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現代教育学科

2018.08.31

畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018 現地リポートvol.0(事前オリエンテーション編)

9月1日(土)から20日間、 イギリスで行われる夏期短期語学留学プログラムに参加! 畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年夏休み期間中に行われます。英語学習はもちろんのこと、英国文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、サッカー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、イギリスでの生活を満喫することもできます。 【畿央大学夏期短期語学留学プログラム2018概要】 場  所:イギリスのカンタベリー(ロンドンの南、車で2時間程の場所にあります) 研修場所:コンコルドインターナショナルスクール 期  間:2018年9月1日から20日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のロンドン文化体験(観光等) では、夏期短期語学留学の日々の様子を参加学生にリポートしていただきます。     こんにちは!人間環境デザイン学科2回生の福嶋南帆と、現代教育学科4回生の岡下公香です。2018年夏期短期語学留学プログラムの行先はイギリスのロンドン! 今年度は14日間のカンタベリーでの英語学習とホームステイ、5日間の観光で構成されています。ホストファミリーやクラスメイトとの交流、現地の文化の体験、観光、ショッピングなど楽しみがたくさんです。   夏季短期語学留学プログラムでは事前にオリエンテーションを受け、留学についての心得や現地のマナー、注意点を確認する機会を設けています。今年は空いた時間に参加者で集まって対話練習会も開きました。対話のコツを聞き、細かな質問をみんなで共有できたのでとても身になりました。参加者同士で少し仲良くなれて、楽しかったです! (初回しか参加できなかったのが心残りです…)   今回のリポートは、事前に行われたそれぞれのオリエンテーションについてお伝えしたいと思います。   第1回オリエンテーション〔5月23日(水)〕 一緒に参加する仲間たちへの挨拶と留学内容の説明が行われました。 今年は20名で参加するので教室の椅子が足りないというハプニングもありましたが、仲間がたくさんいることで心強く感じられました。 必要な書類を自分でまとめる必要があるので、少し緊張しました。   第2回オリエンテーション〔6月12日(火)〕   JTBの方から、現地での生活について、特に服装や持ち物に関して詳しく説明していただきました。パスポートや保険等の必要な書類を用意するなど、少しずつ留学に向けて準備を進めました。   第3回オリエンテーション〔6月26日(火)〕 持ち物や現地での生活や注意事項、語学学校の授業について説明を聞きました。 観光客をだます巧妙な手口の話は知らなかったら本当に騙されそうでした。 安全に楽しくプログラムを終えるためには普段以上の自己管理が大切だと分かりました。   第4回オリエンテーション〔7月17日(火)〕   ロンドン在住の田代先生にお越しいただき、イギリスの文化や現地での安全についてお話を聞きました。 ホームステイをさせていただくなかで、ホストファミリーとのコミュニケーションの大切さや、その方法について教えていただきました。また、イギリスでの危機管理について、自分の身を守る方法や荷物等の管理についても教えていただきました。イギリスで楽しく元気に過ごすためにも、事故にあったり怪我をしたりしないような自己管理をしっかりしていきたいと思います。     第5回オリエンテーション(最終)〔8月23日(木)〕 最終オリエンテーションではJTBガイアレックの方から最終の連絡事項の確認の他に、現地の最新情報と観光する地域に関する諸注意がありました。 ハリーポッターで有名なキングスクロス駅周辺が(夜間は)あまり安全ではないことに驚きました。ただ、安全に気を付けながら、みんなと一緒に行きたいと思います。   短期語学留学に参加するにあたって、全5回のオリエンテーションで安全管理やイギリスの文化、留学までの準備事項、海外での電子機器の取り扱い方などについて、細かく説明していただきました。引率してくださる先生やJTBの方、イギリス在住の田代さんや大学の先生方など、たくさんの方々がサポートしてくださり、たくさんあった不安や疑問が解消されました。また、一緒に参加する学生と顔を合わせ、話をする良い機会にもなりました。 いよいよ短期語学留学が始まります!全員元気に帰ることが出来るよう、オリエンテーションで学んだことを忘れずに、有意義に過ごしたいと思います。   人間環境デザイン学科2回生 福嶋南帆 現代教育学科4回生 岡下公香

2018.08.23

学生広報スタッフblog vol.241~テニスサークルFIT夏合宿レポート!

