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助産学専攻科

2015.03.09

「NCPR(新生児の蘇生)Bコース」を受講して~助産学専攻科

大学へ向かう道筋も、肌寒い季節から 3月に入って桜の蕾がつき、少し春らしさを感じる季節へとなってきました。   さて、私たち助産学専攻科は2月の国家試験と卒業研究発表会も終え、 3月4日(水)に学内最後のイベントでもある『NCPR(新生児の蘇生:Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation)Bコース』を受講しました。 今回は、学生全員と先生方と一緒に受講しました。     NCPRとは、日本周産期・新生児医学会により「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立をめざし、新生児の蘇生を新生児科医のみならず、分娩にかかわる産科医、助産師、看護師、さらには医学生・看護学生、救急救命士等にも学んでもらおうというものです。講習会受講後、試験に合格し所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることが出来ます。   1日の流れとして、まず講習を受けた後、実際に人形を使って蘇生法のデモンストレーションを行います。その後、試験を受けて終わりです。     インストラクターによる蘇生時に必要な知識や実践の講座を受け、新生児の緊急時に対応出来る助産師となるためには的確な判断と、現場で迅速に動くことが出来るよう訓練することが大切であることを学びました。 デモンストレーションでは、一つ一つの行動に時間がかかってしまい、次に何をすればいいのか考えている時間がなかったり出生後30秒単位で行動することの難しさを体感しました。 その時の対応によって生まれてくる新生児の生命が左右するという話を聞き、改めて生命の誕生に関わる助産師としての責任感や、チームとして動いていく大切さを感じました。     また、実施のデモンストレーションでは、真剣な眼差しの先生方の姿もみられ、いつまでも勉強し学んでいる姿勢は今後とも見習っていきたいと思いました。   最後にテストを受け全員合格していることを願いながら最後のナース服姿を写真におさめ、1日が終わりました!(緊張感が取れて、いい笑顔☆) 4月から現場で、今回の学びを活かし笑顔を忘れずそれぞれが自分の理想とする助産師になれるように精一杯頑張っていきたいと思います!   助産学専攻科 吉安 生希

2015.03.05

助産学専攻科事例研究発表会を行いました。

2015年2月27日(金)、助産学専攻科の事例研究発表会を行いました。     昨年の9~10月に行った実習での学びを、12月より3ヶ月間という長い期間を費やし、学生たちが論文としてまとめました。 実習中には、学生は臨床指導者より熱心なご指導を頂き、叱咤激励され…、多くの事を学ばせていただきました。また、学生が受け持つことを快諾してくださった妊産褥婦の皆様からは、児の誕生の喜びだけでなく、母親になることで経験する様々なことを通して、多くの事に気づかせていただきました。 9週間という大変長い実習でしたが、学生がそこで学び体験した事を、じっくりと、一つずつ丁寧に振り返り、自身の助産観について考えた成果を発表しました。     発表会当日(2月27日)は、5つの実習病院の病棟師長、副師長、主任、臨床指導者といった方々が出席してくださいました。実践の場で活躍されている方々の貴重なご意見を頂き、大変有意義な会となりました。遠方より、冷たい雨が降りお足元の悪い中、発表会に来ていただき、深くお礼申し上げます。 学生は、論文作成と発表会を通じて、目指す助産師像が、さらに明確になったと思います。4月からは助産師として歩み始めますが、時々、この時に考えた助産観を思い出し、頑張っている自分を褒めて欲しいと思います。 最後になりましたが、実習を受け入れ、ここまで育てていただきました施設の皆様、受け持たせていただきました妊産褥婦の皆様に心より感謝申し上げます。 助産学専攻科 講師 美甘 祥子     【発表した学生のメッセージ】 お世話になった実習病院の指導者さんをはじめ、先生方がいらっしゃる中、自分達がこの1年間学んだ集大成を発表させて頂きました。 発表前は国家試験とはまた違う緊張感でいっぱいでしたが、終わった後の開放感と達成感はたまりません! 最後にみんなでとった集合写真! みんなホッとして良い笑顔をしています(笑) 助産学専攻科 山本 果歩

