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現代教育学科
2013.06.24
軟式野球部 冬木学長先生に「全国大会4年連続出場!!」をご報告。
6月18日(火)昼休み、我らが軟式野球部の「全国大会4年連続出場」を報告させていただくために冬木学長先生に貴重なお時間を割いていただき、ご挨拶させていただきました。 普段の学生生活で冬木学長先生にお会いしてお話させていただく機会はなく、学長室に行くまでとても緊張していました。学長先生が笑顔でお声かけいただいたことにより、緊張がほぐれたように思います。 ↓ 学長先生より全国大会出場に向けて、頂戴したお言葉です。 「本学の応援歌にも示すが如く、『伝統きづく我らが力、いざいざ示さん畿央大学!』 この言葉を胸に、部員一同、畿央大学軟式野球部の誇りを持ち、全国大会(2ヵ月後)に臨みたいと思います。 初戦の相手は全国大会常連大学ですが、今の選手、マネージャーの力なら臆することなく臨めれば大丈夫だと信じております。 畿央大学軟式野球部の目標は、当然「全国制覇」です。全国大会までベストを尽くします! 学長先生にお会いできて本当によかったと思います。本当にありがとうございました。 軟式野球部 田仲 真規(教育学部 3回生) 山口 大輔(教育学部 3回生)
2013.06.11
被災地支援「のびのびキャンプ2013」に向けて~第2回事前セミナーを開催!
こんにちは!今年度の「のびのびキャンプ」の学生代表を務めさせていただく、ひちょりこと現代教育学科3回生の森本敦です! 今年度から学生が主体となり、被災地支援のための「のびのびキャンプ2013」を開催することになりました!不安だったり、わからないことばかりの毎日ですが、福島県のこどもたちの笑顔のために、日々、みんなでがんばっています! さて、5月25日(土)に引き続き、6月1日(土)の3・4限目に第2回のびのびキャンプ事前セミナーを開講しました。今回はキャンプ中に実際に行うプログラムの説明と昨年度体験学生の体験談、そして教育学部永渕泰一郎先生による「こどもとのかかわりかた」についてのセミナーを行っていただきました。 のびのびキャンプにはさまざまなプログラムがあります。緊張している子どもたちと大学生との出会いの際、ゲームをすることで緊張をほぐす「アイスブレイク」、子どもたちのいろんな姿が垣間見える「飯盒炊飯」、気持ちを伝えあってキャンプの締めくくりをする「メッセージタイム」など、他にもたくさんあります。 他のキャンプと共通するプログラムもありますが、その全てのプログラムのバックグラウンドにあるのは「そばにいる安心感」です。キャンプ中、学生は子どもに近い存在であり、ずっとそばにいる存在です。今年は子ども5人に対して学生が3名つく体制で、こどもたち同士、学生とこどもたちの距離がより近づくことを念頭においたプログラムの構成をしています。 のびのびキャンプ2012に参加した学生の体験談では、運営メンバーでもある二回生、めぐ、りなっぱ、あずの3人が昨年のことを振り返りながら、グループワークも交え、話してくれました! 「子どもたちとかかわることで意外な一面や、自分の課題が見つかった。」 「『どんなことをしてあげよう?』という気持ちより、 『相手はどんなことをしてもらいたいんだろう?』と考えることの大切さに気づけた。』 「自分の居場所をまず探してしまったけれど、 こどもたちのことを一番に考えて動かなければいけない。」 など、さまざまな体験・感想を聞くことができました。 また実際にこどもと接した際、自分ならどうする?といったグループワークを参加者全員で行いました。たとえば、 「地震、原発のことをどう思う?」といった質問が来たらどうする? 「活動に参加したくない」というこどもがいたらどうする? 「○○ちゃんと一緒はイヤだ!」というこどもがいたらどうする? という、キャンプでも実際、起こりうることを想定しながら、話し合いました。 さまざまな学部、学年の学生がいるため、いろんな視点からの考えがたくさん出てきました。最善の答えが存在するわけではないけれど、いろんな人の考えを知って引き出しを増やしておくことで、幅広い対応ができるはずです。とても有意義な時間を過ごすことができました。 後半では永渕泰一郎先生に「こどもとのかかわり方」についてのセミナーを行っていただきました。 