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看護医療学科
2012.05.23
離島・へき地医療体験実習<看護医療学科>
看護医療学科のカリキュラムでは、4回生のはじめに3泊4日の『離島・へき地医療体験実習』があります。 4月に実習を体験した学生の声を紹介します! 私は離島・へき地医療体験実習で、三重県鳥羽市にある”神島”に行ってきました! 今回の実習では、島民の健康について考えることができ、島民の顔が見える医療を理解することができたと思います。 まず、島民の健康状態を知るために健康診査を行いました。島民の食事内容の傾向や、骨の健康状態を把握することができました。 また島民のみなさんと交流するために夕食会を行い、島のことをたくさん教えていただくことができました!とても楽しかったです(^^) この島には診療所が一つだけで、医師も一人しかおらず、緊急時対応が大変という難点もありますが、医師が島民それぞれの背景を理解しやすく、島民のみなさんも医師を信頼しておられるようでした。医師からも、島民のために・・・という思いが伝わってきました! 今まで実習でいくつもの病院に行きましたが、そこでは気付くことのできなかったことに島では気付くことができたと思います! 楽しく学べた実習でした! 今度機会があればぜひまた行きたいです(^^) 島民のみなさんや診療所の方々、先生方ありがとうございました!! 健康科学部看護医療学科4回生 西川郁
2012.05.07
学生広報スタッフblog vol.16 ~看護医療学科新入生の日常
皆さん、はじめまして、こんにちは! 看護医療学科1回生の「きーさん」こと喜島です。学生広報スタッフになりました! 健康科学部看護医療学科は今年度から定員が増え、学年全体で99名となっています(うち、男子は8名!)。 入学してから1か月。学校生活にも慣れてきたところですが、そんなピチピチの1回生の、日常の様子を少しつづってみたいと思います。 ▼4月3日 入学式。みんな、まだまだ緊張してますね~ ▼4月5日~6日 入学早々に高野山で宿泊研修! これでみんな、かなり打ち解けたように思います。 早朝4時頃まで夜なべ談義!! 作文には悪戦苦闘しましたが、いろんな同級生と仲良くなれました。 ▼4月9日 仲良くなった数人で、最寄駅で待ち合わせて一緒に通学するようになりました。 駅から徒歩約15分!ちょっと遠いのですが、友達といろいろお話できる時間でもあるんです。なので、そんなに苦にはなりません。通学路の桜も満開! ▼4月12日 クラブ見学。この日は数人で硬式テニス部へ。(通常は必ずウェア着用なのですが・・)勢いで私服のまま練習に参加させてもらいました! 見学していた同級生が応援してくれました★ (さらに…)
2012.04.18
学生広報スタッフblog vol.14~看護の技術
~看護の技術~ 看護医療学科の清水です。 他学科の方から、看護の技術を知りたいというリクエストを頂いたので、今回は車椅子による移動について説明します。 自力で動くことが難しい患者さんを移乗する時などに用います。 臨床ではよく使われる技術です。 取材に協力してくださったのは畿央大学看護医療学科を今春卒業した1期生の先輩3人です。 着任後、現場ですぐ役立つようにと、入職前に実習室を利用して練習されていました。 ▼左から順にナース役、観察役、患者さん役です。 需要品:車椅子、膝掛け、履物、クッション ① 車椅子を患者さんが座りやすい角度に置き、ストッパーを掛ける。フットプレートは上げる。 ② ベッドに座る姿勢にする。 ③ 座る姿勢⇒立つ姿勢にする。 ・ナースは腰を下げ、患者さんに両腕をナースの肩に回してもらう。 ④ 立つ姿勢⇒車椅子へ移動する。 ・ナースは患者さんの腰に両腕を回し、脇をしっかり締めて背中で手を組む。 ・患者さんを引き寄せて患者さんと共に立ち上がる。 ・ナースは両腕で患者さんのお腹をしっかり持ち、体を車椅子の方向へ回転する。 ・車椅子の座る部分を確認し、患者さんを座らせる。 ⑤ 座る位置を安定する。 ・座席の前方に座るとずり落ちるので、患者さんの後方に回り、両腕をお腹の前で組んでもらい、ナース側に上に引き上げるように引きよせる。 ・両足をフットプレートに置き、膝掛けをする。 練習終了後、先輩方は笑顔になっていました。 ところで、一般的に看護師というと女性のイメージが強く、男性のイメージはあまり抱いていないかもしれません。 ところが、近年では男性看護師は現場で大変必要とされています。 1948年に制定された「保健婦助産婦看護婦法」では「看護婦」と表記されていましたが、2001年全文改正にともない、「保健師助産師看護師法」に改題、「看護婦」⇒「看護師」となりました。男性看護師の地位が確立されてきたことの証です。 男子高校生の皆さん!この3人の先輩方のように、ぜひ男性も畿央大学にきて、私たちと一緒に看護師の道をめざしましょう! 看護医療学科新3回生 学生広報スタッフ 清水恵里
