2020年2月の記事

2020.02.21

令和元年度 第2回畿桜会(同窓会)役員会を開催しました。

2020年2月15日(土)、役員31名・事務局2名が集まり令和元年度第2回畿桜会役員会が開催されました。   畿桜会(きおうかい)は、畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学助産学専攻科・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会の卒業生のみなさんの同窓会です。年2回の役員会は、5月の日曜に開催される同窓会総会の当日と、総会に向けた事前協議の場として、また役員同士の結束を固め組織を活性化する目的で2月の土曜の夜に学外(大阪市内)において開催しています。     唄大輔会長(理学療法学科2期生)が議長となり、下記議題について話し合われました。 1.同窓会補助について 2.2020年5月17日(日)役員会・総会について 3.2020年10月24日(土)・25日(日)畿央祭ホームカミングデー(同窓会サロン)について 4.同窓会グッズの作成について(卒業生の来場記念品) 5.同窓会ホームページの作成について(2020年3月公開予定) 6.卒後教育の実施について 7. 臨床細胞学別科部会の発足について     今年度開催された理学療法学科・看護医療学科・現代教育学科の卒後教育(講演形式)は継続、一年開催を見合わせていた人間環境デザイン学科は復活、健康栄養学科は前向きに協議を継続することを確認しました。 会議終了後は懇親会を行い、理学療法士、看護師、保健師、助産師、管理栄養士、建築士、小学校教諭、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、保育士、新しい学校づくりに奮闘中の教員、起業して社長になった方、公務員としてまちづくりを進める方、大学教員としての道を歩み始めた方、大学職員、子育てに奮闘中の方など他分野で活躍している役員同士で親睦を深めました。自己紹介では、プロフィールに加えて結婚や出産、転職などの嬉しい近況報告で盛り上がりました。 また、卒業生に同窓会の活動や母校に関心を持ってもらう方法、総会への集客、リカレント教育の内容、帰属意識を高める記念品…など、卒業生のため、母校のため、学生のために、同窓会組織として求められること、できることを真剣に話し合い、役員同士の結束が強まっていることを感じました。   今年度の卒業式では、畿桜会には新たに約570名の会員が加わります。卒業に向け、今年度卒業の代表幹事を選定中です。 2020年5月17日(日)の畿桜会総会・懇親会に、多数のご参加をお待ちしています。   【関連記事】 令和元年度畿桜会(同窓会)役員会・総会・懇親会を開催しました。 2019畿央祭「同窓会サロン」を開催しました!

2020.02.21

冬のスポーツ実習2020(in 白馬村)レポート vol.1

2020年2月18日(火)~21日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場にて、学生137人、助力(支援学生)26人、教員12人の合計175人で、「スポーツ実習B・Ⅱ」が始まりました。 初日の様子を、学生の声でお伝えします。   ——————————————— 1日目:2/18(火) 今日はいつもより朝早く起きました。 バスの中でおもしろい自己紹介をして、とても楽しかったです。長時間のバスはとても疲れましたが、友達とおしゃべりしたり、スキーやスノーボードのビデオを見たりしてあっという間に過ぎました。 長野県に近づくにつれて雪景色が広がっていて、私のワクワクも高まりました。今年初めて見た雪はとても綺麗で、奈良県民の私はテンションが上がりました。     スキーウェアを着たり靴を履いたりするだけでも、明日のスキー実習がより楽しみになりました。     晩ご飯をみんなで配膳しました。晩御飯はとてもおいしく、話したことのない子ともたくさん話せて嬉しかったです。     明日の実習にむけてしっかりストレッチをして寝ます。     現代教育学科1回生 中井あすか・尾崎佳世   ●昨年の冬のスポーツ実習の様子はコチラから!

