2019年4月の記事

2019.04.24

3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

3回生を対象とした「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催しました。   2019年4月19日(金)に看護医療学科3回生を対象とした「第8回 基礎看護技術自己学修会」を行い、34名の学生が参加しました。     これまでの学修会では、事前にテーマを設定して学修会を行っていましたが、今年度は、学生がより主体的に学修することをねらいとして、各自で学修する内容を計画・実施する形式に変更しました。3回生が学修する内容を計画するにあたり、事前に4回生に「実習に向けて練習をしておいた方が良いと思う看護技術」についてアンケート調査を行った結果を、3回生へのアドバイスとして提示しました。アンケート調査に協力していただいた4回生の皆さん、ありがとうございました。     参加した学生は「寝衣交換」「洗髪」「臥床している対象者のシーツ交換」「バイタルサイン測定」等、教員のアドバイスを受けつつ、熱心に技術練習に取りくんでいました。90分という限られた時間で、どの程度技術練習ができるのか、いささか不安ではありましたが、準備から実施、後片付けまで全員で協力し、充実した学修会を行うことができました。     参加した学生からは、以下のような感想がありました。 【参加した3回生の感想】 今回、自己学修会に初めて参加し、寝衣交換をしました。技術確認のためにこれでもかと思えるくらい練習したので、忘れるなど想像もしていなかったのですが、1年~2年経った今、全く手順を覚えていなくて驚きました。学修会は自主的にするもので、先生達にアドバイスをもらうことができると思っていなかったので参加して良かったなと思いました。技術を修得するには期間をおいて繰り返し練習することが重要だと気づきました。 伊加田智美   今回は寝衣交換の練習をしましたが、1~2回生で学んだことを全く覚えていないことに驚きました。練習をせずに実習に行って実際に患者さんに援助をすると、なにもできず、患者さんに苦痛を与えてしまっていたと思います。自己学修会に参加して、技術を再確認できたとともに、定期的に復習をする必要があることに改めて気づくことができました。 黒木悠理   今回の学修会に参加することで、私は1・2回生の時に学んだ援助が思ったようにできないことを実感しました。実習に対する意欲を高めるとてもいい機会になりました。  重森春奈     3回生後期の実習では、これまで学んだ知識と技術を統合して看護を実践します。今後も継続して基礎看護技術の修得に向けて努力を積み重ね、学生が自分の力を信じて一人ひとりの対象者さんにより良い援助を提供できるよう願っています。   看護医療学科 基礎看護学領域 林有学・須藤聖子・小林智子・中西恵理   【関連記事】 市立東大阪医療センターの合同災害訓練に、学生が患者役として参加!~看護医療学科 教育・教授活動に関する自主学習会を行いました~看護医療学科教員レポート 2回生対象「第7回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科

2019.04.23

第17回畿央祭実行委員Blog vol.1~今年も畿央祭実行委員のブログがスタート!

第17回畿央祭実行委員ブログ 今年のテーマは「繋〜つながり〜」   こんにちは!第17回畿央祭実行委員長の稲本百花です(^^)/ 今年は「大阪のおばちゃん」の代名詞がつくほどの、パワフルで勢いのある稲本を合わせ、幹部19名を中心に畿央祭を盛り上げていきたいと思います!!!     さてさて、自己紹介はこのくらいにいたしまして… 本日から2019年度の畿央祭Blogをスタートします!!   今年で17回目の開催となる畿央祭。 稲本は1人1人違う色を持った人が集まり、合わさるとどんな色ができるのだろうと楽しみで仕方ありません٩( ᐛ )و! そんな畿央祭の様子や魅力をこの場をお借りし、畿央祭幹部が今年度も様々な情報をお届けしますのでよろしくお願い致します!   2019年の畿央祭は10月19日(土)・20日(日)の2日間に渡り開催いたします!!   畿央祭の気になるところの1つであるテーマ。 畿央祭2019年度のテーマは… 「 繋〜つながり〜 」に決定いたしました!!   繋〜つながり〜には、クラス、学科、学年を超えた繋がりが畿央祭を通じてできるようにと言う願いと、去年のテーマである掌を受け、実行委員が手を取り合って、繋がり、輪を作って、2019年度の畿央祭を作れたらなと言う意味を込めています。   そしてもう1つテーマと共に気になるのがつなぎ!この写真は去年のつなぎの写真になります!     今年のつなぎの色やデザインは一体どんなものになるのでしょうか?今後のブログで紹介していきますのでお楽しみに(^^)   さあ、畿央祭当日まで残り約6ヶ月。 畿央祭が終わるまで妥協なしの全力で走り抜けたいと思います!   第17回畿央祭実行委員長 現代教育学科2回生 稲本百花   ⇩昨年度の畿央祭実行委員ブログはコチラから⇩ ●第16回畿央祭実行委員Blogシリーズ

