、分娩がスムーズに進まずに帝王切開になるケースが増えている背景として、「骨盤の形」や「身体の使い方の変化」が関係していることを教えていただきました。   特に印象的だったのは、「類人猿型」と呼ばれる骨盤の形はお産にはあまり適していないにもかかわらず、現代の女性にはこのタイプの骨盤を持つ人が多いということは、今回初めて知り、深く印象に残りました。   授業では、実際に骨盤ケアを体験しました。さらしを“腰”ではなく“骨盤”に巻くことで、ぐっと身体が安定する感覚がありました。また、バスタオルを差し込んで姿勢を補助するだけで、驚くほど身体が楽になることも体験でき、「こんなに違うんだ」と気づかされました。     骨盤の形や歪みは、その人の生活習慣や育ってきた環境にも大きく影響されます。そのため、妊産婦さんの身体だけを見るのではなく、その人の背景や暮らし、価値観も含めて全体を捉えることの大切さを学びました。   今回の授業を通して、骨盤ケアの奥深さを知るとともに、妊産婦さんの声に寄り添う姿勢や、助産師としての視野の広げ方についても学ぶことができました。これからも、たくさんの学びを重ねて、目の前の妊産婦さんが「その人らしいお産」を迎えられるよう、丁寧に関わっていける助産師になりたいと思います。     助産学専攻科 村松 優香 山口 未来 関連記事 産婦人科医に学ぶ超音波診断法「助産診断技術学Ⅰ」~ 助産学専攻科 児童養護施設「飛鳥学院」を見学! ~助産学専攻科 令和7年度近畿地区助産学生交流会に参加しました!~助産学専攻科 ベビーマッサージとマタニティヨガの講義を受講しました! ~助産学専攻科~ 日本産婦人科医会性教育指導セミナー全国大会に参加しました!~助産学専攻科  

2025.07.14

今年度2回目となる畿央大学×ならコープのコラボ企画「こども寺子屋」を開催しました!

2025年6月20日(金)、畿央大学とならコープのコラボ企画『こども寺子屋』がコープ真美ケ丘店で開催されました。5月16日(金)に引き続き、今年度2回目の開催となります。今回は、地元の小学生9名と畿央大学生5名が楽しく交流しました。 初めはやや緊張した面持ちでしたが、一緒に学習に取り組む中で次第に打ち解け、コミュニケーションをとることができました。学習後のレクリエーションでも大いに盛り上がりました。畿央大生にとっても小学生のみなさんにとってもとても充実したよい体験となったと思います。     この企画は、「子どもの居場所づくり」と「保護者の負担軽減」を目的とした取り組みの一環として企画されました。近隣の皆さんにご好評いただき、今後も引き続き開催していきます。   参加した学生の感想 勉強の教え方は普段の大学の勉強だけではできないので、とてもいい体験になりました。また、子どもたちに楽しんでもらえるように、声掛けしたり、話をすることは将来小学校教員となった時に生かせそうだと思いました。 どのように教えたら、より理解してくれるか今後工夫していきたい。学ぶことが多かった。 普段とは違い刺激を得る事ができ、少し成長することが出来た。 普段触れ合うことのない小さな子と話すことができました。必要以上に子どもにビビることがなくなりそうです。 小学生の保護者の声 帰ってからも子どもがとても楽しくまた行きたいと言ってます。わかりやすく勉強(宿題)ができて、なぞなぞも楽しくとても有意義だったみたいです。 こどもが楽しく通わせていただいています。畿央大学の学生さんやスタッフの方々とお勉強をしたりゲームをしたりするのがとても楽しいようです。 大学生さんにとても親切に教えていただき、娘もとても喜んでいたため。なぞなぞクイズもとても楽しんでいました。 宿題をわからないところはゲーム感覚みたいに教えてもらって、楽しかったと言ってます。また、学生さんのなぞなぞと算数問題も楽しくまたしたい!との事でした。 次回開催のご案内 次回の「こども寺子屋」は8月22日(金)に開催します。 今年は「被爆、戦後80年」という節目の年でもあるため、ならコープ様の計らいで外部から識者を招き、初めの30分だけですが平和学習の時間を取り入れる予定です。   今後の実施予定について 第13回 2025年10月17日(金)16:30~18:00 第14回 2025年11月21日(金)16:30~18:00 第15回 2025年12月19日(金)16:30~18:00 第16回 2026年  2月20日(金)16:30~18:00 関連記事 第19回ならいちばのキッチン料理教室」開催!~ 健康栄養学科 第7回エコマミ公開講座レポート:「口から見直す生活習慣~誤嚥性肺炎から命を守るために」~看護医療学科 山本 裕子教授 広陵町町制施行70周年記念イベントに書道部と軽音学部が参加! 畿央大学付属広陵こども園ベビークラス活動報告 ~ 看護実践研究センター 母子包括ケア部門  

