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看護医療学科

2017.09.08

平成29年度「チーム医療ふれあい実習」実践発表会を開催しました!

チーム医療ふれあい実習を終えて   理学療法学科1回生、看護医療学科1回生、健康栄養学科臨床栄養コース2回生の学生たちが学科の枠を超えてグループを編成し、チーム医療が実践されている医療現場(病院・施設)を訪れ、チーム医療に携わる専門職としての資質や態度を養う「チーム医療ふれあい実習」。本学の特色ある学びの一つになっています。   今年度は8月21日(月)~25日(金)の10施設に分かれて実施しました。以下、学生たちの学びの様子を紹介します。     今回参加した学生の体験レポート 健康栄養学科2回生 チーム医療ふれあい実習では、病院の医療従事者としての働きや自分の専門分野以外の専門職がどんなことをしているのかを実際に見ることができました。3日間で各部署や救急センター、外来、病棟、リハビリテーション、チーム医療(NST*と口腔ケアチーム)を見学し、実際にどんなことをしているのか体験させてもらいました。 ※NST:栄養サポートチーム(Nutrition Support Team)の略語で職種の壁を越え栄養サポートを実施する他業種の集団(チーム)のこと。 その中で私たちは「コミュニケーションをとることがチーム医療にとって重要であること」を最もよく学んだと思います。 特に印象的だったのが、2日目に見学したNSTのラウンドです。最初はカンファレンスで患者さんの情報を共有し、そのあと実際に患者さんのもとへ話を聞きに行きました。カンファレンスでは温和な雰囲気で各専門分野が平等な立場で発言しているなと思いました。 NSTは看護師や栄養士など9人(その日は7人)構成でしたが、カンファレンスに参加した全員が患者さんのもとへ話を聞きに行くことに驚きました。しかし患者さんに話を聞くことでデータだけではわからなかった新たな発見があり、それをその場で全員に共有できることやチーム一人一人が患者さんに向き合うことができることがNSTの利点だなと思いました。 患者さんとの会話、看護師の言葉かけ、他職種間での情報共有、病院内でのあいさつなど様々なコミュニケーションの形を見ることができ、その大切さを体感しました。すごく貴重な体験をさせてもらったので、学んだことを忘れず将来に活かしていこうと思います。 健康栄養学科 2回生 岩本 優子・大野 心・久米川 奈穂     看護医療学科1回生 まず今回の実習で清潔ケアなども見せていただき、看護師はケア中に患者さんと直接話すことで得た希望や意見をカンファレンスの際に他の職種に伝えるという患者の代弁者の役割もしていると気づきました。 看護師は患者さんにかかわる時間が他の職種よりも長いため、患者さんから得る情報も一番多いということを実際に感じることができました。 病院見学もさせていただき、病院の物理的な構造も患者さんが動きやすいようになっていること、職種間の連携がスムーズにいくように工夫されていることなどにも気づくことができました。 さらに、カンファレンスでは毎朝他職種が集まって患者の情報を共有していると聞き、これにより患者さんの治療がスムーズに行われていると感じました。退院時には退院前カンファレンスで、ケアマネジャーなど地域の関係機関の担当者も来てどのように退院後の生活を過ごすのかを話し合い、退院後の目標を職種間で共有していると学びました。 チーム医療は、意識して行うものではなく、医療現場で自然に行われているということにも気づくことができました。実習は3学科合同で行われたため、毎日のショートカンファレンスで各学科からの視点での気づきを共有でき、自分の視野を広げることができました。 実習を終えてこれから私たちがさらに学びを深めたいと思っていることは、他の職種の働きや特徴についてです。今回、他の職種と連携するにあたり、他の職種に関する知識がまだまだ十分ではないと気づくことができたので、自分の専門領域について深く学び、そのうえでチームにおける職種ごとの役割を活かして連携するにはどうすればいいのかを考えていきたいです。 看護医療学科 1回生 飯田 貴美・唐住 澪     理学療法学科1回生 今回の実習で、実際に病院で外来・病棟、栄養科、薬剤部、検査部の仕事現場を見学させていただきました。どの部署でもチーム医療としての連携の大切さや、患者さんへの細やかな配慮の数々を知ることができました。 私が今回の実習で特に感じたことは、コミュニケーションの大切さです。患者さんとのふれあいの中でそれぞれの性格や好み、興味のある事柄や今1番何を求めているのかなどについて聞きだし、またその情報をきちんと細かく記録して多種多様な職種同士で共有し活用していく。この2つの事柄をきちんと行うには密なコミュニケーションが必須となります。 私は患者さんとお話をする機会があってもなかなか自分から話すことができなかったので、これからは患者さんとのコミュニケーションについて、色々な事柄に興味を持って少しでも多くの話題に対応できるようにし、そこから話しやすい環境作りに繋げられるようにしていきたいです。そのために新聞等で情報を集めたり、話術や対応の仕方についてはこれからの大学での座学で高めていきたいと思います。 この5日間、とても貴重な体験をさせていただきました。各施設の方々や引率の先生方、本当にありがとうございました。 理学療法学科 1回生 大和 千夏     専門職になるためには現場での実習が欠かせません。実習に向けて、4月からチーム医療論という講義を通して、準備を進めてきました。 今回、医療を受ける側とは異なり初めて提供する側の目線で病院実習に参加し、初めて経験したことや、わかってはいたものの思い通りにはいかなかったこともあったようです。 上記のように、このような経験を通して、知識・技術やコミュニケーション能力の重要性を再認識できたのではないかと思います。ぜひ今後の学習につなげてほしいと考えています。 この場を借りて、ご協力いただきました患者様、施設・指導者の方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。   理学療法学科 助教 松本 大輔 【関連リンク】 平成28年度「チーム医療ふれあい実習」を終えて

