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健康栄養学科
2014.11.19
平成26年度健康栄養学科 卒業研究発表会を開催しました。
11月15日(土)、冬木記念ホールにて健康栄養学科の卒業研究発表会が開催され、4回生57名が33演題について発表しました。 食品科学や調理科学に関する研究、臨床栄養学、スポーツ栄養学や栄養教育論など、多岐にわたる分野の発表がなされました。 4回生たちは、今年の2月に各研究室に配属され、管理栄養士国家試験の勉強や就職活動をしながらも、授業の合間をぬって日々研究に励んできました。 当日は9時30分から発表が始まり、発表者はもちろん、聞いている者も緊張した面持ちで順番を待っていました。 卒研生は自分の研究を図や表を用いてわかりやすく発表を行っていました。 発表後の質疑応答では、先生方からだけではなく学生同士でも活発に質問があり、北田学科長からもお褒めの言葉がありました。 発表会には研究室配属が迫っている3回生をはじめ1、2回生も多く参加していました。 本会の締めくくりで、北田学科長は、「3回生の皆さんは、このような研究や発表が自分にできるのだろうかと不安な気持ちもあると思いますが、今日こうして立派に発表した4回生も、1年前は同じような気持ちでこの場にいました。自分の研究テーマを持って研究を進めていくことは、初めての体験で簡単にできるものではありません。その経験を経て、発表を終えた4回生の皆さんは達成感と充実感とで自信に満ち溢れています。次は、3回生の皆さんの番です。」と3回生を激励するお言葉をかけられました。 自分の研究について発表する卒研生は、本当にいきいきとして見えました。 1年後の発表で、現3回生の成長した姿が見られるのを楽しみにしています。 すべての発表が終わったあとの、卒研生の皆さんの晴れやかな顔がとても印象的でした。 素晴らしい発表、お疲れ様でした。 健康栄養学科 助手 隅蔵 菜海
2014.11.18
奈良県おでかけ健康フェスタに「ヘルスチーム菜良」のカフェを出店!~健康栄養学科
11月9日(日)、奈良県主催「おでかけ健康フェスタ」がまほろば健康パークで開催されました。 そこに、4大学ヘルスチーム菜良でカフェを出店し、畿央大学からは学生9名が参加しました。 ※「ヘルスチーム菜良(なら)」は管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されています。 「旬を知ってもらおう」をテーマに、ブランチ2種とスイーツ2種を4大学で分担し、レシピを考えました。 ブランチは 近畿大学「生姜のコーンクリームスープパスタ」 帝塚山大学「おにぎり&ほっこり豚汁」 スイーツは 畿央大学「スイートポテト」 奈良女子大学「りんごのパウンドケーキ」 を販売しました。 この日は朝からあいにくの雨模様でしたが、子どもからご年配の方まで幅広い年代の方が来られていました。 お客様にお声かけした結果、全部で約200食売ることができました。 私たちが担当したスイートポテトを買っていただいたお客様には「安いうえに、おいしい!」という声をいただきました。 午後からは展示とクイズを行いました。 春夏秋冬それぞれの魚、野菜、果物の旬のもの1つをピックアップし、媒体を作成しました。クイズの答えはその展示の中から探して答えていただくようにしました。 多くの子ども達がお父さん、お母さんと一緒に参加してくれました。一生懸命読んでいる姿は、とてもかわいらしかったです。 クイズを通して「旬」について楽しく学んでもらえたのではないかと感じています。 このように4大学合同でイベントに参加したのは、数年ぶりだそうで、これからもっと交流を深めて、食育活動や健康メニュー開発など一緒にできたらいいなと思います。 【左】スイートパンプキン、ココアのスイートポテト、ミルクコーヒーのスイートポテト!! 【右】展示の様子 ▼カフェの様子 健康栄養学科 3回生 上薗 季子 上原 美鈴 【ヘルスチーム菜良 関連記事】 健康栄養学科「ヘルスチーム菜良」の学生が作ったヘルシープレートが学食に登場! ならコープ竜田川店で行われた「食べる たいせつフェア2014」に参加!~健康栄養学科 御所市連携コミュニティカフェ・イベント「サッとシステム」による栄養バランス指導を行いました。 奈良県4大学の「ヘルスチーム菜良」の合同活動報告会に参加しました!~健康栄養学科
2014.11.17
健康栄養学科「ヘルスチーム菜良」の学生が作ったヘルシープレートが学食に登場!
