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在学生の方へ

2012.09.25

被災地で卒業研究をしている学生を紹介します。(人間環境デザイン学科藤井ゼミ)

東日本大震災の被災地である宮城県石巻市で卒業研究をがんばっている学生を見に行きました!! 人間環境デザイン学科4回生の藤井ゼミの妙本咲季さんは、昨年の夏休みに東日本大震災復興のボランティアをしていました。 その時の経験と実績を元に卒業研究は「東日本大震災」をテーマにしたいと考えており、今年8月下旬から宮城県石巻市で震災復興ボランティアをしています。 ▲石巻では、ピースボートがボランティアの統括の中心になっています。建物の入口前にいるのが妙本さん。 妙本さんは記者ボランティアとして活動を行っています。 具体的な活動内容は、仮設住宅向けのフリーペーパーの発行に向けた取材や記事の執筆などですが、他にも港での漁業復興のお手伝いや仮設住宅での住民たちへ向けたケア、被災者にむけたイベントなどの活動を中心に行っています。 これらの活動を通して課題を絞り、ここでの経験を卒業研究として発表する予定です。 ▲こちらはボランティア用の宿泊施設です。もともとは飲み屋だったところを提供してもらっています。 ボランティアさんは基本的に寝具なども持参のため、妙本さんも寝袋で寝ているとのことでした。 ▲宿泊先の中です。ここで十数名のボランティアさんが寝泊りしているようです。 石巻も海の近くですので、津波の被害に遭っています。 ピースボートセンターの建物も宿泊施設も1階部分はほとんど浸水してしまったようです。 ▲奈良から遠く離れた場所での再会を記念し、写真撮影☆ まだ石巻にきて3週間ということで、環境に慣れるので精一杯で、卒業研究のテーマは絞りきれていないようです。しかし、いろいろな出会いや経験を通して充実した日々をすごしているようです。 これから寒くなっていきます。体に気をつけてがんばってください!! 人間環境デザイン学科助手 長井典子

2012.09.24

学生広報スタッフblog vol.34~被災地支援「のびのびキャンプ2012」報告会@福島!

