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人間環境デザイン学科

2014.02.04

「畿央大学生によるアート展」をエコール・マミで開催中!(人間環境デザイン学科)

人間環境デザイン学科2・3回生が学年の枠をこえて地元企業や市町村、地域住民の方々と地域の課題解決に取り組む「プロジェクトゼミ」。加藤ゼミでは例年、大学隣接のショッピングセンター「エコール・マミ(通称エコマミ)」様と連携して改修提案などを行っています。それに加えて昨年は「畿央大学生によるアート展」を開催させて頂きました。 今年は「春のおとずれ」というテーマをいただいて、エコマミ北側1階セントラルコートをお借りして開催しています。     加藤プロジェクトゼミ・アート班5名は、暖色のグラデーションで冬から春をイメージし、天井から雪と桜のモチーフを吊るして美しい立体造形に仕上げました。     2月7日(金)まで展示されていますので、皆さん是非見に来て下さいね!     学生のコメント 下高谷徳之君(3回生) 「今回、アート班のリーダーをさせてもらって、企業様との事前打ち合わせやスケジュール調整などやることが多くて大変だったけど、アート班みんなが協力して1つになれた気がしました。作品としては、制作の部品が多くて予想以上に時間がかかりました。またエコールマミさんに搬入する際も繊細な作品のため風でもつれたりして苦労しました。しかし、作品としては素晴らしく綺麗なものができて良かったです!責任感や団結力などいろいろなことを得ることができました。プロゼミをやらせてもらって本当に良かったです。」   荒尾尚樹君(3回生) 「今回のアート作品は吊るすという条件があったので、安全性と軽量化が課題でした。プラン作成の時点でかなり時間がかかってしまい、作業を急ピッチで進めていくのが不安でしたが、なんとか出来上がってよかったです。自分たちが思い描いていた以上によかったと思います。真下から見上げると、より綺麗に見えるので是非たくさんの人に見ていただきたいです。」     荒川朋毅君(3回生) 「今回のアート制作はまず天井アートということでどんなのがいいかとか企画の時点でとても悩みました。なんとかアイデアがまとまって、いざやってみても失敗を繰り返しました。特に糸を扱うのが非常に難しく、すぐに絡まるので大変でした。搬入作業でも絡まってしまい予定よりかなりオーバーして作業を進めていきました。完成作品が想像もできなかったので、エコールマミさんで完成させ吊り上げた時は本当に嬉しかったのを覚えています。少しでも多くの人に見ていただければ幸いです。」   谷川彩理さん(3回生) 「最初の、アイデアを出し合い案が決定するところまでは順調でした。しかし、材料を集めてみたものの、扱いが難しかったりと自分たちが思い描いていたようにはいかず、さまざまな変更をしなければなりませんでした。今回の制作を通して、一番初めの計画をしっかり立てること、試作品を作り材料をよく検討することの大切さを改めて感じました。完成して本当に良かったです。手伝っていただいたみなさん、感謝しています。ありがとうございました。」       小林杏佳さん(2回生) 「与えられたコンセプトから1つの大きな作品を限られた期間でつくり出すのはとても大変でした。その分完成した時の達成感がとても大きかったです。アート班の先輩方、手伝ってくれたゼミの皆様、加藤先生、エコールマミのみなさまの協力のおかげでできた素晴らしい作品だと思います。ありがとうございました。」     【エコマミ連携記事】 2012年度「畿央大学生によるアート展」 2011年度提案 2009年度提案  

