2021.03.09

奈良県商工会連合会とのコラボでカトラリーセットを開発中!~人間環境デザイン学科

奈良県商工会連合会(担当:丸橋課長補佐)との産官学連携事業は10年以上も続いています。特に下市町との連携事業では「合格割箸(ごうかくかつばし)」をつくるなど大きな成果を残しました。一昨年からは、奈良のホテル内で販売するお土産というテーマでデザインから取り組んできましたが、コロナ禍の中、開発が思うように進まず停滞を余儀なくされました。 我々がデザインしたのは「おうちシリーズ」というカトラリーセットです。箸置きだけではなく、スプーンとお箸がセットになるものなど新しい提案もしました。商品ブランドから考え「NARAA(ナラア)」と命名しました。ロゴタイプまでデザインしています。   ▲NARAAのロゴ   まだ試作品の段階ですが、ここにご紹介させていただきます。試作品をつくってもらったのは立体表現Ⅱの授業でお世話になっています稲葉崇史先生(INABA WOOD WORKS)です。それぞれの断面が「おうち」になっています。   ▲カトラリーセットの試作品     この「おうちシリーズ」は今年度の人間環境デザイン学科4回生の卒業研究に結びつきました。卒ゼミ生の陣田真衣さんが「おうちのおうち」というテーマでステイホーム生活に潤いを運ぶ子どもの基地を制作しました。   ▲卒業制作を囲んで(左:陣田真衣さん、右:奈良県商工会連合会 丸橋課長補佐)   産官学連携事業は三者の合意がないとそのプロジェクトは進みません。その為、商品開発のハードルはかなり高くなります。 陣田さんの卒業研究では奈良商工会と材木屋さんとも打ち合わせをしました。プロの意見を真摯に聴くことで作品に反映させることもできました。完璧な仕事にはなりませんでしたが、そのプロセスを含めて彼女にとって勉強になったのではと思います。   人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜   【関連記事】 香芝市と産官学連携で「光るスマイルブローチ」商品開発プロジェクト!~人間環境デザイン学科加藤プロジェクトゼミ

2021.03.08

神経リハビリテーション学研究室、京都大学との研究交流会を開催!~健康科学研究科

第3回 畿央大学大学院 神経リハビリテーション学研究室・ 京都大学大学院大畑研究室 合同研究会   2021年3月6日(土)、オンライン上にて、畿央大学大学院 神経リハビリテーション学研究室と京都大学大学院大畑研究室の研究交流会が開催されました。プログラムとしては、大畑光司先生による開会のあいさつ後、大畑研究室の大学院生より現在取り組まれている研究についてご紹介していただきました。その後、畿央大学大学院から乾さん、赤口さん、宮脇さんから研究の紹介を行い、双方の研究内容に関して意見交換を行いました。最後に、森岡教授による閉会のあいさつが行われました。   大畑研究室からは、神尾さんが「ステップ位置の調節における中枢内制御」、Jeffreyさんが「脳性麻痺の歩行時の筋電図解析」、鈴木さんが「歩行時の下肢の大域的運動」について話題提供していただきました。現在進行形で取り組まれている研究内容について実験手続きや解析方法など試行錯誤されており、私としても共感できる部分が多く、大変興味深く聴講することができました。森岡教授からも各発表に対して意見やアドバイスを発しておられ、活発なディスカッションとなりました。   畿央大学大学院からは、乾さんが「脳卒中患者の不整地歩行」、赤口さんが「慢性期脳卒中患者の把持力調節」、宮脇さんが「脳卒中患者の自他帰属戦略」について話題提供しました。各研究に対して、大畑研究室の大学院生と研究員、そして大畑先生より的確なご意見とご指摘をいただけました。最終的には終了予定時間を超過するほど互いに議論し、日頃のゼミとは異なる視点の意見を伺うことができ充実した合同研究会となりました。   ▲延べ18名:畿央大学大学院 11名、京都大学大学院 7名が参加 (画面上は17名)   大畑研究室との合同研究会は今回で3回目となり、私自身は初めての参加となりましたが、今回は運動・歩行制御に関する研究内容であり、方向性は同じでありつつもお互いの研究室の「色」を感じることができました。そのため、異なる研究室間の意見交換は研究室の得意とする分野の知識および技術を提供することができ、研究を進めていく上で非常に有益な場であると感じました。森岡教授の閉会の挨拶では、将来的には双方に共同して神経理学療法学の発展を担っていく必要性についても述べられており、私も貢献できるよう改めて襟を正されました。   第1回は畿央大学で、第2回は京都大学で開催された本合同研究会は、COVID-19の影響でオンライン開催となりました。感染状況のより早い収束を願い、次回は社会性の面からも直接的にお互い顔を合わせ意見交換ができることを願っております。 最後になりましたが、大変お忙しい中、快くご対応いただいた大畑先生ならびに、大畑研究室の皆様、本会の調節役を担ってくださった研究員の川崎さんと当研究室の水田さん、そして、このような機会を与えてくださった森岡教授には心より感謝申し上げます。   畿央大学大学院 健康科学研究科 神経リハビリテーション学研究室 修士課程1年 田中智哉 【関連記事】 令和元年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成30年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成29年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成28年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成27年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成26年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成25年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成24年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成23年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成21年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会 平成20年度 畿央大学神経リハビリテーション研究大会