こんにちは!理学療法学科3回生、学生広報スタッフのはるちゃんとよこみーです! 2012年9月15日(土)に、のびのびキャンプ2012参加者の保護者さまに向けた報告会が福島県二本松市市で行われました。畿央大学からは教員3名、学生4名が参加。会場でキャンプを共催した福島大学、いわき明星大学の学生、福島の笑顔をつなぐボランティアグループ“ひらそる”のメンバーも合流し、久しぶりの再会の場となりました。 はじめに、良原先生によるのびのびキャンプの振り返りが写真や動画を通して行われました。 ☆「こんなことがあったなぁ…」「あんなこともしたよね!」と、子どもたちも楽しかったキャンプを振り返り、隣に座る保護者の方やお友達にお話をしていました。 ☆振り返り後、参加学生と教員から挨拶をさせていただきました。 ☆キャンプ長のみゆっきーは、滞在先のイギリスからスカイプでの登場! 挨拶の後は、のびのびキャンプの写真のフォトブックとキャンプの各パートナーから子どもたちと保護者の皆さんに向けた手紙をプレゼントしました。フォトブックはのびのびキャンプに参加した畿央学生4人が約1万枚の写真の中から厳選し、編集してくれたものです。 ☆子どもたちも思い出の詰まったフォトブックを食い入るように見ていました。 ☆フォトブックを作った学生(と偶然通りかかった職員)からビデオメッセージ! その後、大人と子どものグループに分かれました。 ☆大人のグループでは良原先生による臨床動作法を用いた肩のリラクセーションを行いました。肩の上げ下げを後ろから寄り添うことで,簡単に肩がリラックスすることを実感できるもので、みなさんわずかな時間でのからだの緩んだ変化に驚かれていました。 臨床動作法はただからだが柔らかくなるだけでなく、ペアで行うことでスキンシップが図られるものなので、こころのゆとりにもつながります。是非ご自宅で親子で試してみてもらえたらと思います(臨床動作法は事前研修で学生も体験しました) 子どもたちのグループは「わっくん」こと、教育学部4回生の細川和朗さんが中心となってアイスブレイクを行いました。(アイスブレークとは参加者の緊張をほぐすグループワークのことです!) 今回はキャンプ参加者の子どもたちの兄弟も混ざって行ったので、久しぶりの再会にとてもわくわくしている様子の子どもたちもいれば、はじめましてのお兄さんお姉さんに少し緊張気味の子どもたちもいましたが、体を使ったジャンケンやリズムに合わせて手遊びをしたりしているうちに、だんだんと緊張もほぐれ、とても楽しそうにゲームを行っていました。 ☆アイスブレイクではしゃぐ子どもと大学生たち。 ☆最後は学生でアーチを作って子どもたちに花道を作りました。「楽しかったよ!」と、学生に声をかけて、アーチを通ってくれました。 今回の報告会では「来年もまた会おうね、またね!」と言って子どもたちとお別れをしました。「また会いたい」と思える関係になれたのかな、「また来たい」と思えるキャンプになったのかな…と感じることができて、とても嬉しく思います。また、子どもたちの笑顔に再び会えたことはもちろん、少しの時間でしたが保護者の皆さんとお話して、子どもたちをとても大切に想ってこのキャンプに参加させてくださったこと、また、その大切なお子さんを私たちに預けてくださったことを改めて実感することができ、とても嬉しく思いました。そして、参加してくれた子どもたち、関わってくださったみなさんにたくさんの感動や優しさを頂き、また、たくさんの気づきがあった4泊5日のキャンプであったことを再認識できた報告会でした。 ☆みなさんとの出会いに感謝しています!ありがとうございました! ■関連リンク ■「畿央大学のびのびプロジェクト」facebookページhttp://www.facebook.com/nobinobiproject ■福島の子どもを奈良へ!被災地支援「のびのびキャンプ2012」を開催しました!https://www.kio.ac.jp/information/2012/09/post-568.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑥~ストレス、子どもとの関係を考える!https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-546.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑤~キャンプ参加メンバーで事前研修!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-544.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて④~福島県でのセミナーを開催!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-542.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて③~福島の大学生と事前研修で交流!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-532.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-531.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html ■東日本大震災支援~ひらそるウィンターキャンプ&アクアマリンの旅~を実施!https://www.kio.ac.jp/information/2012/02/post-474.html ■学生・教職員有志による東日本大震災支援のための「のびのびキャンプ2011」を実施!https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-421.html

2012.09.19

学生広報スタッフblog vol.33~畿央大学・星城大学との理学療法合同合宿!

