タグ

現代教育学科

2017.09.06

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.46~ピクニックで深まる交流!

こんにちは!健康支援学生チームTASK※、理学療法学科2回生の礒兼実沙です。   ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。 学科の枠を超えて協力しあいながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   8月28日(月)TASKメンバーの交流を深めることを目的に、畿央大学近くの高塚地区公園で、ピクニックを行いました! サンドウィッチや唐揚げをみんなで楽しくいただきました。     そのあとに、レクリエーションを行いメンバー同士の仲を深めました。チームに分かれて人間知恵の輪や木とリスゲームをして勝敗を競い合ったり、敵の的を水てっぽうで狙ったりとたくさん体を動かしました。ついつい熱くなってしまいますね(笑)   そして、今年は流しそうめんができなかったので、わんこそば風に口の中に流し込むことに!それはそれで楽しかったですね!     メンバー同士の仲を深めるいい機会となりました。   また、この日は3回生から2回生へ世代交代する日でもありました!2回生が中心となってこれからの活動を進めていきたいと思います。よろしくお願いします!   ▼TASKの「T」!   TASK新代表 理学療法学科2回 礒兼実沙   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2017.09.02

Microsoft Windows Insider MVP 新谷氏を講師に迎えた特別授業!~教育学部西端ゼミ

「何事も経験。経験しないとわからない」ことを学びました。   教育学部・西端ゼミでは、毎年いろいろ方がゲストとして来られます。今回は、IT業界に長年おられる、新谷剛史さん(株式会社セカンドファクトリー・ブエナピンタ株式会社)に来ていただき、農業・飲食業とITの関わりについてお話しいただきました。 なお、新谷さんは、西端先生と同じ、SurfaceのMicrosoftのMVPだったとのことで、ゼミ生全員で、Surfaceでお出迎えです!     そもそも最初は、飲食店でオーダーをとるシステムを作られた、とのことですが、「実際に使ってみないと、使い勝手ってわからないよね?」ということで、湘南の海の家で店を始められたそうです。その後、「夏だけじゃわからないよね?」ということで、いろいろなお店で検証を始められたとのこと。言うのは簡単ですが、さまざまな準備を考えると本当に大変なことなんだろうなぁと思いました。   また、農業とITのかかわりについても、まずは農家さんから、じっくりゆっくりお話を伺いながら、困っていることを引き出された、とのことでした。後継者問題、災害、コスト、そして、「ちょっと形が悪かったり、ちょっと大きさが足りなかったりするけれども、味はおいしい野菜や果物は市場に出せない」という話から、これらを加工する施設と、実際に食材として提供するレストランを、徳島県鳴門市に作られたそうです。え?東京の会社でしたよね?と思ったのですが、離れた土地に一から開業されるのはとても大変だったのではないでしょうか。   鳴門市のレストランも、Pepperが待っている順番を受け付けたり、会員登録したり、スマートフォンでオーダーを取ったり、とIT化されているそうです。また、リアルタイムで売り上げ、湿度、気温などのデータもシステムに入るので、お客様の予測、それによる料理の仕込みの検討などもされているとのことでした。わたしたちも飲食店でアルバイトをしているので、こういうシステムがあると、無駄な材料や残飯がなくなるのになぁと思いました。       新谷さんのお話を聞いて、 ・問題がどこにあるのか把握すること ・問題は目に見えているものだけではなく、裏側に潜んでいる問題に気づくこと ・どんなことでも自分で経験してみること が大切だと学ばせていただきました。   問題にぶつかるとご自身でいろいろ試してみて、とにかく何事も経験!経験しないとわからない!という姿勢がすごいなと思い、私も、「わからないなー」で止まらず、たくさん経験していきたいと思いました。 鳴門のレストランもゼミのみんなと行ってみたいです! 新谷さん、ありがとうございました!  教育学部3回生 茨木麻衣・岩瀬綾夏   【関連記事】 ・マイクロソフト コーポレーションのステファン・ショストローム氏が本学に来校 ・教育学部 西端律子教授が「Microsoft MVP for Surface」を受賞 ・Surfaceクリエイティブワークショップ参加レポート! ・日本マイクロソフト社の「エバンジェリスト」によるドローン体験と特別講義! ・マイクロソフト「MVPグローバルサミット2015」参加レポート~大学院教育学研究科

2017.08.24

学生広報スタッフblog vol.227~第43回全国英語教育学会 島根研究大会に参加!