2021.03.04

人間環境デザイン学科村田先生が奈良テレビ「角角鹿鹿」に登場!

奈良テレビで毎週土曜日よる9時30分から放送されている「角角鹿鹿」。奈良県出身の俳優:加藤雅也さんが、奈良県内のおもしろいスポットを紹介しています。     3月6日(土)・13日(土)は「靴下をめぐる旅」で、東京の加藤さんから特命を受けたスティーヴエトウ氏が、靴下生産量日本一の広陵町界隈を取材に訪れました。     「広陵町×靴下といえば、靴下百年史の編集者でもある本学人間環境デザイン学科の村田先生」ということで、村田浩子教授が取材を受けました。広陵町は大和木綿の生産地です。村田先生と卒業研究で木綿作りに関わったアパレル造形コース4回生松浦さんが、綿花から糸を紡ぎ布を織り靴下が出来るまでの過程を解説しています。 放送は今週末3/6(土)21:30~、再放送3/13(土)21:30~です。お楽しみに!     【関連記事】 広陵町かぐや姫まつりで「靴下ファッションショー」をプロデュース! 「NARAソックス・プロジェクト」成果を発表! BSジャパン「空から日本を見てみよう+」に本学および人間環境デザイン学科村田ゼミ生が登場! 奈良県連携「咲良史歌鹿ファッションショー」を開催! 学生広報スタッフblog vol.210~広陵町かぐや姫まつり 靴下デザインコンテストに参加! 広陵町かぐや姫まつり「ソックアニマルつくり」ワークショップを開催しました! 広陵町の靴下百年史が発行されました!