こんにちは!理学療法学科3回生、学生広報スタッフのほーりーです。初めてのブログを投稿します! 私は理学療法学科の学生による理学療法研究会”SAPS”(Studying About Physical therapy by Students)に所属し、副代表として活動しています。8月25・26日に愛知県の星城大学との合同合宿に行ってきましたのでレポートします☆ 場所は三重県志摩市にある「橘」という旅館を貸切にして行われました。私たちSAPSと、星城大学リハビリテーション学部理学療法専攻・作業療法専攻の学生による“機能形態部”の合同合宿は、今年で5回目を迎えます。今年の幹事は畿央大学2回生諸橋くんと糸川さん。参加者はSAPSより顧問である金子先生をはじめ学生・OB合わせて39名、星城大学より渡邊先生、田邉先生、学生合わせて30名の70名近くの人が集まりました。 旅館にて合流した後、自己紹介から始まりました!今年は交流をメインに企画しており、紙に自分の好きなもの・アピールポイントを書いてグループ内でそれを相手に伝えることで、人見知りする学生でも話しやすいように工夫されていました。ここでぐんと大学間の距離が縮まりました!! 夜はBBQを行い、学年・学校関係なくグループとなり交流を深め、また先生方と普段出来ないような深い話をしている人もいました。  続いて2日目です。それぞれの部活内で行われている活動報告、ディスカッションが行われました。ディスカッションのテーマは「患者さんの笑顔・セラピストの笑顔がリハビリにおいてどんな効果をもたらすか」です。グループに分かれて話し合いをした後、グループの代表者が出た意見を発表しました。1日目で仲良くなることが出来たため、ディスカッションも発言が多かったように思います。また様々な学年の意見を聞くことはとても刺激を受け、畿央大学にはない作業療法学科の人の意見を聞くことができてすごく嬉しかったです。 最後には金子先生・渡邊先生の専門分野である生理学的な視点からのテーマに関するお話を聞きました。私たちは1回生でしか金子先生の授業がないため、3回生である私は懐かしく思うと同時に「聞き逃せない!」と必死でメモを取っていました(笑)“笑顔”という身近なものについて誰かと意見交換をすることは、1回生にも分かりやすかったようで、「初めてのディスカッションが楽しかった」という声も聞くことができ嬉しかったです。学校で学ぶ知識とは違い、こういった場でしか出来ない大切なことを考えることができたのではないかと感じました。 お別れの時には「来年また会おう!」と約束し、最後まで手を振りバスを見送ってもらいました。たった2日間と短い時間でしたが、今までで1番仲良くなることができた合宿だったのではないかと思います!!このつながりを大切にし、これからもお互いを刺激しあうような関係を築いていけたらいいなと感じました。今年の畿央大学・星城大学による合同合宿も最高でした!!! ▼畿央大学健康科学部 学部長 SAPS顧問 金子先生より「5年前まで私が星城大学におりましたご縁で、両大学のクラブ間の交流が始まってすでに5回目を迎えました。リハビリテーションという同じ分野に進む両校の学生間で交流を深め、意見交換をすることは、視野を広め、互いに励みあう上で大変有意義な行事になっています。そんなきっかけを作ることが出来たことを大変嬉しく思っております。以前は、同行した教員のセミナーなどもありましたが、昨年来、100%学生主導で会が企画運営されています。こうした交流が卒業後の彼らの活動に役立つことを願っております。」 左からOBの諸麦さん、金子先生、OBの筆保さん

2012.09.18

ソフトボール部★広陵町秋季町民総合体育大会の報告です!!!

畿央大学ソフトボール部は、春の大会に引き続いて、9月5日(日)に行われた秋季大会(真美ケ丘中学校グラウンド)に参加してきました。 春に優勝しているだけあって、みんなからは「やる気」と「自信」に溢れ、2連覇してやるぞという気持ちがより一層高まっていたように感じられました。 ・・・ですが現実はそう甘くはなく、結果は1回戦でサヨナラ負けでした。 しかしチームが一丸となって、みんなで声を出し合い、励まし合い、大学生らしく元気よくはつらつとしたプレーをすることができたと私自身は感じています。良い結果は残せなかったものの、試合を通じて「本当のソフトボール」やチームとしてのあるべき姿などを学ばせてもらうと共に、仲間がいるということがどれだけ幸せなことか私個人的にですが考えさせられました。負けて学ぶというのはまさにこのことだと思います。 ソフトボール部はこれからも明るく、みんなで楽しく部活動を行っていきたいと思います。 本当に最高のチームです!!!最高の仲間です!!! 最後になりましたが大会運営の方々、他チームの方々には本当に感謝しています。 皆様がおられたからこそ、私たちがこうして大会に参加することができ、試合をすることができていると思います。 このこと忘れずに次に向けて練習をがんばりたいと考えています。 「若さ」と「元気良さ」だけでは太刀打ちできないことを今回痛感しました。 このこと忘れることなく皆様の期待に応えられるように日々努力し成長した姿をお見せできるようにしたいです。 畿央大学ソフトボール部 辻本 尚(副キャプテン)