2025.07.14

【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.3-沖縄到着?!編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ

教育学部 現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田 良平先生のゼミでは、フィールドワークを実施しています。今回はゼミ生の皆さんにその様子をレポートしていただきました!行先は大阪市内です! みなさん、こんにちは。岡田ゼミの辻本と西村です!大阪城周辺探索編に引き続き今回は大阪探索後半編です! 対岸をめざしてレース開始! 大阪城公園を後にし、私たちは大正にあるめがね橋へと向かいました。   めがね橋を走って向こう岸をめざすグループと、船に乗って向こう岸をめざすグループに分かれて出発!どっちが先に着くのか・・・。レース開始です!   ▼ がんばるぞー!!えいえいおー!     ▼ めがね橋をかけのぼります!     橋を走るチームは、汗をかきつつも完走!!達成感でいっぱいです。   ▼めがね橋完走~!!     一方、船チームは風を感じながらのんびり優雅にクルーズ気分。途中、船の上から橋を走っているみんなの姿が見えて、「おーーい!!」   向こうも気づいて手を振ってくれました(^^♪   ▼ 私たちは優雅に船で移動^ ^     実は、この船無料で乗れちゃうんです!中には、自転車と一緒に乗っている地元の方も!乗車時間は数分でしたが観光気分になれました。 沖縄到着⁉ さて、いよいよ沖縄に到着です!?   みなさん、大阪にリトル沖縄と呼ばれるところがあるのをご存じですか?商店街のアーケードをくぐるとそこには沖縄を感じるお店が!サーターアンダギーを食べ、お土産も買うことができてみんな満足です!   ▼ 沖縄到着!?     この旅の最後には、沖縄といえば!のライブがあるお店に行きました!   三線の演奏を聴きながら、たくさん歌ってたくさん踊り、たくさん沖縄料理を食べて、沖縄の文化を十分に満喫することができました。   ▼ 真似して踊って~     ▼ おいしい沖縄料理をたくさん食べて~     ▼ また踊る!     大阪という私たちに身近な場所にも「知らんかった!」がたくさんあり、新たな学びがたくさんありました!たくさん歩き、たくさん学び大阪を満喫した岡田ゼミ一同でした! 関連記事 ▼ 岡田ゼミ 今回のフィールドワークについての記事 【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.1-大阪歴史博物館編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ 【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.2-大阪城下クルージング編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ   ▼ 岡田ゼミ 過去に実施されたフィールドワークについて 【フィールドワーク】第1弾 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 ▶▶こちらをクリック 【フィールドワーク】第2弾 京都の魅力をさがす  ▶▶  こちらをクリック   ▼現代教育学科 関連記事 アジアカップ優勝に貢献!フットサル女子日本代表、高橋京花さん(現代教育学科卒業生)インタビュー! 卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。 小学校一日見学を実施しました 〜 現代教育学科

2025.07.13

【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.2-大阪城下クルージング編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ

教育学部 現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田 良平先生のゼミでは、フィールドワークを実施しています。今回はゼミ生の皆さんにその様子をレポートしていただきました!行先は大阪市内です! みなさん、こんにちは。岡田ゼミの河口と奥本です!歴史博物館を後にし、私たちは次に大阪城周辺を歩いて探索しました!良い天気の中、岡田先生やゼミの先輩のクイズなどもありながら、実りある楽しい探索ができました!   ▼ 大阪の街を堂々と見渡す大阪城     ▼ 大阪城の岩壁の大きさに驚愕するゼミ生一同と熱弁する岡田先生     大阪城に見守られながら、大阪の歴史や豆知識を実際に目で見て体感することができました。みなさんも、大阪城周辺にあるたくさんの岩から一番大きな岩を探してみてください!予想の何倍も大きいはずです! アクアライナーに乗ってクルーズ体験! 続いて私たちはフェリーに乗って大阪の街並みを巡りました。添乗員さんの楽しく学びにつながるお話のもと、大阪城周辺の歴史漂うにぎやかな街並みを約1時間、船から眺めました。観光中、手を振ってくれる方や笑顔を向けてくれる方もいて、心温まる時間でもありました!   ▼ 乗せていただいたフェリー!中も広くて豪華でした!     ▼ フェリーが楽しみすぎてワクワクでした!     ▼ 手を振ってくれた方々に私たちも全力で応えました!「やっほーーーーー!」     ▼ フェリーを満喫した岡田ゼミ一同!!     このフェリー1時間を通して大阪城周辺の街並みを満喫し、歴史あるにぎやかな大阪を味わうことができました!途中、フェリーの気持ちよさのおかげで”うつろうつろ”しちゃった人がいることは内緒にしておきましょう。すぐに起こしました。 フードフェスでおなかを満たします!! 次に!大阪城公園で開催されていたフォードフェスに向かいました!歴史博物館での歴史学習や徒歩での大阪城周辺散策、フェリーを通し、おなかを空かせた私たちをいろいろな料理が疲れを癒してくれました!私は、おなかが空きすぎてたこ焼きとラーメンと焼きそばを頂きました!とてもおいしかったです!   ▼ 数々のお店が私たちのおなかを鳴らせました!みんな迷いまくりました!     ▼ 席に座ってもまだ迷い続けている男子たち!お花もつけてノリノリ~     ▼ お腹を満たした私たちの元気いっぱい集合写真!疲れも癒されて次に向かいます!     ご飯を食べた後の内容は、大阪探索後半編にバトンタッチします! 関連記事 ▼ 岡田ゼミ 過去に実施されたフィールドワークについて 【フィールドワーク】第1弾 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 ▶▶こちらをクリック 【フィールドワーク】第2弾 京都の魅力をさがす  ▶▶  こちらをクリック   ▼現代教育学科 関連記事 アジアカップ優勝に貢献!フットサル女子日本代表、高橋京花さん(現代教育学科卒業生)インタビュー! 卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。 小学校一日見学を実施しました 〜 現代教育学科  