こどもたちの行動の一つ一つには必ず意味があり、そのバックグラウンドを知り、気持ちを大切にしないといけない。学生はプロフェッショナルではないけど、素朴な関わり方をすることによって、こどもたちとの関係を築くことができること。別れの際のケアをきちんとすること。のびのびキャンプのみならず、さまざまな場面でこどもたちとかかわる際に気に留めておくべきことをご教授いただきました。 過去2年、私も参加してきましたが、悩むことの連続で、思い返せばいろいろ後悔することや、感じたことがたくさんありました。今回、2回生メンバーがその思いを自分達の言葉で伝えてくれて、きっと新たに参加してくれているメンバーにも伝わったと思います。こどもたちのことを一番に考えて、全力を尽くしてキャンプ作りをするのが私たち学生の役目。もしかしたら、その期間内では充実感や感動を実感することが難しいキャンプかもしれません。しかし、こどもたちのことを大切に思って過ごすことで、キャンプが終わって思い返したとき、自分の成長を感じることができるキャンプでもあると思います。 3年目、3回目、まさに集大成となる今年ののびのびキャンプ。偉大な先生方から引き継がせていただくということで、プレッシャーも感じますが、学生主体のよい部分を前面に出して、こどもたちひとりひとりの夏休みの楽しい思い出の1ページが描けるよう、みんなでキャンプをつくっていきます! のびのびキャンプ学生代表 現代教育学科3回生 森本敦 【関連URL】 学生広報スタッフblog vol.72~被災地支援「のびのびキャンプ2013」が始動! 畿央大学のびのびプロジェクトfacebookページ
2013.06.06
現代教育学科~中学校一日見学実習レポートvol.2
2013年5月30日(木)に中学校一日見学実習を香芝市立香芝北中学校で行いました。この実習は、教育学部の英語科教育実習(中学校)の授業の一環として、将来教師を目指す学生3名が参加しました。実習の目的は、中学校での英語科教育実習を直前に控え、教職を目指す者として中学校における学習指導、生徒指導及び生徒の実態を実践的、体験的に学ぶことです。 見学は英語の授業だけではなく、職員室での朝礼への参加から、理科・国語などの科目も見学し、最後には部活動を見せて頂きました。1限目から6限目にいたるまでハードなスケジュールでしたが、大変貴重な経験になりました。 出井先生の英語の授業はほとんど英語だけで進行し、生徒達が積極的に英語で先生とやりとりしている姿は感動的でした。 学生達は授業中に生徒達とも積極的に接し、教育現場の雰囲気を実感しました。 お昼を食べながら生徒達と交流するのも、先生の大切な仕事。 授業の一部を担当させて頂き、教壇に立つ経験を積むことができました。 そして最後に、ご担当の先生方に振り返り会に参加していただきました。授業の進め方などについて投げかけた学生の質問に対し、経験豊富な先生方から貴重なご助言をいただきました。ありがとうございました。 各授業が始まる前には、学生達は英語で自己紹介を行いました。初めて教壇に立って緊張していた学生達も、生徒たちからの積極的な質問に対応することでリラックスし、楽しくやり取りしていました。英語の授業で先生はパワーポイントを使用し、スライドに言及しながら常に生徒に英語で問いかけるなど、非常に実践的な学習方法を見学させて頂きました。 英語科教育実習事前指導では英語指導法や教材作成、模擬授業を行いましたが、実習に行く前に実際の教育現場を見学する貴重な機会になりました。この一日見学を通して、今まで勉強してきたことを確認し、英語で教えるイメージを実感できたのではないかと思います。 中学校への教育実習では今までの学びや見学したことを生かし、実習先の先生方のご指導のもと、さらに英語を教えるスキルをみがいて成長してくることを大きく期待しています。 教育学部現代教育学科 ムース・ランディ 【関連記事】 現代教育学科~中学校一日見学実習レポートvol.1
2013.06.01
現代教育学科~中学校一日見学実習レポートvol.1