2012.09.14

イラストサークルArT(アルト)の活動報告

幼稚園の園庭の手洗い場の壁画制作をしました! 前期途中に、教育学部のS先生を通して、大和高田市立磐園幼稚園の園長先生から「園庭の手洗い場に絵を描いて欲しい」との依頼を受けました。下見に行かれた顧問のN先生が撮影してこられた写真みんなで見て、ちょっとびっくり。相当な大きさの壁がそれも3面。しかし、メンバーで話し合った結果、今後5年、10年と利用される場所に自分たちの絵を描かせて頂けるような活動の機会はめったにないと判断して、引き受けることにしました。 それぞれ個人で作成したアイデアスケッチを持ち寄り、3面をどのような絵にするかを検討し、下絵を決定しました。学期末試験までに実寸大の下描きに費やし、メンバーが活動できる日から、予定表を作成し、作業開始日(8月6日)を迎えました。 ◆作業初日(8月6日) 最初の仕事は、カラージェッソと言う下地材を塗ることからです。塗装をする手洗い場をきれいにした後、三面それぞれにセルリアンブルー(水色)、ライトグリーン(黄緑色)、レッドオーカー(赤茶色)のカラージェッソを横幅のある刷毛を使い、どんどん塗っていきました。乾いた面から実寸代の下描きを参考にしつつ輪郭線を描いていきました。 チョークで、大きな壁一面に描くときの高揚感は今でも覚えています。 描いていると途中で、園の方に話しかけられてときは、少し緊張してしました。 園の方は、私たちのことをデザイン関係の学生と思われていたらしく、教育学部が主なメンバーのサークル活動で来ていると知り、驚いておられました。 このサークルは、絵を描くのが好きなメンバーで活動していただけだったので、このような大きな事をしたことがありませんでしたが、園の子どもたちや先生方に驚いて喜んでいただけるような作品に仕上げたいと強く思いました。その後も、みんな子どものようなテンションで、どんどん描き進め、一日の終わりには、色を塗り始めるところまで進みました。 とても暑い中、野外での活動だったので1時間ごとに休息を採り、水分補給をしました。 休憩の時、冷房の効いた保育室で冷たい麦茶等を提供して頂き大変ありがたかったです。 左 下地財を塗る 中 チョークで輪郭線を描く 右 日差しがとても強かったので、園の方がパラソルをかけて下さいました。 ◆作業2日目(8月7日) この日も、よく晴れた中で活動を始めました。 まだレッドオーカーの面の作画担当が合流できたので、3面とも下書きは済み、N先生の指示を仰ぎながら着色作業を進めました。着色用の絵の具は、乾燥すると雨がかかっても大丈夫な屋外活動用のものを使いました。天候にも恵まれ、暑い太陽が照りつける中だったので、絵の具の乾きもよく、作業ははかどりました。 この日の午後から、N先生は出張で出かけてしまい、私たちだけの活動になりましたが、1日目の要領を思い出しながら活動を進め、片付けまでできました。 左 レッドオーカーの面の下地と輪郭線 中 明るい色から塗っていく 右 順調に進んでいる絵 ◆作業3日目(8月8日) この日からしばらく私たちだけでの活動です。いつもどおり9時30分に集合し10時から作業を開始しました。 休憩を挟みつつも想定通り作業は進みました。私が、主に担当していたのは空と虹がメインの面で3匹の動物が登場するのですが、うさぎの桃色が気に食わず、何度も塗り重ねてしまい、乾燥したときに少しヒビが入ることもありましたが、大きな問題にはならずに済みました。 この日は、少し赤茶色の面の作業が遅れていたので、そこの人員を増やして全体のペースを整えました。 予想以上に進行がスムーズだったことと、3日連続のメンバーに疲れが出てきたので、8月9日はお休みにしました。 (さらに…)

2012.09.11

学生広報スタッフblog vol.32~のびのびキャンプ2012反省会レポート!