2019.04.16

奈良県教育委員会「奈良県次世代教員養成塾(前期プログラム)」を本学で開催!~現代教育学科

平成31年4月13日(土)の午後、奈良県の小学校教員を志望する高校生に、奈良県の教育を担う資質・能力を育成することを目的とした奈良県教育委員会「奈良県次世代教員養成塾(前期プログラム)」の第6回目の講座が、畿央大学において行われました。     当日は、県内の意欲あふれる高校生74名が参加し、教育学部の奥田俊詞教授を中心に、「私も小学生だった」 をテーマに、3時間にわたって研修が進められました。       幼い頃の遊びが自分にとってどのような意味があったのかを考えた上で、紙ヒコーキ作りや紙ヒコーキコンテスト、おはじき遊びのルール作りに取り組み、遊びと学びの関係や発達段階に応じた指導などについて考えました。         どの高校生も、とても熱心に、そして楽しく、半日を過ごしてくれました。 小学校教諭をめざす皆さんにとって、夢に向かうための一助となれば幸いです。  

2019.04.12

2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.5~健康栄養学科

2019年4月4日(木)・5日(金)の2日間にかけて、健康栄養学科による新入生宿泊研修が奈良ロイヤルホテルにて行われました。新入生96名、研修のサポートを行う在学生スタッフ9名、教員7名の総勢112名が参加しました。   今年度も「充実した学生生活・楽しい大学生活を送るために」を目的に掲げ、4年間の学生生活に向けて5つの研修が行われました。     ~1日目:4月4日(木)~ 研修① 自己紹介 学科長からの挨拶、教員や在校生の自己紹介の後、新入生が班ごとに自己紹介を行いました。事前のオリエンテーションで見つけた共通点、入りたい部活やサークル、趣味、特技などを発表しました。個性的な自己紹介もたくさんあり、楽しく聞くことができました。     研修② ヨーグルト製造工場の見学 昼食を終えた後、バスに乗り大阪府貝塚市にある「明治なるほどファクトリー関西」へ移動しました。往路では在学生スタッフによるレクリエーションを行いました。工場見学では、ヨーグルトの歴史や原料について学び、実際に製造ラインの見学をしました。こうした課外での学習も貴重な経験となりました。     研修③ 洋食フルコースのテーブルマナー研修 夕食はテーブルマナーを学びながら洋食のフルコースをいただきました。慣れない雰囲気での食事で初めは緊張している様子でしたが、美味しい料理を食べているうちに自然と会話も増え、楽しい食事の時間となりました。     研修④ クラスアワー 夕食後は各クラスに分かれて、4回生によるレクリエーションを楽しんだ後、担任の先生によるこれからの学生生活についてお話がありました。そして、自分が管理栄養士になりたい理由やどういう管理栄養士になりたいかを一人一人発表したり、自己紹介をしたりクラスの中での繋がりが深まったように思えます。       ~2日目:4月5日(金)~ 研修⑤ 教員・在学生講話 2日目朝食の後は、管理栄養士の国家試験の心構えや、キャリアセンターの谷口さんからのアドバイスを聞きました。そのあとには4回生による健康栄養学科の先生方や助手の先生の紹介、学生生活についての4年間の流れを説明していただきました。   最後の昼食をとった後、「夢をチカラに」をテーマに作文を書きました。2日間の研修を通して学生生活に対する意識が変わったのではないでしょうか。     一緒にこの研修を受けた仲間とともに4年間を有意義に過ごしてください。楽しみながら頑張りましょう!!!!!!    健康栄養学科2回生 戸村七海   【関連記事】 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.4~理学療法学科 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.3-2~現代教育学科2日目 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.3-1~現代教育学科1日目 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~人間環境デザイン学科 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.1-2~看護医療学科2日目 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科1日目

