2019.05.27
全国への切符を掴めるか!?第42回全日本学生軟式野球選手権大会関西予選 第4戦!~軟式野球部
人間環境デザイン学科3回生、軟式野球部主将の海江田和輝です。 軟式野球部が2019年5月26日(日)に開催された第42回全日本学生軟式野球選手権大会関西予選(第4戦)に参加したので報告も兼ねてレポートさせて頂きます。 畿央大学は現在3勝0敗。この第4戦(対 宝塚医療大学)に勝つか引き分けるかで全国大会へ切符を手に入れることができます。 ▼試合開始前に円陣を組み士気を高める部員たち 今年のチームは昨年度から経験豊富な3回生が中心となり、チームを引っ張ります。第4戦のスターティングメンバーです。 1 セカンド 森田 (デザイン学科2回生) 2 ライト 海江田(デザイン学科3回生) 3 センター 楠(知)(デザイン学科3回生) 4 ショート 渡邊 (現代教育学科3回生) 5 ファースト 祷 (デザイン学科1回生) 6 キャッチャー 戸高 (現代教育学科3回生) 7 サード 楠(大)(現代教育学科2回生) 8 レフト 櫻井 (看護医療学科3回生) 9 ピッチャー 吉田 (健康栄養学科2回生) 畿央大学の後攻で試合が始まりました。 試合が動いたのは2回。この回、先頭打者の戸高選手、続く楠(大)選手がデッドボールで出塁し、続く櫻井選手もフォアボールを選びノーアウト満塁のビッグチャンスを作ります。9番吉田選手が凡打に終わりますが、続く先頭打者の1番森田選手が右中間へ豪快な満塁ホームランを放ちました!この回、一挙4点を先制します。 ▼先制の満塁ホームランを放った森田選手 ▼第4戦に先発した吉田投手。 吉田投手も粘り強く投げ続け4回・5回と3点ずつ失点を許しますが、なんとかチーム全員でピンチを乗り切ります。 ▼3回生が中心に2年生投手を盛り立てます。 5回裏に畿央大学も反撃に出ます。 2番海江田選手、3番楠(知)選手、4番渡邊選手がそれぞれ出塁し、またもやノーアウト満塁のチャンスを作ります。ここで登場したのが代打、谷本選手(理学療法学科1回生)。谷本選手は期待に応えてセンター前ヒットを放ち、1点を追加します。 ▼チャンスメイクで意地を見せた3回生たち。 後続も倒れ、この回は1点のみで終わります。畿央大学は6回から櫻井選手がマウンドに上がりました。 ▼リリーフとして登板した櫻井選手 6回に2点を追加され6回裏が終了した時点で5対8と逆転されてしまいます。この試合を落とせば全国大会への道が遠のいてしまう畿央大学は最後の意地を見せます。 7回裏、1アウト後に3番楠(知)選手がデッドボールで出塁し、続く4番の渡邊選手が左中間へツーベースを放ちます。 ▼チャンスを繋いだ渡邊選手 続く途中出場の國頭選手(現代教育学科1回生)がフォアボールで出塁し、この日3度目の満塁のチャンスを作ります。このチャンスに6番の戸髙選手が期待に応え、右中間へタイムリツーベースを放ちました。 ▼チャンスに応えた戸髙選手 この回、更に1点を追加し土壇場で8対8の同点に追いつきます。8回表の守備も無失点で抑え、裏の攻撃は無得点に終わりました。 ここで時間制限となり、このゲームは引き分けとなり試合終了です。 畿央大学軟式野球部、見事全国大会への切符を手にしました! ▼接戦を引き分けとし、安堵の表情を見せる畿央ナインたち。 新チーム最初の目標としていた全国大会出場が決まりとても嬉しく思います。苦しい展開の中でも誰1人諦めずと勝ちにこだわり続けた結果だと思っています。全国大会では1人1人が自分に任される役割を果たし、全員が準備した上で試合に入っていけるような試合運びを出来るように頑張っていきたいと思います。そして、笑顔で楽しく野球を!をモットーに全国制覇をめざします! 全国大会の日程ですが、8月18日〜24日の7日間で佐藤薬品スタジアム・橿原市硬式野球場・名張市総合グランド・宇陀市室生球場に分かれて開催されます。 今後とも軟式野球部の活躍にご期待ください! 軟式野球部主将 人間環境デザイン学科3回生 海江田和輝 【関連記事】 春のオープン戦(対 天理高校)レポート!~軟式野球部 第8回夏のセンバツ全日本軟式野球大会へ出場!~軟式野球部 全国大会出場に望みをつなげるか!?第41回全日本学生軟式野球選手権大会関西予選 第3戦!~軟式野球部
