タグ
健康栄養学科
2012.09.23
看護医療学科の学生が、「かぐや姫」に扮して一日署長に!
平成24年9月21日(金)、看護医療学科の浅野友里さんと立石菜瑠美さんが、「かぐや姫」に扮して香芝警察・一日警察署長の委嘱を受け、秋の交通安全運動のお手伝いをしました。 ※ちなみに畿央大学がある奈良県北葛城郡広陵町には「竹取公園」があり、その名の通りかぐや姫が生まれた舞台として知られています。 今回、二人は、交通事故防止に役立てばと、学業やクラブ活動で忙しい中でも、快く一日署長の任を引き受けてくれました。任務は下記のとおりです。 8:30 香芝警察で、かぐや姫衣装の着付け 9:30 香芝警察一日署長委託式 10:00 秋の交通安全運動出発式(飲酒運転根絶宣言) 10:30 広陵町・香芝市をパトカーでパトロール 10:50 エコールマミにて秋の交通安全運動 当日は新聞記者の方が取材に来ていて、翌9月22日付けの毎日新聞、読売新聞に掲載されました! 「かぐや姫」になった二人からのコメント ■浅野 友里さん(写真:左) 今回かぐや姫の格好をして一日署長を経験して、パトカーに乗ってパトロールしたり、エコールマミに行って、市民の皆様に交通安全運動を呼びかけたりしたことはめったに経験できないことだったので、とても楽しかったです。 多くの警察官の前で「飲酒運転根絶宣言」をしたときは二人とも緊張していましたが、これは近い将来の自分たちにも関わってくると思います。今のうちから飲酒運転の怖さを知って、飲酒した人の車には乗らないという意識が大切だと思いました。 ■立石 菜瑠美さん(写真:右) かぐや姫の衣装を着るのも、パトカーに乗ってパトロールするのも、なかなか普通ではできないことでした。また普段知らない警察署の内部などを知ることができて、本当に貴重な体験ができてよかったです。署長さんが「固いイメージがある警察官だからこそ、笑顔が大切だ」とおっしゃっていたので、笑顔を絶やさないことを意識しながら一日警察署長をやらせていただきました。一日という短い間でしたが、私たちの運動が少しでも交通安全の向上につながればいいなと思います。
2012.09.21
健康栄養学科6期生(2012年卒) 同窓会バーベキュー!
2012年9月16日(日)に畿央大学健康栄養学科6期生同窓会バーベキューを開催しました。場所は、久宝寺緑地ファミリー広場です。場所取りに午前4時に行きました(本当は8時)。 開始時刻11時11分11秒。開始と同時に小雨が降ってきましたが1分ぐらいで止みました。それからはとても晴れ晴れとした天候で、まさにバーベキュー日和でした。 美味しいお肉や野菜でお腹を満たし、そして、芝生ではハンカチ落とし、野球、フリスビー、トンボ採りなどができました。 そして、3時にスイカ割りを行い、スイカとケーキを入れ替えるドッキリ誕生日パーティーを行いました。もちろん、お決まりの顔面ケーキもありました(笑) 続いて、スイカを切り分け食しました!!! すると、スイカの種飛ばし大会が始まっていました!!!誰が1位になったのかわかりませんが、推定飛距離はわずか20㎝(笑) そして、5時頃小腹がすいたのであさりの酒蒸し風汁物を頂きました。スダチと塩を忘れたので次回は忘れないようにします。美味しかったあ〜! そして、最後に花火をしました。夜空にはたくさんの打ち上げ花火があがり、大地は、手持ち花火、噴射花火の光で覆い尽くされました。花火が始まった頃には、もう今日という日が終わることをしみじみと感じました。そして、最後は線香花火。みんな火種が消えないように丁寧に扱い、『火種よ!!もっと長く輝け』という思いでいっぱいだったと思います。線香花火が終わると周りはもう真っ暗で何も見えませんでした(悲) あっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!と気がつくと片付けがまだ終わっていませんでした。真っ暗の中手探りで片付けをしました。忘れ物がないといいんですが・・・・・ そして、最後は一本締めで“初同窓会”を締めくくりました。しかし、なかなかみんなの足がそこから離れなくて、地に根っこをはやしているようでした。あまりにも離れないので、無理矢理足を地から引っこ抜いてやりました(嘘)仕事の予定の合間を縫って35名が集まり、みんなそれぞれ積もり積もった話で盛り上がりました。最高の思い出を作れたことに感謝したいです。また、同窓会を行いたいと思います。ありがとうございました! 健康栄養学科6期生一同 (幹事:平尾 智明) 【関連リンク】 同総会開催にかかわる補助について(桜井女子短期大学卒業生は10名以上で2万円、それ以外の卒業生は15名以上で3万円を補助します)https://www.kio.ac.jp/whats/110912.html
2012.09.21
健康栄養学科「ヘルスチーム菜良」~香芝高校文化祭に参加しました!