2019.04.12

2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.4~理学療法学科

2019年4月4日(木)・5日(金)に、大阪ガーデンパレス(新大阪)にて理学療法学科の新入生宿泊研修が行われました。新入生73名、新4年生5名(池田さん、尾崎さん、川上さん、中村さん、和田さん)、卒業生5名(坂東さん、石川さん、野田さん、浅野さん、田中さん)、キャリアセンター学科担当の竹本センター長、庄本学科長、田平学科主任、1組担任の瓜谷先生、2組担任の福森が参加しました。     <宿泊研修の目的> (1)様々な人々とのコミュニケーションを積極的に図り、今後の大学生活に役立てること。 (2)理学療法士と「徳」「美」「知」との関係を考察し、理解を深めること。   ~1日目:4月4日(木)~ 12時に集合してまずは昼食をとりました。     ▼庄本学科長の挨拶で宿泊研修がはじまりました。   新4年生の皆さんがユニークな自己紹介を考案してくれたので、大変盛り上がりました。最初は緊張していた新入生も徐々にほぐれてきたようです。自己紹介の間に「畿央クイズ」を入れて適度に調整をしてくれました。   ▼自己紹介の様子   次に新4年生の皆さんから、これまでの畿央大学での学生生活について具体的にイメージできるように自身の経験を交えて楽しく話してくれました。     その後、グループワークで「大学生活をよりよく過ごすために」について討論をしました。はじめての仲間との討論にも関わらず、新4年生のサポートを受けながらよい緊張感を持って話し合っていました。   ▼グループワークの様子   ▼討論の結果を発表しました。   各グループとも大学生活を充実させたいという決意をそれぞれの表現で表明してくれました。   ~2日目:4月5日(金)~ 2日目は卒業生5名から「理学療法士としてどのように日々仕事をしているのか」「どのような思いで臨床現場に臨んでいるのか」、また「理学療法士の仕事をしながら大学院で研究を続ける意味」についても分かりやすく話していただけました。先輩から実際の臨床現場・研究の話を聞けて、大学での勉学の重要性が理解できたと思います。しかし、勉学は重要ですが充実させるためには好きなこともメリハリをつけて、後悔しないように学生生活を過ごしてほしいとの重みのあるメッセージをいただきました。 お忙しい中、新入生のためにお仕事を休んで参加いただき感謝申し上げます。     その後、グループワークで「建学の精神と理学療法士を考える」について討論をしました。難しいテーマでしたが、新4年生や卒業生の皆さんのサポートを受けながら、様々な解釈がありましたが、それぞれ現時点で考えられる精一杯の結果を発表することができたと思います。     「建学の精神」を礎にしてこれからの大学生活を有意義なものにしてもらいたいです。メリハリをつけて自己管理して各自の夢に向かって進んでください。それが教職員一同の願いです。   ▼無事終了することができました。全員で記念撮影しました。   ◆おわりに 今回の宿泊研修を無事終了できたのも、様々な関係者の皆様のご協力のおかげです。卒業後の自分の姿を少しでもイメージできるようにと工夫してくださった卒業生の皆様、先輩として親身にいろいろな話やサポートをしてくださった新4年生の皆様、会場として快適に進行できるように努力してくださった大阪ガーデンパレスの皆様、学内関係者の皆様に御礼申し上げます。   理学療法学科 教授 福森貢   【関連記事】 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.3-2~現代教育学科2日目 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.3-1~現代教育学科1日目 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~人間環境デザイン学科 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.1-2~看護医療学科2日目 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科1日目

