2026.03.10
卒業前看護技術トレーニングを開催しました ~ 看護実践研究センター臨床看護研究部門
看護実践研究センターの事業の一つにリカレント教育の場として卒業生への支援があります。今回はその一環として、2026年2月18日(水)~20日(金)に、卒業していく4回生を対象に、看護師国家試験終了後のタイミングで卒業前の看護技術トレーニングの機会を設けました。
取り上げた看護技術は、「採血」「皮下注射・筋肉注射」「輸液・輸液ポンプ」「気管内吸引」「膀胱留置カテーテル」「心電図」です。講義や演習ですでに修得している看護技術ですが、注射やカテーテル類を扱い、清潔操作を必要とする技術は患者への侵襲が大きいために、臨地実習では見学にとどまるものです。しかし、臨床現場では日常的に実施する技術であり、入職目前のこの時期にしっかり復習できるよう、看護医療学科が管理するシミュレータやモデル人形を駆使してのトレーニングを行いました。
参加学生は3日間で14名でした。授業と異なり、人数が少ない分、ゆっくりと自分が納得するまで何度でもトレーニングに取り組む様子がみられました。教員も目が行き届く分、臨床的なコツを伝えながら、楽しく指導ができました。

学生は最初、久しぶりの技術に戸惑い、たくさんの物品を前に考え込んだり、自分の利き手を見失ったり(?)する様子もありました。しかし、さすがの4回生、少し勘を取り戻すと、これまでの学内演習や国家試験勉強で培った知識と関連づけながら、トレーニングを進めていきました。

学生からは「入職してから看護技術が上手にできるか不安でしたが、トレーニングの数時間でだいぶイメージが湧いたので、参加してよかった」、「スムーズに注射器を持てるようになるなど、自身の成長が感じられ、自信になった」、「入職までの間に基礎看護の原理を見直そうと思うきっかけになった」、「少人数だったこともあり、先生にわからないことも聞きやすく、とても練習しやすかった。少し自信につながりました」、「先生がみっちり教えてくださって、授業の時よりもゆっくり何度も挑戦できて良かった。自分の苦手なことにも気づけた」などの感想が聞かれました。

卒業前のこの時期だからこそ、学生もモチベーション高く参加してくれましたが、自信をもって次のステップに進めるよう、これからも支援していきたいと思います。また、卒業後も自身のスキルアップができるよう、卒業生の利用も視野に入れたシミュレーションルームの整備も行っていきたいと考えています。
卒業していく学生が、自分の目指す看護師に一歩ずつ近づいていけることを願っています。
看護実践研究センター長 臨床看護研究部門
山本 裕子

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