2019.05.27
3回生対象「第10回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科
3回生を対象とした「第10回基礎看護技術自己学修会」を開催しました。 2019年5月24日(金)、3回生を対象とした「第10回基礎看護技術自己学修会」を行い、45名の学生が参加しました。今年度の学修会は、学生がより主体的に取り組むことをねらいとして、各自で学修する内容を計画・実施する形式に変更しています。 4月の学修会では、援助の実施以前に、必要物品の準備であたふたする様子も見られましたが、回数を重ねるごとに準備から実施・後片付けまでの一連の流れが、スムーズに行えるようになってきました。また、「麻痺のある患者さんを想定した寝衣交換」といった、基本的な技術を元に応用も考えて援助を実施している学生もいました。その様な中で、「寝衣の袖を脱がせることができない」「身体の下に処置用シーツが敷けない」「シーツが濡れてしまった」「床に水をこぼしてしまった」と、学生が戸惑う様子がところどころで見受けられました。 頭の中で考えていた計画や、テキストで調べていた方法も、いざ実践してみると思うようにいかないことが多々あります。健康な学生同士であっても上手くいかないのですから、健康障害を持つ患者さんへの援助がいかに難しいものであるのか、想像に難くないことだと思われます。 今回の学修会は、学生が自分自身で考えた援助を実践し、「考えていたような援助ができなかった」という体験からの学びを得る機会となったのではないかと思います。学修会では失敗を恐れずにチャレンジし、様々な体験を重ねて、基礎看護技術の修得をめざしてほしいと思います。そして、一人ひとりの学生が、3回生後期の各看護学実習で、患者さんに適したより良い援助を提供できるよう心から願っています。 看護医療学科 基礎看護学領域 林有学・須藤聖子・小林智子・中西恵理 【関連記事】 3回生対象「第9回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 3回生対象「第8回 基礎看護技術自己学修会」を開催!~看護医療学科 市立東大阪医療センターの合同災害訓練に、学生が患者役として参加!~看護医療学科 教育・教授活動に関する自主学習会を行いました~看護医療学科教員レポート
2019.05.24
同窓会レポート~理学療法学科11期生
畿桜会(畿央大学・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会)では、卒業後の同窓生のつながりを活性化することを目的に、一定数以上集まる同窓会の開催を補助しています。 ▶同窓会開催にかかわる補助について(大学ホームページ) 今回は、理学療法学科11期生の同窓会レポートをお届けします! 2019年5月11日(土) 理学療法学科11期生の同窓会を開催しました。 仕事などで忙しい中、37人も集まりました! 仕事終わりの人がほとんどなので、スタートは少し遅めの20時。遅れる人も多いかなと予想していましたが、時間通りに進むことができ、今までの私達では考えられないほど優秀なスタートでした。すっかり社会人になったな〜と、序盤からしみじみ。 久しぶりに会った仲間の顔は、少し大人びたような(老けたような・・・)、学生の頃とはやっぱり少し変わっていて、卒業から3年も経ったのだと改めて実感。でも、騒がしいのは相変わらずで、終始分け隔てなくワイワイ楽しい雰囲気でした。 終盤に、理学お得意の全員からケーキサプライズ!!飲み会前後の誕生日や同期で1番目の結婚など、おめでたいことばかりで全員で歌ってお祝いし、とても賑やかな会になりました! PTという仕事は全員同じですか、研究や臨床、教育や外部活動など、それぞれが違う分野で活躍しています。これから更に、多方面で活躍していく同期の姿を見ることがとても楽しみで、来年の同窓会が待ち遠しく感じます。 理学療法学科11期生 安浦優佳