2019.04.11

2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.3-2~現代教育学科2日目

現代教育学科 ~新入生宿泊研修レポート 2日目~   ~2日目:4月5日(金)~ 前日より心配していた風も問題なく、この日は天気良好!ホテルのバイキング朝食でしっかりと力を蓄えた後、5年ぶりに白良浜で「砂の造形活動」に取り組むことができました。 西尾正寛先生のレクチャーを受けた後、いざ砂浜へ!先日までの肌寒さが嘘のように、日差しが暖かくとても気持ちの良い中で活動できました。昨夜の自己紹介グループワークで打ち解けたからか、各班でとてもスムーズに造形を始めていました。         最初に「バースデーケーキを作ろう!」とテーマを明確に決めて取り組む班、「とにかく高い砂山にしよう!」と作りながらテーマを考える班、途中で新たなイメージをひらめいて方向転換する班などさまざまでしたが、どの班も「造形活動」という1つの活動を皆で一緒に行うことによって、自然かつ活発にコミュニケーションがとれていました。また、仲間意識を育みながら、班のメンバー全員で作品をつくりあげるという達成感を共有できました。 作品が完成した後は班ごとに記念撮影し、砂浜を元の状態に戻します。苦労してつくりあげた作品を自分たちの手で壊すというのも、「砂の造形活動」の醍醐味です。           活動終了後はホテルで昼食をとり、閉講式を行って再びバスで帰途につきます。2日間はあっという間ですが、今年は天気にも恵まれ、非常に充実した時間を過ごすことができたため、学生たちには心も身体も良い意味で「疲れた」様子が見られました。     このように、ほぼ初対面同士の新入生が不安な中でも滞りなく活動できたのは、2回生・3回生の学生サポーター・スタッフの支えがあってのことです。新入生の皆さんにも、来年以降はサポーター・スタッフとして自らの体験を後輩に伝えていってほしいと思います。この宿泊研修がこれから始まる大学生活の第一歩となりますよう、また今回の体験が今後の学びに活かされますよう期待しています。   現代教育学科 講師 西尾祐美子   【関連記事】 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.3-1~現代教育学科1日目 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~人間環境デザイン学科 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.1-2~看護医療学科2日目 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科1日目

2019.04.11

2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.3-1~現代教育学科1日目

現代教育学科 ~新入生宿泊研修レポート 1日目~     2019年4月4日(木)・5日(金)の2日間にわたり、南紀白浜にて恒例の新入生宿泊研修が行われました。企画の趣旨は、将来に向けた作文や体験的な活動を通して学科の特徴にふれるとともに、新入生同士や教職員との人間関係を形成し、本学の成員としての自覚を育むというもの。新入生及び学生スタッフ・サポーター(学生SS)、教職員を合わせた計232名がこの研修に参加しました。     ~1日目:4月4日(木)~ 8時半に本学第二キャンパス駐車場に集合、9時にクラス毎に乗車したバス6台が白浜に向けて出発しました。各バス車内ではまず、教職員と学生SS及び新入生の自己紹介を行い、お互いの距離を縮めました。また、畿央大学学歌を繰り返し聴き、口ずさみながら、本学の一員としての士気を高めていきました。     正午、白浜に到着!まずは午後からの自然観察と研修セッションに向け、とれとれ市場にて腹ごしらえ。学生SSによる号令により、全員で「いただきます!」。地元の食材からなるお料理やお菓子をいただきました。     昼食後は3クラス毎に分かれ、近くの千畳敷、三段壁を巡り、白浜の自然にふれました。大自然を背景にし、所々で新入生同士や学生SS、教職員と交流している姿がありました。     14時半、宿泊・研修場所となるホテルシーモアに到着。15時半、同ホテルのコンベンションホールにて開講式。西端担任主任による司会進行にて、ホテル支配人様よりご挨拶。そしてその後、宿泊研修がオープン。全体セッションの導入では、上回生4名が新入生に向けてスピーチをしました。そこでは、自らの入学の背景や宿泊研修の受け止め方、そしてその後の学生生活、等についての語りがありました。新入生は熱心に先輩の語りに聴き入り、多様な生き方にふれる貴重な機会となったようです。     続いて、新入生は4年後の自分に思いを馳せ、決意を述べる「夢をチカラに」の作文に取り組みました。静寂なホールでは、鉛筆で文字を書く際の「コツコツ...」という音だけが鳴り響いていました。良い音ですね。     全体セッションの最後は、学歌で締めくくりました。バスの中で繰り返し聴いた学歌を学生SSによる伴奏に合わせ、232名全員で斉唱し、建学の精神を胸にしました。     入浴と夕食の休憩を挟み、続く20時からのセッションでは、学校教育、幼児教育、保健教育の学科コースに分かれ、学生SSをファシリテーターとしたグループワーク(なりきり自己紹介)を行いました。まず、コース毎で予め行われたくじ引きの用紙に記載されている内容カテゴリ(例:食べ物や筆記用具など)に基づきグループを編成しました。次に、その内容カテゴリから、自分を何かに例えると何がぴったりくるのかを想像し、画用紙にその絵を描きました。最後には、各グループ内で「なりきり自己紹介」を行い、初日のセッションが終了。明朝に行う「砂の造形」に心を向け、眠りにつきました。     現代教育学科 准教授 辰巳智則   【関連記事】 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.2~人間環境デザイン学科 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.1-2~看護医療学科2日目 2019年度 新入生宿泊研修レポートvol.1~看護医療学科1日目