現代教育学科3回生、学生広報スタッフの下坊です。 平成29年8月19日(土)、20日(日)に島根大学で開催された「第43回全国英語教育学会島根研究大会」に、教育学部現代教育学科の学生7名(小学校、中学校、高等学校の英語教育に興味を持つ学生)と教育学部の深田先生とで参加してきました。 今回の学会では様々な教室に分かれて、各大学の教員、大学院生の方々が英語における各能力の指導や来年度から実施される小学校での英語科の授業についての研究など、英語教育にかかわる様々な分野の研究を発表されていました。学会に参加されている人の多くは小中高の先生方や英語教育を研究されている大学の先生方々でしたが、中には私たちのような学生も何人か見られました。     この2日間は、私にとって本当に有意義な時間になりました。私自身が英語科教諭を、めざしてもう3回生も半分を過ぎましたが、自分の学んできたことが本当に身についているのか、理解できているのかということを確認することはあまりできていなかったように感じていました。しかし、今回の学会参加を通して、今まで学んできたことを発表されている研究結果の内容や知識と結びつけることができたことから、自分の大きな成長を感じることができました。それと同時に、これから必要とされている英語教育や各技能の指導について、もっと貪欲に知識を吸収して考えていかなければいけないと強く実感しました。   2日間で14個の発表を聞きましたが、中でも印象に残った発表が2つあります。1つは支援を必要とする児童、生徒への英語科での指導についての発表です。これは私たちが教師になった時に必ず直面する課題であり、聴覚障害、視覚障害を持った児童、生徒が英語に苦手意識を持つことなく学習できる工夫は必要不可欠です。教師に必要な児童、生徒をしっかり「見る」ということの大切さと英語を学習するためにどのような支援を考えなければいけないのかということを学んだ発表でした。 もう1つの発表は、まさに私が今1番直面している指導法についての発表でした。この発表は私が今まで学んできたことを凝縮したかのような内容で、自分が学習してきた知識でその先の知識や考えを理解できるということに対して本当に感動しました。   2日間を終えて、改めてこれからの英語教育で教員に求められている能力や指導についての課題を様々な視点で知ることができたと思います。この経験を通して、普段の講義を受ける時も常にこれからの英語教育とその知識をどのように結びつけていけるのか、ということを考えながら学んでいこうと思います。そして、学会で感じることのできた理解できることへの感動は、私にとって本当に忘れがたい経験となりました。私も生徒に同じような感動を与えられるような教師をめざして、もっとたくさんの知識と技術を身につけていきたいと思います。   ▼学会終了後に寄った宍道湖前での一枚     ▼松江城前で一枚     教育学部 現代教育学科3回生 下坊 美月 ●その他の広報スタッフblogはこちらから!

2017.08.22

書評~教育学部西端律子教授執筆「誰でも使える教材ボックス」

教育学部現代教育学科の西端律子教授が第5章を執筆された「誰でも使える教材ボックス 教材共有ネットワークを活かした発達支援」が学苑社より発刊されました。西端教授は6年にわたって奈良県立奈良養護学校の先生方と連携してシステム開発、教材開発などICTと教育をコラボしたさまざまな取り組みを進めています。今回、教育学部の大久保賢一准教授より書評が届きましたのでご紹介します。 →奈良県立奈良養護学校との取り組みはこちらから   ▼西端教授   本書においては、奈良県立奈良養護学校の先生方が中心となって執筆・編集された教材集が紹介されています。教材集は、主に肢体不自由、あるいは重度重複障害のある児童生徒を対象とすることを前提に編集されていますが、知的障害特別支援学校においても児童生徒の状態に応じて十分に応用していただける内容であると思います。   「感覚と運動の高次化理論」に基づき、「第1層:初期感覚の世界」、「第2層:知覚の世界」、「第3層:象徴化の世界」、「第4層:概念化の世界」ごとに70の教材が紹介されており、アセスメント・チェックリストの結果に基づき選択できるようになっています。さらに教材の一部は、データベース化された連動サイト「教材共有ネットワーク」で検索し、利用することができます。教材の検索は自由に行うことができますが、教材の投稿を行うにあたっては、会員登録が必要になります。なお、本書の著者の一人である本学教育学部の西端律子教授らがシステムを開発するにあたり、主要な役割を果たされています。   本書では奈良養護学校における実践例も豊富に紹介されており、読者は教材の内容だけでなく、その活用のプロセスや児童生徒の実態が描かれたリアルなストーリーを間接的に体験することができます。   著者の一人である東大阪大学の太田和志先生は、誠に遺憾ながら本書の執筆・編集中にご逝去されました。本書は太田先生の遺作となります。本書の執筆に携わられた多くの先生方の真摯な思いの詰まった「誰でも使える教材ボックス」が一人でも多くの先生方や子どもたちの手元に届き、彼らの日々の生活や人生を豊かにする力となることを願っています。   教育学部現代教育学科 准教授 大久保賢一