2014.01.04

高大連携授業「健康管理論」で“健康管理計画”発表会を開催しました。

畿央大学健康科学部の人間環境デザイン学科、看護医療学科合同授業である選択科目「健康管理論」には、畿央大学と同じ冬木学園の関西中央高等学校の高校生6名が科目等履修生として参加しています。   1年間を通して、大学生と高校生が一緒に健康の考え方や、健康に影響する生活要因から自分たち自身の健康状態、食生活バランス、体力測定などの体験を通して健康管理の必要性を学習してきました。その学習内容を活かして、自分の健康課題を見つけ、目的と目標、その達成のための行動計画をグループで共通に取り組む“健康管理計画”を立案し、1.5ヶ月に渡り取り組んできた成果を12月21日の授業で発表しました。   「スマートフォンをいじることが睡眠を妨げている」という共通の健康課題が見つかったグループは、“寝る前に見る時間を30分以内にする”という目標を挙げ、実行すると熟睡できたという成果が見られました。   他にも“早寝早起き”,“1日3食”,“風邪をひかない”など実行しやすいことを目標にし、規則正しい生活をしている高校生とアルバイトや授業の開始時間などで変則的な生活をしている大学生では、実行状況にも差がでたことや、独りではできないこともグループだと声かけや励ましあうことで実行しやすかったことなど、取り組みを通しての学びが発表されました。   わかりやすい発表にするためにパワーポイントに工夫を凝らしたグループもありました。     また発表内容を学生同士で評価し、 グループとしての団結力が高かった高校生混合グループが“よく頑張ったで賞”を、 発表のわかりやすさでは大学生チームが“わかりやすかったで賞”を受賞しました。               報告:健康管理論担当 看護医療学科准教授 松本泉美

2013.12.05

「風の声を聴くバードハウス」をご紹介!

11/22(金)~12/1(日)に開催されていた「2013 クリエイターがつくるバードハウス展」に、人間環境デザイン学科の加藤信喜先生・奥村亜希先生が、「風の声を聴くバードハウス」を出品されていました! このバードハウスは、畿央大学10周年記念モニュメント「徳知美」にも取り付けられている「風鈴隠し」をアレンジした作品です。     今回は、作者の加藤先生からコメントをいただきました。   バードハウスは日本語で「鳥の巣」。 僕は小さい頃、鳥になりたかったんです。空を自由に飛べるなんてウキウキしませんか。いつか夢の中で空を飛べるようになりました。この夢があまりに面白くて寝るのが楽しみでした。そんなことで鳥にはとても興味がありました。 バードハウスプロジェクトという組織があるのを知り、直ぐに会員になりました。住宅の設計が好きなものですから、鳥の巣もかわりません。   畿央大学開学10周年記念モニュメントのコンセプトは「徳知美」です。 モニュメントで、空間のみならず時間を表現できないものかと悩んでいました。 そして、環境を五感で伝えることが時間と繋がっていくと考え、大きな飛鳥石の裏に鳥の風鈴をこっそりしのばせました。裸のままでは雨がしのげません。そこで風鈴を隠すために小さなバードハウスをつくったのでした。 タイミングよく、関西のクリエイターが集う『バードハウスプロジェクト2013』が開催されることになり、直ぐに申し込みました。作品化するために奥村先生に加わってもらい、今年の夏休みに2人で制作しました。 僕だけだときっとかたい作品になっていたのですが、奥村先生の加入で俄然カワイくなりました。 会場は無風状態なので小さい扇風機を使って風を送り込みました。風の声を聴くバードハウスです。     11/22(金)はオープニングパーティがあり、加藤プロジェクトゼミ生も沢山集まってくれました。 作品には、黒川紀章氏や安藤忠雄氏のものもあり、見応えのあるものでした。   健康科学部人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜   ※バードハウスは、12/8(日)『地域連携フェア』でも展示されます。かわいいバードハウスを、ぜひ見に来てください!

2013.11.27

学生広報スタッフBlog vol.109~Student Assistant紹介!

こんにちは。人間環境デザイン学科4回生の羽瀬と坂本です。   今回のブログはあまり知られていない「SA」を紹介しようと思います。 SAとはStudent  Assistantの略で、授業の補助をするアルバイトです。しっかり時給も発生しています!   今回私たち二人がSAとして手伝うのは、人間環境デザイン学科の「住環境CAD」という授業です。CAD(Computer-Aided Design)は、図面を手書きではなくPC上でかけるソフトのこと。CADを活用することによって、図面を書くスピードが断然に速くなります。私たちSAは授業の準備であったり、後輩にわからないところを教えたり、今までに経験したノウハウを教えています。     これが授業風景です。SAは後輩の様子を見つつ、アドバイスを行います。     みんなまじめに取り組んでいます。 3時間集中して画面に向かい続けているのでかなり疲れていると思います。     最初真っ白だった図面も、だんだん出来上がってきていますね。 授業を受けていくことでここまで上達しました。   私たちがSAとして後輩を教えることで、とても大変だった設計製図の授業などに役立たせてくれたらいいなと思っています。   以上、SAの紹介でした。ありがとうございました!

