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看護医療学科

2017.02.28

エコール・マミにて「認知症サポーター養成講座」を開催!

2月20日(月)16:00~17:00、大学に隣接する商業施設エコール・マミで職員を対象とした「認知症サポーター養成講座」が開催され、20名の参加がありました。     最初に広陵町の地域包括支援センター相談員、河股さんが「サポーターとは」「サポーターの役割」などについて話をされました。続いて、畿央大学看護医療学科 老年看護学の山崎教授が認知症について説明されました。途中、松原臨床教授、川股相談員、南部によるスーパーで起こり得る認知症の人の事例をロールプレイしました。 山崎教授の講義に対して「具体的にどのように対応したらよいか」との質問があり、一つ一つに対して対応例を説明されていました。終了後は、オレンジリングが渡されました。     講座終了後のアンケートでは、「認知症について知ることができた」「わかりやすかった」などの回答が多くみられました。 学生や教員が普段お世話になっているエコール・マミでの今回の講座での関わりは、地域との連携として重要と考えられます。また、実際に認知症の方も利用されることから、認知症についての理解を深めるためにも今後も継続して実施していきたいと思います。   看護医療学科 講師 南部登志江

2017.02.23

冬のスポーツ実習2017(in 白馬村)レポート vol.2

平成28年度のスポーツ実習(冬期)が始まりました。1年生の受講生113人、アシスタントとして2年生・3年生の助力12人、教員10人、合計135人が、2月21日(火)~24日(金)まで、長野県北安曇郡白馬村の白馬五竜スキー場で「スポーツ実習」を行っています。   スポーツ実習(2日目)の様子を二人の学生からお伝えします。     ――――――――――――――――――――― 実習としては二日目ですが、初めて雪の上に立ちました。とてもいい天気で、歩くだけで汗ばむほどの陽気でした。     私にとって、人生初のスノーボードで、右も左もわからない状態でした。それでも、インストラクターの方が丁寧に教えてくださり、すこしずつ滑ることができるようになりました。(森口)     経験者のチームで頑張りましたが、まわりのレベルに驚き、上手くなりたいなと、強く思いました。また、いろいろなコースに挑戦することができ、急な斜面では、スピードのコントロールが難しく、こわごわ滑ることしかできませんでした。(岩井)     フリー滑走の時間では、実習の時間に教えていただき、練習したことを復習し、活かして滑ることができました。自分の成長を実感することができました。 お昼ごはんは、いろいろな種類があって、どれも美味しそうに見えました。明日は、今日と違うものを食べて、実習の間に多くの種類を食べたいと思います。アイスがおいしそうでした。 レクリエーションでは、理学療法学科の助力の先輩方が少しでも疲労を減らすためにストレッチをしてくださいました。ストレッチも、自分達でできるよう、覚えておきたいと思いました。     明日の筋肉痛が怖いですが、残り二日間、さらなる成長ができるよう、頑張りたいと思います!   教育学部現代教育学科1回生 森口渚月 健康科学部理学療法学科1回生 岩井佳穂   【関連記事】 冬のスポーツ実習2017(in 白馬村)レポート vol.1  

2017.02.22

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.37~シニアキャンパス「認知症カフェ」に協力!

こんにちは、健康支援学生チームTASK※、看護医療学科1回生の配山です! 2月20日(月)に「第2回畿央大学シニアキャンパス」が開催され、多くの高齢者の方々が来校されました。認知症カフェミニ講義や体力測定企画が開催されるなか、私は認知症カフェのお手伝いをさせていただきました。シニアキャンパスは広陵町×畿央大学「KAGUYAプロジェクト」の一環で行なわれています。   ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を超えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。     認知症カフェでは、皆さんリラックスをしながらお茶やお菓子を楽しみつつ、認知症に対しての理解を深めるミニ講義を受講されていました。看護医療学科の山崎先生による認知症ミニ講義のあとは、iPadを利用して改訂版長谷川式簡易知能評価スケールのアプリを使った簡単な認知症チェックを行いました。     そしてその後、認知症のシンボルカラーであるオレンジ色のモールを使ってかわいいロバ隊長を作りました♪ロバ隊長は作った人の個性が出ていてすごく愛着が湧く出来上がりになりました!!     今回の活動では高齢者の方々とTASKのメンバーが一緒に楽しくお喋りをしながら認知症についての理解を深めることができました。また、普段あまり交流をすることのない高齢者の方々とお話しすることで学ばせていただくことがたくさんあり、とても良い経験をさせていただいたなと思います。     イベント終了後にはTASKと地元広陵町の介護予防リーダーによる住民ボランティアKEEP※2さんの勉強会も実施されました。 ※² KEEPは広陵町介護予防リーダーの愛称で、Koryo Elderly Encouragement Projectの略称です。     地域を元気にしていく活動を今後、一緒にしていく機会がもっと増えれば良いなと思いました!   看護医療学科1回生 配山ひなの ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2017.02.21