2017.09.06

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.46~ピクニックで深まる交流!

こんにちは!健康支援学生チームTASK※、理学療法学科2回生の礒兼実沙です。   ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。 学科の枠を超えて協力しあいながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   8月28日(月)TASKメンバーの交流を深めることを目的に、畿央大学近くの高塚地区公園で、ピクニックを行いました! サンドウィッチや唐揚げをみんなで楽しくいただきました。     そのあとに、レクリエーションを行いメンバー同士の仲を深めました。チームに分かれて人間知恵の輪や木とリスゲームをして勝敗を競い合ったり、敵の的を水てっぽうで狙ったりとたくさん体を動かしました。ついつい熱くなってしまいますね(笑)   そして、今年は流しそうめんができなかったので、わんこそば風に口の中に流し込むことに!それはそれで楽しかったですね!     メンバー同士の仲を深めるいい機会となりました。   また、この日は3回生から2回生へ世代交代する日でもありました!2回生が中心となってこれからの活動を進めていきたいと思います。よろしくお願いします!   ▼TASKの「T」!   TASK新代表 理学療法学科2回 礒兼実沙   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2017.08.28

第2回BLS(一次救命処置)プロバイダーコースを開催!~看護医療学科

防災救命サークル(WiL)の現在メンバーは、看護医療学科・健康栄養学科・現代教育学科の学生13人です!(他の学科も募集してます!) WiLという名前の由来は、BLSの国際免許を発行しているアメリカ心臓協会が2015年にテーマとして掲げた「life is why」の頭文字を逆さまに読み取ったものです。 ※BLS:一次救命処置(Basic Life Support)   自分は何のために生きているのか?自分は何故助けるのか?その答えは人それぞれですが、私たちはその疑問から発展して、WiLのモットーに「大切な人を守る実践教育」を位置づけました。 サークルとして設立したばかりなので、現在のメインの活動は日曜日(不定期)に開催するBLSプロバイダーコースですが、「大切な人を守る実践教育」をモットーに活動ができますので、初代メンバーになって一緒にサークルをつくっていきましょう!! 前回実施されたBLSプロバイダーコースはコチラから!   WiL 部長 看護医療学科3回生 高田咲貴       第2回BLS(一次救命処置)プロバイダーコースを開催! はじめまして、看護医療学科3回生の谷田有加です。 8月20日(日)9時から、サークル「WiL」として2回目のBLSプロバイダーコースを開催しました! このコースは、世界中の医療従事者や社会、病院で使わているアメリカ心臓協会(AHA)のガイドラインのもと、一次救命処置の技術を習得し、国際免許を取得することができるものです。   ▼事前打ち合わせ中のWiLメンバーでBLSインストラクターの3名と小児外科の小角先生   今回の参加者は、健康栄養学科3回生1名と看護医療学科2回生3名の計4名であり、救命に興味があるから学びたい!目の前に人が倒れていた時に行動できる人になりたい!という思いを持って参加してくれました。夏休み期間にも関わらず参加してくれた4名の方々ありがとうございました。   ▼参加してくれた4名とWiLメンバーで   ▼インストラクターとして講義中のWiLメンバー   一次救命は、大切な人が倒れたときに職種や年齢に関係なく行うことのできる最善の処置です。なので、BLSって敷居が高いな~と思っている学生にも、どんどん参加してもらいたいと思っています(^^)/     ▼真剣に勉強している受講者のみなさん   そして、第2回目のBLSブロバイダーコースも、参加者全員が合格しました!ブロバイダーに認定です!!!!   これからも、たくさんの畿央生に最先端のBLSを学んでもらい、実践してもらえるよう、活動していきます。 最新情報はTwitterでチェックできます(^^)/よければフォローもお願いします♪ Twitterはコチラから!!   ▼WiLメンバー4名と顧問の看護医療学科の藤澤先生とで講習会終了の喜びをピース!   看護医療学科3回生 谷田有加 次回のBLSブロバイダーコースは、11月26日(日)の予定です。参加希望の方はご連絡ください。 教職員の方も受講できます!   【関連記事】 新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科 新生児蘇生法(NCPR)の結果発表!~看護医療学科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」講習会を開催!~助産学専攻科    