こんにちは!テニスサークルFITです! SmileBlogには初めての投稿になります。平成30年8月15日(水)から17日(金)、三重県で夏合宿をしたので、その報告を兼ねて、FITの素晴らしさを伝えてきます。 FITの夏合宿は、昨年から行っているのですが、今回が初めての1回生から3回生までの部員で行く夏合宿でした。参加人数はなんと…58人!たくさんの1回生が入ってきてくれて本当に嬉しいです!大勢で過ごす2泊3日はとても充実した時間でした!   初日は、もちろん、みんなでテニスをしました!雨が降ったりと天気は不安定でしたが、初心者からバリバリの経験者まで相手を変えながら楽しく打ち合うことができました。夜は花火をするはずでしたが大雨により中止になってしまいました…。しかし宿でトランプなどカードゲーム等をして、みんなでワイワイ過ごしました。   ▲天候なんて気にしない!みんな元気いっぱいにテニスを楽しんでいました!   2日目は、二見シーパラダイスと夫婦岩に行きました。シーパラダイスではアシカショーを観たり、海の生き物に触れたり、海鮮丼を食べたりしました。夫婦岩の近くで初めての全員集合写真を撮りました。夜は前日中止になった花火をしました。様々な花火を使って夏を満喫しました!花火の後は宴会でジェスチャーゲームとビンゴ大会をしました!ジェスチャーゲームのお題は難しかったのでチームで協力して答えました!ビンゴ大会はビンゴ出来た人から好きな賞品を選ぶことができるので大乱闘(笑) 2日目が終わるころには、すっかり同級生・先輩後輩の仲が深まったと感じます。   ▲ジェスチャーゲームはみんなで協力!団結できました。1番にビンゴ出来た人は景品の目玉であるワッフルメーカーとかき氷器を選びました~   最終日は、みんなで伊勢神宮へ御参りをしてから、おかげ横丁で食べ歩きをしました。 この3日間であまり話したことのなかった人とも仲良くなれて、先輩後輩とも仲良くなれたと思っています。人数も多いのでまだしっかり話せてない人もいるので今後のサークル活動でさらに仲良くなりたいです。3回生にとっては最後の夏合宿となりましたが、私たちは先輩方が残してくださったものを引き継いでさらなる発展をしようと思います!でも寂しいので来年もこっそり参加してくださいね(笑)   ▲伊勢神宮では仲良し1回生グループがかっこよくFITポーズをしながらパシャリ!おかげ横丁の入り口にいる招き猫とも一緒に写真を撮って食べ歩きを楽しみました~   テニスサークルFITは毎週月・水曜日の18時から活動しています。初心者からずーっとテニスとともに生活している人まで、元気な1回生と元気な2回生と元気な3回生がいるので、もし興味があればぜひ第二グラウンドのテニスコートでお待ちしております!!みんなめちゃくちゃ優しくて面白くてワイワイしているので気軽に来てくださいね~   ▲最後は伊勢神宮前で全員でFITポーズ!決まってますね~~   現代教育学科2回生 播間あかね

2018.08.21

学生広報スタッフblog vol.240~アカペラ部ADVANCE#夏合宿2018レポート!

こんにちは!アカペラ部ADVANCE#で学生広報スタッフの播間あかねです。私たちは平成30年8月9日から11日の間、48人で愛知県に行って夏合宿を実施しました。思い出の濃い3日間なので1日ずつ自慢していきますね(笑)   合宿初日 初日は体育館を借りてレクリエーションをしました。ジェスチャーゲーム・ドッジボール・大縄跳び・借り人リレーとそれぞれの種目で1人1人が輝き、みんなのニコニコ笑顔で溢れていました!   ▲先輩も仲良し!下2つは何かのジェスチャーをしていますが何をしているのでしょうか?   合宿2日目 2日目はいよいよアカペラ発表会!!テスト前で部活がなく、テストが終わってすぐに合宿だったので完成が怪しまれましたが、短い時間にも関わらず発表までぎりぎりまで必死に練習していました。本番ではどのグループもクオリティーが高くて素敵な演奏でした!発表会が終わると海ではしゃいだりバーベキューをしたり花火をしている人もいました。いやあ、夏ですねえ~   ▲歌うときは真剣に!終わった後ははっちゃけて!   そして夜は宴会でビンゴ大会をしました!なんと1番くじを引いた人にディズニーのペアチケットが当たるんですよ!それをゲットしたのは・・・なんと!私を含める合宿係でした!2人で楽しんできます(笑)というのは置いといて、とっても盛り上がりました!   ▲バーベキュー後にはおいしいスイカもいただきました!花火で描いた「ADVANCE#」もハイクオリティーです!!   合宿最終日 最終日は明治村でリアル人生ゲームをしてきました。チーム戦でタブレットを使用しながら歩いたりバスや電車を使って目的地に向かい、クイズに答えたりお金になるものを買ったりと暑かったですがどのチームも1位を目指して頑張っていました!   ▲明治時代の服装を着たり小道具を身につけてパシャリ!みんななりきってますね~   この3日間でADVANCE#の仲がさらに深まったのではないかと思います!これからもみんなで練習してもっと素敵なアカペラを披露していきADVANCE#で過ごす学生生活の思い出を作っていきましょうね!   現代教育学科2回生 播間あかね

