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教育実践学専攻(修士課程)

2014.09.22

理学療法学科「全学年症例報告会」を開催しました。

9月17日(水)に理学療法学科4回生が「総合臨床実習」で学んだことを下級生たちに伝える「全学年症例検討会」を行いました。 4回生は、4月~7月までの期間、8週間の総合臨床実習を、2か所の病院で計16週間行います。 実習を引き受けてくださっている病院にて理学療法士(実習指導者)の指導のもと、様々な疾患の患者さんを対象として基本的な評価を行い、その結果に基づいて治療プログラムを立案します。 また実際に治療をさせて頂くことで、基本的な理学療法を修得していきます。 学内での学習とは異なり、患者さんと直接向き合う経験を通して、4回生たちは見違えるほど大きく成長します。 症例検討会は、各学年2~3名、合計12名程のグループに分かれて行います。 4回生は担当した症例から学んだことをまとめ、基本的な知識を再確認し、下級生たちに説明できる能力を高めることが目標です。1~3回生は現在学んでいる基礎医学と臨床との関係を理解することで、学習へのモチベーションを高めることが目標となります。 司会進行は4回生が担当し、教員はファシリテーターとして見守ります。 どのグループも活発な質疑応答が行われ、また実習に関する情報も得ることができ、学年を超えた縦のつながりがより一層強くなった症例検討会であったと思います。 各学年の学生たちの感想を紹介します。 ▼4回生 それぞれの学年に合わせて必要な話をするように努めました。 学年毎にそれぞれ感じることは違うようで…1,2回生には、いま学校で勉強していることが実習に活かせるということを想像をするのが難しく、3回生は実習に対する不安や、楽しみだけど自信がないといった声が多かったように感じます。 その気持ちは私たち4回生も感じてきたことですが、それでも皆さんの前で説明しながら、お話をすることができたと思います。 皆さんならきっと大丈夫!そう信じてます! 実習での私たちの経験や今回できた縦のつながりが、後輩たちにとって少しでも良い支えになれば幸いです。  理学療法学科4回生 諸橋 直紀 ▼3回生 症例発表で先輩方から症例についてや実習がどんなものか聞くことができました。 1、2回生のときは専門用語や疾患について理解出来ず、症例についてほとんど理解できませんでしたが、3回生になって聞いてみて、少しはイメージ出来るようになりました。逆に分からない用語や勉強不足だと感じることも多くあり、勉強しなければと強く感じました。 今回の発表された症例は、どちらも患者さんの心理状況が痛みに関連している症例で、理学療法は運動系だけでなく患者の心理面まで見ていかなければならないことを改めて学びました。そのためには知識や技術だけでなく、コミュニケーションが大切だと思い、そういう面でも自分を磨いていかなければならないと感じました。 来年は自分達が実習なので先輩方のお話はとても参考になり、自分が頑張らなければならない部分を知る良い機会になりました。後期からは実習や臨床に出た時のことを意識し、一層勉強や実習などを頑張って行きたいと思います。 理学療法学科3回生 杉本 由貴 ▼2回生 昨年1回生として参加した症例発表の時とは異なり、4回生からの説明や配布資料の中に聞き覚えのある言葉や理解できる箇所があり、一年間の学びを感じ取れました。 4回生が私たちのことを思い、わかりにくい箇所をかみ砕いて説明してくださったり、図示してくださったので、なお理解しやすかったです。しかし、その反面で知識の定着不足や、臨床へのより多くの知識、技術の必要性を感じました。 今回の症例発表では症例だけでなく実習の話も聞くことができ、全ての科目の大切さを改めて痛感し、後期に向けての『学び』のモチベーションに繋がりました。 理学療法学科2回生 塩谷 純郎 ▼1回生 今回、4回生の先輩方に実習のお話をしていただきました。実習とはどういうものなのかを教えていただいたり、用語や病気を解説していただいたり、まだ何も分からない私たちにも分かりやすく説明していただきました。実習を通して感じたことを尋ねたところ、「基礎をもっとしっかりやっておけば良かったと感じた」とおっしゃっていました。「基礎となる土台がなければ、その上に学んでも積み重ならない。1回生で学ぶ、解剖学と生理学がとても大切であり、しっかりと理解していることが大事である」と言われました。またお話を聞いて、人と接してコミュニケーション能力を磨くことも大切であると感じました。これからの授業や活動からも積極的に学び、自分のものにしていきたいと思います。 理学療法学科1回生 原田 梨紗子  