健康栄養学科学生が考案したヘルシーメニュー “秋を感じるほっこりごはん”が好評!! 同世代への健康啓蒙を目的としたヘルスチーム菜良は、毎年、料理かしばの料理長 服部さんにご指導いただき、学食メニューを考えています。 そして今年第1回目、11月14日(金)に学食メニュー開発メンバー2回生が考えた“秋を感じるほっこりごはん”が販売されました!! 大学の回りの木々たちも色づき始め、寒さも強くなり秋が深まってきましたね! ヘルスチームでは今月から私たち学生が考えた献立を学食とコラボして販売します。 トップバッターは2回生! 今回販売された “ほっこりごはん”は、食事で秋を感じてほしい、温まってほしいという想いで考えました。 ほっこりごはんの献立は、 さつまいもの炊き込みご飯 きのこのあんかけのハンバーグ 根菜のお味噌汁 芋ようかん です。 ご飯にはさつまいもの甘みがほどよく、ハンバーグにはもみじの形のにんじんもつけていただき、彩のよいものになっています。 芋ようかんには、体を温めてくれる食材であるしょうがを加えてあり、いつもとちょっと違うデザートになりました。 販売を開始すると、ちょっとした列ができていてびっくり! 予想外に早く完売しました。 みなさん、ありがとうございました!! とてもうれしいです! 今回お世話になった服部料理長さん、学食のスタッフのみなさん、ありがとうございました。 芋ようかんは前日から、ハンバーグは朝からこねて焼いて準備してくださいました。 自分たちの意見をたくさん取り入れていただき、とても素敵に作ってくださいました。 今回、献立を考えていた時期が畿央祭や行事で忙しく、限られた時間で話し合いや試作を行って大変な部分もありましたが、実際作っていただいて、それを買って食べてくださる方たちを見ていると、嬉しさや達成感がありました。 とても、いい経験になりました。機会があればまたしてみたいです。 来月12月は3回生の先輩方、1月には1回生の考えた献立が販売されます! お楽しみに!!
2014.11.13
ならコープ竜田川店で行われた「食べる たいせつフェア2014」に参加!~健康栄養学科
ならコープは奈良県民約100万人のうち25万人以上、県内世帯の約44%が加盟する市民生活協同組合で、畿央大学の地元広陵町はならコープの営業エリアでは「中エリア」という位置づけで「竜田川店」「真美ケ丘店」「今府店」の3店舗があります。 毎年、それぞれの店舗で『食べる たいせつフェア』というイベントを実施していて、私たちは、2014(平成26)年11月9日(日)に竜田川店2階で行なわれたイベントに参加しました。 この日はあいにくの悪天候の中にも関わらずたくさんのお客様にお越しいただきました。 今年のテーマは“おうちごはん”ということで、主婦の方が考えられた“おうちごはん”の試食コーナー、お豆をお箸で運ぶゲームコーナー、クイズラリーなどさまざまな催し物がありました。 その中で畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授)ヘルスチーム菜良(なら)による「食育サッとシステム」を使っての栄養バランス指導を行いました。 ※「ヘルスチーム菜良(なら)」は奈良県健康福祉部健康づくり推進課が主導で管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、各大学が健康食メニュー開発や栄養指導・啓蒙の活動を行っています。 私たち1回生は活動を始めたころ栄養指導を行う知識が全くなく不安でいっぱいでしたが、浅野先生の指導により準備を進め少しずつ知識を身につけていきまた。 イベントでは実際に小さな子どもからご年配の方まで栄養指導を行いました。 栄養指導を行っていると、お越しいただいたお客様のほとんどは健康志向で普段から食事バランスを気にして料理されている方々でした。 地域の方々は元気で明るい方がたくさんいらっしゃったのでお話も弾みました。 今回この活動を通して、私たちは地域の方々の食事バランスを見直すきっかけづくりのお手伝い、栄養指導に必要な知識習得などさまざまな経験をさせていただきました。 これからも積極的にこのような活動に参加していきたいです。 健康栄養学科1回生 野村 実音、土師 彩加 神野 尚子、白藤 美里 ※次回は、12月7日(日)畿央大学から近鉄五位堂駅に向かう幹線道路沿い右側にある「ならコープ真美ケ丘店」で開催される『食べる たいせつフェア2014』に参加します。 みなさん、ぜひお越しください。
2014.10.31
学生がレシピ開発した「大和のおかず」がJR奈良駅「奈良うまいものプラザ」のランチメニューに登場!