2014.11.12

輝央祭~第12回畿央祭実行委員Blog vol.26~アリーナ部署長メッセージ②

こんにちは!!! アリーナ企画部署長を勤めさせていただきました、 現代教育学科2回 古林早紀(ふるば)です♪   畿央祭が終わって約3週間が経ってしまいました(:○:) 早いですね・・・正直まだ気持ちの整理ができていないです。(笑) 畿央祭は私の中でとても大切ないい思い出になりました!!!! 終わってみると、楽しかった記憶しか残っていません。 辛かった思い出はどこかに飛んでいきました\(^○^)/   今年のアリーナ企画紹介!!!     アリーナ企画はアリーナと小体育館に子どもたちの遊び場(ぼうけんランド) を作り、当日子どもたちと一緒に楽しく遊ぶという部署です。 今年は部署長を2人でさせていただいたのでブログも分担することにしました!   小体育館で行った遊びについては、ちかにお任せして、 私はアリーナで行った遊びについて紹介します\(^○^)/   <遊び紹介> アリーナでは2日間とも7種類の遊びをしました!!! ぞうさん・たからさがし・ボーリング・さかなつり・ ストラックアウト・わなげ・幼児用コーナー ○1つずつ遊びを紹介していきたいと思います!!   ☆ふわふわぞうさん・幼児用コーナー   ぞうさんは毎年大人気♪ 当日もすごく長い列ができてびっくり!(笑) 列になってもらう場所や忘れ物をしないような工夫などしっかり者の1回生の担当でした!   幼児用コーナーは今年からの試みです。 前例がない中パズルやマラカスなどかわいい手作りおもちゃをたくさん作ってくれました! 小さな子どもも楽しめる素敵な場所でした☆☆   ☆たからさがし     今年初めての遊びです! なんといっても5人全員がエンターテイナー(^○^)!!! 草も木も宝もぜーーーんぶ手作りです。 セリフがあったりお約束があったり・・ 子どもたちも一生懸命お宝を探していました。 見つけたときの笑顔が最高でした! 2回生が1回生4人をひっぱる姿がとても印象的でした。 最終日には1回生からのサプライズも・・笑顔と友情?が素敵な遊びでした。   ☆ボーリング   ボーリングもみんなが1回生! なかなかアイディアが浮かばず、準備の時には苦労しましたが3人らしいとてもかわいいボーリングができました♪♪ 前日にボールが跳ねてしまってペットボトルが倒れないなどハプニングも、テープを巻いて工夫したり・・・ 当日も子供たちと同じように笑顔でいっぱいでした☆☆ ゆるきゃらのゴセンちゃんも 楽しそうにボーリングをしていたのが印象的です!!(笑)   ☆さかなつり   さかなつりは大ベテラン2回生が担当でした!(笑) 去年の様子を知っているので実習で夏休みはほとんど準備が出来なかったにも関わらず どこか余裕がありました\(^○^)/ 当日は少し使いにくい体育館の真ん中のスペースをうまく使いながら、子供たちと一緒に楽しんでいました☆ 実はさかなではないものも泳いでいたんです!見つけてくれたかなー?   ☆ストラックアウト   写真を見てわかる通り、元気いっぱい明るく楽しい1回生4人組担当でした!!! 実は前日に恐竜を並べてみると小さいことが発覚。