2012.04.17
新入生宿泊研修 ―看護医療学科―
看護医療学科は、4月5日~4月6日に、世界遺産に登録されている「高野山」にある宿坊・普賢院にて宿泊研修を行いました。高野山はまだ肌寒く、厚着をしてちょうどよいくらいでした。 <1日目> 最初に学科長の伊藤先生が「空気が違うと心も違うのではないか。目で見るのではなく、心で見てほしい。そして看護の一番大きな仕事である『命を生きること』について今回の研修で土台を作ってほしい」と挨拶されました。 クラス会では自己紹介を行った後、2回生の支援学生のリードでゲームなどが行われ、広い広間も参加者の熱気で一杯になりました。目標の親睦も一挙に図れ、クラスの団結も固まったようです。 セッションⅠでは2回生の実習体験の学びを初めとした『いのちと心』について話し合いを行いました。 看護師をめざそうと思った理由の発表では涙ぐむ学生もおり、少しずつ自分たちが命に関わる仕事をめざしていることが実感されたようです。 また2回生の実習体験や学びを聞いて、そのたくましさや成長また苦労に圧倒されたようでした。 <2日目> 朝、宿坊のお勤めがあり、学生や教員数名が参加しました。 セッションⅡは高野山大学 室寺義仁先生・山脇雅先生に講演をしていただきました。 室寺先生 「柔らかな心で人を看る」というテーマで、仏教の立場から話をされました。その中で『いのち』とは、私が今生きている行為、そして生きていこうとする行為の源底にある一番大事なもの。こころは、私の存在にとって、今瞬時の自己存在、そして未来の自己存在へと作り為しているもの。しかし人は「生意気」になったり「独りよがり」なってしまう。それに気づくことが大切である。「腑に落ちる」という言葉や「琴線に触れる」という言葉があるが、体で感じ、琴線に触れたものを自分のものとして大切に育てていってほしい。今の自分の夢を形にするには、いつくしみ、いとおしむ、心を調べ合う柔らかな心が必要なのだと述べられました。 山脇先生 「悲しみながら学ぶ」というテーマで哲学の立場から話をされました。看護という仕事は悲しみの場面に立つことが多い仕事であるが、悲しみにも意義がある。できれば避けたいものであるが、悲しみにより学び・成長するきっかけになることも多い。また正解があることばかりが学習ではない。人生の意味やこころについて学ぶことも大切である。先入観や都合のいいように看ることが多い。大切なことを看ていないこともある。慣れすぎると看えないもので、離れてみると看えることがある。苦しみ・悲しみに遭ったり無くしたりして、初めてその大切さに気づくものである。しかしそのことから多くのことを学び・知ることができる、と述べられました。 学生からもお2人の話に対し、多くの意見がでました。それぞれ自分の中で咀嚼し実感できたようで、自分の意見をしっかり述べていました。 最後に伊藤先生が「この研修でそれぞれの看護師になりたい動機に加え、水と肥やしをもらえた。今後種をまいてしっかり育ててほしい」と挨拶され、2日間の研修は終了しました。
2011.06.09
神島へ ~地域看護学実習~
6月6日~8日に『地域看護学実習』として、看護医療学科4回生9名が、三重県鳥羽市の「神島」に行ってきました! 実習1日目は、地域における健康課題を把握し、健康支援のあり方を学ぶため健康調査を実施しました。実習2日目には、島のおばあさん方に教えてもらい"布わらじ"を作りました。昔からの伝統的な文化を学び、島のみなさんと交流を深めることができました。 2日目夜には、前日の健康調査の結果を活かし、健康教室を開きました。35名の島民の方が参加してくださり、一緒に運動等を行いました。参加した島民の方々に「健康について楽しく学ぶことができた。」と言って頂きました。町内会長さんにも「これからも町民の健康のためにご尽力お願いします。」と言っていただき、私達が学びを得るだけでなく、島民の方にも活力を与えることができているのだと、うれしく感じました。 来年以降も神島と畿央大学が良い関係を築いていけるよう、後輩たちにも引き継いででいきたいと思います。 (看護医療学科4回生 福住・藤本・三木・村前)
2011.05.25
看護医療学科の学生が、WHOとJICAに訪問!