2013.11.07

学生広報スタッフBlog vol.103 ~宮城県石巻市「古民家再生バスツアー」に参加!

こんにちは。学生広報スタッフ、人間環境デザイン学科4回生の田中智江です。 大学生活最後の夏休み、宮城県石巻市の尾ノ崎地区にボランティアに行ってきました。 少しでも多くの方に知っていただきたく、ここで報告させていただきます。 最後まで読んでいただけたら嬉しいです。 私が参加したのは、NPO法人しゃらくさんが企画されている「古民家再生バスツアー」というもので、 津波で甚大な被害を受けた古民家を修復し、その古民家を拠点として、尾ノ崎を活気づけていくことを目標として企画されているツアーです。     初めてお会いする25名の方々と3日間を共にし、古民家の修復作業のほかに、石巻市立大川小学校、仮設住宅の見学もさせていただきました。   現地に到着し、まず驚いたのは、“何も無い”こと。 がれきは撤去されて残っておらず、住宅が建ち並ぶ集落だった場所も、残っているのは家の基礎の部分だけ。 地盤沈下が起こり、湖のような大きな水たまりが一面に広がっていました。 震災から約2年半、がれきは無くなったけれど、まだまだ復興と呼ぶには程遠い状態であることを目の当たりにしました。 ボランティアの募集も、作業系でとにかく人手を要するのものはほとんど無く、現在は被災者の心のケアなどが主流だそうです。 そして、大川小学校へ。 大川小学校は、東日本大震災で、学校として最大の犠牲者を出し、校庭に避難していた児童108名中70名が死亡、4名が行方不明。 校内にいた教職員11名中9名が死亡、1名が行方不明となった場所です。     小学校の周りも建物は無く、数台のトラックが行き来しているだけで、まるで現実味のない光景。 ところどころ崩れ落ちた校舎が津波の恐ろしさを物語っていて、子どもたちが体験した恐怖を想うと、言葉が出てきませんでした。   そして、仮設住宅の見学。 昨年、先輩の卒業研究のお手伝いで仮設住宅の模型を作ったので、どんな状況なのか予想はしていました。けれど、無数の白い箱が整然と並んでいる様をこの目で見て、あれから何一つ変わっていない現実と直面しました。 これだけしか進んでいないのかと責める気持ちが出てしまいました。 けれど、住人の方の口から出たのは「こんな小さな家でも、用意していただけてありがたい」というお言葉。 こんな状況でも、真っ先に出てくるのが感謝の言葉で、反省したといいますか、心が洗われるようでした。 また、津波でお孫さんを亡くされたおばあさんは、「私の孫の分も、頑張って生きてね」と声をかけてくださり、 全く見ず知らずの遠方からやってきた私たちを、暖かく送り出してくださいました。 そんな前向きさや優しさに、被災地の方の強さを感じましたし、人として大事なことを教わった時間でした。     1日目の作業は、稲刈り組と古民家組に分かれ、それぞれ作業しました。 私は尾ノ崎の古民家へ向かい、今晩の宿泊の準備などをお手伝いしました。     お手伝いしたお家は、神山さんという方のご自宅で、築100年を超える立派なお屋敷です。 元は企業で勤めていらっしゃった、現ジャパンヘリテイジ株式会社の田邉さんが神山さんと出会い、 古民家再生プロジェクトが始まりました。 このツアーも、田邉さんの協力のもと行われています。 尾ノ崎に惚れ込み、単身でこの地にやってきた田邉さん。そのお話を聞いているだけでも、 私は胸がいっぱいでした。   (↑しゃらくさんのホームページより。)   その日は、寝具の準備、薪割りなどをお手伝いしました。 建築士の方が来られていて、思いがけず将来のお話も聞くことができました。 どこにどんな出会いが転がっているか、行動してみないとわからないですね。       夜は参加者の方たちと月明かりの下でいろいろなお話をし、 裏山に建つビニールハウスで就寝。スリル満点でした。(笑)     翌朝はご近所の方との山登りからスタート。 神山さんが女川で獲れたさんまをさばいてくださり、 これまた神山さんが炊いて持ってきてくださったごはんをみんなでおにぎりにして 朝ご飯をいただきました。新鮮でとてもおいしかったです(^^)     その日の作業は、裏山で竹の採取、ビニールハウス建設のための実測、牡蠣飼育のためのイカダ作り、 郵便受け作り、土嚢運び、牡蠣獲り などなど…。 お昼ごはんには、津波による塩水の被害から復活したお米の入ったお弁当と、 大きな鮭のちゃんちゃん焼きをごちそうになりました。 楽しい時間はあっという間で、最後にスレート瓦に1人1人メッセージを書き、尾ノ崎を後にしました。 神山さん、田邉さんと、また来ることを約束して。   帰りのバスでは、このツアーで感じたことを、1人ずつ話していきました。 印象に残っている話は、 私たちは無いものねだりすぎるのではないか ということ。 神山さんは、裏山の竹や木材を使い、様々な物を作っておられました。 家や家族を津波に奪われた方々は、前を向いて進んでおられました。 私たちは普段から、無いことを言い訳にしていないか。 考えさせられました。 それから、わたしはこの3日間、ボランティアとして自分はどんな態度を取るのが正しいのか、考えていました。 当時のことをどこまで伺ってよいのか。 仮設住宅をきょろきょろ見回すのは 失礼にあたらないのか。 いろんなことが頭をよぎり、 自らお話を聞きに行くことができませんでした。 けれど、他の参加者の方々が 積極的に行動し、住民の方も快く話してくださっているのを見て、 頭であれこれ考えてても、行動に移さなければ意味が無いことを痛感しました。 それは、ボランティアへの参加に対しても感じたことで、 テレビの前で「ああ、大変だなあ」と思っているだけでは伝わらなくて、念じているだけでも伝わらなくて、 “会いに行かなければ意味がない“と、今回参加して1番強く感じたことでした。 "気遣う"ことと"腫れ物扱い"は決して間違えてはならないと思いました。   このツアーに参加する前は、"役に立つ"と誓って出発しましたが、 実際は大したことはできなかったと思います。 逆に多くのことをいただいて帰ってきました。 そして、全力で楽しんで帰ってきました。 このことを、不謹慎だと感じる方もいらっしゃるかと思います。 けれど、この旅に同行してくださった しゃらくの国本さんは、 「自分が楽しくなければ、他の人が楽しめる場所にはできない。全力で楽しんで下さい。」と言ってくださいました。 わたしは、それはとても大事なことだと思いました。 "してあげる"のではなく、"一緒にする"ことが、繋がりをより深めるのではないかと。 楽しかった思い出を頼りに、また訪れようと思うのではないでしょうか。   少しでも興味のある方。このツアーは来年も行われると思います。 このツアーでなくても構いません、被災地に自分の足で赴いてみてください。 難しいことはわかりません。 ただ、私たち個人にできることは、会いに行くことだと思います。 このツアーで、"会いたい人"ができました。 このツアーで出会った方々との繋がりを大事にし、また必ず尾ノ崎を訪れたいです。。   最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  人間環境デザイン学科4回生 田中 智江

