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畿央の学びと研究
2017.12.05
第16回日本栄養改善学会近畿支部学術総会で卒業研究の成果を発表!~健康栄養学科4回生
2017年11月19日(日)に開催された「第16回日本栄養改善学会近畿支部学術総会」で、健康栄養学科4回生が卒業研究の成果を発表しました。 研究内容は児童に対する食に関する指導の授業が児童の知識・意識と行動に及ぼす影響です。発表したテーマは次の通りです。 ・大豆に関する指導が児童の知識・意識・行動に及ぼす影響について ・カルシウムの指導が児童の知識・意識・行動に及ぼす影響について 児童が豊かな食生活を送るための実践力をつけるために、学校教育で食に関する指導を行うことは重要です。そこで、食に関する指導が児童にどのような影響を与えるのか明らかにするため、小学校において授業を行い、質問紙法による調査により、その影響を分析しました。研究を進めるにあたって、児童にとって魅力ある指導、教材づくりに一番頭を悩ませましたが、指導によって知識理解を高める効果がみられたことはとても嬉しく思いました。今後、行動変容につなげていくために給食時間及び教科等における指導を通して研究を進めていければと考えています。今回、学会という公の場で自分たちの研究を発表できたことはとても良い経験となりました。 健康栄養学科4回生 前田千晶・峯純平 【関連記事】 平成29年度 健康栄養学科卒業研究発表会を開催!~教員レポート
2017.12.04
学生広報スタッフblog vol.235~現代教育学科幼児教育コースの学びレポート!
学生広報スタッフ、現代教育学科2回生の家平悠那です。今日は、これまで受けてきた幼児教育コースの授業や実習などで「印象に残っているもの」についてお話しします! 大学に入って衝撃を受け、学びの多かった一番オススメの授業は永渕先生の保育内容の研究「環境」でした!自分が見ていなかった視点からの考え方をいつも教わっていました。例えば、子どもは自分の言葉で十分に思いを表現出来ないので、態度や絵など日常のいろんなもので自分の感情を表現するのですが、特に「絵からはその子の気持ちや感情が本当に読み取れる」という実体験を元にした話をうかがった時は驚きました。そして、何でも手助けするのが保育士の仕事ではなく、その子が成長し、その子らしさを残し生かすためにどのように関わるのかが大切だと一番感じた講義でした。 また実際に体を動かしたり楽器を使って模擬保育を行う実践的な保育内容の研究「運動遊び」「音楽表現」等もオススメです! 実習では、夏に泊まり込みで行った児童養護施設の実習が印象に残っています。自分の身の回りにない施設で、本当に未知の世界でした。実習先は児童養護施設や乳児院、障害者支援施設などで、通いや泊まり込みなど様々でした。私は泊まり込みということで、なかなか経験できない時間帯での実習(夜勤、早朝)を経験することができました。ドラマやネットの影響もあり、なんとなくあまり良いイメージを持っていませんでしたが、実際行ってみるとそんな先入観はどこかに吹き飛んで行きました(笑)今まで幼稚園教諭しか頭になかった自分の中で、将来の視野が広がった実習でした。 また、ボランティアセンターから応募して参加した長期休暇中のキャンプ(小学生と野外施設で数時間過ごすもの)では、普段なかなか触れ合うことのできない年代の子どもたちと実際に生活を共にすることで、講義では学ぶことができないことや臨機応変に子どもに対応する力、全員がそれぞれ違う個性を持った子どもたちとの関わり方を学ぶことができました。ボランティアの中では一番オススメです! これから幼児教育コースに進もうとしている皆さんの参考になれば幸いです! 現代教育学科2回生 家平悠那 ●その他の学生広報スタッフblogはコチラから!