2017.08.03

気仙沼でのボランティアレポートvol.5~現代教育学科古川ゼミ

教育学部の古川恵美准教授は東日本大震災以降、継続して宮城県の気仙沼で活動されています。 「気仙沼で学生がボランティアできる活動がある」と古川先生から聞いて、古川ゼミ4回生の竹内さやか、児玉歩美、宮尾春花、辻本真理奈の4人で、6月8日(木)~10日(土)まで3日間、ボランティアで気仙沼を訪問しました。多くのことを学ぶ機会をいただいたので報告させていただきます。     1日目、仙台駅から高速バスを利用して気仙沼駅へ到着したとき、新しく綺麗な駅や街の様子を見て「ああ、復興は進んでいるんだ」と感じました。しかし電車の線路が震災によって被害を受けたため、現在は仮復旧として列車の代わりにBRT(Bus Rapid Transitの略語)というバスが運行していることを聞き、震災による被害の大きさや、復興には長い時間がかかるんだと感じました。   また、タクシーの運転手さんに大川付近を案内して頂いたのですが、この辺りは建物がほとんどなく、かさ上げ工事が行われている様子に唖然としました。このとき、まだ復興途中であることや今もなお仮設住宅で暮らしている人がいること、津波の被害を受けた学校の生徒は仮設校舎で学校生活を送っていることを、決して忘れてはならないと強く思いました。   気仙沼でよく目にするのが『東日本大震災,津波浸水深ここまで』という目印です。「こんなところまで津波が来たんだ。」と声に出してはいるものの、建物の二階を飲み込むような津波の恐ろしさに、実感が伴いませんでした。   被災された方々が「津波を見て、何が起きているのか、実際に起こっていることなのか分からなかった。」とお話をされていましたが、まさに“ありえない光景”であったことを想像させられました。また、地震や津波の恐怖は、実際に被災された方々にしか分からないものだと思いました。   「何か起きたときのための備えをしておくことが大切だ」   これは、きっと誰もが聞いたことがある言葉ですが、分かってはいても「自分には関係ないだろう。」という気持ちからか、日頃から備えが出来ていない人もいると思います。気仙沼向洋高等学校の先生方から多くのことを教わりました。誰もが日頃から、少し気を付けておけば出来る「携帯電話を充電しておく」「ガソリンが1/4を切る前に給油をしておく」など、私にとって、普段の生活を見直す良い機会でした。   最終日に訪れたリアス・アーク美術館では、東日本大震災に関する展示が行われています。気仙沼向洋高等学校の畠山先生が、一枚一枚の写真について当時を振り返りながら、そのときの状況や思いをお話ししてくださいました。実際に見た津波の恐ろしさ、高校の屋上で死を覚悟したこと、ぐちゃぐちゃになった建物や車、臭い等、写真を見るだけでは想像できないことや思いを知ることができました。     自然を甘く見ないこと、少しの油断が生死を分けること等を、実際に被災地を訪れることで以前より強く思うようになりました。また、被災地の学校にスクールカウンセラーが派遣されていること、養護教諭の加配措置がなされていることから、子どもの心身の健康を支えることの重要性を身に沁みて感じました。災害発生時の子どもの心のケア、子どもや教職員の心身の安全の確保、養護教諭とスクールカウンセラーの連携など、時間が足らず、学べなかったこともたくさんあります。今回の3日間のボランティアで終えるのではなく、また気仙沼を訪れて学びたいと思います。   現代教育学科4回生 竹内さやか、児玉歩美、宮尾春花、辻本真理奈 【関連記事】 気仙沼でのボランティアレポートvol.1 気仙沼でのボランティアレポートvol.2 気仙沼でのボランティアレポートvol.3 気仙沼でのボランティアレポートvol.4