2014.07.28

ゲスト講師による「教育×ICT」~教育学部キャリア形成セミナー

教育学部1年生キャリア形成セミナーにて、 「教育×ICT」をゲスト講師に語っていただきました! 教育学部1年生のキャリア形成セミナー「教育×ICTを、神と王子が語る会」において、神こと澤円氏(日本マイクロソフト株式会社 マイクロソフトテクノロジセンター センター長)と、王子こと廣瀬一海氏(アイレット株式会社 クラウドパック事業部 シニアソリューションアーキテクト)のお二方がICTやクラウドをテーマに講演をして下さいました。 まずは廣瀬氏から「15分でわかったつもり?になるクラウドコンピューティング」というタイトルでお話しいただきました。 1年生はSurface Pro2が大学より貸与され、情報処理演習の時間にすでにクラウドを使っているにもかかわらず、最初はそのすばらしさを実感できていなかったようでした。 しかし、「カーシェアリング」という身近な例を出され、テンポよくお話しされた廣瀬氏の「15分で認識を変えさせていただきます」というお言葉どおり、最後には1年生もクラウドのメリット、そしてそれを既に使っているということを認識できたようでした。 次に澤氏より「ICTの過去‐現在‐未来 クラウドとモバイルデバイスが生み出す新しい世界」というタイトルでお話しいただきました。 具体的にはICTの過去と現在の流れ、クラウドの裏側、デバイスの進化、ICTの未来でした。パソコンの作られた目的や成り立ち、どのように使われていたという話やクラウドの中身にもたくさんあるということ、未だに人類には解決することのできないことにチャレンジをし、ICTがそれらをサポートしているなどの講義を通して、この世にあるたくさんの情報を手に入れることができ、たくさんの情報があるのだからもっと活用していろいろなことに対してチャレンジしベストを尽くすことに全力を挙げることが学生にとっても人々にとっても大切だと言うことを私たちに伝えてくださいました。 授業の最後には、1年生200名が持参しているSurfaceをめいめいがもちあげて、一緒に写真を撮るなど滅多に見ることのできない光景を見ることができました。 (教育学部3年生 本多赳雄) 1年生からは「クラウドのことについてとても基礎の部分から私たちに問いかけながら説明してくれたのでとてもわかりやすいと感じた」「プレゼンテーションの話し方や、パワーポイントがとても分かりやすく、引き込まれました。 プレゼンテーションの内容ももちろんですが、特にプレゼンテーションのやり方が印象的でした。」などの感想がありました。 また、お二方から事前に許可をいただき、ご講演のUstream配信を行いました。西端ゼミの大学院生及びゼミ生が一丸となり、大学の限られた環境と機材でしたが、90分途中で途切れることもなく配信できました。北海道から九州まで多くの方に視聴いただき、またコメントも多数寄せられました。ありがとうございました。 以下のURLで録画をご覧いただくことができます。 (http://www.ustream.tv/recorded/50178362) 今回、ゲストの方にご講演いただくだけではなく、実際に「教育×ICT」を体感できる授業を行いました。今後もこのような機会を設け、学生の視野を広げ、大学内外にむけて情報を発信し、開かれた教育を目指していきたいと考えています。 (教育学部 教授 西端律子)

2012.12.12

畿央大学現代教育研究所開所記念シンポジウムを開催しました。

教師としての資質能力を育てる-今、そこにある課題を見つめて- 畿央大学は「健康科学研究所」に次いで、平成24年4月1日畿央大学の附置研究所として「現代教育研究所」(西尾正寛所長)を開設しました。今後10年間で起こる現職教員の大量退職に及び新任教員の大量採用に伴う教員研修の充実、教員の職務内容の多様化とそれにともなう多忙化等の今日的課題に応える、教師としての資質能力育成及びその支援を本研究所の研究テーマとしています。 2012(平成24)年12月8日(日)13時~17時25分冬木記念ホールにおいて、文部科学省大臣官房人事課長中岡司氏、奈良県下市町立下市小学校校長藤田謙治氏、大阪大学大学院小野田正利教授らをお招きし、開所記念シンポジウムを開催しました。 学長挨拶、畿央大学現代教育研究所西尾正寛所長の開所の挨拶、ご来賓祝辞に続いて、第1部は、文部科学省中岡課長、下市小学校藤田校長、畿央大学教育学部島教授のパネラーにより、「教師としての資質能力を育てる―今そこにある課題を見つめて―」のテーマに即してパネルディスカッションが行われました。 西尾所長    文部科学省中岡課長   下市小学校藤田校長    島教授 中岡氏からは学校行政の立場から「近年メンタルヘルスを受けている教員割合が少なくなっているように見えるが、それは50歳代の悩める世代が多く退職したためで、学校規模が小さくなるとともに若手教員が増加し、管理職である校長のマネージメントが重要になってきている現状がある。」、藤田氏は教育現場から「”教育は人なり”であり、教職は責任感を持って子どもたちの人格形成を支援し逞しく生きる力を育てなければならない。そのために教員はしなやかさ・逞しさ・貪欲さを持ってほしい。」、島氏は大学と教育現場を結ぶ立場から「若手教員が楽しんで取り組める学校内研修の実践が大切である。この現代教育研究所はその窓口、橋渡しとして活用願いたい。」などの提言がありました。 第2部は、大阪大学大学院人間科学研究科小野田正利教授をお招きし、「モンスターペアレント論を超えて~保護者と向き合う気持ちと教職員の共同性~」と題して、教育現場の教員が保護者との良好な関係づくりをどう行っていくか、それぞれの思いを理解し、共に学校をめぐる課題を解決していくためのヒントなどについて、教育現場での例え話を交えて語っていただきました。 (さらに…)