2020.02.20

カナダ短期語学留学2020 現地リポートvol.1~出発編(事前準備)

畿央大学の短期語学留学プログラムは、毎年春休みと夏休み中に行われます。これから行く春期実施分では、英語学習はもちろんのこと、カナダの文化に触れることができ、博物館見学や美術館での美術鑑賞、アイスホッケー観戦、コンサートなど課外アクティビティを自分で計画して、カナダでの生活を満喫することもできます。   【畿央大学春期短期語学留学プログラム2020概要】 場  所:カナダのビクトリア(バンクーバーの西、フェリーで1時間半程の場所にあります) 研修場所:グローバルビレッジ イングリッシュセンター ビクトリア 期  間:2020年2月22日から20日間 内  容:2週間英語学習(ホームステイ滞在)、その後5日間のバンクーバーでの文化体験、観光等   昨年10月に募集を開始し、参加者14名がこれまで4回のオリエンテーションを重ね、現地での生活(特に安全について)やホームステイ先でのマナー、緊急時の対応や現地で必要な英語表現などを学んできました。日本で学んだことを現地で実際に使う経験がこれから始まります。   これから2週間の語学研修と5日間の自由時間について参加学生から順次レポートしてもらいます。まず、第1弾は、出発までに行ったオリエンテーションの内容を紹介してもらいます。 現代教育学科 准教授 深田將揮 【学生からのレポート:出発編】 こんにちは!現代教育学科2回生の西廣柊志です。今回は留学前に行ったオリエンテーションについて書きます。   ○第1回オリエンテーション 初めての参加者全員の対面!少しずつみんなの仲が良くなって一丸となって留学に行けるといいなと思います。 オリエンテーションの内容は、主にJTBの方に来ていただいて、留学関係の書類をたくさんいただき、説明していただきました。その他、引率をしてくださる現代教育学科の深田先生から今後の予定を聞きました。   ○第2回オリエンテーション 留学先での具体的なスケジュールやどんな感じの生活をするのか等、たくさんのお話を聞きました。自分がカナダに行った時にどのような生活を過ごすのか想像できて、とてもワクワクする反面、母語が全く通じない環境に行くことに対しての不安も募りました。   ○第3回オリエンテーション 現地での入国の仕方や持ち物などカナダ行きに必要なことをたくさん聞きました! 現地での通信環境には、モバイルWi-Fiかsimカードが必要になります。忘れないように申し込まないとカナダで誰とも連絡が取れません。テストの一ヶ月前でしたがテスト勉強と並行して手続きをしました。 オリテではあまり時間がなかったのですが、自分の自己紹介の動画をLINEのノート機能を使ってみんなで共有しました。自撮りで動画を撮ったのが、とても恥ずかしかったです。それぞれ英語の話し方や内容の違いがとてもあって面白いなぁ、と思いながら動画を見ていました。1人1人個性があってすごく楽しい留学になる予感がしました。 ▲LINEのノート機能を使ってお互いの自己紹介(英語)を共有しました   ○第4回オリエンテーション オリエンテーションの最終日。最終確認やホストファミリーの確定など、約3時間かかってたくさんのことを行いました。出発まであと1週間になりました。みんなどこに行くかなど、とてもワクワクしています!残り一週間で全て準備を完了します。 ▲最終のオリエンテーションの様子   カナダではホームステイ先の家族と積極的に交流して、英語を使ったコミュニケーションをする機会をたくさん作っていきたいです。どうしても通じない部分はあると思いますが、積極的に頑張ることを目標にして、有意義な時間を過ごしていきます。それでは行ってきます!!   現代教育学科 2回生 西廣柊志   【関連記事】 ●イギリス短期語学留学の記事はコチラから! ●カナダ短期語学留学の記事はコチラから!

