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被災地支援の活動

2014.08.11

学生広報スタッフBlog vol.137~被災地支援サークル「HOPEFUL」活動報告

こんにちは!被災地支援サークル「HOPEFUL」のみーです! HOPEFULは、東日本大震災を契機として畿央大学の学生有志により設立されたサークルで、被災地支援イベントへの参加、企画・運営などの活動をしています。 先日、「絵葉書プロジェクト」と「東北の今と今の自分にできること」を考える活動を行いました。   絵葉書プロジェクトは、福島の仮設住宅に住んでおられる方に、絵葉書を送る活動です。 遠く離れた奈良県から、自分たちにできる活動はないだろうかと思い立ち上げたプロジェクトでした。   ▲絵葉書の作り方をゆっきーから教えてもらいました   ▲ペンや色鉛筆だけでなく、折り紙で貼り絵をする人も。一枚一枚丁寧に書きました!   ▲みんなで描いた絵葉書です。   4月に新メンバーが入ってから、全体での初めての活動ということもあり、みんなでワイワイしながら活動しました! 出来上がった絵葉書は、HOPEFULが主催して福島県で行う「のびのびキャンプ」で、福島大学の災害ボランティアセンターの学生に託します! ささやかではありますが、奈良県から東北を想う気持ちが届けられればと思います。   ▲「絵葉書プロジェクト」の後、げんきからみんなに「東北の今」の話をしてもらいました。 今年の2月にきっかけバスで東北3県を回って実際に見たり感じたりした被災地の現状について写真を使って説明してくれました。 実際に残っているものの写真から、悲惨さや被害の甚大さを感じるとともに、自分たちは現実を全然知らないということに気付きました。 また、東北から帰ってから考えた「自分たちにできる防災」についても話してくれました。 災害はいつかは起こるけれど「自分は、きっと大丈夫」と心のどこかで思っている人が多いです。 でも実際は、いつ起こるかわからない、突然大切な誰かを失うことになっても、自分がいなくなっても、おかしくないのが事実です。 このことについて、深く考えることができた時間でした。    ▲げんきからの話を受け、急遽うさも自身の経験とみんなへ伝えたいことを話してくれました。 うさは、1回生のときに、1人で海外のボランティアに参加した経験を話してくれました。行ったことのない土地に行くことや、初めて経験することは勇気がいるけど、実際体験してみないと分からない世界があるということを聞き、ニーズのある場所に積極的に出向いて行こうと思いました。     これからHOPEFULは、2014年8月18日~20日に主催する「のびのびキャンプ2014〜自分と未来〜」をはじめ、さまざまな活動を元気いっぱい行っていきます! その様子は随時このブログや、HOPEFUL facebookページで報告していきます! ぜひチェックしてくださいね★