「国際看護論」の授業のひとつとして、・WHO健康開発総合研究センター(以下、WHO神戸センター)・JICA兵庫センターへ校外学習に出かけました。 【WHO】World Health Organization(世界保健機関)【JICA】Japan International Cooperation Agency(国際協力機構) WHO神戸センターは、日本が所属する西太平洋地域事務所(マニラ)ではなく、本部のジュネーブが直接管轄されているのだそうです。職員も明らかに外国の方が多く「さすが国連機関だなぁ」という感想が学生から聞かれました。講義をしてくださったのは、ニュージーランド出身のリチャードさん。「講義は英語も大丈夫ですか?」と聞かれてみんなの顔はちょっと硬直…でも、ちゃんと流暢な日本語で説明してくださいました。 WHO神戸センターは「都市化」を重要な健康決定要因と位置づけ、技術協力、能力開発、科学知識や成功事例の情報交換を支援しています。昨年神戸で行われた国際フォーラムのWHOロゴ入りTシャツ・バッグなどを「訪問記念に」と参加学生全員にいただきました。 (さらに…)
2011.05.16
離島・へき地医療体験実習 -看護医療学科-
看護医療学科4回生は、三重県鳥羽市にある離島「神島」と「菅島」で2泊3日の『離島・へき地医療体験実習』を行いました。 この実習では、島の住民の方を対象に骨密度と動脈硬化を測定しました。まず宿泊研修1日目は夕食会を通して、島民と親睦関係を深め、2日目のオンライン座談会ではテレビ会議のシステムを使って、大学と2つの離島をオンラインで接続し、島での生活の様子を聞き、リアルタイムに双方で情報共有することができました。その他、島の散策、島人との関わりをとおして都市部と離島での医療の違いを学ぶことができました。 どちらの島にも診療所が一つしかなく、医師も一人しかいないため、診察からレントゲンの撮影、現像までを全て医師がひとりで行っておられました。また患者さん同士も待合室で互いの体調を気遣ったり、看護師が診療所に来た患者に対して、「○○おばあちゃん」と家族のような声かけを行っていました。都市部では事務的に感じられる病院でのやり取りが、離島では家庭的で温かい雰囲気なのが印象的でした。 (さらに…)
2011.04.11
新入生宿泊研修 -看護医療学科-
看護医療学科は、4月6、7日に(和歌山県)高野山の宿坊・普賢院で、新入生宿泊研修を行いました。新入生83名、2回生8名、教員14名が参加し、広い大広間も熱気で一杯になりました。 最初は緊張していた1回生ですが、ゲームで2回生がリードしてくれたことですぐに打ちとけ、目的の一つである親睦をしっかり深めることができました。『いのちとこころ』をテーマにしたディスカッションや発表においても、東日本大震災に関する意見や自分の体験など、心に迫る内容が多くみられました。また先輩として参加した2回生の体験談発表やディスカッションへの支援なども素晴らしく、この1年間の成長に目を見張るものを感じました。 (さらに…)
2011.03.02
在宅看護論実習 <看護医療学科>
看護医療学科3年生は専門分野の領域実習を終え、統合分野の在宅看護論実習を実施しています。学生は実習を一つ終えるごとに大きく成長しています。 この実習では訪問看護ステーションの看護師に同行し、在宅療養者宅を訪問させて頂きます。学生は実習を一つ終えるごとに確実に大きく成長し、その変化には目を見張ります。 電動自転車にまたがり、さっそうと訪問に同行する姿は頼もしい限りです。 学生はこれまで学んできた知識・経験を統合させ、在宅療養者の個別性に配慮したケア計画を立案し、指導者さんにしっかりと説明しています。病院とはまた異なった視点で、対象のQOLを高めるための看護を一生懸命学んでいます。
2010.11.30
お年寄り体験中!!
11月26日、看護医療学科2回生の「老年看護学援助論Ⅰ」の授業で、学生たちが『お年寄り体験』をしました。 この演習は、①高齢者の身体的・心理的特徴を理解する。②高齢者への援助のあり方や介護者の気持を考える③高齢者役を体験することで建物の構造や設備の不便さなどに気付く』ということを目的に実施されました。 学生がグループになり、全員が順番に役割(高齢者・介護者・記録者)を交替し、視野が狭く色のついたゴーグル、耳栓、手足に重りやサポーターなどを装着して、キャンパスを巡回、70歳後半の平均的な高齢者の動きを体験しました。 ↓ エレベーターに乗る、張り紙を読む、階段の上り下りなど、普段は特別に意識しなくてもできる行動も、視界が狭くなったり、手足が曲がりにくくなることで、機敏に動くことができません。 (さらに…)
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