2020.02.19

2019年度第4回「Kio オレンヂ喫茶(カフェ)in 御所」を開催!~看護医療学科

畿央大学と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同で運営している「金曜カフェ~つどい~」で「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」(認知症カフェ)が2020年2月14日(金)に開催されました。「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」は、御所市認知症啓発事業として畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学教員と御所市高齢者対策課地域包括支援センター、住民が共同して行っているものです。当日の様子をレポートさせていただきます。     今回は、地域の方17人、地域のボランティア4人、大学教員2人、オレンジプロジェクトの学生6人、社会福祉士の大学院生(見学者)1人、が参加しました。今回は、御所市(上田洋品店跡)で行われる最後のカフェ(延べ、27日間開店)になりました。そして、私たちオレンジプロジェクトの記念すべき第一回の活動日でした。 今回は午前の部に参加させていただきました。   <午前の部> ~ミニ講義~ 畿央大学の島岡助手による認知症サポーター養成講座が行われました。テーマは、「認知症を学び地域で支えよう」です。講義を聴いて印象に残っているのはデンマークのサポート制度についてです。高齢者の難聴が認知症に影響を及ぼす可能性があるということで、デンマークでは高齢者の補聴器の使用率が高く、補聴器の使用者の特徴にあわせた機能を追加することなどのアドバイスを、補聴器の使用歴が長い高齢者ボランティアが行うということに驚きました。補聴器についての助言をメーカーの人に聴くのではなく、実際に使用している人に聴くということは、これから補聴器を使用する人が相談しやすいということだけでなく、補聴器についてアドバイスをする人にとって人の役に立っている、社会に貢献しているという満足感を得ることができると思いました。こういった補聴器の使用のサポート体制は、加齢による老人性難聴が原因で日常生活に困難が生じることを防ぎ、これから補聴器を使用する人、これから使用する人に助言をする高齢者ボランティア両者のQOLを高めることにつながると思いました。 御所市の「金曜カフェ~つどい~」で講義の前に住民の方が百歳体操を行っていました。地域の人が集いやすい場所で、互いに健康を維持し支えようとする取り組みをおこなうことは認知症であろうとなかろうと社会から孤立しないため、お互いのQOLを高めるには大切な活動だと学びました。   ▲ミニ講義の様子   ~フリートーク~ 御所市の住民の方とフリートークをさせてもらいました。最初は緊張していましたが、参加してくださったかたが日常の生活での不安や趣味だったことをたくさん話してくださいました。多くの人と話し関わることで、自分とは違う生活の様子を知ることができました。話してくださっていることに対して相槌を打ちながら聴き、自分から発言をするということはあまりありませんでしたが、フリートーク後に「話を聴いてくれてすっきりできた」と言っていただきました。自分がその人の話に対して相槌を打ち聴こうとする態度をとることが大切だと改めて実感することができました。   ▲カフェで住民さんとの交流   初めてオレンジプロジェクトに参加させていただき、少ない時間でありましたが学ぶこともありました。今回で御所市でのオレンヂカフェの開催が最後ということで、1回しか参加できませんでしたがありがとうございました。   ▲ボランティアさんと集合写真   看護医療学科2回生 東條真納美   <午後の部> 午後は「認知症について語る会」を行いました。参加者は、認知症の方のご家族、地域包括支援センター職員、介護関連施設の職員、ボランティアの方、畿央大学(老年看護学)の教員、見学者2人などで、9人が集いました。 今回は、認知症のご家族を介護しておられた方の話が中心となりました。独居生活をされていた認知症の方のご家族が、真夜中に何度もご本人から電話がかかってその都度車で駆けつけたり、タクシーで迎えに行き受診したりしたご苦労を語られていましたが、その方のお顔には最後まで義父を看取った満足感のようなものを感じました。このように自分の介護経験を振り返り誰かに話すことで、ご家族にとっても心の整理になる。認知症カフェはいろんな職種や立場の違う方々が集い、認知症のことを真剣に話し合う場だからこそ、安心して介護の苦労も話すことができるのだと改めて実感しました。   6年間、御所市と共同・連携して行ってきた「Kioオレンヂ喫茶(カフェ)分かち合いin御所」は今回をもって一旦終了となります。これまで参加してくださった皆様、ボランティアの方々、長い間本当にありがとうございました。   次年度からは、オレンジプロジェクトメンバーが中心となり、広陵町地域包括支援センターと協働で広陵町内にオレンジカフェ(認知症カフェ)を企画・運営する予定です。お近くの方や認知症にご興味のある方はぜひ立ち寄りください。私たちと一緒に認知症について考えましょう。   看護医療学科 助手 島岡昌代   【関連記事】 ・過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2020.02.19