香芝高校文化祭に、ヘルスチーム菜良が出展! こんにちは!「ヘルスチーム菜良」香芝高校文化祭チームです。 ※ヘルスチーム菜良は、奈良県健康福祉部健康づくり推進課が主導で管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学農学部、帝塚山大学、奈良女子大学))で構成されています。 2012年9月6日(土)、香芝高校の文化祭で畿央大学ヘルスチーム菜良のブースを作っていただき、食に興味を持ってもらうことを目的として、3つのグループに分かれて展示や体験コーナーなどをやらせていただきました!(ちなみに、ブルーのTシャツがヘルスチームです) 展示では、いつも飲んでいる飲み物にはどれだけの砂糖が入っているか、というテーマで本物の角砂糖を使って砂糖の量をわかりやすく展示しました。実際に砂糖だけを見ると予想以上の量なので、みなさん驚いていました! また、「こんなときなにたべる?」というテーマで、肩こりや便秘などの時はこういった食べ物を食べるといい!というものをクイズ形式で展示しました。「これあるある~!」と言ってたくさん見て行ってくれました。 体験コーナーでは、今回の目玉となった「ヘモグロビン測定」を行いました。機械に指を入れるだけの簡単測定で今の自分のヘモグロビン量がわかるので、大人気でした! 香芝高校生はもちろん先生方やPTAの方々もたくさん来てくださいました!それぞれのグループで展示や体験したものに関する詳しい冊子を作り、来ていただいた方たちに配ったのですが、用意していた数よりたくさんの方が来てくださったので、冊子を追加することになりました!想像以上にたくさんの方にお越しいただき嬉しかったです! みなさん興味深く見てくださって、熱心に質問や相談などをされる方もいました。 少し落ち着いたときに交代で文化祭に参加し、いろんなものを食べました。文化祭はすごく活気にあふれていて、楽しかったです!高校時代を思いだしました。 今回の展示や体験コーナー、冊子を通して見に来てくださった皆さんが少しでも食に興味を持ち、自分の食生活を気にしてもらえたらうれしいです。 行事を終えて、反省する面もたくさんあり学んだこともたくさんありました。この経験を次に活かしていきたいと思います。 香芝高校のみなさん、ありがとうございました! 【ヘルスチーム菜良 関連記事】 ヘルスチーム菜良による「クリスマスワンプレート」が学食に登場! https://www.kio.ac.jp/information/2012/01/post-455.html ウェルカムキャンパスを開催しました。 https://www.kio.ac.jp/information/2011/10/post-423.html ヘルスチーム菜良、高田高校文化祭へ! https://www.kio.ac.jp/information/2011/09/post-412.html ヘルスチーム菜良の”ヘルシープレート” https://www.kio.ac.jp/information/2011/07/post-389.html ヘルスチーム菜良の学生10名がサークルKサンクスから新商品発売を学長に報告! https://www.kio.ac.jp/information/2011/06/10k.html
2012.09.20
山口静子先生に「うま味」に関する講演をしていただきました!【健康栄養学科】
健康栄養学科3回生の給食経営管理論実習の一環として、味覚に関する研究のスペシャリストである山口静子先生をお招きして、「うま味」に関する講演をしていただきました。 山口先生は味の素株式会社食品総合研究所で30年余り味覚に関する研究に従事され、現在も「味覚と食嗜好研究所」において研究を続けておられます。 今回は「うま味の基本特性とおいしさへの寄与」というテーマでお話していただきました。 昆布のうま味成分として知られているグルタミン酸はアミノ酸の一つであり、私たちの体の約2%を構成し、生まれてはじめて口にする母乳にも豊富に含まれているということです。 そして、うま味とはどういった特徴のある味なのか、食品をどのように美味しくするのかについて、先生のこれまでの研究成果を踏まえてお話していただきました。 また、グルタミン酸溶液とイノシン酸溶液を個別に飲むより、その2つを組み合わせて飲むと、より深い味わいを感じるといった、味覚の相乗効果に関する実験も体験させていただきました。 うま味とは絶妙な作用であり、いろいろな味成分や食材を互いに生かしあい、調和させることによって生まれ、食物の選択や摂取を生存のためのよりよい方向に導く要であるということをご教授いただきました。 また、ご講演後も学生からの質問に対し、熱心にご回答いただきました。 学生からは「味覚についての理解を深めることができた」、「相乗効果について、実際に体験することができ、理解を深めることができた」、「うま味の意識がないとうま味が分からない人がいるということを聞き、改めて、幼い頃からの豊かな食経験の重要性を感じた」、「今後の献立作成に活かしていきたいと思う」といった感想が寄せられました。 今回の先生のご講演を参考に、多くの人に食を提供していく栄養士として、栄養面だけではなく、食材のもつ特性を生かし合い、美味しい食を提供できるように、精進していってくれることを期待しています!