(涙) そんなハプニングがあったにもかかわらず、2つ目のストラックアウトをすごいスピードで作り上げました☆ 当日も子どもたちに混ざって遊んでみたり・・初めてで不安もあったはずなのに全く感じさせない、とにかく元気いっぱい見ていてとても楽しい1回生でした♪   ☆わなげ   最後はわなげです!!! 仲良し1回生3人組\(^○^)/ 夏休みから積極的に準備をしたり合間にガールズトークをしてみたり・・・(笑) いつもにこにこ☆☆当日も普段どおりのやさしい笑顔で子どもたちと接していて とても素敵でした♪♪ わなげの土台もわたを雲に見立てていたり細かい工夫も たくさんありました!!! 3人らしいわなげでした*   ☆☆どの遊びも夏休みから準備してきたものです!! 心をこめて作った自慢のあそびばかりで壊すのがもったいない(:○:) 2日間とも子どもたちの笑顔でいっぱいになったアリーナ。 自然と大学生も素敵な笑顔でした♪♪ 来年もアリーナにたくさんの子どもたちが遊びに来てくれたらいいなと思います!     <アリーナ企画の畿央祭準備(17日)・当日(18・19日)・ クリーンキャンペーン(20日)の4日間を簡単に振り返り>   ○17日(畿央祭前日) アリーナ全体にブルーシートを敷き詰め、遊びごとに準備を進めました。 ぞうさんも搬入してもらい、やっと当日の雰囲気がつかめました。 いざ並べてみると小さかったり・・足りなかったり・・・ 焦りながらも、当日のことを想像しながら準備終了♪♪   ○18日・19日 (畿央祭当日) 1日目は全体での集合、写真撮影の後アリーナで円陣♪ 不安でいっぱいでしたが子どもたちがいっぱい遊びにきてくれて・・  自然にみんなの緊張もほぐれました☆☆ なんと!ゆるきゃらも登場!!! 1日目終了後、みんなでプチ報告会! よかったこと反省点。 伝言ゲームをしたり・・ 景品が足りなくなったり 2日目に向けてすることは多かったのですが  アリーナ部署らしく楽しく準備ができました\(^○^)/   2日目はビンゴゲーム大会もあり、1日目以上に盛り上がりました!!! 当日2日間はボランティアの方々にもとてもお世話になりました。 説明など不十分な点も多々あったと思います・・本当にありがとうございました。   ○20日(畿央祭翌日) クリーンキャンペーン。簡単に言うと畿央祭の後片付けです。 心をこめて作った遊びともお別れです(:○:) ブルーシートを取り、元に戻った体育館はどこか暗くて寂しい・・・  あっという間の4日間でした。。   ・・・4月から準備が始まった畿央祭。いつの間にか終わって2週間。 うまく言葉にできないですが大切なものをたくさん得られたと思います。 はじめは部署長なんてほんとに出来るのか不安でしたがアリーナ企画は 35人全員で部署長をしたのではないかと思うくらい1人1人がしっかり者でした☆ 今年のテーマのように1人1人が輝いていたのだと思います\(^○^)/   私はちかと一緒にこんな素敵な部署の部署長ができて幸せでした!!! 本当に幸せ者の部署長です。 この畿央祭で【素敵】という単語が口癖になったかもしれません。(笑) 来年また素敵な畿央祭が開催されることを楽しみにしています。   最後になりましたが幹部、実行委員の皆さん、先生方、地域の方、ボランティアの方、支えてくださったすべての方、本当にありがとうございました。 感謝でいっぱいです。   アリーナ企画部署長 現代教育学科2回 古林 早紀 ▼その他の実行委員ブログはこちら! 輝央祭~畿央祭実行委員Blog