2017.08.02

2017年度「マミポコ親子ひろば」第6回活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。   7月25日(火)に今年度6回目のマミポコ親子ひろばを開催し、以下の内容で交流を楽しみました。   〇自由遊び 〇絵本「いいこいいこ」「だるまさんと」 〇ふれあい遊び「ばすごっこ」   今回は2組の親子、どちらも姉弟、姉妹で参加してくださいました。自由遊びでは、おままごとをしたり、柔らかいボールを投げて遊んだりしていました。また、今回は異年齢の関わりもありました。少しずつ活動をしていく中で、お互いに関心を示す行動が増えてきたように思います。     絵本は「いいこいいこ」と「だるまさんと」の2冊を読みました。「いいこいいこ」では、お母さんに頭をなでてもらい、恥ずかしがりながらも嬉しそうにしている子どもたちの姿を見ることができました。また、「だるまさんと」は、だるまさんシリーズを好きな子どもが多く、楽しんでいただけたように思います。   前期は今回の活動でおしまいです。後期にまた参加していただく際、子どもたちの成長を楽しみにしております。ありがとうございました!   後期の1回目の活動は、10月10日(火)に和室で行います。ご参加お待ちしております! なお、今年度は定員にまだ余裕がありますので新規のご参加受付しております。   ●お申し込みはコチラから!   現代教育学科3回生 田地野佳奈 【関連記事】 2017年度「マミポコ親子ひろば」第5回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第4回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第3回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!