2019.05.24
離島・へき地医療体験実習(山添村)レポート~看護医療学科
山添村のへき地実習でコミュニティナースの役割について学びました! 看護医療学科4回生の必修科目である「離島・へき地医療体験実習」の現地実習が2019年5月14日(火)~5月16日(木)の3日間で行われ、学生たちは奈良県内4か所の実習地にわかれて参加しました。そのうちの1か所である山添村には24名の学生が参加しました。地域の方々、山添村役場保健福祉課、2カ所の村立国保診療所をはじめとする村内各機関のみなさまのご協力のもと、素晴らしい実習ができました。特に、コミュニティナースについて、多くを学ぶことができました。3日間の様子をご報告いたします。 1日目(5月14日) 初日は、山添村の保健医療の概況を知ることから始めました。山添村役場保健福祉課の前川課長と社会福祉協議会の浦局長から山添村の概況や健康課題のお話をお伺いしました。 その後、バスで村内を移動し、コミュニティナースの荏原さんより村内を案内していただきながら日常の活動についてお伺いしました。あいにくの雨だったので、観光スポットでもある「めえめえ牧場」で羊とたわむれることはかないませんでしたが、井久保工房にお邪魔して昼食をいただきました。 井久保さんは退職後、子どもを対象とした木工体験を行っていらっしゃいます。村民の方にあたたかく迎えていただき、木の温もりを感じながらほっこりとした時間を過ごしました! 午後は、東山診療所と波多野診療所を見学しました。 村の医療の現状や、隣接している市の医療機関の先生方と顔の見える関係を築き、連携しながら医療を提供していることや、必要に応じて往診を行い地域に密着した活動を行っていることをお聞きしました。水口先生、大久保看護師に講話を行っていただき、山添村へき地医療について学びを深めることができました。ご協力感謝いたします。 2日目(5月14日) 2日目は、お茶摘みや農業体験、地域の活動や集会に参加させていただき、山添村の方々の仕事や日々の暮らしを伺い交流を深めました。 山添村は古くからの大和茶の産地です。保育所跡地を活用した「かすががーでん」ではお茶摘み体験をさせていただきました。斜面いっぱいに広がる緑の中で「一芯二葉」のやわらかいお茶っ葉を一枚一枚摘んでいきます。摘んだ茶葉は釜煎りし、3日目の骨密度測定会に来てくださった地域の方々に召し上がっていただくことにしました。 昼食は、地域の伝統食であるフキ俵や、その場で調理してくださった旬の野菜をおいしくいただきました。このフキ俵は、学生自身にも包む体験をさせてくださり、よい体験となりました。 「かすががーでん」では、県外の人に向けた地域活性化のイベントも積極的に行っていました。 お昼からは、各班に分かれ農作業体験や、特定非営利活動法人どうで、地域の女子会での交流、ガソリンスタンドではコミュニティナース疑似体験をしました。 ▲(農業体験)元気に育ってね! 愛情をこめて育てています。 ▲写真左:(どうで)人生初の巻き割り! 写真右:(女子会)初対面とは思えない盛り上がり! ▲(農協ガソリンスタンド)ここは幅広い年代のお客さんが声をかけてくれます。コミュニティナースの活動拠点です。 山添村で暮らす方々の生活や思いを肌で感じ、病院実習だけでは経験できない学びができた貴重な一日となりました。ご協力いただきました皆様方、本当にありがとうございました。 3日目(5月16日) 3日目最終日の午前中は学生が準備に最も時間をかけた骨密度測定会が公民館で実施されました。 測定会では、骨密度のほかに足趾力、握力も測定し、百歳体操を住民の皆さんと一緒に行いました。