2014.08.01

のびのびキャンプ2014保護者説明会を福島県で開催!~被災地支援サークルHOPEFUL

こんにちは!被災地支援サークル「HOPEFUL」の長谷川千佳と大東元気です!   HOPEFULは、東日本大震災を契機として畿央大学の学生有志により設立されたサークルで、支援イベントへの参加、企画・運営などの活動をしています。その活動の一環として、2014年8月18日~20日に2泊3日で福島県の子どもを対象とする「のびのびキャンプ2014〜自分と未来〜」を福島県磐梯青少年交流の家にて開催します。   7月26日(金)、27日(土)に福島県福島市にあるこむこむという施設で「のびのびキャンプ2014保護者説明会」を開催し、代表の永田理奈、副代表の大東元気と長谷川千佳、グループ担当の本田亮介が現地に行ってきましたので報告します!   26日(金)の20:00に夜行バスで大阪を出発! 11時間の旅を終え、翌朝7:00に無事、JR郡山駅に到着しました。     ここからは、説明会準備の「永田・長谷川グループ」と、キャンプでお世話になる国立磐梯青少年交流の家への下見と打ち合わせへ行く「大東・本田グループ」に分かれて行動を開始しました。   まず、説明会準備グループ! 朝ご飯を食べた後は電車を乗り継いで、福島駅へ向かいます。 そして、福島駅ではキャンプに協力してくださり、一緒にキャンプを行う福島大学災害ボランティアセンターの菅野勇希くんと無事合流! 初対面ながらも、3人で仲良く話しながら説明会を行う”こむこむ”に到着しました。また、施設の中で同じく一緒にキャンプを行う菊池春芳ちゃんとも会えました!   着々と準備を進めていく途中で保護者の皆様が何人かいらっしゃって、だんだん緊張が高まっていくなか… 13:20、保護者説明会が始まりました!!     保護者説明会では、のびのびキャンプが始まった経緯や目的をはじめ、今回のキャンプのおおまかなプログラム説明、タイムスケジュール、のびのびキャンプ実行委員会の組織図、危機管理体制、今回のキャンプで初めて取り入れるプログラム「思いをかたちに」などの説明を代表の永田が説明しました。     今の自分が未来を創る――これからの福島をつくっていくのは今の子どもたちです。「思いをかたちに」では、将来の夢や今の自分の気持ち、将来の自分に向けた手紙を書くなどの活動を通して子どもたちが未来に希望を持っていけるような、そんな活動にしていきたいと考えています。   一方、下見・打ち合わせグループ! 説明会準備グループを見送り、大東・本田は国立磐梯青少年交流の家へ向かいます。 途中、山の天気が崩れ、一時的な大雨にも遭遇しましたがなんとか到着。 はじめましてのご挨拶を終え、早速当日の流れや利用場所の確認などの打ち合わせが始まり、打ち合わせ後、職員の方の案内で、下見を行いました。   去年開催した「のびのびキャンプ2013」でも利用させていただきました。去年と変わらず、きれいな場所でした。     ここは、19日のプログラム、飯盒炊飯を行う野外炊飯場!子どもたちとの活動がとても楽しみです。     これは「うるし」です。人によってはさわるとかぶれてしまうことも! 危機管理のための下見でもあります。     下見・打ち合わせを終えた大東・本田グループは保護者説明会へ合流! 合流した大東・本田は、保護者の方と子どもたちに自己紹介。そこには1年ぶりに会う子の姿もありました。1年間の成長に密かに感動しておりました大東です(笑)     保護者説明会を終え、キャンプに対する期待と緊張、そしていい意味での焦りを感じたのびキャンメンバー。 これからも準備を怠らず、子どもたちと会えるのを楽しみに、子どもたちに楽しんでもらえるように、活動までの日々をがんばっていこうと思います。 のびのびキャンプ2014まで、あと3週間ほどです!!   被災地支援HOPEFUL/のびのびキャンプ2014実行委員会 教育学部 3回生 長谷川千佳・大東元気 【関連記事】 畿央大学の学生による被災地支援「のびのびキャンプ」facebookページ 被災地支援「のびのびキャンプ2014」~キャンプ本番まであと1ヶ月! 学生広報スタッフBlog vol.130~被災地支援「のびのびキャンプ2014」第二回セミナーを開催! 学生広報スタッフBlog vol.129~被災地支援「のびのびキャンプ2014」に向けて!

2014.07.18

被災地支援「のびのびキャンプ2014」~キャンプ本番まであと1ヶ月!