小学校1日見学に145名が参加!~現代教育学科

小学校1日見学 -大阪教育大学附属平野小学校-   平成22年度より大阪教育大学附属小学校並びに大阪教育大学のご厚意で、「小学校1日見学」をさせていただいています。今年は、令和2年2月12日(水)附属平野小学校を見学させていただきました。参加者は、145名でした。 午前の授業参観と午後の講話が主なプログラムです。 1時間目から4時間目は、1年生から6年生の配当された学級で、学習の様子を参観させていただきました。学生にとって、1つの学級で4時間たっぷり授業を観るのは今回が初めてです。小学校では、担任が全時間を指導することが基本ですから、教員の立場から1時間ごとに異なる教科の指導を目にする、とてもよい機会となりました。   昼食後は、昼休みを過ごす子どもたちと交わり、授業中とはまた違った子どもの様子を観たことでしょう。 午後は、体育館で、四辻副校長先生から講話をしていただきました。小学校教員の1日は、学習指導だけではなく、多種多様な仕事があることをていねいにお話しくださいました。また、教員としての人権感覚を重視すること、教員は学び続けなければならない仕事であること、教員は人の人生に影響を与える存在であることを自覚することなど、教師としての厳しさとやりがいについて語ってくださいました。 最後に、1日を振り返りレポートにまとめました。言葉でまとめることは簡単なことではありませんが、今日の出来事を言葉で表し、いっそう教職への思いを強くしたことでしょう。   1日の様子を写真で見てみましょう。   ▼授業参観の様子   ▼休憩時間   ▼そうじの時間   ▼講義の様子   実習を終えた学生の感想の一部を紹介します。   ○児童と関わっているうちに、実習生であるが先生という立場であることを忘れそうになり、いつも友だちと遊んでいるときのような行動になりそうになったのが少し怖かったです。僕は児童と友達のように接する先生になりたいと思っていましたが、そのためには児童と同等ではいけないと感じました。理想の先生になるには余裕を持てるようにならないといけない事に気付きました。そのためには日々大学の勉強とボランティア、児童との関わりなどを頑張りたいと感じました。   ○担任の先生は児童の気づきを聞き、すぐに「なぜ」「どうして」と質問していました。それに本人だったり、違う児童だったりが答えていました。その様子を見て当てられている自分でなくとも、しっかり考えを持っていることに気付きました。児童がもし間違っていることやずれていることを言っても否定せずに一つの意見として受け入れているところを見て、それが児童の自信につながっていくのだと思いました。   ○先生の指導の仕方に共通点があったことを発見することができました。それはまず授業でたどり着きたいねらいをはっきりを示してから授業が始まることでした。また、問に対して考えさせて答えを発表させるのではなく、答えにたどり着くための考え方を発表させてから答えをまとめとして発表させる点でも同じでした。考え方を発表させることで自分の中で深く理解できるし、友達の考え方を知って新しい考え方にたどり着くことも可能だと思いました。   ○講話を聞いて、養護教諭は子供の健康管理は大げさに捉えるぐらいがちょうどよいこと、学校全体の子供の把握、担任では見られない様子の把握、担任との連携が必要であることを学びました。命を守ることは教員全員の責務ではありますが、やはりいちばん先に対応すべき教員は養護教諭だと思うので、もっと実践的なことや座学もしっかり勉強しようと思いました。   ○今日一日を振り返って感じたことは、先生って本当にすごいと思ったと同時に、この一年勉強してきたことをきちんと活かすことができなかったと感じる悔しい一日でした。もちろん児童と交流をすることで楽しい出来事・発見もあったのですが、少し悔いが残った日でもあります。私は保健教育コースで、この一年保健教育・学校看護等の勉強をしてきました。授業中にささくれがめくれてしまった児童がいて、私が近くにいて様子を見たのですが、絆創膏がなく、とりあえず手を洗わせて綿みたいなものがあったので、一応それで押さえておくという応急処置をしました。