2017.12.04
特別な支援が必要な子どもたち向けのプログラミング教育の模擬授業を実施!~教育学部3年次配当「社会と情報」
11/1(水)にプログラミングキューブ(命令が描かれた段ボール)を用いて、「からだでプログラミング」の模擬授業を行いました。「からだでプログラミング」とは、フジテレビKIDSの子ども向け番組「ポンキッキーズ」で放送されているもので、コンピュータは一切使わず、プログラミングキューブに描かれたコマンド通りに身体を動かすことによって学ぶ番組です。さらに、プログラミングキューブを子ども自身で組み立てることにより、論理的な思考力も養うことができます。 私たちは、プログラミングキューブを使って、特別な支援が必要な子どもたちを対象とし、プログラミング教育の模擬授業を行いました。 私たちの班は、先生役、メンター(支援員)役、子ども役二人の四人で授業を行いました。まず、車いすを利用している、上肢に障がいがある、多動性がある、など具体的に子どもの特性を設定しました。プログラミングキューブのコマンドは、大きな矢印(上下左右各一つずつ)と手をたたく動作の計5種類を使いました。矢印はその方向を指さすというコマンドで、矢印一つごとに手をたたく動作を入れることで毎回落ち着いて次の動作をできるように工夫しました。また、上肢に障がいがある場合は、思い通りに手を動かすことができず指さすことが難しいため、その方向を向くことを代替行動として設定したり、多動性のある子どもが集中しやすいように、メンター(支援員)役が横について定期的に声掛けをするようにしました。 ▼模擬授業の様子(写真は別グループのものです) 模擬授業では、全体の流れがスムーズになりすぎて、少し急ぎ気味になってしまったこと、教師役が鏡動きを忘れてしまったことが主な反省点となりました。しかし、楽しい雰囲気を作って活動できたことはとてもよかったと思います。 授業後にもらった感想やアドバイスでは、「メンターの位置が子ども二人の間にいて子どもの様子が見やすくなるようにしていてよかった」「ブロック一つ一つ例を示してわかりやすかった」「キューブの組み換えができたらもっといい」などがありました。 他の班では個性的なプログラミングキューブをつくったり、動きや活動が興味深いものだったり、プログラミングキューブの並び方自体を変えてしまったりと、さまざまな特徴や工夫を見ることができました。 実際に模擬授業をしてみることで、説明の難しさや活動の面白さに気づくことができました。プログラミングと聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、こういった活動を通して楽しみながら学習ができればいいなと思いました。 現代教育学部3回生 長尾泰成・深川和哉 【関連URL】 総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業に本学が採択されました。 「自立活動の時間」に応用可能な教育モデルの開発(facebookページ)
2017.12.04
広報「こうりょう」でKAGUYAプロジェクト特集の連載開始!
既にご覧になった方もいらっしゃると思いますが、広報「こうりょう」平成29年12月1日号より、KAGUYAプロジェクト※の特集記事の連載が始まりました。 ※広陵町×畿央大学KAGUYAプロジェクトは、地元広陵町と畿央大学が連携して地域住民の健康を支援しながら「元気のヒケツ」を探る地域密着型研究プロジェクトです。詳細はホームページをご覧ください。 ▼画像をクリックすれば拡大できます 研究代表者の文准教授も協力して、よりよい健康づくり・まちづくりにつなげる本プロジェクトの目的や意義が住民の皆様にわかりやすく伝わるようマンガ形式になっています。 第2回からは、平成27年度、28年度に実施したベースライン調査の集計結果を、一部ではありますが、ご報告していきます。他の研究メンバーも順次登場します。 今後もどうぞご期待ください! ●広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」ホームページ KAGUYAプロジェクトに関する記事はコチラから!
2017.12.02
同窓会レポート~理学療法学科10期生同窓会!
今年も、理学療法学科10期生で同窓会を開催しました!2017年11月18日(土)夜に、約半数の35名が集まり、楽しい時間を過ごしました(^^) 各々の分野における臨床での出来事を話し合ったり、プライベートの近況報告を行ったり。話す話題は以前とガラッと変わりましたが、周りの同級生の頑張っている様子を聞くことで、良い刺激になりました。また話をしていると学生に戻った気分になり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 入籍した人、誕生日が近い人にはケーキを用意してみんなでサプライズお祝いしました♪これからもきっと良いニュースが飛び込んでくるであろうと考えているので、またその際にはお祝いしたいと思っています! その後、一次会では物足りず、二次会に行くメンバーも、ちらほらいました。 このように大勢で集まることのできる機会は一年に一度ですが、畿央大学でのこのつながりは途切れることなく続けていきたいので、また来年も開催しようと考えています! 理学療法学科10期生 石川奈穂 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2017.11.30
100食限定!ヘルスチーム菜良×学食コラボ第2弾「旬の野菜をたくさん摂ろう!」12/6(水)・7(木)に発売!