2013年5月16日(木)に中学校一日見学実習を大阪教育大学附属天王寺中学校で行いました。 この実習は、教育学部の英語科教育実習(中学校)の授業の一環として、将来教師をめざす学生11名が参加しました。実習の目的は、中学校での英語科教育実習を直前に控え、教職をめざす者として中学校における学習指導、生徒指導及び生徒の実態を実践的、体験的に学ぶことです。 では、当日の様子を写真とともにご紹介します。 まず、大阪教育大学附属天王寺中学校、金井副校長先生より今日一日の過ごし方についてお話を聞かせて頂きました。金井先生ご自身も英語科を担当されていたご経験から、英語教師として今日の見学実習をいかに有益に過ごすかをわかりやすく、また的確に学生に伝えて頂きました。特に金井先生が学生に伝えた「授業観察の視点」は、先生ご自身のご経験等を織り交ぜ、学生にとって非常に有意義な授業観察前の指導となりました。 その後、学生たちは、英語の授業を見学させていただきました。まず、見せて頂いた授業は、3年生の授業。授業で使われている言葉のほとんどが英語で行われている事が特徴的な授業でした。その後の振り返りでも、「英語力の必要性をさらに痛感した」という学生が数多くおりました。また、授業内では、最新の音声機器やiPad等のタブレット端末を使った内容も展開され、随所に工夫や新しい試みがあふれる授業で、学生達が真剣にメモをとっている姿が印象的でした。 続いて、見学させて頂いた授業は、1年生の授業。この授業では、日本人英語教師と英語指導助手であるネイティブスピーカーの先生とのティーム・ティーチングの授業でした。中学1年生対象に全く日本語を使わず、英語の授業をゲームや活動を取り入れている姿は、学生達にとって大きな刺激になったようです。 午後からは、金井副校長先生よりご講話を頂きました。ご講話が始まると思いきや、さすが英語の先生。ウォーミングアップと称して「チャンツ」を使った活動が始まりました。チャンツとは、ジャズのリズムに合わせて、英語のイントネーション、リズム、ストレスを自然に学ぶ事が出来る指導法のひとつです。学生たちは、軽快なリズムとともに文を読み、快活なご講話のスタートとなりました。 ウォーミングアップの後は、今日の授業見学の振り返りを行います。授業での良かった点、私ならこうするといった点をディスカッション形式で意見交換します。さすがは、4回生です。数々の授業や実習、模擬授業等を経験しているため着目点も鋭く、成長を感じさせるディスカッションとなりました。 最後に金井先生から学生達に向け「良い英語教師の条件」が伝えられました。長年、英語教師として教壇に立たれたご経験から、先生の示唆に富んだお話に全員が真剣な眼差しをしているのが大変印象的でした。 では、この実習に参加した学生の声を紹介します。 授業が始まり、教師がほとんど日本語を使わず英語で授業をすすめていることにまず驚きました。一年生と三年生の両方を見学させていただきましたが、どちらの学年においても、ほぼ英語のみの授業であり、生徒がつまずいたとしても、それを英語で助言・支援されていたり、一度指示を出して、生徒が理解していない場合には、別の言葉や言い回しで生徒に指示を与えていたりと柔軟な対応をされていました。英語を教える際、教師の英語力がいかに重要か、ということを改めて痛感しました。 英語科の指導が生徒全員に理解させようとすることはいかに難しいか、また、理解させるために教師はしっかり教材研究や授業準備をしなければいけないし、教材研究や授業準備をすることの大事さを学びました。6月から始まる中学校英語科教育実習がとても不安でしたが、大阪教育大学付属天王寺中学校で1日実習をさせていただいて、早く実習に行きたい気持ちが強まりました。 この一日見学を通して、たくさんのことを学ぶことができたのはもちろん、大学で学んできたことを実際に現場で確認することができました。今まで学んできたことが自分の力になっていると実感できた一日でした。 学生達は、この一日見学実習を通して教師の仕事の大変さと偉大さを知り、教職を目指す気持ちがなおいっそう引き締まった様子でした。この実習を終えた学生達の顔は、以前と全く違ったようにも見えました。 いよいよこれから、中学校への英語科教育実習が始まります。畿央大学で得たこと、学んだことを糧に、中学校でさらにたくさんの事に気づき、学び、成長してくれることだと思います。学生達のこれからの飛躍に大いに期待しています! 教育学部 深田將揮
2013.05.29
学生広報スタッフblog vol.70~「Twitterかくれんぼ」レポート!