その単純な行為の中に焦りがあり、動揺してしまいました。児童にも少しその気持ちがうつってしまったのか、少し気が下がってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいになったと同時に、こんなことで動揺している自分がとても悔しかったです。実践の大切さと同時に座学ももっと身に付けて当たり前のようにできないといけないと改めて思いました。   ○今日の一日見学は前回の附属池田小学校の時の自分と大きく変わったと実感できました。それは、概論の授業を受けたことで、学習指導要領が、ある程度は頭の中に入っており、低中高の違いで分類できるため、そういった視点から見ることができました。例えば、一限の理科の授業の時に、担当の先生が「図や表を用いるとわかりやすくなるよ」というふうにおっしゃられた時に、高学年だから図や表を使わせるといったような視点から見ることができたため、前回の附属池田小学校見学の時とは違う感触がありました。児童を見ていると一人一人違う意見や考えを持っていて、自分で予想していたよりも、全然違う考え方をしていてとてもおもしろく参考になりました。   ○授業では主に、担任の先生の授業中の言動、ふるまいを中心に見させていただきました。2時限目は、算数で1より大きい分数の授業で、通常の教室だとテレビ黒板があるため先生がとても授業をやりづらそうにしていて、ICT教育が普及していることを実感しました(校舎改装のため特別教室で授業をしていました)。算数の時間に私が驚いたことは、授業のめあてを先生が提示するのではなく、児童で考えて決めていたことです。私はめあては先生が提示するという固定観念を今まで持っていたことに気づきました。しかし、児童がめあてを決めることで、その時間で学ぶことが児童にとって明確になり、より主体的な学びができると考えることができました。3時限目の国語の授業では、先生は一人の児童が発言した意見に対し、答えた人以外にも「同じところ線を引いた人?」や「似たような意見の人?」などと発問して、先生と答えた人との1対1の関係ではなく、1つの意見から先生とクラス全体の1対クラスの関係を築いている様子が何度も見られました。そのため、一人の意見に反応する児童の姿も多く見られました。 四辻先生のお話では「指導者である」という自覚をもつことを大事にするべきであると学びました。指導者としての子どもへのふるまいは、今のままではいけないんだと気づかされました。教育実習ではもちろん、教育実習までの期間で、学童スタッフや学習支援ボランティアなどの機会でもこの自覚を意識していきたいです。   ○授業はみんな元気で無音になる時間はほとんどありませんでした。先生が話している間もぽつぽつと話をしている児童がいたので、先生は注意しないのかと思っていました。しかし、よく聞いてみると、「こうすると上手く解けるんじゃないか」や「こことここはどう違うんだろう」などの話をしていました。そして全く関係のないことをしようとしていた児童にはすぐに気づき、注意しておられました。その児童がどういう状態なのかをしっかり把握しているからこそすぐに関係のない話に気づけるのだと、視野の広さがとても大切なことが授業を見ていてわかりました。   ○副校長先生の話を聞いて教員というものについて考えさせられました。先生はゴールではなく、「常に学び続ける存在であることである。」そして、「児童に近い存在であるため、児童の模範になるように言葉遣いや行動に気をつけなければいけないということである。」というお話を聞き、自然に行動できるように日頃の行いを改めなければならないと思いました。   ▲レポート作成の様子   本学の「小学校1日見学」にご理解ご協力をいただいた大阪教育大学附属平野小学校並びに大阪教育大学に深く感謝申し上げます。   現代教育学科 教授 西尾正寛   【関連記事】 大阪教育大学附属池田小学校を訪問し、「安全で安心できる学校づくり」を考える~現代教育学科 小学校1日見学に159名が参加!~現代教育学科 1回生が大阪教育大学附属池田小学校を訪問!~現代教育学科 小学校1日見学に134名が参加!~現代教育学科 1回生218名が大阪教育大学附属池田小学校を見学!~現代教育学科

