2022年4月の記事

2022.04.05

畿央大学付属広陵こども園の「地鎮祭」が執り行われました。

    畿央大学は「広陵町と学校法人冬木学園における公私連携幼保連携型認定こども園設置及び運営に関する協定」を締結し、行政と協力しながら、本学の持つ教育および研究の知見やノウハウを生かし、2023年4月に「畿央大学付属広陵こども園」を開園します。大学が運営する公私連携幼保連携型認定こども園は奈良県では初となります。       2022年3月26日(土)、工事前に神主を招いてその土地の神様に対して工事の安全を祈願する儀式である「地鎮祭」を開催しました。開始当初、小雨だったお天気も、途中から本降りになってきましたが、古来より「雨降って地固まる」と言われているように、地鎮祭で雨が降ることは縁起が良いそうです。 また、天からの恵みである雨によって土地が祓い清められるとされていて、先行きの良いスタートが切れました。 これから無事に園舎が出来上がるのが楽しみです。   こども園設置準備室 篠本千穂   ▼完成予定のパース(今後変更になる場合があります)   【関連記事】 5/15(日)畿央大学付属広陵こども園開園プレイベント「みんなで愉しもう!tupera tuperaの絵本の世界」 令和5年4月「畿央大学付属広陵こども園」を開設予定です。 奈良県内大学初の「公私連携幼保連携型認定こども園」設置に向けて広陵町と協定締結式を行いました。

2022.04.05

香芝市政施行30周年記念事業の一環として本学教員監修の「フレイル予防体操」がリリースされました〜理学療法学科

  新型コロナウイルス感染症の流行により、介護予防に重要な役割を果たす地域高齢者の「通いの場」の多くが活動中止になっています。そこで、コロナ禍により生活不活発となり体力低下となる状態(フレイル)を予防し、通いの場へ再び参加できるようになるまでの間、自宅で1人でもできる簡単で低強度のオリジナル体操を作成することになり、香芝市地域包括支援センターの依頼により昨年度から監修として関わらせて頂きました。 体操は10分程度で立位でも座ってもできる簡単な内容ですが、作成委員会には市の保健師や事業を委託された健康運動指導士といった専門職だけでなく介護予防リーダー「KEEP香芝」の皆さんも参加され、体操のモデルとしても登場されております。市の作成する公式コンテンツ作成に、本学での介護予防リーダー養成講座から誕生した住民リーダーの皆さまと共に取り組めたことは感慨深いものがあります。長年、本学と市との連携事業として実施している「介護予防リーダー養成講座」は今年度も実施予定であり、このオリジナル体操を新たな強みとした新たな担い手の育成にも取り組んでいきます。   【関連記事】 平成30年度「広陵町・香芝市×畿央大学 介護予防リーダー養成講座」修了式を行いました。     体操は香芝市公式Youtubeチャンネルで公開されており、またコロナ禍において高齢者が生活不活発にならないように過ごすためのポイントをお話ししたミニ講座も同時にアップされております。現在、香芝市ではご当地体操として身近に感じていただくために広報誌を通じて体操の名称が募集されていますので,良いネーミングがありましたら是非ご応募して頂ければと思います(採用されると香芝市マスコットキャラクター、カッシーのグッズが当たります)。   体操動画:https://youtu.be/Lvj37RgQQIw コロナ禍におけるフレイル予防について:https://www.youtube.com/watch?v=JHDIXglhojo     これまでも介護予防体操は奈良県の「誤嚥にナラん!体操」を初めとして天理市の「STEP体操」などいくつか制作に関わらせて頂きましたが、少しでも地域高齢者の健康寿命延伸や地域の活性化に繋がるように研究と地域貢献活動の二本柱で活動し続けて行きたいと考えております。   理学療法学科 高取克彦 地域リハビリテーション研究室ホームページ https://kio-community-rehab.studio.site/