2021.03.03

椅子の実践的研究レポート~人間環境デザイン学科教員

人間環境デザイン学科 教員の加藤信喜です。 家具を制作する授業として「立体表現Ⅱ」があります。授業の要の先生としてプロの木工作家に来ていただいていますが、その先生と一緒に家具を制作しています。私がデザインをして木工の先生に制作してもらうというコンビで多くの家具を制作してきました。今回はその椅子を紹介させていただきます。   ①おにぎりスツール(制作:永田健一先生) ピクニックや遠足に行くときに持っていける小さな折りたたみスツールです。上から見ると「おにぎり」のカタチになっています。紐を外したり結んだりして脚を折りたたみます。 おむすびの三角形の一辺は28センチ、座の高さは20.5センチと持ち運びに便利なように小ぶりにしました。     ②愛のないアルファベットスツール(制作:湯浅則夫先生) このスツールは正面からみると、文字通りAからZの文字になっています。全てのアルファベットをつくってはいませんが(試作は6脚)、1文字だけできなかったものがあります。それは「I」というスペルです。Hを90度回転させれば行けそうでしたが、座面が小さくしかも構造的に問題があり結局「I」だけ諦めたのです。ネーミングはそのために洒落ています。   ▲(上:アルファベットのE、下:アルファベットのM)   ▲(上:アルファベットのX、下:アルファベットのZ)   ③BLACK&WHITE チェアー(制作:湯浅則夫先生) リートフェルトのRED&BLUEチェアーはあまりにも有名な名作椅子で、大学のエントランスホールにも飾られています。その横に同じような椅子がありますが、ジョイントをよく見れば少し違います。日本古来の接手技術「三方組手」を採用し釘なしで部材をばらばらにすることができます。リートフェルトへのオマージュとして制作。     ▲写真:三方組手の様子   ④ZICZACチェアー(制作:湯浅則夫先生) この椅子もリートフェルトへのオマージュとしてつくりました。本物のZIGZAGチェアーも大学のエントランスホールに並んでいます。この椅子は木だけで制作されているため、折れ曲げ部のジョイントが楔(くさび)で補強されています。この楔を取ることができたらもっとシンプルなカタチができるのではと考えました。最初の試作では木製でチャレンジし、板の内部に鉄板が入れたものを作成し、2回目は薄鉄板を折り曲げて、薄さを意識したデザインで完成させました。   ▲写真上:完成品、写真下:試作品(木製の椅子の内部に鉄板を入れたもの)   ⑤最新作・素敵な椅子 このタイトルも駄洒落です。ステッキのようなデザインになっているため命名しました。そもそも椅子は休息するためのものですが、この椅子はおちおち安息することはできません。軽作業をするときに補助的に使用するためのものだからです。スツールには3本脚のものも多いのですが、3本脚は最も安定するカタチです。この椅子は人間の2本脚を加えて合計3本になって初めて成立します。     ▲左:実際の座ってみた様子、右:制作いただいた稲葉先生   畿央大学のエントランスホールには数々のデザイナー椅子が並んでいます。名作椅子といわれていますが、全ての椅子が座りやすいわけではありません。座りやすいだけなら他にもっとあるでしょう。もちろん座ることができなければ椅子ではありませんが… では名作椅子とはどんな椅子なのでしょう。僕は、その時代を最も映しだしその時代の人に最も愛された椅子、それが名作椅子と呼べるのではないでしょうか。したがってそんなにたくさんはありません。特に21世紀になって深澤直人氏の「HIROSHIMA」以外は知りません。それほど名作椅子をつくり出すことは難しいのです。足元にも及びませんが、これからも椅子づくりに関わっていたいと思っています。   人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜   【関連記事】 対面&リモートでマイスツールを製作!~人間環境デザイン学科「立体表現Ⅱ」 AKARI and ISU TEN 2016に出展!~人間環境デザイン学科教員 エントランスホールに新しい椅子を設置!

2021.02.25

新生児蘇生法(NCPR)Aコース講習会を受講しました!~助産学専攻科

助産学専攻科の学生10名は、令和3年2月17日(水)に「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました。 NCPRとは「すべての分娩で、予期せぬ仮死に対する初期対応を、分娩に立ち会うすべての医療者が迅速かつ確実に行える」ことをめざした新生児蘇生法のことです。規定の講習を受けて試験に合格すれば、新生児蘇生法修了認定の資格を取得することができます。この資格には大きく分けて3つのコースがあり、私たちは「専門」コース(Aコース)を受けました。このコースでは、基本的な新生児蘇生法に加えて、気管挿管や薬物投与を含めたより高度な新生児蘇生法を学び、専門性の高い知識や技術を身につけることができます。     今回、私たちは「さの赤ちゃんこどもクリニック」院長で小児科・新生児科医である佐野博之先生に講習をして頂きました。ベビー人形を用いた新生児蘇生法のデモンストレーションや事例を通したシナリオ演習を行い、アルゴリズムに沿って、どのように対応するのかシミュレーションしました。事前にNCPRに向けて手技や知識を学習していましたが、実際に物品を用いたり、限られた時間の中で蘇生法を行ったりすることがとても難しく感じました。     演習では、一人が主体的に蘇生を行うよりも、チームのサポートがあることでより迅速に的確なケアを行うことができると学びました。チームの一人ひとりが、自分の役割を把握し、積極的にケアに介入していくことが、生まれてきた命を守ることにつながるのだと思いました。     新生児蘇生法は前期の授業の中でも学んでいましたが、その時点では現場をイメージすることが難しく、今回実習を終えてから講習を受けたことで、臨床での緊迫感や臨場感を思い出して演習に取り組むことができました。また、1年を通して知識を身につけることができたので、より深く「新生児の救命」に目を向けて演習できました。今回の講習や演習を通じて学んだことを、臨床で活かしていきたいと思います。       助産学専攻科 増田朱莉   【関連記事】 マタニティヨガ・ベビーマッサージの特別演習~助産学専攻科 熟練助産師から学ぶ分娩介助の応用「側方介助と肩甲難産の分娩介助方法」~助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ!会陰縫合の理論と技術~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅱ」 産婦人科医に学ぶ!超音波診断法の理論と実際~助産学専攻科 スペシャリストに学ぶフリースタイル分娩!~助産学専攻科 分娩介助・乳房マッサージの遠隔演習用教材を手作りしました!~助産学専攻科 