畿央カフェカトレアにてヘルスチーム菜良*と学食のコラボメニューを販売します。11月末に販売された第1弾「秋のヘルシーランチ」に続き、今回は第2弾となります。 *ヘルスチーム菜良…管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、食育啓蒙活動、レシピ開発に取り組んでいます。 「旬の野菜をたくさん摂ろう!」 冬野菜の和風パスタ、ミネストローネ、ポテトサラダ、かぼちゃプリンがセットで500円! 12月6日(水)・7日(木)@学食(畿央カフェ カトレア) ▲クリックで拡大します! 私たちのグループでは、メニューの完成に向けて、2回の試作を行いました! ▼1回目の試作(冬野菜の和風パスタ、ミネストローネ、ポテトサラダ) ▼2回目の試作(冬野菜の和風パスタ、かぼちゃプリン) この献立で、野菜摂取量の目標(350g/日)の半分以上を満たすことができます。ふだん野菜が不足しがちな方におすすめです!また、冬キャベツや小松菜、カリフラワー、かぼちゃといった旬の野菜を使用しており、季節を感じられるようにしました。旬の時期の野菜は、他の時期に比べて味が良く、栄養価も高いとされています。 1日100食限定ですので、ぜひお早めにお召し上がりください! 健康栄養学科2回生 竹元優花 【関連記事】 100食限定!ヘルスチーム菜良×学食コラボ第1弾「秋のヘルシーランチ」を11/29(水)・30日(木)に発売! ヘルスチーム菜良の取り組みを読む
2017.11.29
Timberize TAIWAN 2017 Student Competitionで佳作&入選賞を受賞!~人間環境デザイン学科
人間環境デザイン学科3回生の田中創と春花拓海です。 この度、台湾で開催された「Timberize TAIWAN 2017 Student Competition」というコンペに人間環境デザイン学科から3チームが応募し、そのうち2チームが予選を通過しました。そして2017年11月25日(土)最終選考会に出席するために、3回生6名、2回生2名、教員2名で台湾まで行ってきました。 このコンペでは英語でプレゼンテーションをする必要があります。専門的な用語も多数含まれていて翻訳に苦戦しましたが、人間環境デザイン学科の先生(三井田先生と陳先生)以外に教育学部のムース先生にも翻訳や発音、プレゼンテーション指導にご協力頂きました! 苦戦しながらもプレゼン資料を完成することができました。先生方、本当にありがとうございました。 それでは予選を通過した2作品を紹介させていただきます。 【1チーム目】 悠々自適 ~自然と共に~ 「外の世界に煩わされずに、自分らしく生活を送る」ということをコンセプトに考えました。 この住宅は、中庭を広く持ち風を活かすために、夏には涼しい風が吹き込むように。冬には寒い風を妨げるように考えました。また、台湾の高温多湿な環境を過ごしやすくするために、鞘屋根(さややね)構造という日本の伝統的な屋根構造を採用し、自然と共に生活できる住宅を設計しました。 コンペの会場に入ると、他の発表者の模型も並んでいて、周りの学生たちが台湾語で会話をしていて、その空気感だけで、ものすごく緊張しました。いざ、本番では頭が真っ白になり、声が震えてしまうほど緊張してしまいましたが、たくさん練習をしていたおかげで、スムーズにプレゼンテーションを行うことができ、入選賞(第6位)を受賞することができました。 今回のコンペでは、普段の学生生活では経験できないような緊張感や達成感など、様々なことを学ぶことができました。また、初めて訪れた台湾で、日本語が通じない世界、日本とは異なる文化の建築様式、食べ慣れない本場の台湾料理など、日本で勉強や生活をしているだけでは決して味わえないようなことも経験することができました。 この経験はこれからの学生生活の学習意欲の向上だけでなく、将来、社会に出ても役立つものになったと実感しています。本当に貴重な経験ができました。ありがとうございました! ▼(写真左から)竹葉海翔・久保友樹・田中創・今西一志 【2チーム目】 風のない家に快適さはない この住宅は、台湾の強い日差しと湿度への対策として、家の周囲を覆う日よけのルーバーや、1階から4階まで伸びる大きな吹き抜けを採用しています。 実際の木材を使った軸組模型の製作や発表用の台本の英語翻訳など、苦労した点を挙げるとキリがありませんが、2回生と3回生が力を合わせて一つの作品を作り上げていくという過程はとても楽しいものでした。 本番では、審査員の方々から鋭い質問が飛んでくることもあり、自分たちの未熟さを実感する結果になりましたが、何度も練習したおかげで英語での発表も上手くいき、第4位に与えられる「佳作」というとても名誉な賞をいただくことができました。 それだけでとても光栄なことではありますが、他のチームの作品もとても素晴らしく、もっと発想や技術を磨かなければいけないと感じました。この先の大学での勉学により一層励んでいきたいと思います。 ▼(写真左から)服部七海・春花拓海・佐川大介・前田光貴 今回の活動を通して、私たちのプランに何度も助言をいただいたゼミの先生方や英語での発表にアドバイスをいただいたムース先生に、この場を借りて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました! 人間環境デザイン学科3回生 田中 創・春花 拓海 【関連記事】 竹取公園ツリーハウス『みんなのひみつきち』披露式典~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ~ 3回生がカフェの空間デザイン・工事に協力!~人間環境デザイン学科 畿央祭・ウェルカムキャンパス企画展示「紐庵」~人間環境デザイン学科
2017.11.28
TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.51~11月勉強会は高齢者体験!