2017.07.25

英検準1級合格体験記&英語力向上の取り組みレポート!~教育学部

教育学部では、中学校・高等学校教諭免許(英語)の取得が可能です。昨今、英語教育の重要性が叫ばれる中、この免許の取得をめざして多くの学生が英語力の向上を図っています。そんな中、教育学部の学生3名が英検準1級(実用英語技能検定準1級)に合格しました。どのように合格までたどり着いたのか、また、それを支えた活動はどのようなものだったのかを報告します。   ▼英検準1級の合格証書を手に(左から後谷君、刀谷君、茂木さん)       ◆英検準1級合格体験記   現代教育学科 3回生 後谷悠斗 1回生の夏から英語検定準1級の勉強を始めました。最初は単語から始め、その後過去問をたくさん解きました。単語の量も多く難易度も高いので覚えるのに多くの時間を費やしました。リスニングが苦手だったので過去問のリスニング問題は覚えるほど音読しました。成長をなかなか感じることができず、やめたくなることもたくさんありました。 2回生の春に一次試験に合格し、英語科の先生に2次試験の指導をしていただき、おかげで合格することができました。今はTOEIC900点台を目標に頑張っています。小学校の教科なども大変なので勉強時間を確保することも大変ですが、一緒に英語の勉強を頑張っている友達と励ましあいながら、これからも頑張っていきたいと思っています。   現代教育学科 3回生 刀谷直樹 私は、2016年度第3回の英検で、英検準1級に合格することができました。「2回生終了時までに英検準1級に合格する」という目標を設定していたため、本当に嬉しかったです。英検準1級は、語彙とリスニング(Part2)が難しいため、特に重視して対策を行いました。語彙力向上のために、単語帳を何度も繰り返し学習しました。また、過去問を解き、わからなかった単語を調べ、覚えるように心掛けました。 リスニング対策は「過去問のスクリプトを何度もシャドーイング、音読、聴く」を徹底的に繰り返しました。リスニングで点数が取れず、英語科の先生に相談した時に、この学習方法を教えていただきました。リーディング・ライティングは、中・高英語教諭養成課程の授業を通して、のばすことができました。ライティングは、授業課題以外にも、自分で書いたものを添削していただきました。 2次試験(スピーキング)対策は、英語科の先生に面接練習をしていただいたり、録音して聴いたりしました。また、1回生の時から、ネイティブスピーカーの先生と話す時は英語で話すようにしています。今後の目標は、TOEICで900点以上取ること、来年度の教員採用試験に合格することです。英語力・指導力の両方をのばすことができるように、これからも頑張りたいです。   現代教育学科 2回生 茂木陽菜 私は、今年の3月頃から英検準1級の取得をめざし始めました。きっかけは、カナダ短期語学留学への参加と先生方の勧めでした。 初めの1ヶ月は、2級受験時に使用していた単語帳を見直していました。その後、英検準1級の単語帳を使い始め、勉強会にも参加しました。試験直前には、過去問を解き、できていないところを勉強し直したり、時間配分を決めたりしました。ライティングも先生にチェックしていただきました。 2次試験の対策は、1次試験の合格発表の後から始めたので、期間が短く、焦りましたが、先生からお借りした参考書を元に、表現の仕方やトピック別のポイントをまとめました。その後、勉強会や英検対策講座等を受けて、より実践的な対策も行いました。 今回、私が英検準1級に合格することができたのは先生方のサポートと、一緒に勉強する友達がいたからだと思います。しかし、この合格がゴールなわけではないので、このままモチベーションを保って、次はTOEICで800点以上を取ることを目指して頑張ります。   英語力をあげるために、畿央大学では以下の取り組みを、学生有志と教員とで行っています。 ◆English Circle 中高の英語教員をめざしている有志学生で、スピーキング力の向上を目標に活動しています。学生のみで行う活動がほとんどですが、英語科の先生方に来ていただきアドバイスを頂くこともあります。 基本的に、活動は英語で行うようにしています。「言いたいことが、すぐに出てこない」という悔しい経験が、英語学習へのモチベーションに繋がると思います。 主な活動内容は、例えば「好きなもの」「夏休みの予定」といった身近な話題についてペアで話したり、全員で話し合ったりします。教育系の難易度が高い話題に挑戦したこともあります。最近では、ロールプレイング、授業で使えるアクティビティ開発、模擬授業などの活動も積極的に取り入れています。また、将来的には、異文化体験、英語プレゼンテーション、English camp、OBとの交流会など、多様な活動を行うことも考えています。   ▼英単語しりとり     ▼英単語を、英語で説明(今回は“wolf”)     ▼夏休みの予定について話し合う     ▼English Circle 集合写真     ◆英検準1級勉強会 英検準1級勉強会とは、英検準1級の合格をめざす学生のために開かれる勉強会のことです。週1回、単語テストやスピーキングの練習に取り組みます。そして、合格に必要な語彙を習得することと、十分なスピーキング力を身につけることをめざします。スピーキングの練習では、全員で同じ文章を読んだ後にその感想を話し合ったり、1枚の写真を見てその様子をペアに伝える練習をしたりしました。試験前には、2次試験で出題されるナレーションの練習も行いました。どの活動も面白く、とても為になりました。また、この勉強会に参加していると、他の学生と切磋琢磨して頑張れるので、モチベーションの維持にもつながります。   ▼準1級単語テストの様子(準1級で狙われる英単語を毎週100個学習してテストに臨みます)     畿央大学では学生の英語力をアップしてくれる企画、講座やサークルなどがあります。これらの機会やサポートを受け、今後のグローバル社会で活躍できる人材、またそんな人材を育てるような教員になりたいと私たちは考えています。   教育学部現代教育学科3回生 後谷悠斗・刀谷直樹 2回生 茂木陽菜

2017.07.18

2017年度「マミポコ親子ひろば」第5回活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。       7/11(火)に今年度5回目のマミポコ親子ひろばを開催し、以下の内容で交流を楽しみました。   〇自由遊び 〇素話 「七夕」 〇七夕制作     今回は2組の親子が参加してくださいました。自由遊びではやわらかいボールを転がして遊んだり、ぽぽちゃんのベビーカーを押したりするなど、体を動かして遊ぶ姿が見られました。 素話では織姫と彦星のいわれについて知り、七夕製作ではお母さんと一緒に星の短冊に手作りシールを貼ったり、織姫と彦星のお顔を書いたりするなど、親子でやりとりしながら製作を共に楽しんでいただけたように思います。     これからも親子で一緒に楽しめるような場を作っていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。   次回の活動は、7月25日(火)に和室で行います。前期の最終回となりますので、ご参加お待ちしております! 後期の第1回目の活動日は9月26日(火)です。 なお、今年度は定員にまだ余裕がありますので新規のご参加受付しております。   ●お申し込みはコチラから!   現代教育学科3回生 笹井綾子 【関連記事】 2017年度「マミポコ親子ひろば」第3回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」第2回活動報告! 2017年度「マミポコ親子ひろば」初回の活動報告!  