こんにちは!被災地支援サークル「HOPEFUL」の若林あずさです。   HOPEFULは、東日本大震災を契機として畿央大学の学生有志により設立されたサークルです。支援イベントへの参加、企画・運営などの活動をしています。その活動の一環として、2014年8月18日~20日に2泊3日で福島県の子どもを対象とする「のびのびキャンプ2014〜自分と未来〜」を福島県磐梯青少年交流の家にて開催します。 のびのびキャンプは「放射線の影響により外で満足に遊ぶことのできない福島県の子どもたちに、大自然の中で思いっきり遊んで、心も体ものびのびとしてもらいたい!」という思いで始まったキャンプです。今年で4年目を迎え、現在、学生スタッフを中心に一生懸命準備を進めています。   キャンプ本番に向けての事前研修会として、2014年7月12日(土)に第3回目のセミナーを行いました。 このセミナーは、学生スタッフがキャンプ中、子どもたちの命を預かるという自覚と責任を高め、子どもたちが安全に、安心して、楽しくキャンプを過ごすことができるよう準備をするために行っているものです。 今までには、学生スタッフ同士の交流、子どもとのかかわり方についての講義、子どもにこんなことを言われたらどうする?といった具体的場面を想定して対応を考えるロールプレイなどを行ってきました。 3回目となる今回は、キャンプ本番も私たちをサポートしてくださる吉藤先生にゲストティーチャーとして来ていただき、アイスブレイクやキャンプソング、野外活動でのリスクマネジメントについて教えていただきました。     アイスブレイク・レクリエーションでは初めは座ったままでできるものや身体接触の少ないものから始め、徐々に緊張を解きほぐしていきます。 ずいぶん打ち解けた学生スタッフもはじめは少し緊張していましたが、あっという間に笑顔いっぱいになっていました。慣れてきたら少しずつペアでの遊びやグループでの遊びで交流し、仲を深めていきます。 自己紹介を取り入れたり、みんなで考える活動を取り入れることで、自然と仲良くなれる環境づくりができることを教えていただきました。 キャンプでも、子どもたちの緊張が少しでも早くほぐれ、学生スタッフや新しい友だちと仲良くなれるように一緒に楽しんでいけたらいいなと思います。     野外活動でのリスクマネジメントについては、みんなで“キャンプ中に起こり得るリスク”についてどんどん挙げていき、それらについてどうしたら防げるのかを考えていきました。 子どもが寝つけない、ホームシックになる、という精神的なものから、危険な動植物、地形など、ソフト面ハード面でのさまざまなリスクが挙がりました。 子どもの精神的なリスクは、初めのアイスブレイクをしっかりと行い、しっかりと関係づくりをするなど“心のリスクマネジメント”によって防ぐことができます。 物的なリスクについては、下見をしっかりと行う、危険なものについて知っておくことが必要です。 リスクマネジメントは想像力をはたらかせ、危険を予知することが最も大切であると教えていただきました。 子どもたちが安心・安全にキャンプを過ごせるよう、しっかり準備しようと気が引き締まりました。     最後はキャンプファイヤーで歌う「あなたが夜明けをつげる子どもたち」と、最後の閉会式で歌う「めぐり逢い別れ」を教えていただきました。 「めぐり逢い別れ」は去年も閉会式で歌い、子どももスタッフもみんなで歌いながら涙を流した曲です。 去年を思い出して胸がいっぱいになっていた学生もいました。 今年もそんな笑顔と涙でラストを迎えられるようなキャンプにしていきたいと思います。 キャンプ本番まで約1ヶ月!子どもたちの笑顔がいっぱいのキャンプになるよう、みんなで力を合わせてがんばっていきたいと思います! 活動の様子についてはこのブログやFacebookにて随時発信していきます。 これからもHOPEFUL、そしてのびのびキャンプ2014をよろしくお願いいたします。   現代教育学科3回生 若林あずさ 【関連記事】 畿央大学の学生による被災地支援「のびのびキャンプ」facebookページ 学生広報スタッフBlog vol.130~被災地支援「のびのびキャンプ2014」第二回セミナーを開催! 学生広報スタッフBlog vol.129~被災地支援「のびのびキャンプ2014」に向けて!

2014.07.02

学生広報スタッフBlog vol.130~被災地支援「のびのびキャンプ2014」第二回セミナーを開催!

こんにちは!学生広報スタッフで、被災地支援サークル「HOPEFUL」の本田亮介です。 HOPEFULは、東日本大震災を契機として畿央大学の学生有志により設立されたサークルです。被災地支援イベントへの参加、企画・運営などの活動をしています。活動の一環として、2014年8月18日~20日に2泊3日で「のびのびキャンプ2014〜自分と未来〜」を福島県磐梯青少年交流の家にて開催します。 のびのびキャンプは「福島県の子どもたちに大自然の中で思いっきりのびのびと遊んで、心と身体のリフレッシュをしてもらいたい!」という思いで始まったキャンプで、今年で4年目を迎えます。   キャンプ本番に向けての事前研修会として、2014年6月21日(土)第二回セミナーを開催しました。そのことについて少し報告をさせていただきます。(第一回の様子はこちら)   5月に参加メンバーが確定してまだ期間が短いせいか、みんな少し緊張気味のスタート。 まずは、教育学部の永渕先生の「子ども達との関わり方」についての講演です。永渕先生はのびのびキャンプ発足当時から関わりを持たれており、当時の先生方の思いや活動の形などについて語っていただきました。 発足当時のことを知らない1・2回生や初参加のメンバーにとってはとても貴重な話で「これからいろいろ調べていこうと思った」などの声が多く、みんなの意識が変わったと思います。     永渕先生は、さまざまな子どもとの関わり方や言葉がけについて詳しく説明していただきました。子どもと関わるにしてもただずっと面倒を見ておくのではなくて、時には少し「離す」ことも大切とおっしゃっていました。離すと言うのは放っておくのではなくて、子どもと遊んでいる中で自分の世界に入り出した場合いつまでも関与せずに、少し距離をおいて遊ばせておくということです。大人から関わらなくても子ども達は自然と寄ってきます。もし自分から寄って来れない子の場合はこちらから寄って話しかけたり、違う友達との繋ぎの役割を果たすことが大切です。 学生からは子どもとの関わり方が難しいと感じた、という声が多く聞かれました。予想外のことが起きたそのときに適切な対処ができるのかがみんな不安に感じています。できるだけの準備をした上で、自分のできる最大限のことにチャレンジして取り組んでいくことが大事であると、今回の講義で学びました。 また、大震災から時間は経過しているとは言え、被災地の子どもたちが心にどんな傷を負っているのかは誰にもわかりません。日常会話でも不用意に傷つけてしまうことがないよう、より注意する必要があることを改めて確認しました。     後半は、私が司会進行をしてロールプレイをしました。3グループに分かれて、「3つの問題」について話し合いました。     【1】子どもたちから「原発についてどう思う?」と聞かれたら、どのように対応しますか? 【2】団体行動が苦手なA君がいて、集団になじめずに他のことをしているのを見て他の子ども達が「A君と一緒に活動したくない」と言いました。このときあなたならどうしますか? 【3】活動自体に興味を持てずに参加したくなかったり、苦手な活動に参加しない子どもがいたら、どう対応しますか?   それぞれ過去のキャンプで実際に起きたことで、どのような対応が適切か各グループごとに話し合いました。どの問題も「絶対」という答えはなく、なかなか意見がまとまらず苦戦しているグループもありましたが、全員が当事者意識を持って真剣に考える貴重な時間になりました。 しかし、いざ子ども達を目の前にして活動していると、予想もしていなかったことが起きると思います。その時、即座に適切な対応をするのは容易ではありません。今回のようにロールプレイをしてさまざまな場面を想定してキャンプに臨んでいくことも、大切な準備のひとつです。   これからは本格的に準備が始まり大変になっていくと思いますが、残り1ヶ月ちょっと、参加者全員の力を合わせて頑張っていきたいと思います。 活動の様子についてはまた随時報告する予定です。これからもHOPEFUL、そしてのびのびキャンプ2014をよろしくお願いします!   現代教育学科2回生 本田 亮介 【関連リンク】 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ 学生広報スタッフBlog vol.129~被災地支援「のびのびキャンプ2014」に向けて!