2012.09.12
奈良県市町村職員共済組合主催「食生活健康講座」が開催されました。
「調理実習体験」と「栄養学講義」の二部構成授業で栄養バッチリ! 2012(平成24)年9月11日(火)10時より、奈良県市町村職員共済組合主催による「食生活健康講座」が畿央大学調理実習室と講義教室において開催され、33名の受講生(大和高田市、天理市、広陵町などの市町村職員)が来られました。この講座は同組合員および配偶者を対象として健康保持増進を図る目的で毎年実施されています。 1限目は、畿央大学健康科学部健康栄養学科の岩城啓子先生、上地加容子先生、柴田満先生、餅田尚子先生の4名が指導する「生活習慣病予防のヘルシークッキング~おいしくて簡単メニュー~」に挑戦していただきました。 本日の献立は、豚肉の紅茶煮、ヨーグルトのごま味噌あえ、キュウリの一夜漬け、沖縄風わらびもちなど、ヘルシーながらも手間いらずの誰でも簡単に作れる上地先生一押しのメニューです。 調理実習のあとは、出来上がりをみんなで食する楽しいランチタイム。 そして2限目は、岩城啓子先生による「生活習慣病予防は、まず食生活から ~食生活を変えて健康的な生活を送りましょう~」の講義で、1食分のエネルギー摂取量の目安、摂取エネルギー量抑制の工夫、コレステロール吸収を抑えるしくみ、糖分・塩分・脂質の抑制、正しい栄養バランスなどについて学びました。
2012.09.02
学生広報スタッフblog vol.31~「チーム医療ふれあい実習」レポート!
こんにちは。 看護医療学科1回生の、きーさんです! 今回は、8月20日~24日の日程で行われた「チーム医療ふれあい実習」について紹介してみたいと思います。 この実習は、健康科学部の学生が学科の枠を超えたグループ編成により、実際にチーム医療が実践されている医療現場を見学し、チーム医療を担う専門職としての資質および態度の涵養を目指す事を目的に行われているものです。 きーさんの実習先は市立奈良病院。 公設民営の病院で、へき地医療拠点病院として、へき地医療を担うとともに、急性期診療にも力を入れています。 ▲市立奈良病院外観 ▲実習グループ3班 実習生は、看護医療・理学療法・健康栄養の各学科から合計24名。 うち、きーさんは4階病棟(消化器内科・小児科・耳鼻科)で実習を受ける事になりました。 小児科があるフロアだけに、壁にかわいい動物の絵が貼ってあったりして、工夫が見られました。 これは、フロアに常駐している保育士さんが作ったもので、入院患者には様々な職種がかかわっているのだなと実感しました。 他にも、患者様がリハビリに向かう際には看護師と理学療法士との間で引き継ぎが行われていましたし、抗がん剤治療を受けていた患者様が退院する際には、退院指導を実施するため化学療法室との間で業務の連携が取られていました。 また、看護師同士でも固定チームナーシングという方式を採り、担当する患者様にチームで対応。 授業で学習した「チーム医療」の、実践の様子を知る事ができ、とても有意義な実習となりました。 患者様とお話をする時間も頂きました。看護師は患者様とのコミュニケーションを円滑に取らねばならない職種。授業でコミュニケーションについて学んではいましたが、実際に患者様と話す時にうまく出来るか不安もありました。話題が無くなって会話が途切れたりしそうにもなりましたが、逆に患者様の方から話題を振って頂いたりして、気を遣わせてしまったかなと少し後悔。 場数を踏んで練習し、もっと円滑に出来るよう更に頑張ります! 指導担当の看護師さんから教わったコミュニケーション上の留意点は、笑顔でいる事、目線を合わせて話す事、身体に触れるタッチングをする事、不安を聞く事、処置の際に声掛けする事等です。看護師は医師と患者の仲介をするという心構えを持つように教わりました。 3日間にわたる病院での実習。 ここで学んだ事を活かし、素晴らしい医療者になれるよう今後も頑張ります! 病院職員の皆様、患者様、その他ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!! ▲カンファレンス準備の様子 ▲立つ鳥跡を濁さず。気合いを入れてお掃除! 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html
2012.08.30
チーム医療ふれあい実習レポート3 <看護医療学科>