2021.02.25

3回生がインテリアコーディネーター・インテリアプランナーにダブル合格!~人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科の学生は3大インテリア資格(インテリア設計士・インテリアコーディネーター・インテリアプランナー)を数多く受験してきました。インテリア設計士は今年度29名の合格者を出しましたが、インテリアコーディネーター、インテリアプランナーは学生にとっては大変難しく、簡単に通る試験ではありませんでした。 その中、今年3回生の橿山知花さんがインテリアコーディネーターとインテリアプランナーの両方に合格する快挙となりました。インテリアコーディネーターは6人目、インテリアプランナーは3年連続合格で3人目となりました。本当におめでとうございます。     【橿山 知花さんコメント】 この度、インテリアプランナー試験とインテリアコーディネーター試験に合格しました。どちらの試験も学科試験と設計製図試験があります。学科試験はテキストを用いて学習し、何度も復習することで広い出題範囲をカバーしました。 インテリアプランナー試験の設計製図試験は関西インテリアプランナー協会の講習を受けて対策しました。図面やパースの描き方を丁寧に教えていただいたので、たいへん分かりやすかったです。インテリアコーディネーター試験の設計製図試験はインテリアの授業で過去問を解く機会があり、何枚も描くうちにコツを掴むことができました。 勉強は大変でしたが、良い経験になったと感じています。興味のある方はぜひ挑戦してみてください。   今年度はコロナ禍の為、遠隔授業の割合が増え大学に来る時間も例年よりは少なくなりました。その環境下の中、資格試験の勉強をするには多くの勉強時間を割くだけでなく、勉強を続ける精神力が必要になります。橿山さんは和歌山から通学しており、通学時間は片道2時間半近くかかりますが、学修環境の現状をポジティブにとらえて取り組んでくれました。 インテリアプランナー試験では大きなインテリアパース(着彩)を描かなければならず1級建築士でさえ、てこずる難解な試験です。また学科試験はアソシエイト・インテリアプランナーの合格者でないと本試験を受験することはできません。 インテリアコーディネーターも学科の1次を合格した者だけが2次(本試験であるプレゼンテーション試験)に挑戦することができるという高いハードル(1次、2次をあわせた全体の合格率は例年20%程度)を乗り越えてくれました。本当に素晴らしい結果であると思います。   人間環境デザイン学科 教授 加藤信喜   【関連記事】 インテリアプランナー、昨年に続いて連続合格!~人間環境デザイン学科 4回生がインテリアコーディネーター試験に合格!~人間環境デザイン学科 アソシエイト・インテリアプランナーに24名が合格!~人間環境デザイン学科 2回生が「エクステリアプランナー2級」に合格!~人間環境デザイン学科 3回生が「宅地建物取引士」に合格!~人間環境デザイン学科 「インテリア設計士2級」に29名が合格! ~人間環境デザイン学科