奈良県中央卸売市場連携で誕生したレシピ「大和のおかず(ピリ辛肉味噌)」が、 JR奈良駅構内「奈良うまいものプラザ」の野菜バイキング具材として登場! 畿央大学と奈良県中央卸売市場は、市場活性化を目的に2013(平成25)年5月に包括連携協定を締結しました。同市場から大和伝統野菜や大和ポーク、大和肉鶏など奈良県産食材を仕入れ、給食経営管理論実習(指導教員:健康栄養学科上地加容子准教授)の授業のなかで給食献立として調理し、教職員や学生に100食限定ランチメニューとして提供しています。 また、県産食材を使ったレシピ開発を同時に行い、これまでに約70種類の作品が出来上がっています。 2013年7月には、レシピをもとに実際に調理した作品発表会を行い、「大和のおかず」(ピリ辛肉味噌)が、奈良県中央卸売市場場長賞(最優秀賞)を受賞しました。 今回その「大和のおかず(肉味噌)」が、JR奈良駅構内の「奈良のうまいものプラザ」で、ランチメニューの一品具材として登場することになりました。10月27日(月)にレシピ考案者の学生(田村萌、石田賢三)と上地先生、金先生、小西先生の5名がモニター参加しました。 ▲写真手前が、にんじんとだいこんに「大和のおかず(ピリ辛肉味噌)」をはさんだ一品。 ピリ辛肉味噌は、大和伝統野菜のひもとうがらしと、大和ポークのひき肉、にんにくのみじん切りなどをサラダ油で炒めて味付けしたものですが、ひもとうがらしは夏野菜のため無く、この日は結崎ネブカで代用しました。 奈良うまいものプラザは奈良県産品のアンテナショップとして新鮮野菜、醤油・味噌・ジャム・ドレッシング・レトルト・菓子などの加工食品、酒類、大和茶など奈良県で造られた“うまいもの”がたくさん、所狭しと並べられています。 学生がお客様に協力をお願いした食後アンケートでは、39人中35人が「とてもおいしい」「おいしい」と好評をいただきました。 その奥には30数席の飲食スペースがあり、朝ごはん7時~、昼ごはん11時~、晩ごはん17時~おいしいごはんをいただくことができます。ぜひ皆さんも、近くに来られた時には覗いてみてください。 【関連記事】 奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習前期最終授業『奈良県産食材を使ったヘルシーレシピ発表会』を開催しました。 第8回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第8弾 第7回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第7弾 第6回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第6弾 第5回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第5弾 第4回メニュー:大和野菜の丸ナスをふんだんに使った“special YAMATO lunch”に舌鼓! 第3回メニュー:奈良県中央卸売市場連携事業 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第3弾 第2回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食経営管理論実習での奈良県産食材を使った調理メニュー創作第2弾 第1回目メニュー:奈良県中央卸売市場連携 給食管理論実習で奈良県産食材を使ったレシピを作っています!
2014.10.31
読売テレビ「鍋」の特集企画に、健康栄養学科教員が出演!
読売テレビで月曜~金曜の午後4:47から放映されている情報番組「かんさい情報ネット ten!」の金曜企画“カラクリ”コーナーにて、本学健康栄養学科の岩城 啓子教授、金 一玲助手が取材を受け、2014年10月31日(金)の番組内で放送されます。 あるアンケートでおよそ9割が「好き」と回答するなど、鍋は馴染みのある料理です。冬になると温かい鍋がおいしい季節。今回はそんな鍋物を美味しくいただくカラクリを解き明かしていくそうです。 今回の取材では、土鍋、鉄鍋を例に鍋の材質によるおいしさの違いについて検証されています。 どの鍋で調理するといちばんおいしくなるのでしょうか? ▲実験の一コマ。つないだ線で、具である鶏肉と鍋の温度履歴を測定しています。 ▲結果を解析しておられる岩城先生。さらに今回は具の鶏肉から溶出した味を、金先生が本学所有の日本インテリジェントセンサーテクノロジー社製 味認識装置で測定しています。 土鍋、鉄鍋、どの鍋で食べる鍋がおいしいのか? 岩城先生と金先生の実験結果を踏まえた詳しいお話は、10月31日の放送をぜひご覧ください!!
