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2018.08.25

第16回畿央祭実行委員Blog vol.14~舞台部署の夏休み活動報告!

こんにちは〜〜!!第16回畿央祭実行委員の舞台部署です。   今年の舞台部署について紹介していきます!! 毎年各部署の中で1番人数が多い部署で、今年も59人ととても多い部署です!!私たち部署長としては、みんなの顔と名前が出来るだけ早く覚えられるといいなあと思っています。 去年は雨で納得のいく舞台ステージが作れず終わってしまったので、今年はみんなの思い出に残る最高のステージを59人全員で作り上げたいと思います。   そして夏休みには、野外ステージに飾られるバックパネル作成を行います!1回生にお願いして、今年のテーマである『掌』を元にデザインしてもらい、みんなの思いを込めたパネルを舞台部署全員で作り上げます!!   ▼去年のテーマ「虹」のバックパネル   畿央祭当日野外ステージのバックパネル楽しみにしていてくださいね〜〜♪   第16回畿央祭実行委員 舞台部署長 健康栄養学科2回生 井上 菜々子   ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.08.24

第16回畿央祭実行委員Blog vol.13~学内企画部署の夏休み活動報告!

こんにちは!!第16回畿央祭実行委員の学内企画部署です。   いよいよ夏休みの活動が始まりました。今年のお化け屋敷のテーマは『和風』!! 今はわら人形やお墓、お札など、お化け屋敷で使う小道具を作ったりしています。   ▼休憩中の様子 みんな楽しそう♪   学内企画は毎年、夏休みから学園祭の前日ギリギリまで準備に追われる忙しい部署ですが、みんなでより良いお化け屋敷を作ろうと一致団結し、役割分担をしながら作業を進めています。   お化け屋敷は、   1日目 10:00〜16:00 2日目 10:00〜15:30   で行っています。 混み合うことが予想されますので、午前中に来ていただくのがオススメです☆   ▼以前のお化け屋敷の様子   ぜひ今年も学内企画のお化け屋敷に来てください!よろしくお願いします!!   第16回畿央祭実行委員 学内企画部署長  現代教育学科2回生 仲井 遥香 健康栄養学科2回生 山中 理緒   ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.08.23

第16回畿央祭実行委員Blog vol.12 広報部署活動報告2

いよいよ、畿央祭のパンフレット作成が始まりました!   ▲パンフレット作成の様子   キャンパスマップやスケジュール表を作ったり、畿央祭で行われる様々なイベントの紹介文を考えたりして、最終的に1冊のパンフレットに仕上げていきます。 デザインやページ配分など毎年調整が必要で、大変な部分はたくさんありますが、畿央祭に来てくださった方々に、素敵で見やすい冊子を渡せるように、広報部署みんなで頑張っています!!楽しみにしていて下さい♪   また、パンフとは別で、大学HPに第16回畿央祭『掌』特設ページが開設されており、新聞折り込み用のチラシも完成間近です!!畿央祭の詳しい情報がギュっと詰まっているので、学園祭をさらに楽しんでいただくためにも、事前にぜひチェックしてきてくださいね!!   第16回畿央祭実行委員 広報部署長 健康栄養学科2回生 植林由里子 ●畿央祭『掌』特設ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.08.23

第16回畿央祭実行委員Blog vol.11~アリーナ部署の夏休み活動報告!

こんにちは!!第16回畿央祭アリーナ(体育館)部署です。 今年の畿央祭アリーナ企画の名称は「スマイルファンタジー」になりました☺ 名前の通り笑顔あふれるアリーナ企画にしたいです!!     もちろん、遊びの企画内容も決定して、準備も着々と進んでおります(^O^) 今回の畿央祭では、アリーナでは、ぞうさん・ふわふわ迷路・ボールプール・ボーリング・ストラックアウト・幼児コーナー。小体育館にて、折り紙・ぬりえ・プラバン・スライム、サンクンガーデンにて、ヨーヨーすくい を行います! ボールプール と ヨーヨーすくい は、新たな企画なので、楽しみにしていてください!!   アリーナ「スマイルファンタジー」は 10月20日(土)・21日(日) 10時~16時 です!   豪華景品(?)が当たる「ビンゴ大会」を、両日15時~行います! ぜひご来場ください(^O^)♪     第16回畿央祭実行委員 アリーナ部署長 現代教育学科2回生 岡田舞香 理学療法学科2回生 仲川綾恵   ●畿央祭イベント紹介ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.08.21