2021.02.24

小学校1日見学、今年はオンラインで開催!~現代教育学科

年度はオンラインでの小学校1日見学 -大阪教育大学附属平野小学校  1回生で開講している「小学校1日見学」は主に3回生で「小学校教育実習」「養護実習」を履修するために必修の「早い時期に学校の現場を経験すること」をねらいにした畿央大学教育学部が独自に設置している科目です。 平成22年度より大阪教育大学附属小学校並びに大阪教育大学のご厚意で「小学校1日見学」を受け入れていただいてきました。平成30年まで附属天王寺小学校、翌年からは附属平野小学校(以下、平野小学校)でお世話になっています。例年は8時30分に小学校の正門に集合し、午前中は4時間の授業を参観、午後は副校長先生の教職をめざす講話を伺い、1日の学修のレポートを作成して終了というプログラムです。 今年は春からの新型コロナ感染拡大を受け一学期のうちに、平野小学校副校長 岩﨑 千佳 先生 と「11月頃の状況で実施方法を確認しましょう」と協議していました。11月には第三波と呼ばれる感染拡大が起きており、例年通りの実施は不可能と判断し、どのような方法が可能かという検討になりました。本当にありがたかったのは、この時に「今年は中止にして下さい」と仰らなかったことです。附属平野小学校は教育実習指導とともに教育研究開発校でもあり、今年は学外の研究協力員とオンラインでの授業記録動画の共有、テレビ会議による協議などに取り組まれており、その手法を応用して1日見学を実施することになりました。残念ながら1日の計画とはなりませんでしたが、実施できたことがなにより重要でした。 履修学生は実習に臨む身だしなみで9時30分までに大学の大教室に集合、最低限の距離をとった座席に着席しました。いろいろな事情で出席が叶わなかった学生には大学と自宅とをオンラインで結び受講できる環境も設定しました。     9時30分から「小学校1日見学」の目的、流れ、受講についての注意事項の説明の後、前半のプログラムである動画による授業見学を始めました。1つめは6年生の算数「ばあいの数」、2つめは1年生の未来そうぞう科「ひら小たんてい」です。未来そうぞう科とは聞き慣れませんが、平野小学校が10年後の教育を見据えて文部科学省から研究指定を受けて開発している新しい科目です。どちらも平野小学校の先生方による撮影、編集されたものです。児童が授業の初めに先生の呼びかけに応じて学習の自分の目的や進め方を決め、自分なりに学習を進め、終わりにその成果や鑑賞を述べ合う進行です。教科や学年が変わっても基本的な進め方が変わらなければ児童は安心して自分らしく学習に取り組めることが伝わってきました。     後半は岩﨑 千佳 副校長先生の講話です。 「自分がなりたい教師のイメージは?」「よい先生とは?」の問いかけで始まったお話は、「誰にとってよいのか」と展開し「子どもにとってよい」事が大事と続きます。先生をめざす者は、みな一度は「自分がなりたい先生は…」と考え、自分の理想像に子どもを組み込んでしまいがちになります。そうして先生になり子どもに接すると先生としてうまく行かないことに気付き、子どもの成長段階に見られる特徴を理解し、その時々の子どもの思いに寄り添い、実現できるようにする先生が「よい先生」であり「求められる先生」であることに気付くことを岩﨑先生はご自身の経験と未来そうぞう科の授業場面の動画を通して具体的にお話してくださいました。 加えて学級づくりは学習の指導と生活の指導の両面があること、それらを通して先生としての人権感覚を大切にすること、先生は子どもに影響をもつ存在であり時に学級の児童が担任に似てしまうこと等をお話くださいました。例え低学年の子どもでも、多くのことを考え、試み、表現する力をもっていると示されるお話には平野小学校の先生方の子どもへの温かな眼差しが表れており、学生にもきっと伝わったことだと思います。     では、学生のレポートの「振り返り」から何編かを紹介します。文字表記に関しては、学生本人の元の表現を尊重しています。短い時間で作成しましたので拙い内容も残っておりますが、ご容赦下さい。     〇算数、未来そうぞう科それぞれの授業内での工夫が多く見て取れた。