新生児蘇生法(NCPR)講習会を開催!~看護医療学科

平成29年2月18日(日)10時から16時に看護実習室にて新生児蘇生法(NCPR)講習会が開催されました。この講習会は、出生時に胎外呼吸循環が順調に移行できない新生児に対して、いかにして心肺蘇生法を行うべきかを学ぶことを目的としたものです。     「すべての分娩に新生児蘇生法を習得した医療スタッフが新生児の担当者として立ち会うことができる体制」の確立を目指し、日本周産期・新生児医学会では、2007年から新生児蘇生法(NCPR)普及事業をスタート致しました。 今回は、看護医療学科の選択科目「ヒトの遺伝学」を担当している小児外科の小角卓也先生が主となり、看護医療学科の藤澤弘枝(私)がアシスタントとして、希望者多数につき1日に講習会を2度開催いたしました。     今回開催した一次コースは、本学専攻科で行っている専門コースではなく、看護学生等を対象にしたもので、この講習会受講後に試験を受けて合格すると、所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることができます。本講習会によって、標準的な新生児蘇生法の理論と技術に習熟することにより、児の救命と重篤な障害の回避が期待され、学生さんたちの今後の活躍の場が広がっていきます。   今回の一次コースでは、「気管挿管、薬物投与を除く「臨床知識編」「実技編」で構成される基本的な新生児蘇生法の習得」を目的に、各コース3時間の講義・実践が行われました。     出生時の実際の事例演習では、「2015年版 NCPR アルゴニズム」を基本として、最初は60秒、そして、その後は30秒ごとに評価し、蘇生を行います。       実技終了後は、すぐに試験がありました。みんな真剣そのものでした。     終了後の学生さんの感想です。   1分1秒を争う中で、いかに焦らず、正確に蘇生を行うかの重要さを学ぶことができた。(北村) 声かけなど、チームワークが大切であると気付いた。(松尾) 60秒以内に人工呼吸を開始しなければならず(最初の蘇生で大事な)「60秒」がとても短く感じた。(妻谷) 人形を使っていても、あわててしまって確実な手技が困難なことがあった。何度も手技を繰り返し、練習することが大切であると考えた。(野中) 1つ1つの手技を正確に取得し、臨機応変に対応することが、1人でも多くの乳児を救うことに繋がると学んだ。(吉岡) 乳児を救うことは容易ではないと痛感した。谷田) 正確な判断と手技、チームワークが、乳児を救うために必要なのだと学んだ。(田村) 的確な判断を「すばやく」することの難しさを知った。NCPRに興味をかなり持った。(石井) 1つ1つの的確な判断とチームワークがとても大切であると学んだ。(上田) 1秒でも遅れると新生児の生命に大きく関わり、とても緊張感がある中で、チームワークや様々なことを気にしないといけないため、難しさを改めて感じた。(高丸) 数秒で生死を争うことなので、1つ1つの判断が重要であるため、声を掛け合い、蘇生することの大切さを学んだ。(粉川) NCPRのアルゴニズムで、新生児の状態からすぐに次の観察や処置を行うことが難しかった。(江野島) 難しいことも多かったけれど、新しい技術もたくさん学べてとてもためになった。焦らないで、正確に蘇生することの難しさを知った。(前田)   「テキスト1冊をすみずみまでしっかり事前に学習してこないと当日の試験に合格できないよ!」と伝えていました。そして、18名の学生さん全員が、テキストが真っ赤になるくらい勉強して参加してくれました。     参加希望者が多く、10名の定員をはみ出したため、急遽1日で2つの講習会を開催することになり、当日も真剣そのもので学んでいた学生さん…、開催して本当に良かったと思えますし、うれしいです。 参加してくれた2回生18名が全員試験に合格してくれていることを心から祈っています。本当にお疲れ様でした!     看護医療学科 講師 藤澤弘枝 【関連記事】 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」受講レポート!~助産学専攻科