2018.08.21

同窓会レポート~現代教育学科3期生

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、現代教育学科3期生から届いた同窓会レポートをお届けします!     平成30年8月18日(土)に教育学部現代教育学科3期生同窓会を行いました。 場所は大阪で開催し、たくさんの方が参加しました。同窓会開催にあたって当初は1組と2組のメンバーだけの少人数での開催を考えていたのですが、3組と4組の人たちも積極的に参加していただき、なんと15名の方が参加する形になりました。 当日は久しぶりに会う方々も多く、はじめは少し緊張感が漂う雰囲気でしたが、それぞれの大学時代の懐かしい話や思い出話をしたり、現状を報告し合ったりするうちに自然と笑顔が多くなっていきました。また、「教育」についての話題になった時には、大学時代に教員をめざして必死に講義を受けていた頃を思い出したかのように次々と熱い言葉が出てきました。     楽しさだけでなく、学べる事もたくさんあった同窓会になりました。 最後には、畿央大学に行ってたくさんの素晴らしい先生方に教えてもらい、たくさんの仲間と出会えて良かったと確認し合いました(笑)   畿央大学最高です!!!   現代教育学科3期生 柏原純

2018.07.13

2018年度「マミポコ親子ひろば」第5回活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。   【第5回:7/10(火)】 ○自由遊び ○絵本『あついあつい』『はみがきあそび』 ○ふれあい遊び『バスに乗って』『ぐるぐるせんたくき』『きゅうりができた』      平成30年度第5回目の活動を報告します。当日は9組の親子が参加してくださいました。5回目で慣れてきた子どもも多いようで、お気に入りのおもちゃで集中して遊ぶ子ども、他のお友達やお母さんと一緒におままごとやプールボールで遊ぶ子どもなど、様々に楽しんでいて、とても賑やかでした。     ふれあい遊びでは、お母さんと一緒に楽しんでくれている子どもの様子が見られ、部屋がたくさんの笑い声でいっぱいでした。おうちでもお母さんとのふれあい遊びを楽しんでもらえたら嬉しいと思いました。    前期の活動は、今回で最後です。 これからもより安全安心に楽しく活動していただけるよう学生一同努力していきたいと思います。また後期にも活動を始めますので、よろしくお願いいたします。   現代教育学科1回生 渋川雅   【関連記事】 2018年度「マミポコ親子ひろば」第3・4回活動報告! 2018年度「マミポコ親子ひろば」第2回の活動報告! 2018年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!