2019.04.11

天理市のイベントで書道部「和さび」がパフォーマンスを披露!~書道部

こんにちは!現代教育学科3回生、書道部「和さび」部長の丹井万尋です。   書道部和さびは2019年3月28日(木)に奈良県天理市で開催された【春学】という合宿で書道パフォーマンスをさせていただきました。今回で4度目の参加となりました。   今回書いたのは、Little Green Monsterの『世界はあなたに笑いかけている』の歌詞です。とても笑顔になれる曲でしたので、今回のパフォーマンスを通してさらに好きになりました!     春休みを利用して個人練習と全体練習に分けてパフォーマンスの練習をして、本番に向けて頑張りました!文字の大きさや大きい筆で書く難しさに苦戦しながらもみんなで励まし合って練習をしていました!     本番はとても盛り上がりました!!楽しんでパフォーマンスをすることができ、観客のみなさんがとても喜んでくださったので嬉しかったです!!     書道部「和さび」は新入生大募集中です!!ぜひ来てください!!!   現代教育学科3回生 丹井万尋   【関連記事】 畿央大学 書道部『和さび』 Twitter 学生広報スタッフblog vol.238~天理市のイベントで書道部「和さび」がパフォーマンスを披露! 学生広報スタッフblog vol.205~書道サークル「和さび」入部レポート!