2017.01.18

乳房マッサージでご活躍されている宮下美代子先生が来学!~助産学専攻科

1月6日(金)、乳房マッサージでご活躍されている助産師の宮下美代子先生(みやした助産院の院長)が、本学助産学専攻科の中居先生との共同研究のために、横浜から来られました。   中居先生との研究内容は、乳房模型に対して乳房マッサージを行い、指圧と動作分析の測定をする実験研究です。 今回は模型での実施だったため、一般的な方法という事で助産学生も見学させていただきました。     宮下先生の手掌は分厚く柔らかい手をされており、リズミカルな乳房マッサージは、まるで模型が本当の乳房のように見え、母乳が今にも出てきそうに見えました。 また、宮下先生は学生に「マッサージをしながらお母さんのおっぱいの状態をアセスメントし、その上で個別的なマッサージをすること。とにかく触りなさい。そして観察してアセスメントするようにしなさい。」とのご指導を頂きました。 私たちは、実習中はほとんど乳房を触ることはなく、見た目の状態やお母さん達の訴えのみでアセスメントをしていましたが、まずはお母さんのおっぱいを触り、観察していき、様々な問題をアセスメントしたうえで個別的なマッサージをしていく必要性があることを学びました。   宮下先生の乳房マッサージの技術を見学できたことは、本当に貴重な機会でした。 今後、臨床で助産師として勤務した時、多くの母児のためにも、宮下先生のように個別的なおっぱいケアができるように頑張ります。宮下先生 ありがとうございました。 畿央大学 助産学専攻科 学生代表 荻野愛理 藤井智子

2017.01.17

御所市連携コミュニティカフェ開催レポートvol.58~Kioオレンヂ喫茶 in 御所

畿央大学と御所市、住民が共同して運営している「Kioオレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合いin 御所」が1月13日(金)に開催されました。午前は認知症についての話でサポーター養成講座としています。午後は認知症の方とその家族、介護をされている方、介護経験者による認知症についての思いを語り合う場です。御所市認知症啓発事業として、畿央大学健康科学部看護医療学科老年看護学の先生方と教員と共同で行っています。     13日は、地域のボランティアの方4名と畿央大学看護医療学科山崎教授と南部、御所市地域包括支援センター職員で行いました。午前は地域の方、ボランティアの方を含めて14名の参加がありました。内容は認知症の理解についてのDVD視聴と山崎教授による認知症の症状、対応の仕方などについてテキストを中心にした具体的な話です。参加者の方から「話が分かりやすくてよかったです」「何度聞いても損はない」などの意見がありました。     その後、認知症サポーターのマスコットである「ロバ隊長」をモールで作りました。結構難しく「ここどうするの?」「次は?」などと言いながら、20分ほどでマスコットを作りました。それぞれ、味があってかわいいマスコットが出来上がりました。 今日は2017年最初の開催ということもあり、会場を貸してくださっている上田さんからぜんざいの差し入れがあり、ほっこりとしたカフェとなりました。     午後は、寒くなってきたせいか参加がなく、御所市地域包括支援員2名、施設のケアマネージャーさん2名、畿央大学教員2名で、今後のカフェの方向性についてディスカッションをしました。   次回は2月10日(金)です。2016年度の「Kioオレンヂ喫茶(カフェ) 分かち合い in 御所」は2月で終わりとなります。 2017年度も開催しますので、お近くの方は、ぜひご参加ください。またお知り合いの方もお誘いください。 2017年4月以降のオレンヂカフェの予定はコチラ!   看護医療学科 講師 南部登志江 【関連記事】 過去の「御所コミュニティカフェの取り組み」記事を読む

2017.01.16

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.35~認知症カフェでのボランティア第2弾!