2014.06.24

学生広報スタッフBlog vol.129~被災地支援「のびのびキャンプ2014」に向けて!

こんにちは!学生広報スタッフで、被災地支援サークル「HOPEFUL」の山地美咲です!   HOPEFULは、東日本大震災を契機として畿央大学の学生有志により設立されたサークルです。被災地支援イベントへの参加、企画・運営などの活動をしています。今年からメンバーが大幅に増えて、約60人の組織に成長しました。 活動の一環として、2014年8月18日~20日に「のびのびキャンプ2014〜自分と未来〜」を福島県磐梯青少年交流の家にて開催します。     のびのびキャンプは、「福島県の子どもたちに大自然の中で思いっきりのびのびと遊んで、心と身体のリフレッシュをしてもらいたい!」という思いで始まったキャンプで、4年目を迎えます。 以前から親交のある福島大学の協力も仰ぎながら25名の子どもたちを招いて、2泊3日で最高の体験ができるキャンプをめざします。 ●過去のキャンプの様子はこちらから↓ 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ 学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ2011」を実施! 福島の子どもを奈良へ!被災地支援「のびのびキャンプ2012」を開催しました! 学生・教職員有志の被災地支援「のびのびキャンプ2013」を福島県で開催!   のびのびキャンプ2014は住友商事 東日本再生ユースチャレンジ・プログラム-活動・研究助成-2014年度と、子どもゆめ基金の助成を受けています。     キャンプ本番で大切な心構えを学んだり、メンバー全員が共通理解を深めて準備するための事前研修会として、土曜日の3,4限に計4回、大学内でセミナーを開催しています。5月24日(土)に畿央大学の学生参加者を集めて、第一回セミナーがありました。   第1回セミナーは、メンバーが初めて揃う日ということもあり、みんなとても緊張した様子でした。そのみんなが仲良くなるようにと、3限は、プログラム係の私とまえちゃんが、アイスブレイクするためのレクリエーションで盛り上げました!   ▲はじめは、グループに分かれて自己紹介をしながらのゲーム。キャンプ中はお互いが覚えやすいように「キャンプネーム」を使用します。     ▲メンバー全員での「もうじゅうがり」というレクリエーション。最後に人数が指定されるので、急いでグループを作ります。   ▲ゲームを通して緊張がほぐれ、仲良くなることができました!   キャンプ本番でも初対面となる学生と子ども達が距離を縮める方法として、誰にでもできるゲームや遊びを通じたアイスブレイクを徹底的に活用します!   また4限は、改めて「のびのびキャンプ」が始まった経緯やキャンプ中での学生の役割、昨年までのキャンプの様子について、過去のキャンプ経験者に語っていただきました。   ▲のびのびキャンプ2014副代表のほんちゃんとげんきくん   ▲昨年度代表を務めたひちょりさん、プログラムリーダーを担当したざぶさんから、のびのびキャンプが始まった経緯や、キャンプに望む心が前についてお話いただきました。   いよいよ、キャンプまであと約2ヶ月です! 子どもたちと熱い夏を迎えられるよう、メンバー全員で一生懸命に頑張りたいと思っています! 今後もこのKIO Smile Blogや、のびのびキャンプfacebookページ、HOPEFULのfacebookページなどに活動の様子をアップしていきますのでチェックしてください!   ▼のびのびキャンプ2014募集チラシ(クリックするとPDFが開きます)