2020.02.17

海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生5名が来学!~理学療法学科

2020年2月12日(水)、理学療法学科の学生が「海外インターンシップ」でお世話になった中國医薬大学(China Medical University: CMU)の学生5名が畿央大学を訪問してくれました!     まずは、インターンシップのメンバーである松本・学生たちで出迎え、キャンパス内の健康支援センターで体組成・骨密度チェックを行いました。それぞれの機器を見たことはあっても、実際に測定したことがなかったようで、結果に興味津々で、お互いに比較し合っていました。     学内を案内後、9月に台湾へ行った本学の学生が全員集まって、ランチタイム!久しぶりの国際交流で、なかなか英語が出てこない部分はありましたが、みんなで机を囲みピザやチキンを食べながら、「まいど」「なんでやねん」などの関西弁をレクチャーしたりして、楽しく話すことができました。     私たちが台湾に行った時に一度会っている学生さんだったので懐かしい話題もあがりました。また、日本での病院実習(CMUの学生は日本の病院で3週間の実習中)や観光のことなどを話しました。来年お世話になるかもしれない理学療法学科2回生も少し交流させていただきました。   交流した後、ニューロリハビリテーション研究センターへ移動し、本学理学療法学科の福本先生が関わっている企業との共同研究の実験を見学、一部体験(歩行や姿勢)もさせていただきました。     次にCMU学生から、台湾と日本との理学療法・病院実習の違いについてのプレゼンテーションをしてもらいました。     「一対一の治療時間が長く、患者さんとの距離が近い」「他職種とのコミュニケーションが多く、チーム医療の一員として関わっている」など、まだ2週間しか経験していない実習の中でたくさんの気づきがあったことを伝えてくれました。このような意見から、それぞれの国の医療制度、文化の違いについて考える良い機会となりました。     最後は私たちからCMU学生たちへ、大学のパンフレットやメモ帳などの畿央グッズをプレゼントしました。     私たちが台湾で台中の街を案内してもらったお礼を込めて、今回は私たちが大阪の街を案内し、自分で焼くことができるたこ焼き屋さんに行きました。台湾の学生も楽しんで、たこ焼きを焼いてくれました。みんなでおしぼりを使ってひよこを作ったりもしました。最後はお土産屋さんに寄り、大阪駅にて解散しました。   久しぶりの英語での会話で緊張していましたが、英語が苦手な人も必死に伝えれば、しっかり聞いてくれたので楽しく会話をすることができ、とても充実した1日となりました。   学生同士は9月の海外インターンシップが終わった後も、SNSなどで繋がっていたようで、そこまでは違和感はなかったかもしれませんが、大学間提携があることで、実際に再会することができ、さらにお互いのことを知り、考えることができたのではないかと思います。   CMUの学生からのメッセージです。 Hsing Shenさん: Thanks for this excellent afternoon! All the activities are very good、 and we enjoyed a lot、 people are so nice、 cute and humorous. I am looking forward to meeting you in September in Taiwan!   Chen、Rui-Xinさん Thank you for your reception and accompanying us on last Sunday. I appreciate that I can have this precious chance to visit KIO university、 which guided me to broaden my horizons as well as have wonderful memories.   また別日には(今回は本学には来られませんでしたが)和歌山の白浜はまゆう病院で実習中のCMUの学生たちの実習のサポートに行ってきました。はまゆう病院の先生方(学生指導には本学OBも関わってくれています)は基本的には英語を使って指導されており、伝わりにくい部分は翻訳アプリや漢字を使ってコミュニケーションをとっています。また、患者さんの中には英語が堪能な方もおられ、症状などを直接英語で説明くれていました。 訪問時には、“Physical Therapy in Taiwan”と題し、リハビリテーション部の方々に台湾の理学療法を紹介してくれました。     今の実習の感想として、 台湾にはリハビリテーション病院というものがほとんどないので、はまゆう病院では個別で患者さんと関わる時間が長く、良いことだと思う。作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の治療を初めて見学することができて、リハビリテーションとして、それぞれの専門職の違いがわかり、貴重な経験ができている、と述べられました。     このように大学間の関係性を深め、より良いものにできるように、試行錯誤しながら、海外インターンシップのプログラム準備を進めています。現在2回生に対し参加者を募集しているところですので、次回で5回目の海外インターンシップも有意義な授業にできるようにしたいと思います。   理学療法学科3回生 原口愛美 理学療法学科 准教授 松本大輔   【関連記事】 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾~現地レポートVol.1 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その2 理学療法学科 海外インターンシップ2019 in 台湾に向けて!その1 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員と施設見学へ!~理学療法学科 海外インターンシップ先の中国医薬大学(CMU)の教員・学生が来学!~理学療法学科

2020.02.17

2019年度「マミポコ・親子ひろば」後期第5回活動報告!