健康支援学生チームTASK※ から、理学療法学科1回生 礒兼実沙、池田結衣、看護医療学科1回生 配山ひなの、合計3人で1月15日(日)ボランティアとして広陵町の特別養護老人ホーム大和園で行われた「認知症カフェ」にお邪魔しました!   ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   最初はミニミニ講義として、入浴時に湯船に浸かる際の注意事項の説明と、この季節ならではの乾燥肌の解決法について教えていただきました。     次に、認知症予防になる頭の体操として、グループ対抗で「木」へんの漢字をできるだけ多く書き出すというゲームをしました。普段からケータイを使っているせいか全然思いつきませんね^^;他にも、「た」から始まる3文字の言葉を出し合ったりしました。頭を動かした後は体も動かしました。右手と左手で異なった動きをしたりして、学生の私たちも完璧にできませんでした。しかし、失敗が笑いになったりと上手にできなくても楽しめました。体を動かしながら頭も使う体操でした。 最後にみんなで、ねぎ焼きを作りました。役割分担したり手順を考えて行動するので、認知症予防にいいそうです!出来上がったねぎ焼きはみんなでおいしく食べました(^^)みんなで作る料理は美味しいですね。     認知症カフェは1ヶ月に1回行われており、毎回楽しみにしている方が多かったです。今回初めて参加された方も凄く満足していらっしゃいました。誰かの楽しみになる一日を作ることは素晴らしいなと感じました。そして、短い時間で満足させるスタッフさんの凄さや思いやりも感じることができました。また、参加者の方への気遣いやどうしたら楽しんでくださるか考えることの難しさも知りました。私たちにとって良い経験となったと思います。   理学療法学科 1回生 礒兼実沙   ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。 次回のひまわりカフェ(大和園開催)は、2月19日(日) 13:30~15:30です。 皆さんも一緒に参加しませんか?     ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2016.12.26

保健師課程選択学生の講義・演習・実習がすべて終了!~看護医療学科

看護医療学科4年次配当「保健医療福祉システム論Ⅱ」は保健師資格必修科目で、保健・医療・福祉の計画の企画および評価について実践的に学びます。本学では実習を行った市町村の健康増進計画について、その策定プロセス、実施、評価、改善の、いわゆる「PDCAサイクル」を整理・分析する演習を行っています。 発表では、パワーポイントに実習市町村のゆるキャラをちりばめ、学生は、思い思いのプレゼンテーションを行いました。     住民の声をどのように計画に取り入れたのか、PDCAサイクルの中で、住民にどのように政策の可視化を図ったのか、それぞれのグループが、計画策定にかかわった関係者に情報収集を行い、魅せるプレゼンテーションを意識し、うまくまとめて発表することができていました。そして、住民に沿う行政計画になるよう、住民の暮らしぶりを把握している保健師ならではの役割についても考察し、専門職が政策に関わる意義を深めることができました。お忙しい中、ご指導くださった市町村の皆さま、ありがとうございました! この授業の終了で、保健師課程選択学生の講義演習実習がすべて終わりました。完走した学生たちは、授業終了後、講義室のホワイトボードにそれぞれの思い出を綴りました。友人への感謝の言葉から教員の口癖まで(笑) 「国家試験全員合格に向けて頑張るぞー!」と一致団結で終わりました。   ▼授業終了後、記念撮影(在室されていた坂﨑先生も交えて)    保健医療福祉システム論Ⅱ 主担当 看護医療学科 准教授 廣金和枝

2016.12.16

TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.33~実習前健康診断に協力

こんにちは!健康支援学生チームTASK※、健康栄養学科2回生の今北知世菜です。   ※TASKはThink,Action,Support for Health by Kio Universityの略称です。学科の枠を越えて協力し合いながら、地域住民の方々や畿央生の健康支援を目的として活動しています。   12月10日( 土 )に理学療法学科、看護医療学科、現代教育学科の実習前健康診断のお手伝いをさせていただきました。     今回はヘモグロビン、体組成、骨密度、握力、垂直とび、長座体前屈、足趾把持力の7種類を測定しました。 私は足趾把持力(足の指の握力)を測らせてもらいました。最初は「もっともっと〜〜」と声かけするのが恥ずかしかったですが、声かけによって対象の方が踏ん張ってもう少し力を出してくれることが嬉しかったです。声かけの重要さを改めて感じました。     土曜日ということもあり人数が少なく2回生主体の活動でしたが、大きな失敗や機械のトラブル等もなくスムーズに測定を行うことができました。 理学療法学科、看護医療学科、現代教育学科の皆さん!実習頑張ってください!   朝早くからお疲れ様でした。最後はみんなでお決まりのT〜〜\( ˆoˆ )/      健康栄養学科2回生 今北知世菜     ●TASK関連の情報はTASK(健康支援学生チーム)活動レポートで、詳しくご覧になれます。