オープンキャンパスで栄養バランスチェック!~健康栄養学科ヘルスチーム菜良

平成30年8月11日(土)・12日(日)に畿央大学のオープンキャンパスが開催され、ヘルスチーム菜良※1から学生がスタッフとして参加し、食育サッとシステム※2を用いて、日頃の食生活を見直してもらう体験コーナーを実施しました。   (※1)ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成され、食育啓蒙活動などを行っています。 (※2)食育サッとシステム…フードモデルを用いて1食分の食事バランスを栄養価で計算し、5段階で評価されるシステムです。     8月11日(土)には115名、8月12日(日)には135名というたくさんの方に参加していただきました。このコーナーでは、普段の食事や今食べたいものをフードモデルから選んでもらい、食育サッとシステムで栄養バランスの評価を行い、その結果から気を付けるべき栄養素をアドバイスさせていただきました。     12日(土)に参加したスタッフは、1回生1名と3回生4名の合計5名と少ない人数でした。しかし、助手の先生方のご協力もあり、参加者の方に「楽しかったです。」「ありがとうございました。」等とお声掛けいただき、とてもやりがいを感じました。 私は特に、「食事のバランスは1食ごとに栄養価を完璧にしないといけないのではなく、1日や1週間の単位で考えれば良い」ということを意識して伝え、「これならできるかも」と思ってもらえるようにお話ししました。この企画には1回生から参加していますが、毎年毎年参加者の方にお伝えできることの幅が広がってきていて、日ごろの勉強が身についているのを実感でき、これからももっと勉強を重ねていきたいと思いました。     また、栄養相談でお話した参加者の中には「畿央大学の健康栄養学科が第一志望」と言ってくれていた高校生が何人かいたのがとても嬉しかったです。ぜひ来年の入学式で顔を見ることができたらと思います。                           健康栄養学科3回生 葛本葉月   ●ヘルスチーム菜良の情報はこちらからご覧になれます。

2018.08.13

「バーンデザイン」農家小屋アート!第3弾~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

人間環境デザイン学科加藤ゼミの取り組み、今年で3回目となる「バーンデザイン」の報告です。   今夏の暑さは尋常ではありません。連日40℃近くまで気温が上昇し、プロジェクトの実現が危ぶまれるほどでした。熱中症患者が続出しているため対策をして臨みましたが、幸いにも台風の影響で当日は涼しく最適の作業日といえるぐらいでした。快適さのためか作業が予定より早く進み、2日間を想定していましたが、なんと平成30年8月9日(木)の1日だけで完成してしまいました!1日で完成できたのは初めてのことです。     今年度も、Aバーン・Bバーンと2つの農家小屋をペイントアートしました。またAバーンの所有者である松井様から、ぶどうの温室に屋号を入れてほしいという要望があり、今回初めての試みとして、24メートルの長―いサインも制作しました。当初は少し躊躇しましたが、何事もチャレンジ!とみんなで頑張り、Kioのロゴも入れさせていただきました。   Aバーンは関屋駅から西側の南。(一番下の地図参照) A・Bバーンともに、近鉄電車からよく見えます。五位堂駅から上り線(大阪に向かって)左側にあります。関屋駅の界隈にきましたら、集中して外を見てバーンを見つけて下さい。     Aバーンリーダー:丸山瑞季さんのコメント 今回のぶどうのデザインは、ステンドグラス特有のメリハリのついたデザインが遠くから見た時でも綺麗に見えると思って考えました。作業はチョークで下描きをしてペンキで塗るという初めての経験でとても新鮮に感じました。背の高い人や細かい作業が得意な人などそれぞれの個性が発揮できて面白かったです。全員が手伝ってくれたおかげで、暑い中の作業も楽しくすることができました。また一からデザインするということをしてみたいと感じました。   ▼Aバーンの原画   ▼Aバーン     Bバーンは関屋駅東側の南にあります。(一番下の地図参照)2年前(バーンアートを始めた年)にアートさせてもらった農業小屋です。今年は同じ小屋の手前のコーナー部分をアートさせてもらいました!     Bバーンリーダー:西垣明花さんのコメント 縮尺1/20で原画を描いていたので、考えていたデザインを実際に原寸大の大きなバーンに描くと、規模の違いもあって想像以上に難しかったです。今回、2・3回生で行う初めての大きなプロジェクトだったのですが、作業を通じて学年を超えての信頼も深まり良い機会であったと思います。また、今回のバーンデザインをたくさんの人に見ていただいて、関屋の農業の更なる促進に繋がれば嬉しいです。施主の山田様にはぶどうを御馳走になり、またご自宅で休憩させていただき本当にお世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。   ▼Bバーン   A,Bバーンの両方掛け持ちした2回生:亀岡功嗣君のコメント 自分で仕事を探して積極的に動くのは私的には少し難しいことでしたが、今回は結構頑張れた気がしています。また、先輩方とも接することができて良かったですし、少しでも仲良くなれていたら幸いです。完成したバーンを見ると心が充足しました。   飛び入り参加の1回生:勝屋翔太君のコメント 今回、加藤プロジェクトゼミのお手伝いをさせていただいて、大変な作業も多かったですが完成した時の達成感、協力してくださった農家の方々の完成したデザインを見た時の笑顔が素敵で、とても嬉しかったです。また参加したいです。     ▼バーンデザイン周辺地図   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜   【関連記事】 人間環境デザイン学科教員が「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産のぼりデザインで入賞! 人間環境デザイン学科プロデュース「KIOビニールバッグ」が完成! 近畿大学アカデミックシアターを見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 「バーンデザイン」農業小屋アート~人間環境デザイン学科