鬼はどこに消えた?居場所を教えて、探して Twitterかくれんぼ! 初めまして、教育学部4回生、新米学生広報スタッフこと小松です! 今回は西端律子先生の指導のもとで行われ、5月11日(土)の朝日新聞の記事にもなった『Twitterかくれんぼ』についてレポートしたいと思います! ※朝日新聞の記事は図書館入口通路に掲示されております。 Twitterとは? ミニブログ(一言ブログ)の一種。 140文字以内の投稿(ツイート)を投稿して、受信登録(フォロー)し合っている人たちと共有するサービスのこと。 文字だけでなく画像の投稿も可能になった。 Twitterかくれんぼ とは? その名の通りTwitterを使った遊びです。 鬼(隠れる人)はTwitterの画像投稿を使って自分が隠れている位置を見つける側に伝えます。 その画像を元に探す役の人たちが、どの場所にいるのか見当を立てて鬼を見つけに行きます。 勿論、鬼はそのままだとすぐに見つかってしまうので 画像を投稿した後に移動をして行方を眩ませます。 それを繰り返していき、鬼を捕まえたらゲーム終了です! ゲーム参加者だけでなく、世界中の誰もがこのゲームの様子をTwitter上で見ることができるのが特徴! 以前のTwitterかくれんぼの記事はこちらからどうぞ →twitterやUSTREAMなどSNSを活用した授業と学外演習に参加しました。 それではさっそく、Twitterの画面と共にTwitterかくれんぼの様子を見て行きましょう! まずはジャンケンで鬼を決めます。 鬼が無事に決まったら、鬼はさっそく隠れ場所を探しに出かけます。 この間、探し役はTwitterなどを見て鬼が隠れるのを待ちます。 ひとりで隠れる鬼の寂しげな言葉が聞こえてくるやもしれません。 ※#kionetcomというのはTwitterでタグと呼ばれるもので、Twitterで検索をすると#kionetcomというタグが付けられた投稿のみを見ることが出来ます 今回は隠れる鬼が1人に対して探す役が5名となっています。 場所は畿央大学の学内!ありとあらゆる場所に隠れ、ありとあらゆる場所を探していきます! 画像がTwitterに投稿されました。 どうやら鬼が無事に隠れたようです。 鬼が隠れたらTwitterかくれんぼ開始の合図! さっそく、Twitterが騒がしくなっていきます。 (さらに…)
2013.05.28
アウトドアサークル「The kiwo会」活動報告
KIO Smile Blogをご覧の皆さん、お久しぶりです! アウトドアサークル「The kiwo会」会長を勤めさせていただいています。 教育学部3回生、とっくんこと、片岡利允です! 毎月1回活動を行っているのですが、今回は5月の活動の報告をさせていただきます。 5/19(日) 天気予報は、雨マーク。 しかし、僕たちは天気なんかに左右されません! 悪天候覚悟なのにもかかわらず、70人を超える参加者が集まりました! 活動場所は、河内国分駅からしばらく歩いたところにある河川敷。 すでに、周りには家族連れや若者たちがお肉を焼いて賑わっていました。 が、僕たちアウトドアサークルは、甘くはないです。 簡単にタダで肉にありつけると思っていたらそれは大きな間違い!!! ということで、今回の活動のメインであるBBQの前に、 チーム対抗で数々のゲームに参加してもらいました! まずは、企画してくれた5月の活動班オリジナルの ユニークな自己紹介ゲームから始まりまして、 お題がこれまたユニークな借り物競争に、 足だけではなくいろんな方法で二人の息を合わせる二人三脚など、 小雨の中でしたが、雨なんか関係ないと言わんばかりに みんな最高の笑顔を見せていました♪ ↑背中をくっつけて二人三脚! ↑もはや二人三脚じゃないです(笑) ↑借り物競争。中には草や土などもありました! ↑途中からぽつぽつ雨が… 雨が降ってきてできない種目もありましたが、みんなお腹が空いてきたところで、 いよいよBBQ開始!!!!!!! さっきの敵は今の友ということで、敵味方関係なく、 みんなでおいしくおかしくBBQを楽しみました♪ ↑若干雨がかかっていたかな?って感じの場所でしたが、肉を目の前にした途端関係ありませんでした(笑) ↑今回は、このメンバーが活動班として、一ヶ月前から会議を重ねて企画してくれました。 買い出しなどの準備や、当日の進行も、みんなのためにがんばってやり遂げてくれたおかげで、雨で予定通りとはいきませんでしたが、とても楽しい活動になりました。 ありがとう!!!!! 今回初めて活動に参加した1回生はもちろん、2回生もたくさんいました。 初めの緊張丸出しの硬い表情も終わるころにはどこかへ消え、 雨にも関わらず、全力で楽しむ姿はまさにアウトドアサークル! 今月も、僕たちのテーマである「家族」になれたと思います。 来月もよろしく!!!! The kiwo会公式ブログ アウトドアサークル「The Kiwo会」1月の活動報告!