2013.10.29

人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ 「段庵」

人間環境デザイン学科では後期に入ると、プロジェクトゼミ(2~3回生対象)が始まります。 加藤ゼミでは毎年、第1課題として茶室をつくっています。   畿央祭出品のため制作期間が限られ、あわただしく作業が始まります。 今年で3回目、今回は段ボールの茶室です。     ところが2013年度は、(三度目の正直とは反対に)大失敗をしてしまいました。     正直に失敗を説明しましょう。 少し専門的になりますが、(簡単に言えば)立面図とは人が立った状態で横からみた外壁の図、平面図とは上から見た図のことです。   ▼これは、当初考えていた段庵の立面図です。   ところが実際できたものは、平面図(上から見た図)になってしまいました。 つまり、短い方を立てて組み立てたら、屋根がつぶれてしまったのです。   原因はさまざまですが、大きくは次の2つです。 ①実は段ボールは結構重い。 ②ジョイント部も段ボール製なので強度が不足した。 考えれば当たり前のことですが、アルゴリズムの手法を取り入れた段庵は結局できませんでした。     しかしゼミ生は失敗してからも更に頑張り、力を合わせて完成させてくれました。 今年のプロゼミの団結力は今までの中で最高です。 この失敗作もいいじゃないですか。寂れた雰囲気がよく出ています。 失敗は成功の元。失敗から学ぶことも多かったのではないでしょうか・・・と自分を慰めているところです。   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜 【過去の茶室記事】 2011年 ~浮游庵 fu-you-an 2012年 PET庵(ペッタン)  