2018.07.03

1回生が大阪教育大学附属池田小学校を訪問!~現代教育学科

2018年6月14日(木)、教育学部必修科目「ベーシックセミナー」および「現代教育論」の拡大授業として、教育学部現代教育学科1回生が大阪教育大学附属池田小学校(以下、「附属池田小」)を訪問しました。この行事は、今年で9年目となります。学生が学校教育の現場を訪れ、児童たちの学習や生活の様子を直接学ぶことができる大変貴重な機会となっています。     今から17年前の2001年6月8日、刃物を持った男が校内に侵入し、幼い児童と教員を殺傷する事件が起こりました。事件後、附属池田小では安全で安心な学校づくりを目指し、教職員や保護者、大学関係者が連携しながらさまざまな努力が積み重ねられてきました。こうした取り組みにより、2010年に日本で初めてWHOのInternational Safe Schoolに認証、さらに2015年には日本セーフティプロモーションスクール協議会のSafety Promotion Schoolにも認証されました。   今回の訪問では、教育に関わる仕事を志す学生として、学校を安全で安心できる場所とする附属池田小の安全教育の取り組みを学ぶこと、また授業参観を通じて教員の児童への学習及び生活の指導の実態を学ぶことを目標としました。   ○並木通りから校舎へ 当日は過ごしやすい晴天でした。学生たちは、校門前で「来校者」の吊り下げ名札を受け取り、並木通りを進んで校舎へ。入り口からは児童の皆さんが、各教室に案内してくださいました。笑顔で手をつないでくれたおかげで、学生たちもすぐに打ち解けられた様子でした。     ○児童と触れ合いながらの授業参観・給食 各教室に別れた学生たちは、3・4時間目の授業を参観させていただきました。算数や国語、英語や水泳などさまざまな授業を見学しました。なかには授業に参加させていただいたクラスもあり、見通しのよいオープン教室からは楽しそうに学ぶ児童と学生たちの声が聞こえてきました。     各教室は間口を大きく開くことができ、教室と廊下を隔てるドアもガラス張りです。また各階には「先生コーナー」が設けられており、休み時間には質問する児童の姿も見られました。こうした構造のひとつひとつに、「安全で安心な学校」を目指す工夫が窺えました。     給食の時間も引き続き、持参したお弁当を食べながら、児童たちと楽しく過ごしました。カメラを向けると、児童と学生が一緒になって笑顔で「ピース!」をしていた姿が印象的でした。     午前中の活動については、「一人ひとりの理解度を歩き回って瞬時に把握し、かつ声をかけて適切なフォローまで行う教員に感激した」、「「先生」と呼ばれたときにすぐに反応できなかった。「お姉さん」と呼ばれる時とは違う責任感があった」のような感想がありました。   ○事件を学び学校の安心と安全を考える 給食後の休憩時間をはさみ、午後は体育館で「安全で安心できる学校づくり」について安井学科長より講義がありました。当時の校舎見取り図を参照したり、実際の侵入経路を歩いたりしながら、事件の概要について学びました。さらにこれまで附属池田小が事件をどのように受け止め、「安全で安心できる学校づくり」に取り組んできたか、説明していただきました。 学校の安全と安心が、さまざまな工夫や気配りによって守られていることを実感できる時間でした。何気なく見過ごしてしまう学校空間を細部にわたってとらえ直す視点が身につきました。 こうした学びをふまえ、事件で犠牲となった児童8人の名前が刻まれた「祈りと誓いの塔」に献花をし、代表学生が鳴鐘しながら黙祷を捧げました。     講義後の質疑では、「被害に遭った教員のケアはどうだったのか」などの質問が学生から挙がりました。事件をいかに受け止め、また自分自身が学校安全をどのように担っていくのか。教育の道を志す学生として、考え続けて欲しいと願っています。 午後の活動については、「万が一に備えて逃げやすくするための工夫を感じることができました」、「私たちは同じような事件を繰り返させてはいけないと強く思った」、「入校証のように、一つ一つが意味のある制度であるということを保護者はもちろん、小学生にも伝えることで一人一人が校内の安全面を意識しながら学校生活を送ることが出来る」のような感想がありました。     ○学生の事後レポート 訪問後、参加学生には振り返りレポートをまとめてもらいました。以下、学生のレポートから一部を紹介します。   <学習指導について> 理科の授業を見学して、すごく驚きました。先生の質問の回数がとても多くて、ほとんど児童の質問で成り立っているのです。児童がこんなに発言していることにも、発言したがることにも驚きました。そしてその発言一つ一つが考えられていて面白い発想ばかりでした。先生も予想できないだろうなと思いました。しかし先生は、最後にしっかり次につないで、次の授業が楽しみになるような締め方をしていて、なるほどと思いました。児童一人一人の考えを潰さず可能性を残しつつ次に続けるという授業は、児童の考える力を引き出し、より授業に積極的になると思います。     子どもたちの意見は、合っている間違っているに関わらず、すべて先生は黒板にメモをしていた。意見をはっきり言える子言えない子、手を何度もあげる子あげない子などの様々な子がいるなかで、全員に参加してもらえるように授業をするのは大変だと思った。授業の最後に子どもたちにまとめを書いてもらうことで、全員の意見を知ることができるのは大切だと学んだ。   <児童との関わりについて> 6年生と一緒に給食を食べた。初対面にもかかわらず歓迎してくれて、児童と一緒にご飯を食べる時間は本当に楽しく一瞬で時間が過ぎてしまった。子どもは無邪気で素直で可愛かった。初めて先生と呼ばれた時は嬉しいと同時に、やっぱり子どもと関わる仕事がしたいと改めて思った。     4時間目の授業が終わると、女の子の児童たちが私の周りに寄って来てくれて「給食一緒に食べよう」、「ここで食べるの?」、「しおり見せて~」などいろいろ話しに来てくれて嬉しかったです。そして、パイプ椅子を持って教室へ行くと「こっち!こっち!」というふうに話しかけてくれた子が私の腕を引っ張って席へ案内してくれました。その子の班はとてもよく喋る子がいてその子が中心となって私に話をしてくれました。   <学校安全について> 行く前よりも池田事件のことが詳しくなった今、人の命の尊さを改めて感じました。この事件のことを詳しく知り、つらく苦しい気持ちになりましたが、保育士、教員を目指す私たちだからこそ知っておかないといけないことなのだと思いました。すごく貴重な体験ができました。もし私が務めている保育園や小学校に不審者が入ってきたとして、その時に適切な対応ができるかどうかわかりませんし不安ですが、何も知らないよりも今回のこのお話を聞かせて頂けただけでも気持ちは違うと思います。この拡大授業に参加できて本当に良かったです。   事件のどの場面のどの先生の行動も間違っていたとは決して言えないけれど、もしこうしていれば防げていたかもしれないと思うとやるせない気持ちでいっぱいになりました。実際自分が教師の立場で、もしこのような事件に遭遇してしまったら自分はどういう行動をとるだろうと考えました。すぐに答えは出ませんでした。ここで「先生という職業は子どもが好きというだけではできない」とよく言われることを思い出し、改めて先生の大変さを理解しました。       大阪教育大学附属池田小学校の方々へのお礼 最後に、大人数にもかかわらず訪問を快く受け入れてくださった校長先生はじめ全教職員のみなさま、そして学生と楽しく交流してくれた児童のみなさんに感謝を申し上げます。学生の振り返りレポートを読んで、この日の時間が大変に有意義であったと改めて実感しました。貴重な時間をありがとうございました。   (引率教員:生野勝彦、石川裕之、衛藤晶子、大久保賢一、塩原佳典、竹下幸男、中村恵、西尾正寛、古川恵美、安井義和) 【関連記事】 小学校一日見学に134名が参加!~現代教育学科 1回生218名が大阪教育大学附属池田小学校を見学!~現代教育学科 小学校1日見学を実施しました!~現代教育学科