少し秋めいてきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?学生広報スタッフ、きーさんです★ 2012年8月30日(木)、「のびのびキャンプ2012」の反省会が開かれました。約2週間ぶりに集合し、キャンプの様子を写真やビデオで振り返って余韻に浸るスタッフ達。奈良テレビで放映されたのびキャンの様子も上映されました。 【before①--キャンプ】 広報担当いっとぅが撮影する珠玉の名シーン! 【after①--反省会】 スライドショーで振り返る!感動再び!! 【before②--キャンプ】 奈良テレビ取材の様子。子ども大喜び! 【after②--反省会】 実際に放映されたテレビ番組を見る。スタッフ大喜び! そして、5月からセミナーや準備等に頑張ってきたスタッフにとても嬉しいサプライズ!ペアとして4日間を過ごした福島の子どもから、写真付きのメッセージカードが!! スタッフに感涙と笑顔!手書きのメッセージカードはスタッフの宝物★  キャンプは終了しましたが、畿央大学のびのびプロジェクトは今後も活動を継続します。計画中のプロジェクトについての説明も行われました。報告会、フォトブック、フォーラム、報告書。現在、この4つのプロジェクトが進行中!詳細はまた、ブログやfacebookページ(登録していなくても閲覧可能です)で紹介致します。きーさんも、スタッフとして引き続き携わっていきたい☆ やり切った感でいっぱいののびキャンスタッフ。このキャンプを通して、本当に素晴らしい仲間に巡り合えました。スタッフのみんな、お疲れ様でした!参加してくれた子どもたち、みんな本当にありがとう!またどこかで会おうね(^^) のびキャンスタッフ集合!最高のメンバーです♪ ■関連リンク ■「畿央大学のびのびプロジェクト」facebookページhttp://www.facebook.com/nobinobiproject ■畿央大学のびのびプロジェクトによる被災地支援「のびのびキャンプ2012」を開催します!https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-549.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑥~ストレス、子どもとの関係を考える!https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-546.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて⑤~キャンプ参加メンバーで事前研修!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-544.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて④~福島県でのセミナーを開催!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-542.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて③~福島の大学生と事前研修で交流!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-532.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて②~被災地支援サークル「ホープフル」の発表!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-531.html ■被災地支援「のびのびキャンプ」に向けて①~事前研修を兼ねたセミナーが開講!https://www.kio.ac.jp/information/2012/07/post-528.html

2012.09.02

学生広報スタッフblog vol.31~「チーム医療ふれあい実習」レポート!

こんにちは。 看護医療学科1回生の、きーさんです! 今回は、8月20日~24日の日程で行われた「チーム医療ふれあい実習」について紹介してみたいと思います。 この実習は、健康科学部の学生が学科の枠を超えたグループ編成により、実際にチーム医療が実践されている医療現場を見学し、チーム医療を担う専門職としての資質および態度の涵養を目指す事を目的に行われているものです。 きーさんの実習先は市立奈良病院。 公設民営の病院で、へき地医療拠点病院として、へき地医療を担うとともに、急性期診療にも力を入れています。 ▲市立奈良病院外観                                   ▲実習グループ3班   実習生は、看護医療・理学療法・健康栄養の各学科から合計24名。 うち、きーさんは4階病棟(消化器内科・小児科・耳鼻科)で実習を受ける事になりました。 小児科があるフロアだけに、壁にかわいい動物の絵が貼ってあったりして、工夫が見られました。 これは、フロアに常駐している保育士さんが作ったもので、入院患者には様々な職種がかかわっているのだなと実感しました。 他にも、患者様がリハビリに向かう際には看護師と理学療法士との間で引き継ぎが行われていましたし、抗がん剤治療を受けていた患者様が退院する際には、退院指導を実施するため化学療法室との間で業務の連携が取られていました。 また、看護師同士でも固定チームナーシングという方式を採り、担当する患者様にチームで対応。 授業で学習した「チーム医療」の、実践の様子を知る事ができ、とても有意義な実習となりました。 患者様とお話をする時間も頂きました。看護師は患者様とのコミュニケーションを円滑に取らねばならない職種。授業でコミュニケーションについて学んではいましたが、実際に患者様と話す時にうまく出来るか不安もありました。話題が無くなって会話が途切れたりしそうにもなりましたが、逆に患者様の方から話題を振って頂いたりして、気を遣わせてしまったかなと少し後悔。 場数を踏んで練習し、もっと円滑に出来るよう更に頑張ります! 指導担当の看護師さんから教わったコミュニケーション上の留意点は、笑顔でいる事、目線を合わせて話す事、身体に触れるタッチングをする事、不安を聞く事、処置の際に声掛けする事等です。看護師は医師と患者の仲介をするという心構えを持つように教わりました。 3日間にわたる病院での実習。 ここで学んだ事を活かし、素晴らしい医療者になれるよう今後も頑張ります! 病院職員の皆様、患者様、その他ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!! ▲カンファレンス準備の様子                 ▲立つ鳥跡を濁さず。気合いを入れてお掃除! 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html