2018.08.03

全国栄養士大会でポスター賞を受賞!~健康栄養学科教員

平成30年7月28日(土)、29日(日)に、パシフィコ横浜にて「平成30年度全国栄養士大会」※1が開催され、KAGUYAプロジェクト※2から健康栄養学科の串田が参加してきました。     ※1:全国栄養士大会: 全国の管理栄養士・栄養士が一堂に会し、取り組むべき課題を協議、対応や実践の方法を共有することを目的とした大会 ※2:KAGUYAプロジェクト: 畿央大学と広陵町が連携して行っている「広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクト」です。詳細はホームページをご覧ください。   大会初日は、台風第12号の影響で不穏な天気の中、全国から集まった会場を埋め尽くす管理栄養士・栄養士が、栄養学のトレンドを集めた講演やセミナーにおいて研鑽を積まれていました。 KAGUYAプロジェクトからは、示説発表において、「同居者のいる地域在住高齢者における共食有無と健康状態との関連」を発表させていただきました。     共食行動は、国の健康・食育政策の目標とされ、健康づくり事業として進められている地域も多い一方、健康状態への影響を検討した研究は限られており、今回はその一端となる発表です。 発表の際は、地域で活動されている方々から「共食行動を伴う健康づくり事業を行っているが、栄養学的根拠が少なく、このような研究は重要」等、多くの意見・感想をいただけました。 今回参加したことで、現場の管理栄養士・栄養士における本分野の研究に対するニーズの強さを実感することができ、たいへん良い機会となりました。 多数の方々に興味をお持ちいただけたこともあって、今回の発表に対し、ポスター賞をいただくことができました。     今後も、KAGUYAプロジェクトでは、地域や社会の健康づくりにつながる研究の実施と成果発表を進めてまいります。   健康栄養学科 講師 串田修   ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ  KAGUYAプロジェクトに関する記事はコチラから!

2018.07.30

人間環境デザイン学科教員が「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産のぼりデザインで入賞!

堺市の社会奉仕団体・堺おおいずみロータリークラブが「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録を後押しするため、周辺に立てる「のぼり」のデザインを募集していました。全117点の応募作品の中から、このたび大阪市在住の木村幸代さんの作品が最優秀作品に選ばれました。おめでとうございます。 そして、私事ですが、私の作品が次点にあたる「国際ロータリー2640地区賞」に選ばれました。   ▼表彰を受ける加藤先生 ▲優秀作品賞の木村幸代さん   平成30年7月18日(水)堺商工会議所にて表彰式が行われ、最優秀賞を始め9人に各賞が贈られました。 百舌鳥・古市古墳群は世界遺産登録への国際推薦が決まり、9月にもユネスコの諮問機関イコモスの現地視察がある予定です。   ▼加藤先生の作品と表彰状   畿央大学がある馬見丘陵地区には古墳群が広がり、東へ行けば卑弥呼の墓ではないかと噂されている箸墓古墳があり、西へ行けば仁徳天皇陵を含めた百舌鳥・古市古墳群があり、東西一直線の古墳の道が見えてきます。古墳で地域は繋がっていると言えます。 百舌鳥・古市古墳群がめでたく世界遺産に登録されることを心より祈っております。   ●この記事は、朝日新聞でも取り上げられています。   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜   【関連記事】 人間環境デザイン学科プロデュース「KIOビニールバッグ」が完成! 近畿大学アカデミックシアターを見学!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 不要な建物を再利用する「空家コンバージョン」で卒業制作!~人間環境デザイン学科 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ

2018.07.26

第16回畿央祭実行委員Blog vol.9~冬木学長に決意表明&幹部自己紹介!