2018.06.29

2018年度「マミポコ・キッズ」前期第3・4・5回活動報告!

こんにちは、マミポコ・キッズです! 私たちは畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行っています。今回は、2018年前期の第3、4、5回の活動の様子を振り返ってご紹介します!   第3回:5月27日(日) 第3回はとても暑い中、第2グラウンドを利用して外遊びをしました。「マミポコリレー」のように慎重に運んでいる姿も見られ、グループごとに工夫がみられる素敵なゲームとなりました。   ▲左:「マミポコリレー」みんなで協力してゴールをめざそう!右:「おでんダッシュ」言われた具の場所に移動できたかな?   第4回:6月10日(日) 第4回では、地域の方をお招きして、伝承遊びを教えていただきました。「紙飛行機」、「あやとり」、「お手玉」、「とんとん相撲」、「折り紙」、「糸電話」の6つのブースをグループごとにまわって遊びました。普段しないような遊びを地域の方からたくさん教えてもらった子どもたちは、いつも以上にキラキラした笑顔を見せていました。最後のゲームで「ロンドン橋」というゲームをしました。橋を作ったり、橋の下をくぐったりして地域の方ともたくさん関わることができるゲームとなりました。   ▼左:「紙飛行機」折れるようになったかな? 右:「とんとん相撲」地域の人に勝てたかな? ▲「ロンドン橋」地域の人とたくさん関わることはできたかな?   第5回:6月24日(日) 第5回では、「おもちゃの国」をテーマにした活動を行いました。「ことば製作所」、「おもちゃの宅急便」、「おもちゃの泉」、「ぽいぽいガーデン」、「秘密のおもちゃ箱」、「ばんばんばあん」の6つの国をグループごとにまわって遊びました。たくさんの遊びをすることができ、たくさんの笑顔が見られる楽しいゲームとなりました。最後に「あつまれチャチャチャ」という、進行者が最後に言った言葉の文字の数で集まるゲームをしました。他のグループの友達ともたくさん関わることができ、マミポコ・キッズに来ているみんなで一つとなり笑顔あふれるゲームとなりました。   ▲左:「ぽいぽいガーデン」たくさんお花やロボットにお水をかけよう! 右:「ばんばんばあん」たくさん倒すことはできたかな?    最終回ということで、子どもたちもマミポコ・キッズに慣れてきて、たくさん笑顔が見られる活動となりました。最後にグループリーダーと一緒に今までの振り返りをしました。グループリーダーからプレゼントを受け取った子どもたちは、とてもうれしそうにして大切にカバンの中になおしてくれていました。   また、最終回は保護者の方を対象にアンケートを実施しました。「参加してよかった」「また次回も参加したい」「家でもマミポコ・キッズの話をしていた」といったうれしいご感想・ご意見をたくさんいただきました。保護者の方からのご意見も参考にして、よりよいマミポコ・キッズにしていきます。   2018年度前期マミポコ・キッズはこれで終了となりますが、活動をより良いものにするために、子どもたちと共にわたしたち大学生1人1人が成長していくことのできるマミポコ・キッズになるよう頑張ります!今後とも、マミポコ・キッズをよろしくお願い致します。                                                                                                                     現代教育学科3回生 樋口茉悠(ぶい)                           元神有未(ゆーみん)                          2回生 奥田奈緒(なっちゃん)                               中木屋佑香(とと) 【関連記事・リンク】 2018年度「マミポコ・キッズ」前期第1・2回活動報告! マミポコ・キッズ