こんにちは!健康支援学生チームTASK※看護医療学科2回生の増田朱莉です。2017年11月16日(木)に、勉強会として高齢者体験を行いました! ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。 今回は大学にある高齢者スーツを着用して、高齢者の日常を体験しました。内容としては、折り紙で鶴を折ったり、椅子に座っている状態から立ち上がってみたり、階段の昇り降りを体験しました。 鶴を折るのに時間がかかったり、うまく折れなかったりしたことから、指先を自由に動かせないということが分かりました。また視野が狭く、耳も聞こえにくいため、私たちが普通に過ごしている生活の中にも、高齢者にとって危険なことがあると分かりました。高齢者体験をしてみて、以前より高齢者の気持ちが分かったので、これから高齢者のために私たちができることはないか考えていきたいと思いました。 ▲TASKの「T]! 看護医療学科2回生 増田 朱莉 ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。
2017.11.27
日本初の体験型英語施設「OSAKA ENGLISH VILLAGE」で合同学外実習!~現代教育学科
平成29年11月16日(木)に教職実践演習(中高英語)と英語科指導法の合同学外実習で、OSAKA ENGLISH VILLAGE(OEV)に行ってきました。OEVは万博記念公園近くのEXPOCITY内にあり、日本初の体験型英語教育施設です。アメリカの日常や文化・歴史をモチーフにしたシチュエーションルームは全部で23か所あり、それぞれのテーマに沿ったクラスで英語を体験できます。 OEV内はアメリカの街並みが再現されており、ネイティブの先生と“活きた英語”を使い、楽しみながらコミュニケーション力を身につけることができます。レッスンはA~C、そして大人向けの4つのレベルに分けられており、自分に合ったレッスンを受けることができます。私たちは合計3つの大人向けレッスンを受けました。その様子をご紹介します。 ①Police Station アメリカのPolice stationの中にあるもの、また、収容所(鉄格子を模したもの)やマグショット(捕まった犯人や犯罪者などの身長を図るための横線)、警察官が実際に使用している制服や拳銃、こん棒、手錠などを見せていただきました。また、活動の中では殺人現場に残された証拠や指紋と、犯人候補と考えられる人を比較し、真犯人を突き止める、というものを行いました。 このとき、指紋以外にも残されたアクセサリーや髪の毛などをヒントに突き止めていくのですが、活動の流れなど、外国語活動の授業で取り入れたら面白そうな題材だと感じました。また、参加されている一般の方に、「いつも同じコースで来ても、受けられる体験活動は毎回異なっているのが面白い。」というお話もうかがい、何度も体験しに来てもらえるような工夫が感じられました。 ②Las Vegas このレッスンでは受ける前から楽しそうな雰囲気を感じていました。そして、いざレッスン開始。担当の先生に招かれて入った部屋はLas Vegasの雰囲気を模していて、私たちが座った机はテレビで見たことのある、トランプをやるような表面が緑色の机で、ますます楽しみになりました。 レッスンでは英語を使ってUNOをしました。最初に先生からルール説明を受けましたが、先生の話し方やモニターを使った説明は「早くやりたい」と思わせるような工夫がたくさんされていて、大学生でもそう思ったので、小さな子たちならもっとそう思うだろうと感じました。実際にUNOをしているときも先生は来ている人全員に話しかけ、その話題をグループに広げる工夫もあったので、1人で来ている子がいても孤独感などは抱かないだろうと思いました。先生の話し方の工夫などもあり、レッスンの時間はとても楽しく、30分があっという間でした。先生の興味関心を引くような話し方は、社会に出ていくときにとても重要になると思いました。 ③White House 教室の内装は、White Houseに似た作りになっていて、大統領が座る椅子などもありました。その椅子に座り、大統領になった気分を味わうことができました。レッスンは主にアメリカの大統領の歴史について学びました。大統領の顔写真、名前、その人がした方策などについての問題を問いかけられ、それに英語で答えるという形式で進められました。私が一番印象に残っていることは先生との英語を用いたスモールトークです。 先生は、英語でアメリカの大統領について詳しく教えて下さいました。