測定会は前日の宣伝もあり、34名の方々に来ていただきました。測定会場に設けた休憩コーナーでは、2日目に学生が摘んだ手もみ新茶がふるまわれ、好評を博しました。 コミュニティナースの活動のお話を聞いたのち、お昼は山添村で営業されているレストランにお願いしたお弁当をいただきました。 午後に訪問した児童館では、館長さん自ら手書きの色紙で温かく迎えていただきました。村内には下校後、自宅で一人になる子供が少なくなく、小学生47名、保育園児1名が現在利用しています。村内の子供の数は減っていますが、児童館の利用数は増えているという現状です。児童館は子供の居場所であり、社会性を育む場として重要な役割を担っていることを学びました。 3日間のへき地実習で学生たちは多くのことを学びました。今後、看護職に就いた後もこの経験は役に立つと思います。 最後になりましたが、この実りある3日間の実習のために多くのご協力を賜りました関係者の皆様、地域の皆様に深く感謝いたします。 看護医療学科 准教授 文鐘聲 堀江尚子 講師 田中陽子 助手 髙橋朝江 【関連記事】 離島・へき地医療体験実習(宇陀市大宇陀地区)レポート~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポートvol.2~看護医療学科 離島・へき地医療体験実習(川上村)レポートvol.1~看護医療学科
2019.05.23
お笑い芸人「コロコロチキチキペッパーズ」がアルティメット部を直撃取材!
一昨年のビーチラクビー部の取材から2年、今年はアルティメット部の取材にお笑い芸人「コロコロチキチキペッパーズ」のナダルさん・西野創人さんと、「ヒガシ逢ウサカ」の高見雄登さんが、5月23日(木)に来学されました! これは、ケーブルテレビ KCNファミリーチャンネル 毎週月曜9時放送「コロコロチキチキペッパーズのやっべぇぞ!!」という番組で、学校の部活動などに戦いを挑む…という企画です。 【アルティメットとは】 1968年に高校生のジョエル・シルバーが考案し、アメリカ合衆国ニュージャージー州メイプルウッド市のコロンビア高校で最初のゲームが行われた7人制のチームスポーツで、100m×37mのフィールドでフライングディスクを落とさずにパスをして運び、コート両端のエンドゾーン内でディスクをキャッチすれば得点となるスポーツです。(一般社団法人日本フライングディスク協会HPより引用) 次期キャプテンの理学療法学科2回生の江田朱里さんから、アルティメット部に入部したきっかけから、競技内容・ルール、フライングディスクの投げ方など説明がありました。江田さんのアルティメット愛があふれる説明は、丁寧かつ分かりやすく笑いを交えた説明で、撮影前の緊張感もなくなり、みんな笑顔で練習を開始しました! ▼試合前の練習風景 ▼だんだんとうまくなるコロチキの2人。この後の試合に期待? ▼試合前には、キャプテンや遠くから通学している学生にインタビュー。 練習が終わってからは、いよいよ「コロチキの2人を擁する男子チーム」対「女子チーム」とでガチンコ勝負へ! ▼試合前の両チーム ▼西野さんのスローイングでゲームスタート(スローオフ) ▼フライングディスクをキャッチした相手側の攻撃がスタート。パスを阻止するコロチキの2人。 ▼白熱したゲーム展開! 炎天下の暑さに負けないくらいに白熱した試合に!結果は果たして!?…6月の放送をご期待ください! ▼全員で記念撮影!!! ▼撮影中、サインや写真撮影にも丁寧に対応いただきました。 ナダルさん、西野さん、高見さん、畿央大学までお越しいただきありがとうございました! 畿央大学アルティメット部が登場するのは、6月2日(日)の放送からです。KCNに加入されていない方も、後日KCNホームページでご覧になれます。 番組タイトル:「コロコロチキチキペッパーズのやっべぇぞ!!」 【放送日時】 初回放送:6月2日(日) 再放送:6月14日(金)まで 【放送時間】 月曜日:21:00~21:30 火曜日:8:00~8:30、24:30~25:00 水曜日:19:30~20:00 木曜日:12:30~13:00 金曜日:22:30~23:00 日曜日:21:30~22:00 【放送チャンネル】 KCNファミリーチャンネル(地上11) Koma-TV(地上12) ※6月15日以降、ケーブルテレビの動画配信サイト「じもテレ」にて配信されます。 【関連リンク】 KCNホームページ http://tv.kcn.jp/