2017.08.28

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.10(教員総括)

昨年に続いて、看護医療学科ではオーストラリアのメルボルンで「海外インターンシップ」を行いました。2017年8月19日(土)から27日(日)の日程で、2回生7名、4回生4名の計11名が参加しました。大学や高齢者施設での講義や施設見学、現地の方との交流などを通してオーストラリアの看護と教育、緩和ケア、認知症ケアなどについて理解を深めながら、健康課題や保健医療事情を比較し、看護の在り方をグローバルに考えました。   最終日を迎え、全行程を振り返り、教員から総括(現地リポートvol.10)が届きました!     8月27日(日) をもって2017年度の海外インターンシップ研修の全日程が終了いたしました。 前年度の反省を活かして、企画した今年度のプログラムの特色は以下の通りです。   1.学内プログラムを大幅に変更し、英語の自己紹介やネイティブ講師による英語と日本語によるプレゼンテーションの学習の場を企画した。   2.学習内容の難易度を徐々に上げていくように、①ラトローブ大学で日本語のクラスで友達を作り、②認知症ケアの体験と学習、③高齢者ケアや終末期ケアの講義と実際の施設や病院見学、といったスケジュール順序性を考慮した。   3.施設や病院見学は、オーストラリアの人が利用する(ヴィクトリア州所在)特徴的な施設とした。   4.学生の主体性を培うために、最終日には学生だけで行動する機会を1回は企画した。     特色1.については、学生の自主性と安全性の確保のため、どこまでを指示したら学生の自律を促進するのかという課題は残りましたが、その他の2.~4.については、ほぼ達成できたと評価しています。   さて、それでは以下に、11人の学生達の素晴らしい成長をお伝えします。   学生11人は、最初は緊張していて、とても静かで消極的でしたが、3日目頃から英語にも慣れて聞き覚えのある単語や学内で学習したことのある講義に対して、積極的に質問ができるようになっていました。 ●関西国際空港からタイ経由でメルボルンに到着!   【インターンシップ初日】 ラトローブ大学に行き、日本語コースで勉強をしているラトローブ大学の学生(1~3回生)と一緒に授業に参加しました。日本語で自己紹介をしてから講義に参加し、講義の最後に2回生が畿央大学の紹介を日本語と英語のPPTでプレゼンテーションしました。すぐに友達になり、学生が集う学食の使用の仕方や校内案内、フリー時間にラトローブ大学の学生達のお勧めのアクティビティを紹介してもらったり、レストランを教えてもらったりしていました。 ●ラトローブ大学での講義はコチラ!   【インターンシップ2日目】 ラトローブ大学で、4回生が奈良の文化や歴史について日本語と英語のPPTでプレゼンテーションしました。日本の東京や北海道、京都、奈良、大阪に来たことのある学生は10人ほどいましたが、この学生たちにも関心を持っていてもらうために相手の反応をみながら質問していくプレゼンスキルやPPT資料を事前に印刷・配付した説明はさすが4回生だと実感しました。 ●ラトローブ大学での最後の授業はコチラ!   ▲お世話になったElise先生とラトローブ大学の学生との記念写真   午後からのDHHS:Department of Health and Human Services(厚生省:保健社会福祉省)は、オーストラリアのネイティブスピーカーたちの説明に圧倒されながらも、必死に聞き取ろうと努力していました。その場では分からなかったことも翌日以降の講義内容を聞くことで理解できていました。 ●DHHSでの講義風景はコチラ!   【インターンシップ3日目】 VIC(アルツハイマー病協会ヴィクトリア)では認知症の講義とバーチャルな認知症の人の世界の体験をすることができ、日本とヴィクトリアとの相違点や認知症に関する知識を深めるとともに認知症の学習をさらに深めたいと記録している学生もいて、後期の学習への動機づけにつながったと評価しています。   ▲認知症の人の世界をイメージする体験での1コマ ●VICでの講義風景はコチラ!   【インターンシップ4日目】 Banksia Palliative Care Center(緩和ケアセンター)のJulie氏のAged Care、End-of-Life Careに関する講義は、今年5月にもJulie氏の講義を聴講しているので内容の理解もかなり正確にできました。