大学に入学し、看護師になるための勉強を始めて4ヶ月。 まだまだ知識が浅い段階での病院実習に、最初は緊張と不安でいっぱいでした。 実習は、看護部長のお話から始まりました。その後、病院施設の見学をしたり、病棟で看護師の方について回ったり、リハビリテーション室ではセラピスト(PT・OT・ST)の方々の業務について伺ったりしました。 また、障害の疑似体験をし、患者さんとお話もしました。 実際に「看護師」として何かをするのではなく、「病を持つ人とはどのような人なのか」、そして、その周りの環境(病院や医療者)の役割や機能に焦点を当てた内容でした。 今回の病院実習を通して、活字でしか学べなかったことを自分の体で体験することができました。3日間という短い期間でしたが、積極的に取り組んだことで、たくさんのことを学べました。成果もあげられました。 しかしその分、これからの課題も見つかりました。この実習を通して学んだことをしっかりと消化・吸収し、見つかった課題を克服し、これからの大学での学びに活かしていきます。 看護医療学科1回生 吉田美希 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html
2012.08.30
チーム医療ふれあい実習レポート2 <理学療法学科>
私は3日間「チーム医療ふれあい実習」として奈良県立三室病院に行き、そこでたくさんことを学ばせてもらいました。特に人間関係の重要性について、単に患者さんと医療従事者との間だけでなく、医療従事者同士の人間関係も同様に大切であるということを改めて感じました。 他の職種の人と仕事を共にするとなると、やはり意見が対立することもあり、それぞれが専門職としてのプライドもあるので、自分と反対の意見を聞き入れることはなかなか難しいものです。でも、それをすることはチーム医療を実行するにあたって、とても大切であるということ、また日頃から積極的に人と会話し、できるだけ多くの人とコミュニケーションをとり、他人をよく観察することで、相手の変化にもいち早く気付くことができ、良い医療を行うために必要な非言語的コミュニケーション能力や人間性が磨かれていくということを、実際の現場に立たれている看護師さんから教わりました。 もう一つこの実習でとても印象深かったことがあります。それは、ここにいるどの職種の方も本当に患者さんを第一に思って医療を行っているということです。患者中心の医療が重視されていて、たとえば院内を歩く時でも、患者さんが通りやすいように医療者側は先に患者さんが通る道を予測し道を確保してあげる、といった直接医療と関わりのない場面であっても、常に患者さんを最優先していることがわかりました。実際の医療の現場でも、外来の診察で来られた患者さんに対して医師は今後の治療法を一方的に進めるのではなくて、他にどのような治療法があって、それぞれの治療法がどのような効果があって、どのくらいの期間がかかるかなどを詳しく説明した上で患者さんに選択してもらっていました。あくまでも医師は治療法を提示するだけで、最終的に判断を下すのは患者さんだということを実際に見て学びました。 私はこの実習でたくさんのことを学びましたが、それをただ学んだだけのものにしておくのではなく、自分のものにして今後に活かしていこうと思っています。この実習を終えて理学療法士になりたいという思いやモチベーションもさらに高まりました。このような学びを得る機会を与えてくださり様々なサポートをしてくださった畿央大学の教員の方々、実習を受け入れてくださりたくさんのことを学ばせてくださった奈良県立三室病院の方々に私たちは心から感謝しています。この感謝の気持ちを忘れずに、4年間しっかり勉学に励み、今後の学校生活を有意義に過ごして行きたいと思います。 理学療法学科1回生 藤井公貴 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<健康栄養学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-560.html
2012.08.30
チーム医療ふれあい実習レポート1 <健康栄養学科>
健康科学部(理学療法学科・看護医療学科・健康栄養学科)では、1回生の夏に3日間の『チーム医療ふれあい実習』を行います。 今年は8月21日(火)~23日(木)、学生たちは学科の枠を超えてグループを作り、実際に医療施設を訪れて、現場で働く方々や患者様との「ふれあい」を体験しました。 実習終了後、8月24日(金)に畿央大学記念ホールで行われた「チーム医療ふれあい実習実践発表会」をうけて、参加した学生のレポートをご紹介します! 今回の『チーム医療ふれあい実習』では、管理栄養士の方とふれあうことはあまりありませんでしたが、理学療法士、看護師の方の現場を見学、体験することによりチーム医療の形態を学ぶことができました。 栄養士として働くのに他の専門職を体験してどうなるの? 