2026.05.15 

2026年度へき地医療体験実習レポート(川上村)2日目 ~ 看護医療学科

看護医療学科の4回生は、5月12日(火)から14日(木)までの3日間、吉野郡川上村・五條市大塔町・山辺郡山添村・宇陀市大宇陀の4つの地域で「へき地医療体験実習」を行っています。
「へき地医療体験実習」の目的は、看護本来の姿に立ち返って、その人の顔が見える看護や保健医療を臨地で体験することを通して看護の本質を考えることです。4つの地域に分かれてそれぞれの地域の特性を踏まえた活動を展開しています。
今回のブログでは、5月13日(水)に行われた川上村での2日目の実習の様子をお届けします。
▶1日目のブログはこちら

2日目:健康測定会を実施しました。

今日も学生たちは元気いっぱいに、実習2日目をスタートしました。

2日目は、かわかみふれあいセンターにて、住民に対するヘルスプロモーションの一環として「転倒防止関連健康状態の把握と下肢筋力低下防止に対する住民の意識を高めること」を目的に、地域住民の方を対象とした健康測定会を実施しました。

 

 

 

学生たちはこの日のために、学内で実施学生役・住民役に分かれてシミュレーションを重ね、改善点や工夫点を話し合いながら準備を進めてきました。

健康測定会では、問診、血圧測定、足趾把持力測定、握力測定を実施し、それぞれの結果に応じた保健指導も行いました。学生たちは、自ら作成した問診票や測定結果記入用紙、保健指導用パンフレットを活用しながら、一人ひとりに合わせた丁寧な説明を行いました。

 

 

開始直後は緊張した様子の学生たちでしたが、住民の皆様方のあたたかい声かけや優しい雰囲気に支えられ、次第に笑顔も見られるようになりました。

 

 

時折急な雨が降るなど不安定な天候でしたが、15名の地域住民の方にご参加いただきました。

参加された住民の方からは、「毎年来ていますよ。今日も受けていきます。」「教えてもらったことをやってみます」と声をかけていただき、継続した地域とのつながりを感じる場面となりました。学生たちにとっても大きな励みとなりました。

 

 

 

また、健康測定会には、地域おこし協力隊としてご活躍されている方にもご参加いただき、お話を伺う貴重な機会となりました。その方は、日頃から健康管理を意識して生活されており学生にとっても多くの学びを得る機会となりました。

学生が作成した「食習慣に関するチェックリスト」や「5分でできる元気なカラダ作り」のパンフレットを用いながら、働く世代の健康管理や、今後も健康に暮らし続けるために必要なことについて一緒に考えました。

 

 

さらに、高齢者の買い物を支援するために各地区を巡回する移動スーパーに帯同し、住民の健康状態を把握しながら、必要な支援を切れ目なく実践しているコミュニティナースの活動を実際に体験し、また、住民の方のご自宅への訪問にも同行させていただきました。

学生たちは、地域住民の生活を支える仕組みには、多職種や地域の方々の連携に加えて、「住民のことを一番に考える」という思いが大切であることを学んだようです。

 

今後に向けて

明日最終日となる3日目は、村役場で働く多職種の方へのインタビューや、匠の聚でアーティストとしてご活躍されている方々へのインタビューを予定しています。学生たちが地域での学びをさらに深められるよう、あたたかく見守っていきたいと思います。

 

看護医療学科

助教 中谷 隆太郎

 

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