最初に英語で各自の自己紹介とメルボルンに来て学んだこと、興味をもったことについての発表からスタートし、学内でレッスンした英会話や自己紹介のフレーズを活用することができていました。 ●Banksia Palliative Care Centerでの施設見学の様子はコチラ!   午後からのBECC(Bundoora Extended Care Centre)では、メルボルンの特徴のある医療施設やNursing homeを2グループに分かれて見学することで、前日のVICの講義内容や午前中の講義の実際を確認することができていました。また、ラトローブ大学の看護実習生とのインタビューでは、積極的に「看護師をめざした動機」「実習で指導者と上手に関係性を築く方法」などの質問をしていました。 ●BECCでの施設見学の様子はコチラ!   【インターンシップ5日目】 5日目は、学生達だけでBanksia Palliative Care Centerに向かい、Julie氏と駅で待ち合わせてEnd-of-Life Careに関する講義とロールプレイを体験しました。午後に教員と駅で待ち合わせるまで、グループ全員で協力して講義内容を理解しようとしていたようでした。学んだ内容は、End-of-Life Careに関するアドバンスケアプランニングやアドバンスディレクティブなど患者や家族に必要なこと、ロールプレイに参加して死の準備で「自分ならば何を一番最期まで大切にしたいか」という自己の価値観を認識する内容で、学生たちは「家族」「お金」「友達」などを大切にしていると回答していました。 ●Banksia Palliative Care Centerでのグループワーク   午後からのオースチン病院の見学は、2つのグループに分かれて同じ説明を2回に分かれて説明を受けました。1回目に説明を聞いた学生が、2回目に説明を受ける学生達に同行して、通訳をサポートしてくれるぐらい英語のヒアリング力も頼もしく成長していました。 ●オースチン病院見学はコチラ!     この5日間の研修をとおして、学生たちは異文化や他国のコミュニティの状況、保健医療制度や高齢者ケア施設、緩和ケア病棟の実際を知る機会につながったと考えます。 また、看護師として就職した後のビジョンとして、海外留学することやもっと英語力を高めなくてはいけないということを再認識していたことが今回の海外インターンシップ研修の最大の学習効果であったと考えます。   オーストラリアの経済や医療情勢も日々変化しているため、大学や企業の受け入れ状況も変化しており、教員は今年度の研修実施の安全確保とともに、次年度の企画実施の日程や内容の確認や新規開拓を行いながらの研修でした。学生教員ともに内容の濃い海外インターンシップ研修として終了いたしました。 ご協力いただいた本学の広報センター・総務部の皆様、また学内に待機してくださったワーキングメンバー(看護医療学科教員)堀内先生、對中先生、河野学科長に心から感謝いたします。   なお、9月1日(金) 13:00-14:30 K204ゼミ室において、今年度の海外インターンシップ研修報告会を実施いたします。皆様、ぜひ学生の学習成果の発表会にご参加ください。   看護医療学科 教授 山崎 尚美  准教授 林田 麗   【関連記事】 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.9 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.8 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.7 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.6 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.5 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.4 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.3 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1 ・過去の看護医療学科の海外インターンシップの記事はコチラから    