2012.08.30

チーム医療ふれあい実習レポート3 <看護医療学科>

  大学に入学し、看護師になるための勉強を始めて4ヶ月。 まだまだ知識が浅い段階での病院実習に、最初は緊張と不安でいっぱいでした。 実習は、看護部長のお話から始まりました。その後、病院施設の見学をしたり、病棟で看護師の方について回ったり、リハビリテーション室ではセラピスト(PT・OT・ST)の方々の業務について伺ったりしました。 また、障害の疑似体験をし、患者さんとお話もしました。 実際に「看護師」として何かをするのではなく、「病を持つ人とはどのような人なのか」、そして、その周りの環境(病院や医療者)の役割や機能に焦点を当てた内容でした。 今回の病院実習を通して、活字でしか学べなかったことを自分の体で体験することができました。3日間という短い期間でしたが、積極的に取り組んだことで、たくさんのことを学べました。成果もあげられました。 しかしその分、これからの課題も見つかりました。この実習を通して学んだことをしっかりと消化・吸収し、見つかった課題を克服し、これからの大学での学びに活かしていきます。 看護医療学科1回生 吉田美希 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html  

2012.08.30

チーム医療ふれあい実習レポート2 <理学療法学科>

私は3日間「チーム医療ふれあい実習」として奈良県立三室病院に行き、そこでたくさんことを学ばせてもらいました。特に人間関係の重要性について、単に患者さんと医療従事者との間だけでなく、医療従事者同士の人間関係も同様に大切であるということを改めて感じました。 他の職種の人と仕事を共にするとなると、やはり意見が対立することもあり、それぞれが専門職としてのプライドもあるので、自分と反対の意見を聞き入れることはなかなか難しいものです。でも、それをすることはチーム医療を実行するにあたって、とても大切であるということ、また日頃から積極的に人と会話し、できるだけ多くの人とコミュニケーションをとり、他人をよく観察することで、相手の変化にもいち早く気付くことができ、良い医療を行うために必要な非言語的コミュニケーション能力や人間性が磨かれていくということを、実際の現場に立たれている看護師さんから教わりました。 もう一つこの実習でとても印象深かったことがあります。それは、ここにいるどの職種の方も本当に患者さんを第一に思って医療を行っているということです。患者中心の医療が重視されていて、たとえば院内を歩く時でも、患者さんが通りやすいように医療者側は先に患者さんが通る道を予測し道を確保してあげる、といった直接医療と関わりのない場面であっても、常に患者さんを最優先していることがわかりました。実際の医療の現場でも、外来の診察で来られた患者さんに対して医師は今後の治療法を一方的に進めるのではなくて、他にどのような治療法があって、それぞれの治療法がどのような効果があって、どのくらいの期間がかかるかなどを詳しく説明した上で患者さんに選択してもらっていました。あくまでも医師は治療法を提示するだけで、最終的に判断を下すのは患者さんだということを実際に見て学びました。 私はこの実習でたくさんのことを学びましたが、それをただ学んだだけのものにしておくのではなく、自分のものにして今後に活かしていこうと思っています。この実習を終えて理学療法士になりたいという思いやモチベーションもさらに高まりました。このような学びを得る機会を与えてくださり様々なサポートをしてくださった畿央大学の教員の方々、実習を受け入れてくださりたくさんのことを学ばせてくださった奈良県立三室病院の方々に私たちは心から感謝しています。この感謝の気持ちを忘れずに、4年間しっかり勉学に励み、今後の学校生活を有意義に過ごして行きたいと思います。 理学療法学科1回生 藤井公貴 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html