2019.05.23
種を福島に送り返す「ひまわりプロジェクト」が始動!~災害復興ボランティア部HOPEFUL
こんにちは!災害復興ボランティア部 HOPEFULです。 今年度も福島の「ひまわりプロジェクト」に参加させて頂くことになりました! (引用:http://himawariproject.com/whats.html) 【ひまわりプロジェクト 第1弾! ~種まき~】 まず、最初の活動として、2019年5月16日(木)に種まきを行いました! 新しくHOPEFULに入部してくれた1回生も加わり、自己紹介をしながら始まりました。 買ってきた培養土を、ポットとプランターに入れ、 種をまき、水やりを行いました! これからはHOPEFUL部員で当番制にし、毎日水やりを行っていきます。これから芽が出るのが楽しみです! 災害復興ボランティア部「HOPEFUL」広報 現代教育学科2回生 増谷美穂 ●災害復興ボランティア部 HOPEFULの活動記録はコチラ!
2019.05.23
2019年度 運動器リハビリテーションセミナー「基礎編」を開講しました。
今年で8年目となる「畿央大学運動器リハビリテーションセミナー」が、始まりました。 今年度も4回のセミナーを予定しており、『患者様の見立て方』にフォーカスを当てたコンテンツをご用意しました。 2019年5月19日(日)は「基礎編」として、『医療画像について』『骨と生活習慣病』『運動器の痛みとリハビリテーション』『Fascia(ファシア)』の講義を行ないました。 「医療画像について」 担当:理学療法学科 福本准教授 医療画像の原理や撮影方法など、特に超音波検査について時間を割き、今後の理学療法現場における超音波検査の 有用性と展望について講義をしました。 「骨と生活習慣病」 担当:理学療法学科 峯松教授 骨の基礎的な部分から生活習慣病に至る経緯と骨への影響、また、その評価、いわゆる「見立て」に関して講義をしました。 「運動器の痛みとリハビリテーション」 担当:理学療法学科・畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター 前岡准教授 運動器の疼痛に関して、神経系からの疼痛の考え方を運動器リハビリへ応用するための評価方法について講義をしました。 「Fascia(ファシア)」 担当:理学療法学科 今北教授 『Fasciaってご存知ですか?』から講義が始まり、近年注目されているFasciaについてわかりやすく解説し、国際Fascia学会で受賞された自身の基礎実験データなどを提示し、臨床現場への応用についても講義をしました。 毎回のことですが、受講者の方々は大変熱心に聴講していただきました。 次回は基礎実習として豚検体を使用した膝の解剖実習とエコー実習(7月28日)を開催します。 その後、評価編(10月27日)、評価応用編(2020年1月26日)と続きます。 ●今後の運動器リハビリテーションセミナー詳細 評価から問題点を抽出し、問題点を打開するためのリハビリテーション(理学療法)プログラムを構築することは日々臨床で実施されていることと思います。その際、いわゆる『見立て』が重要であることは周知の事実かと思います。 リカレントともに最新情報を得ることで日々臨床に活用いただければと考えております。 各回、若干の空きがありますので、お早めにお申し込みください。スタッフ一同、お待ちしております。 理学療法学科 准教授 福本貴彦 【関連記事】 平成30年度運動器リハビリテーションセミナー「臨床編」を開講しました。 平成30年度運動器リハビリテーションセミナー「臨床実践編 (膝関節)」を開講しました。 平成30年度 運動器リハビリテーションセミナー「エビデンス編」を開講しました。