2017.08.28

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.9

昨年に続いて、看護医療学科ではオーストラリアのメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。2017年8月19日(土)から27日(日)の日程で、2回生7名、4回生4名の計11名が参加しています。大学や高齢者施設での講義や施設見学、現地の方との交流などを通してオーストラリアの看護と教育、緩和ケア、認知症ケアなどについて理解を深めながら、健康課題や保健医療事情を比較し、看護の在り方をグローバルに考えます。 現地レポート第9弾です!   【8月25日(金)午後】 お昼からAustin病院の緩和ケア病棟の見学をさせていただきました。 Austin病院は1800年に設立された病院で、同じ建物のなかにMercury病院という女性専門の病院があり、左右に分かれて建設されていました。その理由は、専門科目の意思や職員の連携をスムーズに行うこと、他科受診をしやすくして患者さんの負担を少なくするためです。また、緩和ケア病棟は、5年前に女優のオリビア・ニュートンジョン氏の寄付によって設立されたためとても新しい病棟でした。   病棟内は大きな窓がいくつもあり全体的に明るく、木目調の壁があったり、アボリジニの文化を象徴する飾りや絵が飾られていて、温かい雰囲気が感じられました。     病棟に入ってすぐのところにpray roomがありました。小さな個室で、静かな環境で心を落ち着かせたり、宗教の祈りを行うための場所でした。さまざまな宗教の聖書がおかれていたり、メッカの方向を示す矢印が描かれていました。多民族国家であるオーストラリアには様々なルーツを持った人々が暮らすため、どんな文化的背景や宗教の人でも、自分の最期の時間を大切に過ごすための工夫がなされていると感じました。     病棟内に、患者さんや家族の方が自由に出入りできるバルコニーがあることに驚きました。私たちは患者さんが転落するリスクがあるのではないかと考えましたが、このバルコニーは患者さんや家族の方々からの、外の空気を吸ってリラックスしたいという希望によって作られたもので、椅子はコンクリートで固定して動かせないようにするなど安全面の工夫もされており、医療のquality(質)とsafety(安全)のどちらの視点からも配慮がされていました。 この病棟で使われている「ナースコール」はナースを呼ぶボタンに加えて、トイレに行きたい時のボタンや飲み物を飲みたいときに押すボタン、痛みがある時に押すボタン等が別々にあり、患者さんが今求めていることをナースに伝えることができます。     ボタンに種類があることで患者さんはナースに気を使わずに押せるのではないかと考えました。また看護師にとっても患者さんの目的が把握できるため、優先順位の判断がしやすいのではないかと考えました。   Buthroom(浴室)の見学もさせていただきました。     スタッフが撮った写真が、入浴中の患者さんから見えるように壁に飾られていてリラックスできる雰囲気がありました。 また、終末期の患者さんにとって自分の変わり果てた姿を見ることは辛いことであるため、浴室の鏡はすりガラスに加工されていました。   最後に緩和ケア病棟を案内してくださった看護師長KIRSTENさんに、日本から持参したお土産をプレゼントしました。     日本でも終末期を自分らしく過ごし、生活の質を重視するために工夫された緩和ケア病棟はありますが、オーストラリアではとくに異文化に配慮された工夫がたくさんありました。 明日はオーストラリア最終日です。自由行動になるため、安全面に気を付けて楽しみたいと思います。   看護医療学科 4回 竹田実緒 的場郁恵   【関連記事】 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.8 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.7 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.6 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.5 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.4 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.3 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1 ・過去の看護医療学科の海外インターンシップの記事はコチラから  