2017.07.13

2017年度「マミポコキッズ」第5・6回活動報告!~現代教育学科

こんにちは、マミポコ・キッズです! 私たちは畿央大学に地域の子どもたちを招待して、様々な遊びを行っています。今回は、2017年度前期の第5回、第6回活動の様子を振り返ってご紹介します!   第5回 夏祭りをテーマにした活動を行いました。「さかなすくい」、「はてなボックス」、「コロコロコーン」、「わなげ」、「打ち上げ花火」、「くじ引きクイズ」の6つの屋台をグループごとにまわって遊びました。屋台のお兄さんお姉さんにあいさつしたり、グループで協力する様子が多く見られました。   『さかなすくい』おおきな金魚をみんなですくっているよ!     『わなげ』まとをねらって、たくさんいれるよ!     『うちあげはなび』みんなではなびになりきっているよ!     『くじ引きクイズ』みんなでどれだけ正解できたかな?     第6回 浦島太郎をアレンジした「らい太郎」というお話にあわせて、カメを助けて竜宮城につれていってもらいました。最後はあき殿様と一緒にりゅうぐうのまいを踊りました。それぞれのグループで海の生き物とそれに合った踊りを考えて、6種類の海の生き物になってみんなでおどることができました。   『殿(との)さがし』たこさんからヒントをもらおう!     『殿(との)さがし』クイズに正解してどんなヒントをもらったかな?     『りゅうぐうのまい』あき殿様と一緒に踊ったね!     最終回ということで、子どもたちもマミポコ・キッズの雰囲気に慣れて、最初から最後まで、たくさんの笑顔で活動できました。最後に、グループリーダーと今までの振り返りをしました。グループリーダーからプレゼントを受け取って子どもたちはとてもキラキラした笑顔をしていました。   保護者の方のアンケートには、「参加してよかった」「子どもが毎回楽しみにしていた」「次のマミポコも参加したい」といった、うれしいご感想・ご意見をたくさんいただきました。保護者の方からのご意見も励みにしながら、より良いマミポコ・キッズにしていきたいです。   2017年前期マミポコ・キッズはこれで終了となりますが、これからも、子どもたちとの活動を通して、子どもたちの成長はもちろん、大学生一人ひとりも成長できる場になるように頑張ります!       今期の活動にはなんと60数名の当日スタッフさんに参加していただきました。その中には6回中5回も参加してくれる当日スタッフもいました。マミポコ・キッズは当日スタッフの皆さんの協力により活動ができています。今後の活動もお待ちしております。ありがとうございました。 現代教育学科 3回生 竹田卓司 2回生 樋口茉悠 元神有未 【関連記事・リンク】 マミポコ親子ひろば 2017年度「マミポコ・キッズ」第3・4回活動報告!~現代教育学科 2017年度「マミポコ・キッズ」第1・2回活動報告!~現代教育学科