近隣の未就園児の親子を対象に、第2・第4火曜日の午前10:00から畿央大学の和室を親・子・大学生のコミュニケーションの場として提供している「マミポコ親子ひろば」。自由遊び、手遊び、絵本の読み聞かせ、体操遊びなどをして元気いっぱい活動しています。   【第5回:1/14 (火)】 〇好きな遊び ◯体操遊び「ひっつきもっつき」 ◯絵本「だるまさんが」   今回は9組の親子が参加してくださいました。 好きな遊びでは、お気に入りのおもちゃで遊ぶだけではなく、発語をする場面が多く見られ、お友達と譲り合っておもちゃを使ったりする姿も見られ、保護者の方々と1年を通しての成長を振り返る時間となりました。     体操遊び「ひっつきもっつき」では、親子でお尻をくっつけあったり、ほっぺをくっつけあったりして、子どもたちの笑顔が溢れる時間となりました。     今年度の活動は今回で最後ということで、1年の活動をまとめた手作りのアルバムと、2020年の干支である、ねずみをモチーフとしたメダルをプレゼントしました。 アルバムには車が動く仕掛けがあったり、ロケットが飛ぶ仕掛けがあったりして、子どもたちが保護者の方々と一緒に楽しそうに遊んでくれていました。     今年度もたくさんの親子に来ていただき、本当にありがとうございました。 学生スタッフ一同、活動の中でたくさんのことを学ばせていただきました。 また、子どもたちや保護者の方々の笑顔を見ることができ、とても嬉しかったです。   来年度もマミポコ親子ひろばは実施される予定です。たくさんのご参加お待ちしております。     現代教育学科3回生 田中さくら   *来年度の予定は5月初旬ごろにHPにて発表する予定です。   【関連記事】 2019年度「マミポコ・親子ひろば」後期第3・4回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」後期第1・2回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第4回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第3回活動報告! 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第2回活動報告! 畿央大学付属幼稚園の園児たちが大学に来てくれました!~マミポコ・親子ひろば 2019年度「マミポコ・親子ひろば」前期第1回活動報告!

2020.02.12

同窓会レポート~ダンス部のOBOG会「Afro-izm Realpolitic」

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、ダンス部Afro-izm republicの同窓会レポートをお届けします!     こんにちは!ダンス部のOG三好です! 毎年開催しているダンス部Afro-izm republicのOBOG会を今年も2月に開催しました! 今年の同窓会では、ダンスはもちろん、漫才やビンゴゲームなど楽しい催し物を行い、とても盛り上がりました。参加して頂いた先輩方、同期のみんな、本当にありがとうございました。私は卒業してからダンスから少し遠ざかっていたので、ショーケースを作るにあたって、また同期と集まって練習し、この感じ懐かしいなぁと思いながら、みんなと楽しくダンスをすることができました。アフリパらしい、賑やかで楽しい雰囲気の中、みんなで有意義な時間を過ごしました。最後のビンゴゲームでは、お肉などの豪華な景品が当たり大盛り上がりでした!!     こうやって先輩達とお話をしたり、時には同職業の仕事について語ったりと、日々の忙しさから少し離れてリフレッシュし、楽しく過ごすのもいいなぁとしみじみ感じました。 毎年継続してOBOG会を通して先輩後輩が交流できる場を設けたいと思います!また来年も開催します!!   2017年度卒業生 三好結華

2020.02.06

同窓会レポート~桜井女子短期大学カトレア寮

畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ)   今回は、桜井女子短期大学カトレア寮の同窓会レポートをお届けします!     桜井女子短期大学を昭和57年度に卒業しました、豊下と申します。短大の在学時には「カトレア寮」に入寮していました。   カトレア寮同窓会として、1回目:大阪国際交流センター、2回目:大阪マルビルホテル、3回目:大阪セイリュウホテル1泊2日、全て大阪で開催して来ましたが今回は、2020年1月25日(土)・26日(日)、京都市内にある金波楼にて1泊2日で開催いたしました。当時の寮生35名のうち、福島、東京、広島、岡山、和歌山、京都、大阪から20名が参加してくれました。 私は寮長をしていた事と大阪に住居していた事から、同窓会開催時には幹事をさせて頂いております。同窓会案内状を送る作業は毎回大変でしたが、今回からグループLINEを作り、連絡等がスムーズに出来るようになりました。   卒業以来初めての参加者も多くおられ、名前と顔が一致するかがとても不安でしたが、お会いするとすぐにわかり、みんなあの頃のままで変わらず楽しい会話が夜遅くまで過ごしました。   短大の寮生活は、規則正しく、毎日楽しく過ごしておりました。 日曜日になるとみんな遊びに出掛るので、昼はとても静かで、夜になるとそれぞれお土産を買って帰って来て、どの部屋もスイーツパーティとなりました。そんな生活を2年間過ごすと、卒業する頃にはみんなポッチャリになっていました(笑)   楽しい時間は過ぎるのが早く、1泊2日では話し足りなくて、とても残念でした。 次回は2年後に和歌山での開催を約束して同窓会を終わり、それぞれ京都観光を満喫して帰路につかれました。   桜井女子短期大学1983年3月卒業生 豊下康子(旧姓:藤井)