2013.05.23
小学校科学クラブ活動支援事業2013年度の第1回目授業を行いました。
昨年度SPP採択事業に続く2013年度はレゴロボット組立に加えてたくさんの理科実験も計画! 2013(平成25)年5月20日午後、畿央大学からもっとも近く教育実習先でもある真美ヶ丘第2小学校科学クラブでの課外授業として今年度1回目の授業を行いました。この課外授業は昨2012年度はSPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)採択事業として実施しましたが、本年度は畿央大学(指導教員:奥田俊詞教育学部准教授、福森貢看護医療学科教授、協力:学部生)による独自の地域社会貢献事業として行います。 この日は科学クラブ32名(4~6年生)の新部員による初めての活動で、8班への班分けと部長・副部長選出に続いて、奥田先生から今年のテーマについて説明がありました。 教育用レゴロボットはいろんなパーツとセンサーの組み合わせで変幻自在なロボットが作れます。でもそれは人間がインプットしたプログラム(命令)に従って直角に曲がったり、障害物を検知すると止まったり音や光を察知して独自の動きをするなど夢が広がります。昨年は1年間10数回の授業で8班ごとに8種類のロボットを製作しました。今年はロボット製作に加えて、万華鏡やカラフルこまなど理科実験を多く取り入れて子どもたちの科学に対する好奇心を刺激する多彩なメニューを考えています。さて、この子たちの中から未来の科学者が誕生するでしょうか、とても楽しみです!! 昨年2012年度SSPレゴロボットを作ろう!ブログ
2013.05.16
海外ボランティアレポート~カンボジアで村の小学生に体育を教える活動
こんにちは、教育学部2回生の西川実輝です。先日の春休みに海外ボランティアとしてカンボジアに行ってきました。その時の報告をいたします。 私は教師になる上で、多様な視点から物事を考えられるようになりたい、視野を広げたいと思い、今回「カンボジアの村の小学校の子どもたちに体育を教える活動」という海外ボランティアに参加しました。カンボジアの小学校は午前と午後の二部制です。そのため子どもたちは1日4時間しか勉強できず、読み書きを優先すると体育の授業をする余裕がありません。丈夫な体をつくることだけでなく、勝敗による嬉しさ・悔しさやルールを守ること、最後まで諦めないことを伝えるためにも、私たちは運動会の開催を通して体育という授業を伝えてきました。また、遊具の少ない校庭にタイヤの遊具も作りました。 タイヤを使った遊具をつくり、遊び方を伝えました カンボジアの子どもたちは元気で活発でした。石や貝殻などがたくさんある校内を裸足で走り回ります。それでも怪我をしないことには驚きます。子どもたちとの交流の中で一番感じたのは、どこの国であれ子どもは子どもだということです。男の子にくすぐると、くすぐり返してきます。女の子には「行こう!行こう!」と手を引かれ、何度もすべり台をすべりました。いたずら好きな子もいれば恥ずかしがって後ろの方から見ている子もいます。机の中にあったノートには落書きがありました。 裸足でかけっこする子どもたち カンボジアの母語はクメール語です。ほとんど会話ができないので初めはどのように関わっていこうか戸惑いましたが、3人の子に「スォスダイ(こんにちは)」と話しかけると他の子も集まってきて、いつの間にかたくさんの子どもと輪になり遊んでいました。私が笑うと子どもたちも嬉しそうに笑い、私もそんな彼らを見て笑います。言葉が通じなくても子どもたちと笑って遊んでいる中で、笑顔は世界共通だと感じました。 そんな子どもたちは「勉強が好き」「家族が好き」「カンボジアが好き」「今が幸せだ」と迷わず言います。私はこれまで恵まれている国にいることだけで優越感のようなものを持っていたことに気付きました。でも考えてみると、日本の子どもにおいて不登校やひきこもり、自殺などの問題があるのが現実です。また、自殺者は日本の方がずっと多いのです。日本のすべての子どもたちに「今、幸せですか?」と聞いてみたいです。物質的な豊かさは世界でもトップであり、何不自由ない日本で今が幸せだと迷わず言える子どもはどれだけいるのでしょうか。当たり前の生活の中で、恵まれていることに気付くのは難しいと思います。でも日本は今よりもっと幸せを感じられるはずだし、感じるべきだと思います。カンボジアは確かに貧しい国でした。しかし、カンボジアってどんな国?という問われたとき、私は、笑顔の溢れるとても素敵な国だと答えます。私はカンボジアから生きていく上で本当に大切にすべきものを教わったように感じます。 「今 幸せですか?」という問いに答える子どもたち この活動では、全国から参加した26人の仲間と出会いました。運動会で行うオリジナルの応援合戦や準備体操をみんなで考え、夜には自分の思いや夢を語り合いました。同世代ということもあり、彼らから強い刺激をもらいました。活動後も今度は日本で何かできることはないかと話し合い、日本やカンボジアについて自分たちの感じたことや学んだことを、多くの人たちに伝えようということになりました。この方法は唯一私たちができることであり、さらに日本だけでなくカンボジアへのボランティアにも繋がるのではないかと考えています。 男組女組に分かれての綱引きの前に、応援合戦 (男の子に向かって応援中) 私はこの活動から、子どもたちに夢を与えられる教師になりたいと感じました。そのためには自分がたくさんのことを知らないといけません。 そこでまず、畿央大学で自分の専攻に加えて他の専攻も学ぶことを始めました。自分と違った夢をもつ人たちとも関わり、違った世界を見る。自分の視野を広げることが、子どもたちの夢を広げることに繋がると考えています。 これからも目標の教師像に向かって、様々なことに挑戦し、経験を重ねて成長していこうと思います。 現代教育学科2回生 西川実輝
2013.05.13
「マミポコ親子ひろば」の活動が始まりました!