2014.04.11

「みんなで外遊びプロジェクトin春休み」に参加!~被災地支援サークルHOPEFUL

こんにちは、教育学部2回生のゆっきーです!   春休みを利用して3/31〜4/2に福島県会津若松市で行われた『みんなで外遊びプロジェクトin春休み』に、被災地支援サークルHOPEFULメンバーの前ちゃん、本ちゃんと一緒に、参加してきました!   『みんなで外遊びプロジェクト』は、特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎(てらこやほうじょうしゃ)によるプロジェクトです。外遊びの中でお互いが人に頼む、また人から頼られる経験を積んで仲間づくりの大切さを理解することや、プロジェクト終了後も一緒に遊べる子どもたちの関係を作ることをめざした活動です。   青森県から来ている子どもや福島県の中でも比較的に放射能の影響が大きかった大熊町から来ている子どもなど、参加者は様々でした。   朝、会津若松駅で子ども達を迎え入れてバスに乗り、福島県会津自然の家に到着!   そこでは木を使ったクラフトをしました。 みんな一生懸命に作っていました☆     そしてお昼はバイキング形式の昼食を食べてから、プレイホールと野外に分かれて自由遊びの時間! ドッジボールをしたりフラフープをしたりピアノを弾いたり川遊びをしたり… 自然豊かな場所でのびのびと体を動かして、とても楽しそうでした! 友達と遊ぶ子ども達はみんな笑顔で溢れていました(^^)♪   子ども達の活動の様子はこちらから☆   子ども達との時間はあっという間で一日だけでは足りず、解散する時はとても寂しかったです。 今回企画してくださった寺子屋方丈舎さんは毎年子ども達とキャンプや日帰りのプロジェクトを行っているようなので、ぜひまた参加したいと思いました!!   子どもが好きな人、ボランティアに参加してみたいという人は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか(^^)?   私たちは今回福島県に行き、プロジェクトに参加することで、改めて復興支援を継続的に続けていきたいなと思いました。 私たちができることはほんの一部にしか過ぎないかもしれませんが、子ども達の「楽しかった!!」と言う笑顔を見て、無駄ではないのかなと思いました。   「復興支援」と一言で言っても様々ですが、このように目に見えない支援もたくさんあります。 私たち学生はこれからも必要とされる限りのことを少しずつでも続けていき、このように活動の記録をみんなに発信していきたいと思います。   最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!   被災地支援サークルHOPEFUL 現代教育学科2回生 荒井 章恵

2014.04.08

学生広報スタッフBlog vol.122~学生による被災地支援活動に、住友商事から助成が決定!

こんにちは!学生広報スタッフで被災地支援サークル「HOPEFUL」の山地美咲です!   東日本大震災以降、畿央大学の学生と教職員有志による被災地支援の活動がつづいています。被災地支援サークル「HOPEFUL」では、今年の夏に福島県の子どもたちを対象としたイベントを企画しています。その活動に、住友商事 東日本再生ユースチャレンジ・プログラム-活動・研究助成-2014年度の助成をしていただくことが決定しました!昨年に引き続き、2年連続での助成になります。     【助成対象一覧】【Aコース(ユースが任意のチーム/サークル/グループで取り組む活動や研究)   そして、先日東京で行われたスタートアップオリエンテーションに、現代教育学科1回生の前川知史くんと共に参加してきました。新幹線で東京駅まで行き、途中何度か迷いながら会場にたどり着きました。始まる前から、他団体の方とお話しする人たちも多い中、知り合いのいない二人はどうすればいいのか分からず、緊張しながら時間まで過ごしました。   助成オリエンテーションのあと、助成決定証書をいただきました。これから夏まで大変なことだらけではありますが、証書をいただき、これからもより真剣に頑張っていこうという思いが強くなりました。     その後、10団体程度に分かれて行ったグループワークでは、お互いが団体紹介をした後に、他団体の活動のすごいところを伝えて、エールを送りあいました。「被災地支援」といっても、さまざまな活動の形があることを知ることができました。   また、エールタイムでは、自分たちの強みを再確認することができました。例えば、畿央大学には教育・健康それぞれの分野で専門性の高い学生がいて、それを生かしながら活動しているところが、他の団体にはなかなかない点として挙げられました。   最後に、他団体の方と親交を深めるために、懇親会が行われました。老舗の日本料理店がプロデュースしたレストランで、とてもおいしく、二人とも食べ過ぎちゃいました!(笑)   他団体の方々と、どんな思いでどんな活動をしていてどんな思いを持っているのか、学生団体ならではの悩みや、活動拠点が被災地から離れているからこその悩みなど、他団体の方とお話しすることができた貴重な機会でした。このつながりを大切にしていきたいです。   ▼レストランの窓から見える夜景がとてもきれいでした。   これから、夏のイベントに向け、まだまだするべきことが山積みではありますが、全力で突っ走り切りたいと思います。このKIO Smile BlogやHOPEFLのfacebookページでも情報発信していきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。   【関連ページ】 被災地支援HOPEFUL facebookページ 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ 学生広報スタッフBlog vol.108~被災地支援のびのびキャンプ、住友商事の中間発表会!