2014.10.15
健康栄養学科「栢野ゼミ同窓会」を開催しました!
健康科学部健康栄養学科6期生の岡田です。 10月4日(土)に、栢野ゼミ同窓会を行いました。 栢野教授、松村助教、卒業生、現役生にお越しいただき、栢野ゼミ同窓会を上本町にある葡萄酒店イータにて開催致しました。 本来は8月ごろに開催予定であったのですが皆様忙しく、この時期に行うこととなりました。 当日は先生方や卒業生、現役生を含め総勢25人の方々に参加していただきました。 久しぶりに顔を合わせる方々や、初めて顔を合わせる方もおられましたが、とても楽しい雰囲気で、どのテーブルでも仕事の話や学生時代の思い出話などで盛り上がっていました。 また、学年の垣根を越えた新たなつながりもあったようで、ゼミ同窓会を開催してよかったと思います。 今回は忙しい中集まっていただき、先生方や卒業生の皆様に感謝いたします。 また次回もよろしくお願いいたします。 健康栄養学科6期生 岡田 将利 ●畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)は、一定人数以上の同窓会開催を支援しています。 詳細は大学ホームページ「同窓会開催の補助」をご覧下さい。
2014.09.14
御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.3~「サッとシステム」による栄養バランス指導を実施!
高齢者向けコミュニティカフェが地域のみなさまに認知されてきました! 御所市のコミュニティカフェは、畿央大学人間環境デザイン学科(指導教員:齋藤功子教授、ゼミ生ら12名)が市と連携して、8月22日(金)落語会のオープニングイベント開催以降、順調な滑り出しをみせています。 8月29日(金)は、学生マジックサークルによるカードやコインマジックを披露しました。 9月12日は、畿央大学健康栄養学科(指導教員:浅野恭代教授)ヘルスチーム菜良(なら)による「食育サッとシステム」を使っての栄養バランス指導が10時から15時まで行なわれました。 当日は朝早くからサッとシステムで使用するたくさんの食品サンプルが持ち込まれ、カフェ店舗内の様子も一変。 浅野先生の「今日もがんばりましょう!」の掛け声のもと、たくさんの方々にお越しいただきました。 ※「ヘルスチーム菜良(なら)」は奈良県健康福祉部健康づくり推進課が主導で管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)で構成されており、各大学が健康食メニュー開発や栄養指導・啓蒙の活動を行っています。 今日はそのヘルスチーム14名に齋藤ゼミ生が加わり約20名の学生が、地域の方々とのふれあい楽しく歓談しました。 前日に大学の調理実習室で作ったケーキ50人前を持ち込み、コーヒーや紅茶、お茶とともに食べていただき、好評でした。 カフェの場所を提供してくださっている上田さんは店舗の入口付近で新鮮野菜を販売されており、買い物に来られた方を奥のカフェまで誘導してくれます。 オープン当日の落語会から毎回遠方から車で誘い合って来てくださる方、徒歩または自転車に乗って、など来られる方々の交通手段はまちまちのようです。 市役所や近鉄とJRの駅にも近いという地の利もあって、「御所市コミュニティカフェ」は知られてきているようです。 