2019.05.20
4回生の体験談から進路を考える!~現代教育学科「キャリア形成セミナー」
現代教育学科1回生は、「自己実現に向けた職業選択ができるように、自己の課題を明らかにし、その課題を克服するための大学生活におけるキャリア形成を描く」ことをめざして、「キャリア形成セミナー」を受講します。「先輩の体験談を聴く」と題した回では、お話を聴いた1回生と、体験を語った4回生のそれぞれから感想文が届きました。 <聴講した1回生の感想> 現代教育学科幼児教育コース1回生の小野田洸介です。 入学して1ヶ月が経ちました。はじめは不安な気持ちでいっぱいでしたが、宿泊研修やサークル活動を通して、同じコースだけではなく他コースや他学部のみなさんと仲良くなりました。今は忙しくも充実した大学生活を送っています。 僕たち1回生は毎週木曜日1限に「キャリア形成セミナー」という授業を受講しています。 2019年5月16日(木)は先輩方の体験談を聞きました。 僕は先輩方のお話を聞いて、2つのことが心に残りました。 ひとつは、4回生の梅村美希さんのお話です。梅村さんは、幼保小の3つの免許を取るために幅広く教育の勉強をしたからこそ、幼児教育の大切さがわかったと仰っていました。この話を聞いて、僕も様々な視点から教育というものを学び、子どもたちにとって一番いい教育ができるようになりたいと思いました。 もうひとつは、一般企業就職をめざす4回生の石川絢菜さんと中川華蓮さんのお話です。教師という立場だけでなく一般企業でも教育はできることと、教育学部だからといって先生にならないといけないというわけではないということが印象的でした。この話を聞いて、教育といっても様々な形があり、教育学部で学んだことは様々な場面で活かせるのだなと思いました。 教育学部への入学は教師をめざすことだという意識は、教育学部に入学した僕たちが知らず知らずのうちに持っていると思います。様々な職種をめざす先輩方のお話を聞いて、自分の進路の可能性が広がったように感じました。今だけでなく今後進路に悩んだとき、とても有益なものになると思います。 お忙しいなか、僕たち1回生のためにお話をしていただき、ありがとうございました。 現代教育学科幼児教育コース1回生 小野田洸介 <体験談を語った4回生の感想> 現代教育学科学校教育コース4回生の石峰杏里茶です。 私はキャリア形成セミナーのお話をいただいたとき、純粋にうれしかったです。それは、「これまで私が悩みながらもがんばってきたことを見ていてくれた人がいるんだ!」「それを評価してもらっているんだ!!」と感じたからです。せっかくなら、これまで進路に悩んできた私にしかできないお話をしたい、1回生の皆さんには大学生活中に本当に自分がやりたいと思えることを見つけていってほしいということを伝えたいと思いました。 体験談の打ち合わせでは、同級生の進路に対する思いや悩みを初めて知りました。悩んできたのは私だけではなく、みんなそれぞれ大学に入学してから悩みや葛藤を経験して今に至っているということがわかりました。また、みんなそれぞれ真剣に自分の気持ちに向き合っているからこそ、後悔のない進路選択ができているのだと思いました。その話し方には、自信が感じられました。私は友だちの新たな面が見られたような気がして、何だかとても楽しかったです。 1回生の皆さんは、私たちの話にとても真剣に耳を傾けてくれていました。そんなキラキラとした1回生を見ていると、「自分の思いを伝えたい!」という一心で話をすることができました。また、話をしていく中で、私は心の底から特別支援学校教諭に魅力を感じているということを改めて自覚できました。 このような貴重な機会を与えてくださったことに感謝しています。ありがとうございました。自分の夢を叶えられるように、これからがんばります!! 特別支援学校教諭志望 現代教育学科学校教育コース4回生 石峰杏里茶 1回生は、一生懸命メモをとり、先輩のお話に耳を傾けていました。また、8名の先輩学生も、大学での学びや実習、課外活動から得た経験や進路に向けた取り組みの様子、大学生活へのアドバイス等を率直に語ってくれ、双方にとってとても学びの多い時間を過ごすことができたように思います。 現代教育学科 宮村裕子・小林佐知子