2017.07.03

1回生218名が大阪教育大学附属池田小学校を見学!~現代教育学科

平成29年6月15日(木)、教育学部現代教育学科1回生218名が大阪教育大学附属池田小学校(以下、附属池田小学校)を訪問しました。教育学部の必修科目であるベーシックセミナーと現代教育論との拡大授業として行われており、今年で8年目となります。学生にとっては学外で学校現場の様子を学ぶ貴重な機会となっています。     今回の訪問の目的は、まず、教育にかかわる仕事を志す学生として学校現場の児童の学習や生活の様子に触れ、教員の児童への関わり方や学習および生活の指導のあり方を学ぶこと、そしてSafety Promotion Schoolに認定された附属池田小学校における安全で安心な学校づくりについて学ぶことでした。   附属池田小学校では、平成13年6月8日に起こった痛ましい事件後、安全で安心な学校をめざして教職員・保護者・大学関係者が一体となって努力が続けられてきました。平成22年に日本で初めてWHOのInternational Safe School に認証されました。そして、平成27年3月には、わが国独自の学校安全のスタンダードとなるSafety Promotion Schoolに認証されています。   当日は晴天、10時過ぎに集合し、附属池田小学校にお邪魔しました。     【児童の皆さんによるお出迎え】 児童の皆さんが入口まで迎えに来て、各教室まで案内してくれました。       【授業参観】 各教室にわかれて授業を参観させていただきました。1年生から6年生まで、国語や算数、音楽・英語、水泳などの授業を見学しました。「オープンスペースやガラス張りの教室の環境にも配慮を感じた」、「子どもたちに考えさせたり発表をさせる時間を作ったり、子どもが参加しながら受けられる授業だった」、「疑問が出た時など、先生が子どもたちに問いかけをしていて、みんなで考えられる環境を整えていた」などの感想がありました。       【給食】 給食時間も教室に入らせていただき、持参したお弁当を一緒に食べました。       【休み時間】 「先生!」と呼ばれたり、サインを求められたりして嬉しそうな学生。「先生と呼ばれることに喜びを感じました」という声も聞かれました。児童の皆さんと遊んだり卓球を楽しんだりと、様々な交流をしました。       【附属池田小学校事件に学ぶ】 「安全で安心できる学校づくり」について、安井学科長より講話があり、事件のこと、安全で安心できる学校づくりに関する取り組みについて学びました。亡くなられた児童8名を悼み献花をした後、学校内を見学させていただきました。 「黙とうをささげながら、このような事件を二度と起きないように後世に語り継ぎ、安全管理を徹底させないといけないと思った」「『子どもを一番に考えなければいけない』という言葉が心に響いた」「校舎をすべて建て替えるのではなく、一部だけ変更することで亡くなった8人の思い出の学校をなくさないという心遣いに感動した」などの意見がありました。     大学へ帰り、附属池田小学校で学ばせていただいた経験をもとに、振り返り学習を行いました。 以下、学生のレポートから一部を紹介します。   <学校教育コース>  今日は授業参観や子どもとの触れ合いを通して現場の雰囲気を感じ、これからのモチベーションにつながる経験となりました。 特に初めて「先生」と呼ばれ、教師という仕事の責任の重さを強く感じました。教師は子どもの命を預かる仕事です。いざというとき、子どもを守ることができるのか、自信をもって頷くことはできませんが、備えて行動することはできると思います。 今日感じたことを忘れず、これからに活かしていきたいです。 安全対策がどれほど大切なことなのか、教師の判断がいかに大きなものなのか、それから今生きていることがどれほど幸せなことなのかなど、一つの講義の中で深く考えることがたくさんありました。入学してまだ間もないこの時期にこのような貴重な体験・経験をしたことで、教育に関してもっともっと知りたい、そして教師になりたいという強い気持ちが芽生えました。   <保健教育コース> 実際この状況で完璧な対応が出来る自信は今の私にはありません。これだけの重みを背負って将来教師になるために、大切な8名の幸せが失われたことを決して忘れず、これからたくさんの命に寄り添っていく立場として強い決意を持って大きく成長していきたいと思います。   安全を考えて作り上げられた学校ですが、その設備が児童にとっては居心地の良い環境になっており、安全と環境の両面が考えられました。(略)先生になるということは、子どもの命を守る、ということだととても実感しました。(略)将来先生になった時に子どもたちを守ることができるのか、支えることができるのだろうか、(略)この実習を通して改めて先生になるとはどういうことなのかを考えるいい機会になりました。   <幼児教育コース> 今回初めて「先生」と呼ばれる立場になり、そして、安井先生や佐々木校長先生のお話を伺う中で、「先生」はただ子どもたちに教育をするだけではなく、子どもたちを守る使命もあると強く感じました。同時に、私がもしあの事件のような状況に置かれたとき、「何ができるだろうか」「命をかけて子どもたちを守れるだろうか」と自分自身に問いかけることがたくさんありました。将来子どもの教育に携わる職業を目指している者として、仕事の責任の重さを感じ、しっかり覚悟をもたないといけないと思いました。   池田小学校に行くまで、事件のことを全く知らなかったことに、教員を志望する身として大変恥ずかしく思いました。 「どんなときにも子供に寄り添い、盾になることが必要」という言葉も心に残りました。校長先生がおっしゃっていたように、「子どもがかわいい」という気持ちを大切にすることで子どもを守るための行動ができるのだと思います。学校内を安全で安心できる場所にしておくことが教師の責任であると改めて感じました。   今回の訪問でたくさんのことを学ばせていただきました。大人数での訪問にもかかわらず、今回の訪問を快く受け入れて下さった附属池田小学校の校長先生ならびに教職員の皆さま方に感謝申し上げます。 そして、附属池田小学校の児童のみなさんにも心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。   教育学部現代教育学科1回生担任団