こんにちは!第16回畿央祭副実行委員長の坂本知香です。 7月後半に入りテスト勉強に忙しいなか畿央祭に向けて、各部署で作業が順調に行われています。 今年は例年と比べ早い段階で準備が進み、新しい企画も考えています!   畿央祭に向け、幹部全員で学長先生に挨拶を行いました。一人ひとり自己紹介をし、学長先生に畿央祭への意気込みを伝えました。     そして学長先生から激励の言葉を頂きました。   遅くなりましたが、畿央祭幹部全員の自己紹介と一言です!   実行委員長 健康栄養学科 千葉茜 今年のテーマ「掌」通り、実行委員をもとに畿央祭を盛り上げてくれる皆さんの全員の手で最高な畿央祭を作り上げていきたいです!よろしくお願いします(・ω・)v   副実行委員長 健康栄養学科 車谷美紅 幹部みんなで協力して最高の畿央祭にしましょう!   副実行委員長 看護医療学科 滝尾愛 今年は実行委員の人数が280人と過去最高に多い人数が集まりました!この280人ひとりひとりが楽しんで、力をあわせて良い畿央祭にできたらと思います!よろしくお願いいたします。   副実行委員長 現代教育学科 仲田航希 学生だけでなく、地域の人にもたくさん来ていただける熱い畿央祭にしたいです!!   副実行委員長 看護医療学科 坂本知香 来場者のみなさま、実行委員、畿央大学の学生、先生、職員のみんなに楽しんでもらえて、さらに「今年はちょっと違うな」と思って頂けるような畿央祭を作らせて頂きます!よろしくお願いします。   模擬部署 現代教育学科 冨永雄太 安全に配慮して最高の畿央祭にします!!!   模擬部署 現代教育学科 直井魁杜 去年度に引き続き、事故の無いように安全第一で来校者の方に楽しんで頂けるように頑張ります!   展示部署 人間環境デザイン学科 奥村綾 今年度は昨年度よりももっと華のある、煌びやかな畿央祭になるよう、全力で展示物の制作に取り組みたいと思います。   展示部署 現代教育学科 野村真子 最高の畿央祭になるように頑張ります!よろしくお願いします!   学内企画部署 現代教育学科 仲井遥 「今年のお化け屋敷が一番怖くて一番楽しかった」と来場者の方々に言って頂けるように、一緒に頑張ってくれる実行委員たちと最高のお化け屋敷を作りたいと思います!よろしくお願いします!   学内企画部署 健康栄養学科 山中理緒 最高の畿央祭だったと言ってもらえるような学祭にしたいです!よろしくお願いします!   舞台部署 健康栄養学科 井上菜々子 みんなの思い出に残るような最高の舞台を作り上げるように頑張ります!   舞台部署 健康栄養学科 田淵日花里 畿央祭を盛り上げるために、最高の舞台を作り上げます!   広報部署 健康栄養学科 植林由里子 部署長として1、2回生を引っ張って、素敵なパンフレットを届けられるように頑張りたいです。   広報部署 健康栄養学科 井上朱音 今年も来場者の皆さま素敵な一冊をお届けできるように頑張ります。よろしくお願いします。   アリーナ部署 現代教育学科 岡田舞香 初めての実行委員ですが、新しいことも始めて、来てくれる人達がみんな笑顔になれるようなアリーナ企画にします!   アリーナ部署 理学療法学科 仲川綾恵 みんなで楽しい畿央祭を作っていきましょう!   以上、畿央祭実行委員幹部17名です!よろしくお願いします!   畿央祭まであと3ヶ月、各部署全力で準備を進めていきます。 ぜひ10月20日(土)、10月21日(日)にお越しください。 お待ちしております!!     第16回畿央祭副実行委員 看護医療学科2回生 坂本知香 ●畿央祭イベント紹介ページ ●これまでの実行委員Blogはこちらから!