2019.04.10

ベトナムで老年看護学のカリキュラム構築に協力!~看護医療学科教員

ベトナム・カントー医療短期大学で 老年看護学のカリキュラム構築およびシラバス・テキスト作製に協力!   2019年3月25日(月)・26日(火)、ベトナム・カントー医療短期大学から招聘され、看護医療学科教授の山崎尚美と助手の島岡昌代がカントー市を訪問しました。ベトナムは2016年に高齢化率が6%を超えて高齢化社会に突入しました。これに先立ち2010年に高齢者法が施行されましたが、まだまだ看護職の高齢者看護の意義に関する認識は低く、大学のほとんどがまだ高齢者看護として独立していない状態です。そこで、カントー医療短期大学では、世界一の長寿国である日本の高齢者看護学を参考にしたいということで、山崎教授に協力の依頼がありました。第1回目の会議は、2018年11月に実施され、今回の訪問は2回目になります。ミーティングの参加者は、カントー医療短期大学のトゥアン学長、トアイ副学長、ホン副学長、トア学部長、他教員が21人、およびベトナム看護協会のムック会長、NPO法人AHPネットワークス二文字屋氏、奈良東病院岡田氏、CICSアイマイン氏、山崎教授、島岡の合計30人でした。   ▲ カントー医療短期大学の外観   わが国では2008年から経済連携協定(EPA)に基づく国外からの看護師の受け入れを行ってきました。ベトナムでも2012年に「看護師及び介護福祉士の入国及び一時的な滞在に関する日本国政府とベトナム社会主義共和国政府との間の書簡の交換」が行われ、多くのベトナム人就労者が来日しています。カントー医療短期大学は、学生数約3000人の看護学部のみの単科短大です。二文字屋氏は、冒頭の挨拶で「我々は、日本で介護するためのノウハウでなく、ベトナムの文化・風習に合った、ベトナムに必要な看護・介護の人材を育てることを目的にしている。ベトナムにとって必要な看護・介護を学び、日本に来て、その中から日本に合った看護・介護を行う。ベトナムに帰った後も日本の経験が活かせるように協力していきたい」と語られました。     ▲ミーティングでの 二文字屋氏の挨拶   第1回目の会議では、日本の高齢者看護に関する講義内容の説明があり、それを基にベトナムのカリキュラム案と講義内容(テキスト)を作成されており、今回の目的は作成したベトナムのカリキュラム案とシラバスやテキストの内容を検討することでした。 ベトナム看護協会のムック会長からは、「今回のテキストは、完成すればベトナム全土で使用することができる。内容を充実させることで、同じテキストを使用して教授する内容を選択し、短大・大学でも使用できるテキストを作成することが可能だ」との話がありました。   ▲ミーティングでの〈ベトナム看護協会会長〉ムック氏の挨拶   カントー医療短期大学では、2019年10月からモデル的に3回生を対象に新カリキュラムで授業を行う予定であり、学長からは「短い期間だが完成させて早く導入できるようにお願いしたい」と挨拶があり、その後6時間において積極的な質疑応答がなされていました。カリキュラム案については、どの時期に何をどれだけ教授するかについて、学内教員で何度も討議されました。現在は複数の科目で少しずつ入っている老性変化や疾患について、一つの科目にまとめ、系統立てて教授するため、カントー医療短期大学の先生方も誰がどのように行うかのイメージがつきにくいようなので、ムック会長から、単元ごとに小グループに分かれて、本日は単元のねらいまでは決め、後は宿題で内容を検討してくる提案が出されました。   この日の昼食は親睦会を兼ねてメコン川のほとりにある地元のベトナム料理のお店で食事会がありました。川面の爽やかな風が吹き込み、地元ならではの美味しい料理に話も弾みました。   ▲ランチタイムの風景   この日の夕方には、カントー医療短期大学の分校で、学生のうち希望者が主体的に集まって日本語の学習をしている日本語学校も見学させていただきました。こちらは、日本語能力試験のランクによってクラスが3つに分かれています。とても礼儀正しく、勉強熱心な学生達に感心しました。この教室では、日本の介護について学ぶことが可能になっていて来日後のリロケーションダメージ(環境の変化に伴うストレス)の緩和を心がけています。ベトナムでは“介護”という認識がなく、家庭で高齢者の世話をする“ホーリー”との違いに戸惑う学生も多いそうです。そのため、度々“ホーリー問題”について、教師や学生間で討論が行われるそうです。学生が自己の意見をしっかり主張して討論できるというところは、日本の学生も見習ってほしいところです。   ▲日本語学校の講義風景   ベトナムの朝は早く、会社や大学は8時からの始業が一般的だそうです。ベトナム時間に合わせて2日目は8時開始のミーティングとなりました。 驚くことに、カントー医療短期大学の先生方は一晩で、とても膨大な内容のカリキュラム案をすべて再検討し、ベトナム版のシラバスとテキスト案を修正されていました。そのため、2日目はそれぞれの単元のプレゼンテーションから始まり意見交換をしました。 山崎教授からは、ニーズの分析ができる看護師を養成することは、世界においてベトナムの看護職の社会的地位やポジションを確立するために必要であることや、理論を用いた教授の重要性や高齢者に適した理論の紹介、多職種が使える評価の導入などについての助言がありました。また、ベトナムでは認知症は加齢に伴うものと捉えられていたり、終末期看護についての捉え方がまだ構築されていなかったり、健康寿命という考え方がなかったりと、日本の医療との認識に多くの相違点があることがわかりました。   ▲ 2日目のミーティング風景   今回検討した内容をさらにブラッシュアップして、ムック氏および山崎教授との意見交換をしながらベトナムの老年看護学のカリキュラムが出来上がっていきます。大変な労力と根気の必要な作業です。 今回の訪問では、ベトナムの方の勤勉で熱心な姿勢に大変感銘を受けました。次回は6月12日(水)・13日(木)にベトナムから畿央大学を訪問されます。老年看護学領域では3回生の老年看護学援助論Ⅱで高齢者疑似体験の授業をそして基礎看護学領域では技術演習を見学していただく予定です。この交流がベトナムの高齢者看護の発展に大きく貢献し、近い将来、教育を受けた学生達が高齢者看護のスペシャリストとしてわが国のみならず世界で活躍することを期待しています。   ▲カントー医療短期大学の教員と訪問者   看護医療学科助手 島岡昌代   【関連記事】 韓国の認知症安心センター・認知症カフェ視察と講演レポート~看護医療学科教員 「第5回韓国老人福祉(認知症ケア)研修」を開催しました~看護医療学科