2019.05.20
外部講師に学ぶ!奈良に伝わる「わらべうた遊び」~現代教育学科「幼稚園教育実習指導」
現代教育学科幼児教育コース3回生の古川咲と和田光貴です。 私たちは9月の幼稚園教育実習に向けて、毎週水曜日1限の「幼稚園教育実習指導」を受講しています。令和元年5月15日(水)の授業では、奈良市音声館の葺石佐知子先生にお越しいただき、奈良に伝わる「わらべうた遊び」の講習を受けました。ちなみに奈良市音声館は、奈良県内に伝わる“わらべうた”の保存・普及を中心に様々な活動を企画・運営している施設です。 今回の講習の目的は、せっかく奈良にある大学で幼児教育の勉強をしているので、奈良に伝わる「わらべうた遊び」実際の保育に活かせるようになることです。 講習では、まず、わらべうたが話し言葉のように2音を基本としており、リズムに乗って歌って遊ぶものだと教えていただきました。そして、じゃんけんのわらべうた遊びをしました。みんなで輪になって、2人で向き合って、歌いながら手を大きく動かしてじゃんけんをするだけでウキウキした楽しい気持ちになりました。葺石先生は、勝ったときはもちろん、負けたりあいこだったりしたときの気持ちも受けとめるような関わり方を教えてくださいました。 次に、汽車の絵本の読み聞かせをしていただきました。お話をそのまま読むのではなく、汽車が走っている様子を表わすわらべうたを歌うという仕掛けがありました。お話を聞くだけのときよりも、子どもたちはお話にグッと入り込めるのではないかと思いました。この後、私たちは「わらべうた」に合わせて、汽車になりきった動きで遊びました。 最後に《うちのねえさん》という「わらべうた」でふれあい遊びをしました。 振り返りでは、講習を通して、「わらべうた」が乳児から幼児まで幅広い発達段階に応じて遊べること、「静かにしなさい!」と言わなくても、ふしを歌い遊ぶことで乳幼児の注意を引き付けられることなどが学びとして出ました。 葺石佐知子先生、ありがとうございました!! 現代教育学科幼児教育コース3回生 和田光貴 「わらべうた」と聞くと、幼い子どもの遊びではないかと考えがちですが、私たち大学生でも十分に楽しむことができました。例えば《うちのねえさん》というわらべうたでは、困ったねえさんが着物のたもとで涙を拭く場面があり、昔の人々の暮らしぶりに触れるきっかけにもなりました。 このように、「わらべうた」は単にみんなで遊ぶうたというだけなく、私たちの生活と関連したところに楽しさを感じるものではないかと感じました。他にも、「○○ちゃん」「はあい」と応答の場面の歌い合いを経験しました。普通に名前を呼ばれるのではなく、歌いながら呼ばれることで、すごく楽しい気持ちになり、呼びかけてくれる歌い方に合わせて「は~あ~い」と応えたくなりました。これまで、生活の中で「呼ばれたら返事をする」ことは単なる習慣のようで無意識でしたが、歌い合うことでこんなにも楽しくなるんだと実感しました。それに、返事をした後にも歌を続けたくなったので、新たなコミュニケーションが生まれる可能性を感じました。 「わらべうた」講習を受けて、私自身の見方が変わりました。「わらべうた」の魅力を活かして、9月の幼稚園実習ではぜひ子どもたちと一緒にわらべうたで遊んでみたいと思います。 現代教育学科幼児教育コース3回生 古川咲 【関連記事】 学生広報スタッフblog vol.235~現代教育学科幼児教育コースの学びレポート!