近隣の未就園児の親子を対象に、毎週月曜日の午前10:00~、畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。 4月から2013年度の活動が始まりました。4月は自由遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどの活動をしました。子どもたちがより楽しめるように、新しい玩具や絵本を増やして、学生が主体となって月に一回親子で出来る遊びの時間をとることにしました。 4月は歌遊びや手遊びを中心にしました。「♪あなたのお名前は」は歌に合わせて子どもの名前を聞いていく遊びで、子どもたちは保護者の方と元気に名前を言っていました。「♪とんとんとんとんひげじいさん」は親子で触れ合う遊びで、子どもたちは保護者の方と触れ合うことで自然に笑顔がでていて、とても嬉しかったです。 月に一回学生が主体となって遊びをする機会もいただくことが出来たので、これから学んだことを活かしていきたいと思います。今期も親子ひろばが良いものになるように学生スタッフ一同頑張っていきますのでよろしくお願いします。
2013.04.18
学生広報スタッフblog vol.62~学生が見た「のびのびキャンプ2012」後編
学生広報スタッフblog vol.61~学生が見た「のびのびキャンプ2012」前編 を読む 【のびのびキャンプ3日目】 3日目は奈良観光!奈良公園に東大寺、石舞台古墳、万葉文化館へと足をのばしました。 ペアの学生やグループのお友達と熱心にクイズを解いたり、一緒に買い物をしたり、出店のお菓子を食べたりしているうちに、ペア以外にも同じグループの友達や学生ともだんだんと打ち解けてゆく姿が見られました。私たちグループリーダーはいろんなものに興味深々の子どもたちを連れて、自分たちも知らない道を進まないといけないので大変です。「はぐれないように、でも子どもたちには思うままに動いて欲しい。」と思いながら、なんとか目的地にたどり着いたときにはヘトヘトでしたが、みんなの楽しそうな姿に疲れも吹っ飛びます。 ☆昼食は夢風広場でホットドッグと風月さんのお好み焼き、バスの中ではお菓子をいただきました!食事はキャンプの趣旨に賛同して頂いた企業の皆様からご支援いただきました。ありがとうございます! ☆更に日本旅行のカリスマ添乗員、平田さんが登場!バスレクをお願いし、楽しいバス移動となりました。 ☆平田さんと一緒に、石舞台古墳(上)、万葉記念館(下)で記念撮影! センターへ戻ると大阪龍球会さんによるバスケットボールを使ったパフォーマンス!「かっこいい!」「すごい!」と即席のサイン会ができるほど子どもたちに大人気でした。 ☆夕食にはたきびカレープロジェクトの皆さんによる、本格的なカレーをいただきました! ☆夜ご飯のあとにはキャンプファイヤー!炎が空から降ってきて燃え上がると、楽しいレクリエーションのはじまり!最後にはこのキャンプのイベント計画をしてくれたわっくんによるファイターポイにみんな驚きと感動! キャンプファイヤーからの帰り道には、2日目に工作したキャンドルで照らされるサプライズが!自分のキャンドルを見つけると、子どもたちはとても嬉しそうにペアの学生とキャンドルを眺めていました。真っ暗の帰り道、はぐれないように手を握りながら帰っていくペアの姿もありました。 この夜の学生スタッフのグループミーティングでは「手を握ると握り返してくれた」「自分から喋ってくれるようになった」「心遣いが嬉しかった」と嬉しそうなペアの学生の声を聞くことができて、私たちまで嬉しい気持ちになりました。 (さらに…)
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