2014.03.11

学生広報スタッフBlog vol.118~3月11日、被災地のためにできること。

皆さんこんにちは♪ 学生広報スタッフ&被災地支援サークル「HOPEFUL」メンバーの、きーさんです☆   今日は3月11日。東日本大震災からちょうど3年ですね。 最近は報道も少なくなりましたが、節目となるこの日の前後はどの局も特番を組んだりしています。 被災地の現状はまだまだ厳しいものがあり、「何かしたい」「でもどうしたら良いか分からない」という思いで見ている人も多いのではないでしょうか?   『HOPEFUL』は、畿央大学の被災地支援サークルです。 被災地の団体や他大学ともつながり、ボランティアの情報を共有して様々な活動に参加しています。 これまでの活動の様子もいくつか大学公式ブログにアップしているので、良かったらご覧ください☆ ・学生広報スタッフblog vol.37 ~被災地支援サークル「HOPEFUL」の活動 ・学生広報スタッフblog vol.46~被災地支援サークル活動報告@宮城県石巻市! ・学生広報スタッフblog vol.60~被災地支援サークルHOPEFULの活動 ・被災地支援「きっかけバス47」~ボランティア学生レポート!その2   また、福島の子ども達と「のびのびキャンプ」をこれまでに3回実施してきた「畿央大学のびのびプロジェクト」のメンバーも、『HOPEFUL』に多数参加しています。 ・学生・教職員有志の被災地支援「のびのびキャンプ2013」を福島県で開催! ・学生広報スタッフBlog vol.90~のびのびキャンプ2013参加レポート! Facebookページ 畿央大学のびのびプロジェクト   『HOPEFUL』は、次年度の活動に向けて新体制で動き始めています! 4月以降、新入生・在学生を問わず新規メンバーも募集する予定なので、お気軽にお問い合わせを(^o^) 是非、一緒に活動しましょう!    ▲会議の様子☆ 昼休みを中心に集まっています ▲もぐもぐ♪ 楽しく元気なメンバーたち☆            ▲忘年会☆ みんな仲良く楽しく真剣に活動しています!