何か面白そうなことをやっている、何だろう、ということで覗いてくれて、一緒にお茶して、お話して、、、。 これがまさにコミュニティではないでしょうか。 来週9月19日(金)は、畿央大学看護医療学科乾富士男准教授、松本泉美准教授、中谷香江助手と学生らによる「まちの保健室」が予定されています。 10月は、3日(金)と17日(金)にも催し物を考えていますが、目的はイベントではなく、市民のみなさまにこのカフェを安定して利用していただくことです。 毎週金曜日だけの開店ですが、お近くの方はぜひお気軽にご利用くださいね。 【 参加したヘルスチーム菜良(なら)メンバーの感想 】 およそ30名の方に食育SATシステム(フードモデル)を利用して、ご自身が実際に食べているものがどのくらいの栄養価があるのかを調べ、よりバランスの良い食事になるよう私たちがアドバイスさせていただきました。 SATシステムを利用していただいた方々には「分かりやすかった」「食生活を改善できるようにがんばりたい」などの嬉しい言葉や積極的な質問をしていただきました。 またカフェを利用していただいた方には、私たちが作った2種類のパウンドケーキ(煎茶と甘納豆味・紅茶とオレンジピール味)を振舞い、「口当たりがよい」「おいしかった」と感想をいただきました。 利用者さんは栄養面から生活習慣について見直し、私たち学生は学んだ知識を生かし、かつコミュニケーションスキルをつける良い機会になりました。 健康栄養学科3回生 大山真穂 奥野有加 植村沙希 【 関連記事 】 御所市連携「御所市コミュニティカフェ」がオープンしました。 御所市コミュニティカフェが8月22日(金)にオープンします! 御所市連携「コミュニティカフェ」が8月オープン!~人間環境デザイン学科 齋藤ゼミ
2014.09.09
女性フィットネスクラブ「カーブス」の骨密度測定会を実施しました。
健康を科学する畿央大学とフィットネスクラブ「カーブス」とが連携し、 定期的に骨密度測定会実施! アメリカやヨーロッパで驚異的成長を続けている女性専用フィットネスクラブ「カーブス」が日本法人を作った2005年から、日本でも急成長をとげ2013年末店舗数約1,400会員数60万人を超えています。 シニア女性の健康志向が高まるとともに「30分体操」のお手軽さが受けて、畿央大学隣のカーブス広陵馬見店も会員数を伸ばし現在約600人の方々が利用されています。 その成長企業カーブスと健康を科学する畿央大学との理念が一致し、平成21年から連携して会員向けに定期的に骨密度測定会を行っています。 2014(平成26)年 9月6日(金)、8日(月)の2日間、今年5月竣工したP棟1階理学療法実習室において、今年度1回目の「カーブス骨密度測定会」を実施し、約130名の方々にお越しいただきました。 カーブスの既存会員と比較的新しい会員のみなさんの骨密度測定を実施することにより経年変化比較を継続的に行っています。 今回は主に理学療法学科助教 松本大輔先生には協力学生の指導と運営、また健康栄養学科准教授 並河信太郎先生と同学科助手 富岡華代先生には測定結果のフィードバックと栄養面のご指導をしていただきました。 次回以降は、骨盤のゆがみや歩行姿勢チェックなどの測定を行なうことも検討しており、カーブス広陵馬見店の主任スタッフに対し試験的に測定しているところです。(↓)
2014.08.26
チーム医療ふれあい実習実践発表会を開催しました!