2018.06.28

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.57~6月勉強会は新入生に向けた機器説明!

こんにちは!健康支援学生チームTASK※現代教育学科2回生の兒嶋紗佳です。2018年6月25日(月)に勉強会を行いました。    ※TASKはThink, Action, Support for Health by Kio Universityの略称で、学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   前回に引き続き、機器を使って測定する方法を新入生に向けて説明しました。今回は、握力、足指握力、体組成の3種類です。ペアになって実際にポイントをおさえながら測定し合ったのですが、みなさん積極的に取り組んでくれたのでとても頼もしかったです!     次回からは機器の説明ではなく健康に関する勉強会になるので、普段の授業では学べないことをもっと一緒に学んでいければいいなと思います。   ▲最後はみんなでTASKの「T」(^^)/ 現代教育学科2回生 兒嶋紗佳   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2018.06.28

2018年度「マミポコ親子ひろば」第3・4回活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。     【第3回:6/12(火)】 ○自由遊び ○絵本『はらぺこあおむし』 ○ふれあい遊び『バスに乗って』『ぞうきんのうた』『キラキラ青い海』       平成30年度第3回目の活動を報告します。当日は8組の親子が参加してくださいました。 お気に入りのおもちゃを見つけて繰り返し親子で遊ぶ姿や、異なるおもちゃを試してみたりと遊びに夢中の子どもの様子が見られました。今日はプールボールが大人気で子どもたちの楽しい声でいっぱいでした。少しずつ環境に慣れてきて、子ども同士の関わりも少しずつ見られて、お母さんだけではなくお友達を意識するようになってきているのだと感じました。     ふれあい遊びでは親との触れ合いを笑顔で楽しそうにしてくれていました。 今日の活動を踏まえてよりくつろぎながら安心して楽しく活動できる場を作っていけるよう学生一同努力していきたいと思います。   現代教育学科2回生 堀井春花   【第4回:6/26(火)】 ◯自由遊び ◯七夕製作 平成30年度第4回目の活動を報告します。当日は10組の親子が参加してくださいました。 自由遊びでは、おままごとなどの静かな遊びを楽しむ子、ボールを転がしたり体を動かして楽しんでいる子など、子どもたちそれぞれが興味を持ったものに夢中になって遊ぶ姿が見られました。 そして今回は七夕製作があり、みんなで織姫さまと彦星さまを作りました。作っている最中、子どもたちは紙を手でくしゃくしゃにする感触を楽しんでくれている様子でした。保護者の方には、短冊に願いごとを書いてもらい、最後は自分たちで作ったものを持って全員で記念撮影をしました。     子どもたちや保護者の方の嬉しそうな表情を見て、私たちも心があたたかくなりました。 これからも、安心して楽しく活動できる場を作っていけるよう学生一同努力していきたいと思います。 次回の活動は、7月10日(火)に和室で行います。 たくさんのご参加をお待ちしております!   現代教育学科3回生 中村楓 【関連記事】 2018年度「マミポコ親子ひろば」第2回の活動報告! 2018年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!