今の学校教育では、ただ単に、「英語を教える」のではなく、「英語で物事を教える」ということが大切になってきているので、私もその先生のように、生徒たちに「英語で物事を教える」ということを実践して、英語の楽しさを伝えていきたいと改めて感じることができました。 OEVには、壁に英語が書かれていたり、ニューヨークの街並みが再現された広場があったりと、どこにいても英語と触れることができます。また、レッスンの空き時間には他の先生たちと話すこともでき、常に英語を使う環境にいることになります。シチュエーションルームもトラベルエージェンシーやエアラインのような旅行関係のものから、ゴールドラッシュやダイナソーパークなど実際に体験できるものまで幅広くあり、大人でも十分楽しめるように工夫されていました。 どのレッスンでも、生徒の興味を引く話し方、活動内容や教材の工夫、英語を通して何かを伝える、という今私たちが大学で学び、模擬授業などで実践しようとしていることが当たり前のように行われていました。OEVで体験し、学んだことをこれからに生かしていきたいと思います。 教育学部現代教育学科4回生 川村駿平・鍬田ひなの・中村友香・松浦雅広 【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.227~第43回全国英語教育学会 島根研究大会に参加! 英検準1級合格体験記&英語力向上の取り組みレポート!~教育学部 イギリス短期語学留学の記事はコチラから!
2017.11.24
学生広報スタッフblog vol.234~「なら糖尿病デー2017」参加レポート!
学生広報スタッフ、理学療法学科のKです。今回の内容は「なら糖尿病デー2017」についてです! 理学療法学科の3回生になると「代謝系理学療法学」という、代謝系疾患を含む内部障害に対する理学療法について学ぶ授業があります。その中で紹介された、畿央大学健康栄養学科の熊本先生と理学療法学科の松本先生も運営委員を務める「なら糖尿病デー2017」に参加してきました! 私は午後の部から参加したのですが、NTE栄養劇場では健康にいいとされる野菜ジュースやサプリメントの話などが寸劇に組み込まれていて、栄養士の方が説明してくださるのがとてもわかりやすかったです! 講演会では、テレビや週刊誌で間違えた情報などが流れ、勝手に薬をやめてしまう患者さんなどもいらっしゃって、お医者さんがいうよりもNHKが言うことを信じてしまう患者さんが多いことに対して「マスコミに負けない」という思いがすごく伝わってきました。 また、10秒に2人が糖尿病を発症し、10秒に1人が糖尿病で死亡されているということを初めて知り、驚きました。普通に数字を見ただけでは分かりづらかったのですが、先生の話し方がわかりやすく、すんなりと聞くことができました。 糖尿病の合併症である「しめじ(三大合併症)」と「えのき」というのはご存知でしょうか。 「しめじ(三大合併症)」 ●「し」は神経障害 ●「め」は目の病気である糖尿病網膜症 ●「じ」は腎症のことで細い血管の障害 「えのき」 ●「え」は壊疽(えそ) ●「の」は脳卒中 ●「き」は虚血性心疾患のことで太い血管の障害 を指します。 この2つは私も授業で習っていて知っていたのですが、上記以外の糖尿病の第七の合併症として認知症があるそうです。動物の名前テスト(1分間)で動物の名前を13個以上言えないと認知症の疑いがあるというのは有名ですが、11個以上言えないと糖尿病のインスリン注射を自分で打てない人が多いというのも初めて知りました。 ベジファーストという野菜をまず初めに食べることをすると血糖値が上がりにくいというのは都市伝説ではないということや、 30分ごとに5分間歩くと血糖値がさがるということもおっしゃっていました。今回の講演会で今まで知らなかったことをたくさん知ることができ、とても勉強になりました。 講演会後には各ブースでいろいろな体験コーナーがありました。例えば、健口(けんこう)チェックでは、口の動きチェックや唾液検査などを歯科医師と歯科衛生士に見ていただけたり、足の機能チェックでは足趾(足のゆび)の握力検査などを理学療法士に検査してもらえたりなどがありました。 ▲足の機能チェックのブースでの様子 混みあっていて私はブースに参加できませんでしたが、参加していらっしゃる方が積極的に携わっているのをみて、こういう方々を増やしていくこと、また、糖尿病の患者さんを減らしていくことが、私たちがめざすべき理学療法の姿なのではないかと思いました。 ●その他の広報スタッフblogはこちらから!
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