2014.08.30

「奈良県母性衛生学会」参加レポート~助産学専攻科

  皆さん、こんにちは。 7月26日(土)に、助産学専攻科7名全員で、『第29回奈良県母性衛生学会』に参加してきました。 前回の京都で開催された日本母性看護学会学術集会に続けての2回目の学会参加です。   助産師が行う性教育のあり方や、妊娠期からの胎児との愛着形成を促す要因と看護等様々な研究発表がありました。 学会での発表内容を聞いて、知らないことがたくさんありました。 これからも、さらに勉強をしていこうと思いました。     私たちは9月から別々に、それぞれの病院に実習に行きます。 今回の研究発表を聞いて、助産技術をみがき産婦さん褥婦さんを援助できるようになりたいと思いました。 これからも、各自のめざす助産師になれるよう日々努力していこうと思います。 助産学専攻科 角田美也子

2014.08.29

「日本母性看護学会」参加レポート~助産学専攻科

  少し前になりますが、6月28日に京都橘大学で開催された『第16回日本母性看護学会』に参加して来ました! 今年は、2001年より行われている「健やか親子21」の最終年ということで、『周産期看護と健やか親子21』というテーマで行われていました。健やか親子21については、大学の講義でも勉強しましたが、より深く知ることができ、大変勉強になりました。   また、周産期看護について様々な講演を聞くことができて、とても勉強になりました。特に、印象に残った発表は、喫煙の妊婦に対する影響や禁煙の必要性や、退院後の地域の保健師との連携についてでした。これらの研究発表を聞いたことで、妊娠期から産褥期までケアを行っていくことの大切さを感じました。     新生児用品や搾乳器など様々なグッズの展示がありました。 大学にはない最新の機械や用品があり、勉強になりました。 その中で防災グッズの展示がありました。お母さんと赤ちゃんを守るために色んな工夫がされており、自然災害から身を守るためにいざというときには欠かせないものであると感じました。   9月の実習に向けて学内では内診や分娩介助の練習を、ひたすら行いました。これから実習に、気を引き締めていきたいと思います。 助産学専攻科 岩隈 真希

2014.03.04

第2回「助産学研究発表会」レポート!~助産学専攻科

助産学専攻科の山下美有希です。2014年2月18日(火)13:00~16:10に「第2回助産学研究発表会」が行われ、助産学専攻科2期生9名が発表しました。     助産学専攻科では前期に講義を受け、後期に臨床実習を行い、1年間で助産師免許の取得をめざします。今回は後期に行われた実習を振り返り、事例をもとに研究を行いました。   年末に全員が10例の「分娩介助実習」を終え、それからすぐに研究と国家試験の勉強を始め、国家試験が終わってすぐに研究発表の準備…と何かと忙しかったですが、先生方と学生で協力し、何とか研究発表会を開催することができました。 私は「情緒不安定な産婦への分娩第一期における精神的援助に関する事例検討」というテーマで発表を行いました。     発表会には看護医療学科でお世話になった先生方の他、実習でお世話になった病院の指導者さまもお越しくださいました。 学生一人一人が「実習中の自分の行った助産ケアは効果があったのか」「もっと良い援助が行えたのではないか」などの疑問を研究としてまとめていました。現在助産学専攻科には9名が在籍していますが、同じお産でも一人ひとり違い、9通りの視点、9通りの助産ケアについて学びを共有することができました。   実習で感じたことは「お産は一人ひとり違い、教科書通りにはいかない」ということです。また、お産は常に進行しているため、ゆっくり考えている余裕などありません。すぐに判断することが求められます。そのため、実習中は指導者さんや先生方のアドバイスをいただきながら精一杯の助産ケアを行いましたが、自分のケアを論理的な視点で振り返ることが十分にはできませんでした。実習の事例研究は一例一例を丁寧に振り返り、自分の行ったケアを振り返ることができ、分娩介助の学びをより深める良い機会となりました。   春からは私たち助産学生は臨床で働き始めます。 この研究を行った経験を活かし、受け持たせていただいた方のケアを丁寧に振り返り、学びをさらに深めていけるように頑張りたいと思います。   貴重な出産体験を私たちに介助させてくださった妊産褥婦のみなさま、実習を受け入れてくださった病院施設の皆様、側で見守り励ましてくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。 ありがとうございました。   ▼ご講評頂きました指導者様、先生方    助産学専攻科 山下 美有希