2014.03.07

被災地支援「きっかけバス47」~ボランティア学生レポート!その2

「今を生きろ、この一瞬を生きろ。」 僕がとても大事にしている言葉です。   こんにちは、来年度3回生となります、教育学部現代教育学科の大東元気です。 僕は2014年2月22日(土)~25日(火)の4日間、「きっかけバス奈良」に参加してきました。 きっかけバスとは47都道府県の学生たちが支援者の方の支援金を使わせていただき、岩手県・宮城県・福島県に訪れて「風化」「風評」に苦しむ東北に復興の「旋風」を巻き起こす、そんなプロジェクトです。   みなさんは今、東北の復興はどれくらい進んでいるか、御存知でしょうか? 東日本大震災から3年、今の東北はどうなっているのか、 「建物や住民が避難場所や仮設住宅から少しずつ戻ってきている。」 「復興は進んでいる。」 そんな風に、なんとなくで、漠然としたイメージでしかないという方も多いのではないでしょうか? 僕もその中の一人でした。   ▲この写真は、岩手県のJR陸前高田駅から陸前高田のメインストリートを撮った写真です。   見ての通り、建物も住民も、だれも、なにもありません。 僕はこの光景を目にして言葉が出ませんでした。 僕はなにを思って、「復興は進んでいる。」と思っていたのでしょうか。 人がいませんでした。   ▲ここはJR陸前高田の駅のホームです。   ▲この建物は宮城県南三陸町にある、防災対策庁舎です。2つの写真から津波の凄まじさが感じ取れるのではないでしょうか。   ▲宮城県にある閖上(ゆりあげ)中学校にも行ってきました。 (ちなみに、YouTubeには閖上中学校の屋上から見た津波の様子がアップされています)   「生きたくても生きられなかった方がたくさんいる。」と感じる瞬間がたくさんありました。やはりその時には、言葉が出ませんでした。     東北の今、復興はおろか、復旧さえ進んでいないところがほとんどなんです。 なぜ復興は進まないのか、なぜこんなにも被害がでてしまったのか、原発問題とはなんなのか、一度調べてみてください。 それでわからなかったり、もっと詳しいことを知りたいと感じたり、自分もなにかできることはないかと思ったら、ぜひ僕に一声かけてください。絶対に力になります。 畿央大学の被災地支援サークル「HOPEFUL」にも所属しています。昨年は学生・教職員有志による「のびのびキャンプ2013」にも参加しました。興味があるならぜひ、アクションを起こしてみてください!     僕は東北に行って、防災の大切さについても知りました。 しかし防災の大切さを知るだけではいけません。 今度起こる“南海トラフ地震”に備え、いつおこるかわからない天災に備え、防災をしておくことは大切なのです。 生きるために。 ・自分が避難する場所はどこか ・その避難場所は本当に安全か ・その避難場所の備蓄はどれくらいあるのか これらのことを熟知しておくだけで、生き残れる確率はぐっと上がります。     このブログに載っていることはほんの一部ですが、すべて真実です。日本で起きている“今”です。 僕は東北で、現実や命のはかなさ、そして人の温かさを知りました。 東北の方が、きっかけバス参加者の僕らに向けた言葉でとても印象に残っている言葉があります。「あなたたちや、あなたたちの大切な人に生きてほしい。」という言葉です。 この言葉にどれだけのいろんな思いや感情が隠されているのでしょうか。 なぜこのような言葉を発することができたのか。 僕はこのきっかけバスでの体験を絶対に忘れません。そして、大切な人に、大切な人の大切な人に、ずっと伝え続けることを心に決めました。 最後になりましたが、このブログを最後まで読んでいただきありがとうございました。 ぜひあなたの大切な人に、このブログで知った少しのことでもいいので伝えてくださればと思っています。 自分が避難する場所はどこか、その避難場所は本当に安全か、その避難場所の備蓄はどれくらいあるのか、自分の住んでいる地域の土地の高さはどれくらいか、防災リュックは準備できているか、これらのことがあなた自身、あなたの大切な人の命を救う力になります。 どうか、「今を生きてください、この一瞬を生きてください。」 いつなにが起こるかわからない、生と死の世界に僕たちは生きているのです。   現代教育学科2回生 大東 元気 【関連リンク】 被災地支援「きっかけバス47」~ボランティア学生レポート!その1 畿央大学のびのびプロジェクト ブログカテゴリ「被災地支援の活動」