2016.12.13

第2回奈良メディカルラリーに在学生・卒業生・教員が参加!~看護医療学科

12月3日(土)、第2回メディカルラリーが奈良県立医科大学・附属病院で開催されました。メディカルラリーとは、医師、看護師、救急救命士など救急医療に携わる者が主に病院前救護(プレホスピタル)における知識、技術を競う競技会です。多くは、医師、看護師を含む4-6名を1チームで行われ、外傷、内因性疾患、心肺停止患者に対する心肺蘇生法、現場での安全確保の手順、トリアージなど多数傷病者への対応などが問われます。第2回目となる今年は、熊本や鹿児島、福岡などを含む県内外の医療機関から15チームがエントリーしました。会場の設定や傷病者役などボランティアは500人にも及びました。畿央大学からは、卒業生1名(看護医療学科2期生)、看護医療学科3回生1名、とTASKメンバー6名(2回生1名、1回生5名、いずれも看護医療学科)が参加しました。TASKメンバーは、11月の学習会で学んだムラージュ(傷病者メイク)を卒業生とともに任されました。 地下鉄構内での爆発事故やパニックで2階から飛び降りた精神疾患の患者さん、大規模交通災害など、シナリオは9つでした。   ▼スタッフと同じTシャツを着て、なかなかの活躍でした。ランチタイムで一度集合、記念写真。 ▲地下鉄駅構内火災と爆発 けが人やパニックになっている人でごったがえす…という想定   ▼列車事故 トリアージの現場(大学病院内外来の待合室を使って)   このブースのムラージュも畿央大学の学生が担当しました。   ▼真剣にムラージュ   今回、ムラージュ隊としてボランティアをしてくれたTASKメンバーから感想を頂きました。   救急の現場で医療者がどのようなことをしているのか見ることができ、貴重な時間をすごすことができました。もし私が働いているときに南海トラフが起きた場合、看護師としてどのようなことをしなければならないのか考えることにもつながった経験でした。(看護医療学科1回生 佐藤莉子)   非常に貴重な体験であり、看護師になりたいという気持ちが高まりました。また、実際のDMATの活動をみて、医療従事者それぞれどのような対応をしているのか、学ぶことが多くありました。再びこのような機会があれば参加させていただきたいと思います。 (看護医療学科1回生 山上真末)   実際に現場で活躍されている方々のチームワークや技術を間近で見ることができ、とても貴重な体験をすることができました。また、ムラージュを通して、こんな事故があったらどのような怪我をするのかということを考える勉強にもなりました。ぜひまた参加させていただきたいです。 (看護医療学科1回生 佐藤愛月)   このメディカルラリーを通して実際にDMATの方々がどのように災害現場で活動を行っているのかを間近で見ることができました。中でも印象的だったのは、熊本のDMATの方々で、他のチームの半分ほどのスピードで、救助を行っており、あまりの速さと正確さ、連携のとれたチームワークに驚きを隠せませんでした。同時に、災害現場ではこのような迅速さが1人でも多くの患者を救い出すためには最重要なスキルとなるのだと感じました。他にも、実際に病院内で勤務する医師や看護師、他の大学の学生や専門学校生と交流を深めることができ、丸一日、一秒一秒がとても貴重な時間であったと感じました。 (看護医療学科1回生 畑中陽太郎)   奈良メディカルラリーには、去年も参加させていただいたのですが、少し去年よりも理解できる部分が増え、より学びが多い、また、部活に所属していない私にとって、ボランティアは先輩や後輩と関わることのできる機会であり、様々な話ができて楽しかったです。(看護医療学科2回生 徳尾野楓)   災害は、いつでもだれにでも遭遇する可能性があります。先を読む力があれば、自身の身を守ること、また医療職者として、自身のもつ知識や技術をより効果的に使うことができます。今回は、ボランティアとして第3者的に全体を見ることができ、イメージ力を高める機会になったと思います。こうした訓練(競技会)への参加の意義はそこにあります。皆さん、早朝の準備から暗くなっての片づけまで、本当にお疲れ様でした。   看護医療学科 教授 堀内美由紀   【関連記事】 TASK(健康支援学生チーム)活動レポートvol.32~傷病者メイクを体験!