2019.05.20
2019年度 奈良県認知症ケア専門士会総会&第13回研修会を開催しました!~看護医療学科
2019年度 奈良県認知症ケア専門士会総会と第13回研修会が、令和元(2019)年5月18日(土)に畿央大学において総勢38名(講師1人・スタッフ8人を含む)の参加で開催されました。 認知症ケア専門士は、わが国における認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的に日本認知症ケア学会が認定する資格です。生涯教育が特徴の一つであり、常に認知症について新しく学び続けることが求められる資格で、意識の高い方々が集まっておられます。奈良県認知症ケア専門士会の会員数は約400名、保健・福祉・医療関係の職員などが、その多くを占めています。 ▲奈良県認知症ケア専門士会の会長である山崎尚美教授のご挨拶 ●2019年度 奈良県認知症ケア専門士会 総会 会の活動報告と活動計画、そして、会計報告と予算について報告されました。とりわけ、奈良県認知症ケア専門士会では、予算が厳しい状況の中でも会員拡大を最も大きい課題の1つと考え、その障壁の1つになる会費を、今年も無料として頑張っていくことが確認されました。ぜひ皆様も会の趣旨にご賛同いただき、会へのご入会をお願い申し上げます。認知症ケアについて、仲間と語り合うことで元気になれますよ。 ▲総会での活動報告をする理事の吉川聡史様 ▲会計報告と予算について説明する森ノ宮医療大学の南部登志江教授 ●奈良県認知症ケア専門会 第13回研修会 「介護業界への外国人受け入れに関する人材育成のあり方 ― 認知症の人を支える人材育成 ― 」 と題して、奈良東病院事務局長・近畿社会福祉専門学校留学生担当責任者の岡田智幸様に、ご講演をいただきました。介護職不足はメディアを通じて広く報道されていますが、厚生労働省の統計や受給見通し、離職率の高さを見ても人員不足は非常に深刻です。いわゆる団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者となる2025年には、手立てをしなければ約50万人の介護職不足が起きる予測さえあります。そんな中、介護業界への外国人受け入れをスムーズにする取り組みにも大きな期待がかけられています。 岡田講師の働いている法人では2001年ごろより、その取り組みを始め先進的な経験を蓄えておられて、興味深いものでした。経済連携協定(EPA)以外にも3つの法的な制度があり、その実情についても詳しく伺いました。 日本人の人材教育も大事であるが、外国から来ていただいている方への教育も大切です。日本の介護教育機関での受け入れも先進的に取り組んでおられることが説明されました。例えばベトナムでのケアの教育プログラム作成に日本が協力すれば、その国のケアの力が上がると同時に、その教育を受けたベトナムの方が来日されるならプラスに働くことになります(会長でもある本学の山崎教授も関わって推進しています)。 そして何より、実際にベトナム、中国、インドネシアからの介護士さんが参加しておられ、介護される方のほぼ100%の方が、彼女たちを好意的に受け取っているという調査結果も、発言やその後の交流から納得できるものでした。皆さんとってもいい感じです。 大変貴重なご講演ありがとうございました。 ▲講演をする岡田智幸様 ●world café(ワールドカフェ) 研修会の後半は、ワールドカフェという参加者によるグループワークをしました。カフェということで、飲み物とチョコやスナック菓子をいただきながら、テーマ「認知症の人を支える人材育成」について話しました。そして、時間になれば、グループメンバーはホストを残して別のグループに移動して、新たに展開している話題や内容について話し合いを繰り返し、認識を深めていきます。そこで語られる現場の声が大変新鮮で、参加者の皆さんのケアへの熱意に元気づけられました。 ▲ ワールドカフェの様子。全体をファシリテートする理事の原嶋清香様 次の研修会は2019年10月10日(木) 「笑顔で生きる –私たちの希望と願い- (仮) 」オレンジドア代表 丹野智文様の講演会とVR体験を予定しています。是非ご参加ください。お待ちしております。 看護医療学科准教授 上仲久 ●日本県認知症ケア専門士会公式HPはコチラから! ●日本県認知症ケア専門士会公式Facebookはコチラから! ●奈良県認知症ケア専門士会公式Facebookはコチラから! 【関連記事】 認知症啓発の列島リレー「RUN伴」に参加・協力!~看護医療学科 畿央祭教員企画「第12回奈良県認知症ケア専門士会研修会」~看護医療学科 平成30年度奈良県認知症ケア専門士会 第1回研修会を開催しました。
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