実習前はそう思うこともありましたが、院内実習3日間を終え、実際に見て体験すると、「”チーム医療”、”管理栄養士”といった観点から見た時、全てのフィールドを理解し知っておく必要がある。」そう思うようになったのです。 チーム医療のように様々な専門職の方が知識を共有して1人の患者様の治療や栄養指導を行う際、他の専門職の知識、その方の病状、闘病生活を見て聞いて学んでいるとないでは、大いに変わってくるでしょう。 リハビリステーション、病棟、外来で患者さんとコミュニケーションをとる機会がありました。 筋萎縮により体が少しずつ動かなくなるパーキンソン病の方のリハビリは、歩行補助により自立歩行を促すというものです。私達も補助を体験させて頂いたのですが、思っていた以上の難しさに改めて理学療法士の方の技術の凄さを感じました。また、患者さんにとってどこまでが”必要な補助”であるのか? 必要最低限の補助でよい方に必要以上補助してしまうと患者さんを不快にしてしまう恐れがあります。しかし、理学療法士の方は必要と不要をきちんと理解されていて、信頼関係と経験が必要なのだと感じました。 病棟での実習では、患者さんとたくさんお話をすることができました。 ある患者さんは、病気と共に認知症が進んでいたために短期的な記憶さえできない状態で、多様な専門家の方々が集まりカンファレンス(会議)を開き、音楽療法を取り入れることになりました。昔、楽器をたしなんでおられたことから、音楽と記憶を結びつけようとしたのです。 実際、鍵盤を弾いてみると凄く嬉しそうな表情で、「私、嬉しいわ」「ありがとう」と繰り返しおっしゃり、感極まる場面に、チーム医療の重要性を学びました。 ここでは語りきれないほどの経験が私にもたらした影響はとても大きく、管理栄養士になるという目標をより明確にしてくれたと思います。病院で勤めないとしても、いつ自分の家族、知り合いが重病になるか、自分自身がなるかもわからない。実はそんな身近な話であるということに気づき、その時のためにも医療と栄養の関連性をないがしろにすべきではないと思いました。 健康栄養学科1回生 福濱瑞季(実習先 奈良医療センター) 【関連記事】 ▼チーム医療ふれあい実習レポート<理学療法学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-559.html ▼チーム医療ふれあい実習レポート<看護医療学科> https://www.kio.ac.jp/information/2012/08/post-561.html
2012.08.14
産学連携 女性専用フィットネスクラブ業界NO.1"カーブス広陵"との共同研究2年目をスタート!
畿央大学は、隣接する商業施設エコール・マミ内にある「カーブス広陵馬見店」と連携して2年目。 地域のみなさまに健康増進プログラムを提供しています。 “カーブス”は世界で8,000店舗、約400万人の会員を有し、日本国内でも1,000店舗、40万人を超える規模に成長している、女性専用フィットネスクラブです。10種類以上の健康体操機器を自分に適したメニューで1日30分、好きなときに好きな運動を続けて行うことを習慣づけ若さを保つことをめざしています。 2012年(平成24)年8月8日と10日の両日、畿央大学の小体育館で今年第1回目の骨密度測定会を行いました。 女性の場合は更年期を迎えると骨を維持する女性ホルモンの低下によって、男性よりも急速に骨密度が低下することが知られています。年齢に応じた骨密度と比較して自分の数値がどの位置にあるかを知り、運動と食事摂取によって改善・維持していくことが求められていますが、畿央大学の教員(理学療法学科松本先生、健康栄養学科喜多先生・吉居先生)が骨密度を測定し、その結果に基づくアドバイスを行っています。 まず骨密度測定会には今年の新規加入会員を中心に、両日で約130人のカーブス会員さまが来られました。 骨密度測定会に先んじて、7月7日(土)には健康栄養学科吉居先生によるカーブス健康講座「見直そう!食習慣」をエコールマミ内のホールで開催し、約50人の会員様が聴講されました。 1人あたり1日のエネルギー必要量と毎日の食事からのカロリー摂取量の目安を知ること、体格指数BMI(ボディ マス インデックス)の意味、主な食品のカロリー量の知識、健康には適度な運動と食事、十分な睡眠がカギとなることが話されました。 畿央大学では大学主催で実施している公開講座やセミナーのほかに、近隣市町村等の公共団体、PTA家庭学級、企業などからのご要望に応じた出張講義も行っています。今回の健康講座もその一環として行いましたが、関心をお持ちの方は大学企画部までお問い合わせください。
よく読まれている記事
カテゴリ
タグ
キーワード検索
アーカイブ