2025.07.13

第19回「ならいちばのキッチン料理教室」を開催!~ 健康栄養学科

畿央大学では、奈良県中央卸売市場 と「同市場の活性化と大学の充実発展」を目的に2013年より包括連携協定を締結し、学生を交えて様々な事業に取り組んできました。その取り組みの1つとして、2015年より同市場の関連商品売場棟内に「ならいちばのキッチン」がオープン。本学健康栄養学科の教員と学生が、市場の新鮮な食材を使って料理を作る「ならいちばのキッチン料理教室」を実施しています。 2025年7月5日(土)、奈良県中央卸売市場において「第19回ならいちばのキッチン料理教室」が開催されました。 ※ 前回実施の「第18回ならいちばのキッチン料理教室」についてのブログはこちら 「夏も元気に☆スタミナそうめん」 今回のメニューはこの暑い時期にふさわしい「夏も元気に☆スタミナそうめん」です。当日は、事前に申し込みがあった小学生から大人まで16名の皆さんに参加していただきました。畿央大学からは、健康科学部 健康栄養学科の玉井 典子准教授、横地 博子講師、前川 賀洋助手、そして同学科の学生3名が参加しました。     市場からは、関連卸協同組合にご協力いただき、食材をご提供いただきました。   最初に本イベント開催にご尽力いただいた奈良県中央卸売市場企画管理課の職員の皆さんより、ご挨拶と市場についての説明がありました。       そして玉井准教授からご挨拶と当日の手順などが説明され、その後はいよいよ料理教室の始まりです。畿央大学 健康栄養学科の学生が、調理のポイントやコツを丁寧に説明しながら、デモンストレーションを行いました。ナスやネギの切り方など、参加した皆さんは真剣なまなざしで学生のデモンストレーションに見入っていました。       説明が終わるといよいよ参加者の皆さんの調理が始まりました。各調理テーブルに学生が付き添い、参加者の皆さんの補助をしました。 調理中の様子を写真でご紹介します!         料理の完成です! そして料理が出来上がり、お楽しみの試食タイムです。それぞれが調理したクレープやポップコーンをきれいに並べて、まずは記念写真を撮りました。     そしていよいよ実食です。そうめんのゆで具合もばっちりで、肉みその出来も最高のおいしいスタミナそうめんにをとてもおいしくいただくことができました。 料理クイズ大会の開催です! 試食タイムが終わると学生による料理クイズが行われました。手作りのテロップを使って、料理に関するクイズを参加者の皆さんに答えてもらいました。正解者には奈良中央卸売市場オリジナルのグッズがプレゼントされました。       今回も参加者の皆さんはもちろん、畿央学生もとても楽しくおいしいひと時を過ごすことができました。参加者の皆さんには次回も是非参加したいというお言葉をいただきました。   奈良中央卸売市場のみなさん、ご協力ありがとうございました。   学生の感想 去年は台風の影響で中止となってしまいましたが、今年は晴天の中ならいちばのキッチン料理教室を開催できてよかったです。先生方・スタッフ、奈良中央卸売市場の職員の皆様のご協力もあり、とても楽しい料理教室ができたと感じています。しかも、昨年と同じ内容で行わせていただけたことで、去年からの頑張りが報われた思いです。何より、参加者の皆様も楽しまれていたようで、大変貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。 健康栄養学科2回生 小池 由莉 畿央大学 地域連携担当より 今回のイベントは、料理教室を通して、より多くの皆さんに奈良県中央卸売市場を知っていただき、調理を通して食材に興味を持っていただくとても有意義な機会でした。   今回の「スタミナそうめん」のレシピや「ならいちばのキッチン料理教室」の詳細は、奈良県中央卸売市場 HPでご確認ください。   次回開催のご案内 次回は9月27日(土)、『第20回ならいちばのキッチン料理教室』開催します。使用するメイン食材は奈良県で育った柿の葉と、三重県の豊かな海がタックを組んだ新しいブランド「柿鯛」です。ぜひお越しください!! 関連記事 ならいちばのキッチン 過去開催分のブログ   「4大学対抗ピザバトル」でイオン賞を受賞 〜 健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「4大学対抗ピザバトル」に出場します!~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良 「スポーツ栄養クッキング」を開催しました! ~ スプリングフェスティバル特別企画 ならコープ「らくらくお料理パック」レシピ開発に挑戦!vol.3「商品化が決定しました!」~健康栄養学科 大阪・関西万博で万博BENTOを販売!26日の販売を終えて~健康栄養学科・ヘルスチーム菜良~  