2020.02.04

大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」への令和初のデザイン提案~人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ

令和元年度は、3つの課題にチャレンジ!   人間環境デザイン学科の最も特色ある授業の一つに「プロジェクトゼミ」があります。加藤プロジェクトゼミでは、大学に隣接する大型商業施設「エコール・マミ(通称:エコマミ)」様へ、毎年デザイン提案を行っております。 令和最初の提案となり、12年目と長く続けさせていただいています。感謝しております。   ①バレンタイン装飾 場所:北館セントラルコート   バレンタイン装飾コンセプトは「Valentine chapel〜天使が叶えてくれるあなたの想い〜」です。フォトスポットとして教会を設置し、その背景にある木に来館者の方々の想い、願いを付箋で貼って、背景を完成させていく参加型になっています。吊り下げ装飾は、上から見守る天使、たくさんのお菓子、リボンを吊り下げることで、華やかかつバレンタインらしさが感じられる装飾にしました。(3回生 リーダー 岡田由希)        バレンタイン装飾メンバーは、 3回生 岡田さん(リーダー)、橋本さん、陣田さん、齋宮さん、谷村さん、稲井さん、福嶋さん、奥村さん 2回生 川西さん、高田さん、中林さん 計11名です。   ▼完成!   ~装飾メンバーからのコメント~ こんなに大きなサイズの装飾をするのは初めてだったので、吊り下げ装飾のサイズ感に苦労しました。高いところから吊り下げたときのイメージがしにくく、実際に吊り下げるまで装飾が小さくないか、寂しくならないかと不安でした。ですが、吊り下げてみるとサイズ感も良く、教会ともマッチしていて、グループ全員が満足できる仕上がりになったと思います。今はまだ寂しい教会の背景にある木も、来館者の方々の想い、願いを貼ってもらって華やかになるのが楽しみです。(3回生 岡田由希)   ここまで大きな場所をデザインすることがなかったので、初めは想像通りにいかない事が多かったです。何回も現場を見に行ってイメージしたり、大きさを調整したり、工夫をすることで良いデザインになったと思います。装飾している途中で、地域の方々にもたくさん声をかけて頂いて、毎年楽しみに見てもらえているのを感じてとても嬉しかったです。 (3回生 齋宮ひなの)     ②マーミン・ミーマンの巨大絵本の制作 巨大絵本は2月28日(金)に設置予定です。(ブログに載せますのでお楽しみに!)   ③テナントまたは、施設の内容相当のデザイン提案   100年後のエコール・マミ「未来のショッピングセンター」について、1月24日(金)、4チームがエコマミ会議室でプレゼンテーションを行いました。   ▼プレゼンの様子   ~各チームの提案内容~ Aチーム:梅林・稲田   Bチーム:勝屋・米田                         Cチーム:津瀬・前田   Dチーム:荒木・北村   3月末から4月上旬に北館セントラルコートで展示される予定です。お楽しみに!   【過去のエコールマミへの提案】 2018年度 大学に隣接する商業施設「エコール・マミ」へのデザイン提案! 2017年度 エコール・マミにバレンタインディスプレイと改修提案! 2016年度 エコール・マミで、バレンタインディスプレイを担当!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2015年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示! 2015年度 エコール・マミ改修を提案!~人間環境デザイン学科プロジェクトゼミ(加藤ゼミ) 2014年度 エコール・マミに改修提案とディスプレイ展示!~人間環境デザイン学科加藤ゼミ 2013年度 さらに発展・エコマミ提案★人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ 2012年度 4年目のエコマミ提案★人間環境デザイン学科 加藤プロゼミ 2010年度 エコール・マミ 改善案 -人間環境デザイン学科 加藤プロジェクトゼミ報告-