2018.07.18

平成30年度第2回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 津越」を開催!~看護医療学科

2018年7月16日(月)、第2回目となる「Kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」(認知症カフェ)が開催されました。     「kio オレンヂ喫茶(カフェ) in 津越」は、西吉野町津越地区で文部科学省の科学研究費助成(挑戦的萌芽研究16K15979: 代表 島岡昌代)を受けて行っている認知症施策推進事業(新オレンジプラン)に基づく事業で、「たとえ認知症になったとしても安心して暮らし続けることのできる地域づくり」を目標に、五條市地域包括支援センターや高齢者総合福祉施設はるす・西吉野さんの協力を得ながら地域住民の方たちとともに創りあげていく認知症カフェです。 「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)in津越」では、前半は地域の方が認知症についての理解が深まるような取り組みを行い、後半は「認知症について語る会」として認知症についての思いを語り合う場を設けています。今回は西日本で起こった大雨による災害があったことから参加した住民同士で災害時の対処について話し合う機会が設けられました。 今回の参加者は、地域住民の方12名、西吉野在宅介護支援センターの方2名、はるす・西吉野の職員の方が2名で、畿央大学からは看護医療学科老年看護学の教員4名と山崎ゼミ生4名、さらに健康栄養学科の串田先生とゼミ生7名も応援にかけつけてくれて、総勢35名の大人数でした。   『認知症高齢者の支援』についてのミニレクチャー 講師の南部登志江准教授から地域住民の方々に、認知症の種類や症状、接し方についての講義がありました。認知症の症状には中核症状と行動・心理症状(BPSD)があり、BPSDは心の状態や性格、環境によって出る症状であることから、周りの人の理解や関わりが大切であるとわかりました。認知症の人と接するときの心構えとして、①驚かせない、②急がせない、③自尊心を傷つけないといった3原則が大切であると学ぶことができました。     「誤嚥にナラん体操」 講義の後にはリフレッシュです! 畿央大学の理学療法学科の教員が制作し、学生が実際に実施している動画(YouTubeにアップされている)をもとに、「誤嚥にナラん体操」を実施しました。皆さん一生懸命に映像を見ながら実施されていました。     認知症についてのロールプレイング 今回は西日本で起こった大雨による災害から、大雨により避難指示が出た際に、家族が認知症の方を避難誘導する際の対応について、看護医療学科教員が悪い例と良い例のロールプレイングをしました。 悪い例では、家族が大雨により水が増水し、家の近くまで迫っている焦りや恐怖心があったこと、また自分がどうにかしないといけないという使命感から認知症の方を避難させようと必死になり、認知症の方に対してきつい言葉遣いになったり、強引に避難させようとしたりしていました。 良い例では、家族が認知症の方に目線を合わせ、落ち着いてやさしい言葉で話しかけており、知っている人も避難したことを伝え、自分も一緒にいるから大丈夫であると声掛けし、認知症の方が安心して避難できる関わりをしていました。 このロールプレイングを見て住民の方は、「良い例の対応の方がいいことはわかるけど、実際にそのような状況になった時に同じように対応する余裕がなく、現実的には難しい」という意見がありました。また、健康栄養学科の学生からは「ロールプレイングを見て、どのように対応したらよいのかを知っておくことで、災害時に意識することにつながる」という意見もありました。 実際に災害時にこのような状況になったら、冷静に余裕をもって行動することは難しいと思いますが、可能な限り良い対応を意識して、認知症の方も安全に避難できるように対応していきたいです。     認知症について語る会 本来は認知症について語る予定でしたが、今回は数日前の大雨による災害が起きたことから、急遽、津越での災害時の対策や避難方法の話を中心にコーヒーやお菓子を食べながら話し合いました。住民の方の意見にはロールプレイング時の認知症の方への良い対応例を見て、認知症の方に合わせた対応をすることは理想だが、災害時にはそんな余裕はないのではないかという声もありました。また、災害時の避難について住民の方は、「津越のような地域では警報が出てから避難してたら余計に危ない。川も水かさはすぐに増すし、避難場所は川のそばを通って車で10分程かかる。避難場所に行くんやったら家におった方が安全や。」「一人で住んでる人には近所が気にして声かけるようにしてる。」と言っておられ、その地域の特性が出た意見だと感じました。市の職員の方は、「お一人暮らしの方は在宅介護支援センターでも把握しており、日頃から気に掛けています。車を使えない人の場合は、連絡をくだされば送迎も行っていますので、なんでも相談してください。」と言っておられ、認知症カフェは住民の方と市の職員の方の情報交換の場にもなっていました。また、住民間で災害時には声をかけ合うなど、住民同士で協力し合っているというへき地における住民同士の繋がりの深さを感じることができました。     日頃は涼しい山間部の静かな地域ですが、この日は室温が30度を超える猛暑の中、しっかり水分を取りながらたくさんの貴重なお話を聴かせていただきました。本日の体験を今後の高齢者看護や認知症の方への看護を考える上で役立てていきたいと思います。     看護医療学科4回生 井上美香 島野綾子 野並あこ 前田理佳子   【関連記事】 川上村健康力向上プロジェクト「認知症教室」を開催!~看護医療学科 川上村民生児童委員会の方を対象とした「認知症を正しく理解する講習会」を開催!~看護医療学科 平成30年度第2回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」を開催!~看護医療学科 平成30年度第1回「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かちあい in 御所」を開催!~看護医療学科