2017.08.28

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.8

昨年に続いて、看護医療学科ではオーストラリアのメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。2017年8月19日(土)から27日(日)の日程で、2回生7名、4回生4名の計11名が参加しています。大学や高齢者施設での講義や施設見学、現地の方との交流などを通してオーストラリアの看護と教育、緩和ケア、認知症ケアなどについて理解を深めながら、健康課題や保健医療事情を比較し、看護の在り方をグローバルに考えます。 現地レポート第8弾です!   【8月25日(金)午前】 インターンシップ6日目です。今日の目標はQOL(Quality of Life;生活の質)に関して自分の意見を考え、看護師が終末期の対象者に対してどういうケアを行うかについて考えることです。学生同士の意見交換やロールプレイングを通して、QOLに対する自分の考えを深めました。   昨日に引き続き、Banksia Palliative Care Centerにて、学習しました。 自分にとって何が大切なのか、QOLとは何であるかを考え、それぞれで発表しました。人によってしたいこと・したくないことは異なり、またQOLの考え方も人によって異なることを学びました。   ▼グループワークの説明   ▼グループワークの様子   看護師役と対象者役に分かれ、演習カードを用いてロールプレイングしました。対象者自身が、家族やケアに対してどういう考えなのか、自分はどういう風な人生を送りたいかなどを知ることができると学びました。     また、なぜ選択したカードが自分にとって重要なのかについて看護師役が対象者役から引き出し、対象者自身の考えや価値観、人生について情報を得ることができると学びました。     ▼発表内容のまとめ   【まとめ】 自分のQOLを考え、話すことは、家族が自分の考えを理解できる機会にもなり、医療者側にとっても対象者の意思を理解しながらケアの方向性や必要なサポートを考えやすくなるのではないかと思いました。 また、急な身体の変化などの突然の場面においても、自分のQOLについて身近な人に伝えておくことで、自分の意志決定に沿ったケアを受けられるのではないかと考えました。   看護医療学科2回生 岡本 悠希、山上 真未   【関連記事】 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.7 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.6 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.5 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.4 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.3 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1 ・過去の看護医療学科の海外インターンシップの記事はコチラから

2017.08.25

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.6

昨年に続いて、看護医療学科ではオーストラリアのメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。2017年8月19日(土)から27日(日)の日程で、2回生7名、4回生4名の計11名が参加しています。大学や高齢者施設での講義や施設見学、現地の方との交流などを通してオーストラリアの看護と教育、緩和ケア、認知症ケアなどについて理解を深めながら、健康課題や保健医療事情を比較し、看護の在り方をグローバルに考えます。 現地レポート第6弾です!    【8月24日(木)午前中】 メルボルンでの5日目。8月24日(木)は、朝からFlinders駅から電車に乗ってHeidelberg駅へ。そこから徒歩10分のところに位置するBanksia Palliative Care Service(緩和ケアセンター)に行きました。JulieさんとTimさんは5月22日(月)にも畿央大学に講義に来てくださっていて、私たちとの再会をとても喜んで歓迎してくださいました。 この日の目標は、 ①メルボルンの高齢者ケアの最新の知見について、理解を深める。②施設見学をとおして実際を知る。 ということです。     到着するとTimさんが出迎えてくれ、寒いからと一人ずつに温かい飲み物を買ってくださいました。     午前中は、JulieさんにオーストラリアのAged Care(高齢者ケア)にいて説明していただきました。 2050年には5分の1を超える国々で65歳以上である高齢者の人数が増えると予想されています。そこでオーストラリアの政府は、Aged Care systemの見直しを行い、より良いシステム作りに努めました。政府が考えた案として、高齢者のケアを施設で行うのではなく、「地域ケアに移行していること」「オーストラリアにいるアボリジニやその他の民族に対するケアを行う施設を増やすこと」などがあります。在宅への移行など、日本の高齢者ケアシステムの方向性と似ている部分があると感じました。       各部屋にはオーストラリア、アボリジニ、その他の原住民を象徴している旗が飾られていて、多文化・多民族の受け入れ意思を象徴していると教わりました。またその他にも、オーストラリアは多国籍国家であるため、7か国の患者・家族へ説明するためのパンフレットがその国の言葉で用意されていたり、その国や民族が大切にしているものなどが用意されていました。   ▲多民族のための説明資料とコミュニケーショングッズ   施設見学が終わった後、Banksia Palliative Care Serviceの職員方がサンドイッチを用意してくださり、みんなで昼食をとりました。       【まとめ】 ビクトリア州では、高齢者の生活の場は日本と同様に施設ケアよりコミュニティケアにシフトしていること、ダイバーシティの考えにもとづき、異文化や多民族の理解に重点をおきケアとしていることを学びました。オーストラリアは多文化、多民族国家であるため日本ではあまり見られない文化的な援助の方法があることを学びました。   この後は、午後からの「BECC: Bundoora Extended Care Centre」の訪問に続きます!!   【関連記事】 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.5 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.4 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.3 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1 ・過去の看護医療学科の海外インターンシップの記事はコチラから