算数では最初に子どもたちに算数とは関係のない質問をすることによって楽しい話題で子どもたちをひきつけたまま授業を行うことに成功していた。自分の考えをまとめ、子どもたち同志で話し合い、1つの答えに対していくつかの考え方を導き出し、全員が主体的に学んでいるように思えた。 未来そうぞう科の授業でも、子どもたちは自分たちで調べる対象を決め、積極的に取り組んでいる姿を見ることができた。難しいこと、分からないこと、できないことに先生は手を貸しすぎず「どうしたらいいかな?」「じゃあ、みんなならどうする?」と子どもたちに考えるきっかけを与えていた。それが子どもたちの新しい学びや発見、考えの育成につながっているんだと考えた。   〇6年生の算数科において、先生は児童を中心として問題をつくり、そして、児童自らが考えに励むように、あくまでサポート的役割を担っていた。考えにつまっている児童がいても、先生がヒントを与えたり、他の児童が教えたりしていて、協力している場面が多く見られた。また、学校に導入されたパワーポイントも上手に活用して、プレゼンテーションを複数人で行って、先生が直接答えを教えるのではなく、児童が出した答えを確かめあっているように感じた。   〇1年生の授業で、女の子たちが、石を一所懸命どかそうとしていました。どう見ても動きそうにないのですが、先生はできる限り石をどかそうとしていました。「石をどかすのは、やめようか。」と、先生がおっしゃるのかなと思ったのですが、「どうやったらどかせるか、考えようか。」とおっしゃいました。このように、あきらめない姿勢を自分が子どもたちに見せることも大切だと知りました。   〇授業を視聴して1番強く感じた事は、どの場面でも先生方は、児童の意見や発言を全く否定せず、全て肯定し、明るくリアクションをしたり、児童の考えを深めるために質問をしているという事です。この事を思ったまま、副校長先生のお話を聞くと、その理由がよく分かりました。私が授業視聴をして強く感じた事は、どの先生方も子どもから「学ぶ」ことをし、子どもを尊重しているから感じたのだと思います。そして、そのような先生だから児童は非常に先生方をしたい信頼しているとも感じました。この授業までは、自分の理想ばかりふくらみ、そのような教師になりたいと考えていました。しかし、そうではなく、子どもにとって良い教師を目指そうと考えを改めました。子どもをひっぱり教える存在ではなく、子どもに寄り添い、成長し続ける存在になりたいと考えます。   〇授業視聴では、小6の「算数」と小1の「未来そうぞう科」の授業形態の違いが見られた。小6の授業では、タブレットやホワイトボード、プロジェクターのように道具が多く使われているのに対して、小1の授業は、ホワイトボード、探検ボードを利用している。これは子どもの発達段階に応じて学年ごとに授業形態を変え、「分かりやすさ」を求めた授業になっていることが分かった。また、共通点は教師が子ども達の発言に否定しないことである。子ども達の発言に教師は必ずアプローチし、生徒の主体的な学びを確立しているといえる。また、最も大切なことは次につなげることだと思った。あまり思うようにできなかった子ども達に「良いアイデアだね」「次やってみよう」のように立ち止まらず、さらなる学びをつかめるためにフォローすることが大切だとわかった。   〇教師が教えるというのではなく、子どもたち自らが学ぼうとしている姿勢が印象的だった。教え合うことで、わからない子も理解できるし、分かってもらおうと説明するかや自分の考えをまとめる力も養えると感じた。ホワイトボードやタブレット、プロジェクタを効果的に使い、子どもたちが学びやすくわかりやすい授業展開になっていたと思う。また、未来そうぞう科では、子どもたち自身で考え、試行錯誤し、調べて気付き、学ぶといったサイクルが1時間の全て凝縮されていた。講話でもおっしゃっていたが、教師は子どもたちの学びをサポートする立場が全てにおいて共通する部分であったと思う。   〇副校長先生がおっしゃっていた「よい教師に欠けてはいけないもの」について、「尊重」という言葉がとても印象的でした。(中略)特に、講話内の動画で、こどもたちが飼いたい動物について様々な意見を伝えたり、考えを裏付ける根拠を探しているシーンで先生が必ず「どうしてかな」「なんでかな」「すごいね」「がんばったね」という声かけをしている所に、この「尊重」を感じました。