2014.03.05

被災地支援「きっかけバス47」~ボランティア学生レポート!その1

こんにちは。畿央大学教育学部3回生の柴田大貴と片岡利允です。 僕達2人は今回、被災地支援活動の『きっかけバス47』という活動に参加させていただきました。 (柴田は滋賀バス:2014年2月16日~19日、片岡は奈良バス:2014年2月22日~25日)     『きっかけバス47』は、47都道府県から各都道府県につき学生40人を乗せた1台のバスを東北三県(宮城・福島・岩手)に送り出すプロジェクトです。 学生が東北での実体験を通して東北の今を感じ、震災の教訓を学び、自分のコトバで家族や友人、大切な人、それぞれの故郷・地域の人たちに伝え続けていき、そして、日本中が助けあって東北の復興に関わり、3.11の教訓を地域の防災に活かす“きっかけ”をつくるという目的で行われています。 公益社団法人助け合いジャパン主催のもと、環境庁と連携、内閣府が後援の大規模なプロジェクトとなっています。 今回は、僕たちが東北の土地へ行き、学んだこと、感じたことを多くの人に伝えて行きたいと思い、投稿させていただきました。   ▼震災の2時46分で止まった時計 (宮城県名取市立閖上中学校 旧校舎)   私は東北に行き、語り部さんのお話の中で特に心に残っていることが2つあります。 1つ目は「皆さんは自分が災害に遭わないと思っているのです」と言われたことです。 「自分は大丈夫だろう」と思っていた自分の心を見透かされたような気がし、防災に対する認識の甘さを感じさせられました。いつ災害が来るか分からない、明日は自分が被災者になるかもしれない、という怖さを実感させられました。   2つ目は教育に関する話で、ある学校では「教師の適切な判断と普段の避難訓練のおかげで、子ども達の命が守られた」、またある学校では「教師間の連携が上手く取れていなく、教師の判断ミスで津波に流されてしまった」という話を伺い、避難訓練の大切さ、教師は子ども達の命を預かっている立場であり、大変責任感のある仕事だということを改めて感じさせられました。   最後に、私が多くの方に伝えたいことに、福島の除染プラザセンターで聞いたお話があります。 「福島といえば放射能のイメージがあるために福島の野菜を買おうとする人は少ないかもしれません。でも、それは大きな間違いなのです。きちんと検査されているかどうか分からないような野菜と比べると、福島の野菜は様々な検査を通って出荷されているため「世界一安全」な野菜と言えるのです。と施設の方から伺い、自分が風評に踊らされて物事を判断していたと、気付かされました。 少し考え方を変えるだけで、風評被害は止められます。私達は風評被害に踊らされることなく、正しい情報をきちんと知ろうとして、そして、風化させないために、正しく多くの人に東北の様子を伝えていくことが大切なのです。東北に旅に来て、魅力を知ること、それを伝えることも十分、町を元気にして、活気づけ、復興に繋げられるのです。 またこの地に戻って来ようと思わせてくれる暖かさが、東北にはたくさんあります。東北のことを知ろうとする。その気持ちだけでも十分、東北支援に繋がるのです。皆さんもこの投稿を見て、少しでも東北支援に興味を持っていただけたのであれば幸いです。 教育学部3回生 柴田 大貴   私は、今まで何も知りませんでした。いや、知ろうとしませんでした。この4日間、本当に自分の無知に気付かされました。復興はまだしも、復旧すらしていない現実。ここに本当にかつて人がいて、建物などがあったのかと疑いたくなるような何もない土地。一番初めに宮城県南三陸町の防災対策庁舎の前にバスから降りたとき、その場の静けさに違和感を覚えました。そんな第一印象で東北三県を巡るツアーが始まりました。 現地で行ってきたボランティア活動、当時避難所を運営していた語り部さんのお話、仮設商店街、地元の語り部ガイドの案内で巡るツアー、福島除染情報プラザ、被災物が展示されている美術館などの経験から、感じたこと考えたことをいくつか伝えたいと思います。 南三陸での農業復旧作業。畑にある津波で流されてきた瓦礫や大きな石をピッケルやつるはしで掘り起こしていくという比較的地道な作業でした。しかし、この作業は必ず復興の力になる作業だと現地の方はおっしゃっていたので、少しでも復興の力になれたことにうれしく思いました。また、東北の地を訪れるだけで現地の方は、「私たちの土地はまだ忘れられていないのだな」という気持ちになるそうです。地道な作業がまだ残っており、心のケアという意味でも、まだまだ現地での継続的な支援が必要なのだと感じました。 釘子さんという語り部さんのお話。「避難所の場所を知っていますか?」という問いかけに、私は手を上げられませんでした。家族がバラバラになったときの連絡の手段も考えたことがありませんでした。心のどこかで、自然災害を他人事に思っていたことに気付きました。しかし、誰もが被災者になりうる可能性があります。今までの奈良県は、私の知る限り自然災害による被害が他県に比べて少ないからか、防災意識は低いのではないかと思います。しかし、奈良県にいるときだけに自然災害は起こりますか?今までがそうだったように、これからも奈良県は大丈夫だといえますか?今回の東日本大震災では、さまざまな想定外あったようです。だから、いつでも最悪の事態を想定して、その対策をしておくべきではないでしょうか。この記事を読んでくださっている方には、ぜひ自分の身を守る術を今のうちに身に付けておいて欲しいと思います。1秒後にさえ何が起こるかわからないので。 他にも、この4日間でここには書ききれない程の経験をさせていただきました。それは知ることが怖くもなるほどものでした。しかし向き合わねばなりません。現地の方々がそうしていたように。この貴重な経験を、「きっかけバス47」に関わってくださった多くの方々、支援してくださった方々、東北の方々、そして未来の災害から救われるべき人々のために、生かしていきます。私に何ができるのかまだ分かりませんが、とにかくできる限り伝え続けていきます。来週、地元の小学校の5.6年生と先生方の前で話をすることになりました。ゆくゆくは小学校教諭になり、防災教育をもって一人でも多くの子どもたちに生き抜く力を身に付けさせたいです。 教育学部3回生 片岡 利允 ▼被災した宮城県南三陸町 旧防災対策庁舎 【被災地支援関連リンク】 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ ブログカテゴリ「被災地支援の活動」