2013.10.28

学生広報スタッフBlog vol.98~人間環境デザイン学科4回生の金沢建築探訪記

こんにちは!人間環境デザイン学科4回生の谷玲佳です!   私たち人間環境デザイン学科の藤井ゼミメンバー3人は、夏休みに金沢旅行へ行ってまいりました! 金沢には小京都や21世紀美術館など、美しい建築がたくさんあります。卒業制作の勉強も兼ねて「建築めぐり」を楽しんで来ましたので、ご紹介したいと思います。     まずはじめに、ひがし茶屋街へ。 ここは石畳の道の両側に紅殻格子のお茶屋が並んでいます。江戸時代の雰囲気を残しており重要伝統的建造物群保存地区にも指定されているそうです。 金沢で有名な金箔のお店が多くありました。     雨が降っていたので少し残念でしたがいろいろなお店をまわれて楽しい茶屋町でした!     次は兼六園と金沢城です。兼六園は日本三名園の一つです。 大きな池や松など自然あふれる大変きれいな場所でした。 一番驚いたことはどこを見てもコケがすごくきれいだったこと!笑。作庭も整っておりのんびり歩いていてもきれいな景色が広がっていました。 金沢城はあまり観れなかったのですが、門の梁の太さに驚いていました。     最後に金沢21世紀美術館へ。この美術館は有名建築家SANAAが設計されたものです。 芝生の敷地の中央に円形総ガラス張りで正面というものがありません。 SANAAの特徴でもある外と内の関係があいまいな空間になっています! 館内は展示室が一つずつ独立しているので順路もなく自由にまわることができます。     プールの中に入っているように見える作品やかわいい椅子などたくさんあり、不思議な体験ができたように思います!   金沢旅行でたくさんの建築・作品を見て、いい思い出になりました(^^*)     みなさんもどこか旅行にいって、すばらしい建築を楽しんではいかがでしょうか? 新しい発見をして今後の作品に活かしましょー!!   人間環境デザイン学科 4回生 谷玲佳      

2013.10.14

産学連携事業 第12回学生店舗モニター

平成21年から始まった産学連携支援事業・学生店舗モニター(通称)は今回で第12回目を迎えました。今年度は9/18(水)に学生5名と共に行ってまいりました。   今回の個人的な感想を率直に言いますと、過去の店舗モニターの中でも最も気持ちのいいものとなりました。 長年経営を続けてこられた大先輩の方々が、素直に若い学生の意見に耳を傾けておられる姿勢に感銘を受けました。 特に事業所様が真摯に対応していただいたことに対して、本当に感謝申し上げます。     ■  ファッションハウス イシダ (午前) ファッションハウス イシダ様は創業100年になる老舗です。当初は呉服が主であったそうですが、時代の流れで現在のような婦人服中心の品揃えになってきています。伊勢街道に面した目立つ場所に位置していて、昔は賑わいのある商店街であったが、今は新しく住宅が建ち始め、様子は一変しています。 ただ格子の町屋はところどころに存在しており、そこだけが旧街道の面影を残しています。学生たちは積極的にさまざまなアイデアを提案しました。     ▼提案は、すぐに採用していただきました!         ■  當麻の家 (午後) 大学からさほど遠いところではないのに、これほど充実した施設があるとは驚きです。 周りの景色も大変素晴らしく恵まれた環境に立地しているいわゆる「道の駅」。 店内をみますと商品も豊富で、活気が溢れていてお店の方が元気一杯の声で掛け声をかけられている様子は清清しい雰囲気です。こちらも元気になってくるほどです。   お昼には、蓮花定食、おだんごそして特製しそアイスクリームをご馳走になりました。     ▼もちろん、肝心の提案も忘れてはいけません!       お腹も一杯、大満足の店舗モニターでした。   人間環境デザイン学科 准教授 加藤信喜     【以前に行われた店舗モニター記事はコチラ・・・】 第11回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2012/10/11.html 第10回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2012/09/10-2.html 第9回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2011/11/post-426.html 第8回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2011/08/post-405.html 第7回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2011/03/post-356.html 第5,6回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2010/09/post-305.html 第3,4回店舗モニター https://www.kio.ac.jp/information/2010/04/post-256.html 第2回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2009/09/post-195.html 第1回店舗モニター   https://www.kio.ac.jp/information/2009/03/post-142.html  