2018.06.08

中学校1日見学実習(英語教諭)学生レポート!~現代教育学科

教育学部現代教育学科4回生10名が、中学校・高等学校の英語の教員免許取得をめざして日々勉強に励んでいます。教育実習に向け、畿央大学と包括連携をしている香芝市にある香芝市立香芝東中学校・香芝北中学校・香芝中学校にて、中学校1日見学実習をさせていただきました。今回は、1日見学実習に臨むにあたっての事前指導について、また各中学校での1日見学実習について報告させていただきます。   ■事前指導① 小松先生による講義 現代教育学科4回生 迎彩香 2018年4月26日(木)2限目に、香芝西中学校教務主任の小松先生にお越しいただき、特別講義が行われました。教師としての姿勢や教科指導、生徒指導などについて、小松先生ご自身の経験をふまえた貴重なお話を聞かせていただきました。 生徒のやる気を引き出すためにまずしなければならないことを、「生徒のコップを上向ける」という表現をされていたことが特に印象に残っています。コップを逆さまに向けたままでは中に何も入らないのと同じで、やる気のコップを上向けることなく授業をしてしまったら教師が「教えた」気になるだけで、その内容が生徒のものになりません。そうならないよう、「コップを上向ける」工夫ができているか生徒の目線で考えることを意識していきたいと思いました。     ■事前指導② 各中学校への事前訪問  現代教育学科4回生 迎彩香 事前指導①と同日の夕方には、中学校1日見学実習をさせていただく中学校への事前訪問を行いました。それぞれの学校で、当日の1日の流れや生徒の特徴などを教えていただいたり、その他1日見学実習にあたり疑問に思っていることを質問させていただいたりしました。卒業生ではない私たちであってもあたたかく迎えて下さり、また英語科の先生にも直接お話をうかがうことができ、1日見学実習への不安が和らぎました。同時に、教育実習の前にこのような実際の中学校での授業実践の様子を見せていただけるこの機会を大切にし、学びを深めたいという思いが強まりました。   ■香芝市立香芝東中学校での中学校1日見学実習 現代教育学科4回生  齊藤舞子 2018年5月10日(木)、私たちは香芝市立香芝東中学校へ行かせていただきました。職員朝礼でご挨拶をした後、各学級へお邪魔させていただき、生徒たちの様子を観察しました。朝のスタートタイムから部活動の見学まで1日を通して英語の授業を中心に、特別支援学級や懇談でもしっかり学ばせていただきました。香芝東中学校は挨拶がしっかりとできる学校で、生徒たちがすれ違うたびに大きな声で挨拶してくれたことが印象的でした。先生方に伺うと、「今の3年生が1年生の時はここまで挨拶をできていなかった。3年間の積み重ねが大切。今の1年生も3年生の様子を見て挨拶がしっかりできるようになってきている。」とおっしゃっていました。先生方の毎日の指導や生徒達自身の努力が、香芝東中学校を良い学校に作り上げていると感じました。   ▲生徒の前で自己紹介(香芝市立香芝東中学校)   英語の授業に関しては、クラスルームイングリッシュをたくさん使って授業をされていました。しかし、単に英語を多用するのではなく、生徒たちの様子を観察しながら、場合によっては日本語も交えて授業されていました。そして、私が見せていただいた英語の授業全ての時間で、ICTを使っていらっしゃいました。デジタル教科書をスクリーンに映して生徒に見やすくしていたり、単語や文の発音を音声で確認したりと、ICT機器ならではの使い方をされていました。しかし、全ての授業をICT機器だけで行うのではなく、1年生は特に、ライティング技能も育成しなければならないので、ノートに英語を書かせるための板書もされていました。デジタルとアナログの両方の良いところを上手く組み込んで授業を構成されていて、すごいなと感じました。また、何度も本文を聞き、音読し、ペアで読んだり暗唱したりする活動も行っていました。何度も繰り返し音読することで英語の表現や発音が身に付くのだと分かりました。本文の音読をする際には、塊ごとに読むようにしていることが印象的でした。   1日を通して、先生方は忙しい中、授業だけでなく、休み時間や放課後、朝の会・終わりの会等で生徒たちとの信頼関係を築いておられると感じました。このような信頼関係ができるのも、先生方が生徒たちとの時間を大切にしているからなのだと思いました。そして、教師になりたいという気持ちがまた一段と強くなりました。これから、英語科の教育実習が始まっていくので、学んできたことを発揮できるように頑張りたいです。   ▲授業見学の様子(香芝市立香芝東中学校)   〇香芝市立香芝北中学校での中学校1日見学実習 現代教育学科4回生  下坊美月 2018年5月17日(木)、香芝北中学校にて現代教育学科4回生3名が中学校一日見学実習を行いました。私たちは各学年にそれぞれ分かれて、担当学級のある学年を中心に授業を見学させていただきました。それでは、実習に参加した学生の感想を紹介したいと思います!   ▲朝の挨拶運動の様子(香芝市立香芝北中学校)   1年生では、ティームティーチングを行ったり、生徒同士で助け合いながら活動させたりすることを通して、どの子にも指導が行き届くような工夫がされていました。また、授業で行う活動と宿題などの授業外学習を活用して、重要な事項に絞って授業が行われており、授業時間を有効に活用することの必要性を改めて感じました。 2年生では、ICTを使っての発音練習、音読が行われており、テンポのいい授業展開が生徒を退屈させないために大切なことだと学びました。また、コミュニケーション活動中心の授業展開だったため、自分のことを英語でどうやって伝えるか積極的に考えている姿も見られました。円滑に活動を進められるように表現の確認を丁寧に行うことや、活動に入る前に例を実演して活動のイメージができるようにすることが大切だと改めて実感しました。そして、このような英語で自分のことを伝えることの積み重ねが英語を学ぶことの楽しさに繋がるのではないかなと思いました。 3年生では、テスト前ということもあり自習の時間もありましたが、生徒の学習進度に合わせて他の学級の授業で時間配分を調節するなど、子どもたちのことをよく知っておられる先生方だからこそできる工夫を行っておられました。また、生徒指導の面では授業外であっても生徒に変わった様子がないかを見ておられました。先生方が少しの変化にも気付けるように注意を払うことは授業内外に問わず、大切なことであると知ることができました。 どの学年の授業でもほとんどの指示が英語で行われていましたが、生徒は落ち着いて活動に取り組んでおり、指示を英語ですることだけでなく、そのための教材や学級の雰囲気作りが大切であることも学ぶことができました。 また、特別支援学級の授業では生徒の自主性を重視して授業が進められており、特別支援での自立や社会参加というところに結びつくような指導が行われていました。 もう間もなく中学校での教育実習が始まりますが、香芝北中学校の先生方、子どもたちから学んだことを活かして精一杯頑張りたいと思います!   ▲生徒の前で自己紹介(香芝市立香芝北中学校)   ▲放課後質問教室の様子1(香芝市立香芝北中学校)   ▲放課後質問教室の様子2(香芝市立香芝北中学校)   〇香芝市立香芝中学校での中学校1日見学実習 現代教育学科4回生  迎彩香  2018年5月24日(木)、現代教育学科4回生3名が香芝市立香芝中学校にて、中学校1日見学実習を行いました。 私たちはまず、校門前で行われている挨拶運動に参加させていただきました。元気に挨拶をすることも、また元気な挨拶が返ってくることもとても心地がよく、1日のスタートをすがすがしい気分で迎えることができました。挨拶運動の時間以外であっても香芝中学校の生徒は、例えば廊下ですれ違うたびに嫌な顔一つせず、気持ちのよい挨拶をしてくれました。自然と挨拶ができる環境づくりには、先生方の指導の努力があることも知りました。過ごしていて心地よいと感じる環境づくりは学校生活を送る上で、非常に大切なことであると感じました。   ▲朝の挨拶運動の様子(香芝市立香芝中学校)   朝の会の前にはスタートタイムという学習時間が10分間設けられており、生徒がプリント学習に取り組んでいました。朝の会、給食、清掃、終わりの会はそれぞれ担当の学級に入らせていただき、学級の生徒とも関わらせていただきました。授業は、1年生から3年生まですべての学年の授業を見学させていただくことができました。学年によっては少人数制の授業を取り入れておられる学年もありました。 中間試験直前ということもあり、授業はテストに向けた演習に多くの時間が充てられていました。全学級でICTが使える環境となっており、フラッシュ教材の使用や、問題を示すためのツールとして使用されている様子を拝見することができました。また、先生によって授業の様々な工夫をされていましたが、共通してされていることとしては、授業の中にゲーム的な要素を取り入れておられる、ということがありました。例えば、新出単語を使ったビンゴをするならば、単語を提示した後に本文ではどう使われていたか確認したり、本文以外でもその単語が使われるような文を提示したりし、単語だけの学習にならないように工夫されている先生もおられました。また、問題の難易度によって点数をつけ、生徒が選んだ点数の問題を開示し、クイズ番組のようにグループでホワイトボードに問題の解答を書かせて点数を競わせている先生もおられました。あまり難易度の高くない問題を選び、点数を取りに行こうとするのかと思いきや、点数の高い問題が人気で少し驚きました。難しい問題であっても生徒が取り組みたいと思わせられる方法というものを、生徒の実際の反応を見たからこそ実感を持って学ぶことができました。 もうすぐ中学校での教育実習が始まります。生徒への熱意を大切に、1日見学実習で学んだことも取り入れながら、教育実習に臨みたいと思います。   ▲授業見学の様子(香芝市立香芝中学校)   いよいよ中学校での教育実習です。大学で学んだことや1日見学実習等実習の事前指導で得たことを生かしながら、さらなる学びを深め成長できるよう約1か月の実習に臨みます。   教育学部現代教育学科4回生 迎彩香、齊藤舞子、下坊美月