1回生が早くも見学実習を体験! 理学療法学科、看護医療学科、健康栄養学科の学生たちが入学後早期に学科の枠をこえたグループを編成し、実際にチーム医療が実践されている病院・施設を訪れて、新鮮な感性で現場や人々とのふれあいを体験する「チーム医療ふれあい実習」。それぞれの立場で学びを共有し、ヘルスケアチームを構成する専門職の役割と機能を学んでいます。 ※2014年度より健康栄養学科(臨床栄養コース)は2回生で実施。 8月18日(月)には学内で事前研修、19日(火)~21日(木)の病院での実習のあと、8月22日(金)14:00より、冬木記念ホールにて「チーム医療ふれあい実習実践発表会」を開催しました。実習受け入れを担当していただいたご担当者さまにも来学いただき、学生たちはそれぞれが学んだこと、それを今後の学生生活にどう活かしていきたいかなどを発表しました。 以下、参加した学生のレポートです。 ●看護医療学科1回生 体験レポート 今回チーム医療ふれあい実習で奈良県西和医療センターに見学実習に行かせて頂きました。私はこの実習を通して3つのことを学習しました。 1つ目は「責任について」です。3日間の院内実習で病棟、外来、リハビリテーション部、栄養管理部、薬剤部、中央臨床検査部、中央放射線部を見学させて頂きました。どの部所にも「1に確認、2に確認、常に確認」というはり紙がはってありました。実際病棟で輸血の準備の際看護師2人がかりで声をかけながら確認しあっているところを見学することができ、このことから医療ミスが発生しないように病院全体で意識を高め、医療従事者が何重にも確認していると考えることができました。また、輸血の血液は中央臨床検査部から、薬は薬剤部から病棟へ送られてきますが最終輸血をしたり、薬を投与したりするのは看護師の仕事であり看護師は最後に確認する重要な役割であると感じました。このことを通して全ての医療従事者が1人の対象者さんの命にかかわっているという責任を持って仕事をしているのだと学びました。 2つ目は「対象者さんの情報の共有について」です。一言で「チーム医療」といっても、どのようにしてそれぞれの部署同士で連携をとっているのか大学内の授業では具体的には理解できませんでした。見学を通して、対象者さんの情報は電子カルテで一元化されており、外来での情報が薬剤部や中央臨床検査部などにすぐに伝わるようシステムになっていることを理解することができました。また、その電子カルテが機械だから正確であるといってもその電子カルテに打ち込むのは人間であるので、電子カルテ自体にミスが生じる可能性があると考えることもできました。このことから、それぞれの部署が電子カルテで対象者さんの情報の発信と受信を行っていることを学習しました。 最後に「コミュニケーションについて」です。対象者さんと話す機会がたくさんありましたが、対象者さんから話しかけてくれれば話題が見つかり、会話もはずみました。しかしあまり対象者さんから話しかけてくれないときに自分からどんな話題で話しかければよいかわからず、沈黙してしまいました。看護師や理学療法士はそのような対象者さんに対しても些細な会話から始め、対象者さんの具合を読み取っていることを病棟やリハビリテーション部での見学で学びました。 この3日間の院内実習で実際の医療従事者の仕事を肌で感じ、考えることでこれから自分が看護師の勉強をしていくモチベーションアップになりました。また自分がいかに勉強不足かということも実感しました。看護師になってなかなか入ることのない部署を見学させて頂き貴重な経験をすることができました。 看護医療学科1回生 清水 映見 ●理学療法学科1回生 体験レポート 私たちは、チーム医療ふれあい実習を通して、実際に医療の現場を見たり、体験させていただくことで、机上では学ぶことのできないことを学ぶことができました。実習に行く前は「チーム医療」というと、病院内の医療者だけで構成されているイメージを持っていました。しかし実際は医療者だけでなく、施設の修理をしてくださる整備の方や警備員さん、清掃員の方も合わせてチームの一員であり、病院内だけでなく、かかりつけ医や薬局、地域などの病院との連携も合わせてチーム医療だということを学びました。 「患者さんの気持ちを考えることは大事だ。」「患者さんのために。」という考えを持つことは医療者として当たり前のことであり、普段生活をしていても思いやりの気持ちを持つことは大切だということは誰でも理解できることだと思いますが、考えるだけでなく実行していくことの難しさや大切さを実習で学びました。看護師や理学療法士の方は患者さんの表情から気持ちをくみ取ることができますが、学生の私たちにはわかりませんでした。その違いは、普段からの患者さんとのコミュニケーションなどによるものだと思います。だから私たちは普段からたくさんの方とコミュニケーションをとり、会話だけではわからない表情の違いもくみ取れるように日頃から心がけていきたいと思います。 私たちは勉強をするときに、頭のどこかには常に「患者さんのために」という思いがあります。でも、実際試験などが近づくと試験に受かるためや、単位を取るための勉強をしてしまっています。実習を通して「知識がなければ何もできない。患者さんに申し訳ない。」ということを実感しました。これからは試験のためではなく、将来担当させていただく患者さんのための勉強をしていきます。 お忙しい中、時間をさいて説明やご指導をいただいたおかげで、私たちは「立派な理学療法士になりたい」という思いが強くなり、モチベーションもあがりました。この実習で学んだことを忘れずにすべてのことに感謝し、勉強などに活かしていきたいと思います。 理学療法学科1回生 赤坂美佳 西田貴江
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