2025.07.12

【フィールドワーク】大阪の“知らんかった”を拾い集めて⁉ vol.1-大阪歴史博物館編 ~ 現代教育学科 岡田ゼミ

教育学部 現代教育学科で生活科・社会科を専門とする岡田 良平先生のゼミでは、フィールドワークを実施しています。今回はゼミ生の皆さんにその様子をレポートしていただきました!行先は大阪市内です! 岡田ゼミの今中と長尾と廣石です!今回は5月にゼミで行った大阪市のフィールドワークについてご報告します!私たちのゼミでは、自分たちで相談してフィールドワークの行き先を決めます。みんなで楽しめるように体験学習や解説の工夫を取り入れることで、将来、先生になったときに、「こんな社会見学にしたい!」という練習の場にもなっています。   さて岡田ゼミフィールドワーク記念すべき一発目の場所は、大阪城と難波宮跡のあいだに建つ「大阪歴史博物館」に行きました!大阪メトロ 谷町線 谷町四丁目から徒歩7分で着く場所にあります。入館後はまず、10階にある、奈良時代の難波宮の太極殿の実物大復元を背景として集合写真を撮りました。   時代ごとに歴史を学ぶ 大阪歴史博物館は10階から展示が始まり、時代を進みながら下へ降りていく構成になっています。10階は、古代フロアで、そこはもう奈良時代の難波宮の大極殿ともいえる空間です。原寸大に復元した空間では、直径70センチもある朱塗りの円柱が立ち並び、官人たちが整列しています。大スクリーンでは宮廷の儀式のようすをわかりやすく紹介してくれます。想像したこともなかった古代の世界へのタイムスリップには、みんなワクワクしました!     9階は、中世近世フロアで、信長と戦った本願寺の時代の大阪を見ることができます。さらに、天下の台所の時代では文楽人形「浪花屋」を水先案内人に、水都の景色を楽しみました。ビデオで一つ一つ丁寧に説明してくれるので楽しく見学することができました!     8階は歴史を掘るフロア!ここはなにわ考古学研究所!原寸大に再現した発掘現場で、調査方法や遺構・遺物の見方を学びました。       そして、8階では特集展示として、「オープンtheタイムカプセル Back to the 70’s」が開かれていました!     ここには、今から約50年前に使われていた日用品等、様々な物が展示されていて、その時代に生きていた訳ではないのに、どこか懐かしい気持ちになりました。今では使い勝手の良い便利な物も、長年の進化を続けてきたということを実感する機会となりました。       7階は近代現代フロア!ここで10階からの時空の旅は終着です。ここでは、大正末期~昭和初期の心斎橋筋、道頓堀などの街角がリアルに再現されていました。当時の記録映像と一緒に繁栄するモダン都市・大阪の街を歩くことができました。大正と昭和の世界にみんなわくわくでした!     7階で常設展示は終わりだったのですが、6階で期間限定の特別展「-全日本刀匠会50周年記念-日本刀1000年の軌跡」が開催されていたため、そちらも見に行きました!   ここでは、様々な日本刀や短刀が展示されていて、圧倒されました。「バケモノの子」に出てくる刀も展示されていました。その他にもコラボレーションしているものもあり興味深いものばかりでした!     大阪の歴史が詰まった「大阪歴史博物館」はこれでおしまいです!   沢山学んだ後は、実際に今の大阪を探索したいと思います!その内容は、大阪城周辺探索編にバトンタッチします! 関連記事 ▼ 岡田ゼミ 過去に実施されたフィールドワークについて 【フィールドワーク】第1弾 大和を歩く ひと“味”ちがう歴史・地理散歩 ▶▶こちらをクリック 【フィールドワーク】第2弾 京都の魅力をさがす  ▶▶  こちらをクリック   ▼現代教育学科 関連記事 アジアカップ優勝に貢献!フットサル女子日本代表、高橋京花さん(現代教育学科卒業生)インタビュー! 卒業生の高橋京花さんが、フットサル女子日本代表としてアジアカップ初優勝に貢献しました。 小学校一日見学を実施しました 〜 現代教育学科