2017.08.24

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.5

昨年に続いて、看護医療学科ではオーストラリアのメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。2017年8月19日(土)から27日(日)の日程で、2回生7名、4回生4名の計11名が参加しています。大学や高齢者施設での講義や施設見学、現地の方との交流などを通してオーストラリアの看護と教育、緩和ケア、認知症ケアなどについて理解を深めながら、健康課題や保健医療事情を比較し、看護の在り方をグローバルに考えます。 現地レポート第5弾です!   【8月23日(水)】 この日はさまざまな認知症ケアを行っているNPO、Alzheimer’s Australia VICを訪問しました。 本日の学習目標は、 ・施設見学を通してメルボルンの高齢者ケア(認知症ケア)の最新の知見を得る ・Alzheimer’s Australia VIC の概要・機能と役割を理解する ・認知症に関する最新の知見を理解する ・VDEを体験することで認知症の人の世界を理解する の4つを掲げました。   朝から電車に乗ってメルボルン市内にある Royal Park Zoo 駅から徒歩でAlzheimer’s Australia VICを訪れました。午前中は認知症に関する講義を聴講しました。講義では、認知症は脳の障害部位により症状が異なるため、認知症の人それぞれ個々の病状に合わせたパーソンセンタードケアが重要であると学びました。     また、認知症の症状の原因としてCAUSEDについて学びました。CAUSEDとはCommunication(コミュニケーション)、Action(行動)、Unwell(健康を害している痛みなど)、Story(過去)、Environment(環境)、Demencia(認知症)のこと。看護師はこれらに焦点を当て、サポートしていくことが大切だと学びました。   午後からは、VDE: Virtual Dementia Experience(認知症人の世界を体験)をしました。   ▼Alzheimer’s Australia VICホームページのスクリーンショット       VDEでは、2回のテストを実施しました。   【1回目のテスト】 赤いライト、騒音、靄のかかったような映像が流れている部屋に移動し、そこで学生同士がお互いの「名前」と「物」と「好きな芸能人」について聞いて、それを時間内に覚えてテストをしました。3つすべての項目を覚えることは難しく、学生全員の項目を書くことはできませんでした。   【2回目のテスト】 緑のライト、穏やかな音楽と映像の中で行いました。また、項目を三つから「名前」と「物」の二つに減らし、紙にメモをしながら行いました。その結果、学生全員の項目を把握することができました。   このことから、認知症の方たちに接する時は言葉だけではなく、視覚からも理解できるようにしたり、選択肢を減らすようタスクを簡単にしたり、落ち着いた環境に調整することが大切であると学びました。   ▼VDE体験後の風景     次に、認知症の方の世界をリアルに再現した映像が流され、2人のスタッフがそれぞれ、映像に合わせて認知症患者役・その息子役を演じているのを見ました。映像の内容は認知症患者が部屋からシャワーを浴びるまでの流れでした。これらを見て、認知症は色のコントラストによって幻覚が見えたり、選択肢が多いと混乱してしまったり、急かされると不安になることを、身をもって知ることができました。その後どのように改善するべきか意見交換しました。   それらを踏まえて、家族の対応や環境を改善したところ、認知症の人は無事にシャワーを安全に穏やかに浴びることができました。患者だけでなくその家族に認知症という病気について理解してもらうように説明することや、環境では色のコントラストを考え、患者が目でわかるような目印をつけるなど安全で安心できるような環境に整えることが大切であることを学びました。   看護医療学科 4回生 梶実 花子・五島 愛永   【関連記事】 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.4 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.3 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1 ・過去の看護医療学科の海外インターンシップの記事はコチラから