2019.04.10

大和伝統野菜の大和丸ナス見学ツアー!~ヘルスチーム菜良~

平成31年4月6日(土)に大和郡山市にある大和丸ナス農家である今西高弘さんのところへ、ヘルスチーム菜良※として健康栄養学科3回生1名が見学に行きました。   ※ヘルスチーム菜良…管理栄養士過程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓発活動に取り組んでいます。   大和丸ナスは、大和郡山市内で主に生産されている大和の伝統野菜ですが、実は京都市北区の上賀茂や西賀茂周辺で生産されている丸ナスの1種である「賀茂ナス」が突然変異して出来ました。肉質はよく締まり煮崩れしにくく、焼いても炊いてもしっかりとした食感があるのが特徴です。   大和丸ナスを育てる時、ハウス内の空調は換気扇(ハウス内が26度に達すると回る)で整えています。夏になると外気温も加わり、ハウス内が40度を超えることがあるそうです。しかし、ナスは元々インドが原産であるため、暑さなんかに負けません!     大和丸ナスを育てる上で大事な苗を見せて頂きました。大和丸ナスのほとんどは水分で出来ていることもあり、常に水を切らさないようにする必要があります。特に天気の良い日は注意です。ちなみに使用する水は、鉄を多く含む井戸水だそうです。   ▲左の写真は大和丸ナスの花で、この中から実を結びます。右の写真は生物農薬です。驚いたことに、これは薬ではなく、花や葉に寄生する害虫にとって天敵となる虫が入っていて、敢えてそれを寄生させることで害虫から大和丸ナスを守っています。また、それは大和丸ナスに影響を与えないので安心です。   ▲左の写真は実を結んでからたった2か月の大和丸ナスです。とても大きくて驚きました!人間で例えると、まだ幼稚園児くらいだそうです…。右の写真は葉の裏です。実は大和丸ナスは、ヘタだけでなく葉の裏にもとげがあります。とげに刺さらないように気を付けて下さい今西さんから頂いた大和丸ナス(右側の写真)です。切り口が緑に近いほど新鮮な大和丸ナスだと教えて下さいました!収穫する際、夜に水分を蓄えてから日の出とともに1つ1つ収穫するそうです。     大和丸ナス以外にも「古都華(ことか)」という品種の苺も育てられていました。一粒頂きましたが、とても甘くて美味しかったです!   今西さんの農地では、大和丸ナス、無花果、苺、大和丸ナス…という順に、周年栽培されています。     大和丸ナスを背景に撮った今西さん。大和郡山市ではお手頃な価格で販売されていますが、東京だと高級食材として扱われている大和丸ナスを、「1回食べてみて下さい!」とのことでした。   大和丸ナスの歴史や育て方、美味しい食べ方を知ることが出来て大変勉強になりました。大和丸ナスだけでなく、他の大和野菜でもこのような見学をする機会があれば是非参加したいと思いました!   健康栄養学科3回生 徳原有実   ~本学健康栄養学科の取り組み~ ●ヘルスチーム菜良 ●cookpad