2012.08.30

チーム医療ふれあい実習レポート1 <健康栄養学科>

健康科学部(理学療法学科・看護医療学科・健康栄養学科)では、1回生の夏に3日間の『チーム医療ふれあい実習』を行います。 今年は8月21日(火)~23日(木)、学生たちは学科の枠を超えてグループを作り、実際に医療施設を訪れて、現場で働く方々や患者様との「ふれあい」を体験しました。   実習終了後、8月24日(金)に畿央大学記念ホールで行われた「チーム医療ふれあい実習実践発表会」をうけて、参加した学生のレポートをご紹介します!   今回の『チーム医療ふれあい実習』では、管理栄養士の方とふれあうことはあまりありませんでしたが、理学療法士、看護師の方の現場を見学、体験することによりチーム医療の形態を学ぶことができました。 栄養士として働くのに他の専門職を体験してどうなるの? 実習前はそう思うこともありましたが、院内実習3日間を終え、実際に見て体験すると、「”チーム医療”、”管理栄養士”といった観点から見た時、全てのフィールドを理解し知っておく必要がある。」そう思うようになったのです。 チーム医療のように様々な専門職の方が知識を共有して1人の患者様の治療や栄養指導を行う際、他の専門職の知識、その方の病状、闘病生活を見て聞いて学んでいるとないでは、大いに変わってくるでしょう。 リハビリステーション、病棟、外来で患者さんとコミュニケーションをとる機会がありました。 筋萎縮により体が少しずつ動かなくなるパーキンソン病の方のリハビリは、歩行補助により自立歩行を促すというものです。私達も補助を体験させて頂いたのですが、思っていた以上の難しさに改めて理学療法士の方の技術の凄さを感じました。また、患者さんにとってどこまでが”必要な補助”であるのか? 必要最低限の補助でよい方に必要以上補助してしまうと患者さんを不快にしてしまう恐れがあります。しかし、理学療法士の方は必要と不要をきちんと理解されていて、信頼関係と経験が必要なのだと感じました。 病棟での実習では、患者さんとたくさんお話をすることができました。 ある患者さんは、病気と共に認知症が進んでいたために短期的な記憶さえできない状態で、多様な専門家の方々が集まりカンファレンス(会議)を開き、音楽療法を取り入れることになりました。昔、楽器をたしなんでおられたことから、音楽と記憶を結びつけようとしたのです。 実際、鍵盤を弾いてみると凄く嬉しそうな表情で、「私、嬉しいわ」「ありがとう」と繰り返しおっしゃり、感極まる場面に、チーム医療の重要性を学びました。 ここでは語りきれないほどの経験が私にもたらした影響はとても大きく、管理栄養士になるという目標をより明確にしてくれたと思います。病院で勤めないとしても、いつ自分の家族、知り合いが重病になるか、自分自身がなるかもわからない。実はそんな身近な話であるということに気づき、その時のためにも医療と栄養の関連性をないがしろにすべきではないと思いました。 健康栄養学科1回生 福濱瑞季(実習先 奈良医療センター) 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html