2013.09.14

学生広報スタッフBlog vol.91~親子で染物体験を実施~人間環境デザイン学科 村田ゼミ

こんにちは。 人間環境デザイン学科四回生の阪本明宏です。このイベントレポートがきっかけで学生広報スタッフになりました。 これから人間環境デザイン学科のこと、村田ゼミのこと、部活(アカペラ部)のことなど、キャンパスライフについてレポートしていきますので、よろしくお願いします。   さて、今回は9月8日に”はなのまちづくりセンターふろーらむ”にて生駒市主催の体験型講習会『親子で染物体験』が行われた様子をご紹介します。 講師は、人間環境デザイン学科村田浩子先生です。そしてスタッフとして先生のゼミ生(もちろん僕も)が参加しました。  この講習会は毎年開かれているのもので、今年は36名の親子連れの方々に参加して頂きました。 今年の内容は藍をテーマに「生葉染め」と「たたき染め」です。 染料になる藍は5月に、”ふろーらむ”の方々と種を蒔き、丁寧に育てていただきました。     はじめは、先生の講演で、藍がなぜあそこまで深みのある青に染まるのかという話と染色工程の説明がありました。 葉の中に含まれるインジカンという成分が空気中の酸素に触れることで酸化してインジゴ(インディゴ)に化学変化して青くなるんですねー。勉強になります!         そこからは各々学生スタッフがついて、机での作業。     模様をつけるためにビー玉や割り箸を布につけて絞る、 染料がむらにならないように水に浸す、 一つ一つの工程で子ども達も大人もはしゃぎながらも、真剣に作業を進めていました。                   そして出来た作品たちがこちら↓   皆さん自分の作品に目を輝かせながら感動していました。   草木染めというものは日光や汗には弱いですが、模様付や染料の抽出によって同じものが二つと作れないのがいいところだと思います。 どんな柄になるかな?どんな色になるかな?とワクワクしながら作業を進める感覚、出来た時の感動は是非皆さんにも感じていただきたいですね(-^〇^-)     今回のように、村田ゼミは様々な施設でワークショップを開いています。今後もこのような機会がありましたら報告したいと思います!   来る10月19、20日の畿央祭でも体験型講習会を開いているので、遊びに来てくださいね!( ´ ▽ ` )ノ

2013.09.10

2013年9月21日(土)~22日(日)広陵町かぐや姫まつりに参加します。

人間環境デザイン学科の女性2人は「かぐや姫」役! 同じくデザイン4回生はお神輿製作! 畿央大学は地元広陵町とは特定保健指導や健康増進事業をはじめ多くの分野で連携を深めてきています。 そして、2013(平成25)年9月21日(土)・22日(日)の両日は例年通り「広陵町かぐや姫まつり」が竹取公園一帯で行われ、その「かぐや姫」として人間環境デザイン学科2回生・3回生の2人が出演します。 ちなみに、この「かぐや姫」には数年前から毎年本学の女子学生が選ばれています。   今回ご紹介するのはかぐや姫まつりを盛り上げる『おみこし』です。 今年6月上旬に、主催者側の広陵町地域振興課担当者が人間環境デザイン学科加藤信喜准教授を訪ねて来られ、祭りで使う神輿製作の依頼がありました。 ダンボールの機能性を追及して卒業研究作品を作ろうとしていた加藤ゼミ4回生田々美さんの思いと合致し、広陵町の神輿をダンボール製とすることが決まった次第です。 その神輿製作も佳境に入ってきており、9月6日にはもっとも人手のかかる屋根部分の結合作業に田々美さんの後輩数名が応援にかけつけてくれました。   神輿製作の様子を紹介します。   (写真中央の女性がかぐや姫の1人上田さんです!)   このかぐや姫まつりには運営スタッフとして看護医療学科2回生が3名、田々美さんの作った神輿の担ぎ手スタッフに教育学部学生5名、理学1名、デザイン2名の計8名のボランティア参加も決まっています。 9月21日・22日はぜひ「広陵町かぐや姫まつり」を見に行ってくださいね。     ↑クリックで大きくなります。