2017.08.24

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.4

昨年に続いて、看護医療学科ではオーストラリアのメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。2017年8月19日(土)から27日(日)の日程で、2回生7名、4回生4名の計11名が参加しています。大学や高齢者施設での講義や施設見学、現地の方との交流などを通してオーストラリアの看護と教育、緩和ケア、認知症ケアなどについて理解を深めながら、健康課題や保健医療事情を比較し、看護の在り方をグローバルに考えます。 4日目の現地レポートです!   【8月22日(火)午後】 この日は午後からDHHS:Department of Health and Human Services(厚生省:保健社会福祉省)を訪問しました。 本日の学習目標は、 ・事前学習で学んだことを活かしてオーストラリアの保健医療制度の実際を知ること と掲げました。 お昼からLa Trobe大学からトラム(路面電車)に乗って移動し、DHHSを訪問しました。ヴィクトリア州の機関で入り口には厳重なセキュリティーがされており、事前登録された人しか入れません。一人ずつ登録パスカードと名前が記された名札をもって、緊張しながら無事に入館できました。   ▲International Chamber House の入り口カウンター     会議室のような大きな部屋に通されると、ネイティブスピーカー(外国語指導助手)の方々にオーストラリアの医療制度の実態や保健医療システム、看護教育、現任教育制度について説明をしていだきました。普段聞きなれない英語に圧倒されてしまい、なかなか説明内容を聞き取ることができず理解が難しかったですが、事前学習で学んだ単語がいくつか出てきたため、理解の手助けとなりました。 また、オーストラリアの看護師の方からのお話も聞かせていただき、日本とオーストラリアの保健医療・看護教育システムにはいくつか似ているところがあると分かりました(病院インターンシップで学んだ看護管理や1回生で学んだ社会保障制度と類似点が多くありました)。     例えば、高齢化への看護の対応。新人看護師は1年間の新人教育を受けること。看護師になるための学校には専門学校のような18か月で看護師になる学校と、私たちと同じように大学で看護を学んで看護師になる方法の2つがあることなどです。 オーストラリアは多国籍で様々な文化背景を持った人が暮らしているため、看護師もそれぞれ個人の文化背景を考慮して看護を行っていると知ることができました。   ▲講義をしてくださったネイティブスピーカーの方々   講義が終わった後は、日本のカルタ模様のお菓子などのお土産を渡し、全員で記念撮影をしました。     後ろに並ぶ国旗の中に日本の国旗がなかったことを伝えると、「次は用意しておく」とおっしゃってくださいました。一般の人はなかなか入ることのできない機関を訪問し、貴重な体験をした1日となりました!   看護医療学科 4回生 的場 郁恵・竹田 実緒   【関連記事】 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.3 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2 ・看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1 ・過去の看護医療学科の海外インターンシップの記事はコチラから

2017.08.24

看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.3

昨年に続いて、看護医療学科ではオーストラリアのメルボルンで「海外インターンシップ」を行っています。2017年8月19日(土)から27日(日)の日程で、2回生7名、4回生4名の計11名が参加しています。大学や高齢者施設での講義や施設見学、現地の方との交流などを通してオーストラリアの看護と教育、緩和ケア、認知症ケアなどについて理解を深めながら、健康課題や保健医療事情を比較し、看護の在り方をグローバルに考えます。 現地レポート第3弾です!   【8月22日(火)午前】 メルボルン3日目です!!!! 本日は午前中に2時間、LaTrobe大学で最後の授業です。   本日の学習目標として ・LaTrobe大学の学生と交流を深め、英語や日本語を交えながらお互いのコミュニケーション能力を高めること を掲げました。目標に対する内容としては、「~ます」や「~しちゃった」の語尾の変換や、漢字の読み方、日本語の意味が分からなかった際に同じように発音したり、英語で説明したりすることでお互いに協力しあいながら授業に取り組むことです。   ▼ワールド・ラトローブウィーク  United Diversitiy(異文化理解)のイベント   ▼大学の象徴像 セレモニーの際に記念撮影する場所   昨日は、私たち2回生がオーストラリアに来るまでに学内で準備をしていた「畿央大学の紹介」に引き続き、「奈良県の紹介」についてのプレゼンテーションをしました。     畿央大学の所在地、学部の紹介、大学のイベントや看護医療学科の1~4回生までにどのようなことを学ぶかについて日本語と英語で発表しました。     今日は4回生が「奈良について」というテーマで、奈良の場所、奈良の人口や面積、奈良の歴史や食べ物について日本語や英語を用いて発表しました。LaTrobe大学の2回生の皆さんは、とても熱心に聞いてくれました。   ▼奈良の魅力を発表した4回生     【本日の学び】 異なる国の人と授業を受けることで、お互いのことを理解するためにも、コミュニケーションをとる際に相手が何を言いたいかを汲み取りながら話すことで、意思疎通がしやすくなると学びました。   【今後の課題】 英語が理解できなくても、相手の表情や目を見て、何が言いたいかを汲み取ろうとし、また積極的に会った人と話しをしようと心掛けていきたいと思います。   看護医療学科 2回生 山上真未・岡本悠希   【関連記事】 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.2 看護医療学科 海外インターンシップ in オーストラリア 現地リポートvol.1 ●過去の看護医療学科の海外インターンシップの記事はコチラから