先生が全て答えるのではなく、自分で考え、探す。そのためには、先生が全力でサポートをしたり、意見を一人一人大切にしたりすることが重要であることを今日一番感じました。   〇実際の授業の様子や、現場で働いておられる先生方の話を聞ける機会はなかったので貴重でした。一番はじめに理想のよい教師とはなにか尋ねられた時に、自分の理想を考えてしまいました。しかしこの職業は子どもがいるからこそ成り立つし、子ども中心であるべきことであるのでもう一度頭に入れ直しておきたいといました。授業の様子から先生が子どもの話を一生懸命に聞こうとしておられる姿が本当に印象的でした。一斉に話すこともありますが順番に平等に話を聞き、どんな内容であっても決して否定せずに一度は受け入れるという姿勢が非常に素敵だなと感じました。   〇小学校一日見学を通して、自分の考える理想の「よい教師」に変化があった。これまでの自分の考える理想の「よい教師」は、子どもにとっても「よい教師」ではなく、自分にとっての「よい教師」であった。授業視聴での先生の姿は、子どもたちをしっかりと観察をしながら授業を進め、疑問に思ったことに対して、自分でどんどん調べたり、考えたり、分かったことを友だちや先生と共有しながら、子どもたちだけではなく、先生も一緒に楽しみながら学習していた。この様子から、学びの主体は「子ども」ではあるものの、先生も子どもたちと一緒に学び、成長できるような教師が、子どもにとっての「よい教師」につながるのではないかと思った。   〇私は、今回の授業を受けて、「子ども達のすばらしさ」に改めて気付くことができました。どうしても低学年というと幼児期から児童期のつながりの年で、教師が「小学校」というものを教え、慣れていくような年であると思っていました。でも、子ども達は自分達の知りたい気持ちから、自分自身で行動することができ、考え、結論を出していました。そのため教師の役割は決して教えることではなく、子ども達の学ぶ気持ちをどのようにサポートするのか、であることを学びました。子ども達の世界は大人の私たちよりも広く大きく自由です。そして、それはとても重要で、その考えがあるからこそ、これからの世の中をもっと良いものにできると私は考えます。だからこそ、子ども達の考えを尊重し、子ども達にとって誇ることのできる「私」=「教師」になりたいと講話を聞いて思いました。子ども達の豊かな心を守ることができ、受け入れ、子ども達から多くのことを学べるようになりたいです。 今日の授業で私にとっての「良い教師」とは「子ども一人一人違った豊かな考えを尊重し、受け止め、子ども達と共に成長できる教師」になりました。   対面の見学であれば、授業の合間に子どもと話し、昼休みには運動場で遊び、掃除を一緒にするなどもっと多様な経験ができたはずですが、授業参観と講話の視聴と絞り込んだオンライン見学になったことで、現場体験を蒸留したような時間になりました。 2回生は、大学や自宅近隣での学校ボランティアやインターンシップに参加し、先生になるための教育実習に向けて経験を積むべき時期になります。新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着き、今まで夢としていた「先生になること」を「よい先生」「求められる先生」のイメージを伴った具体的な目標とできるようになることを期待して本報告を終わります。   現代教育学科 教授 西尾正寛   【関連記事】 小学校1日見学に145名が参加!~現代教育学科 大阪教育大学附属池田小学校を訪問し、「安全で安心できる学校づくり」を考える~現代教育学科 小学校1日見学に159名が参加!~現代教育学科 1回生が大阪教育大学附属池田小学校を訪問!~現代教育学科 小学校1日見学に134名が参加!~現代教育学科

2021.02.17

2回生が「エクステリアプランナー2級」に合格!~人間環境デザイン学科

人間環境デザイン学科の学生の多くは、一級、二級建築士やインテリアプランナーの資格をめざします。その他にもさまざまな資格・免許がありますが、「エクステリアプランナー」という資格もあります。そのエクステリアプランナー(2級)に2回生・藤木花歩さんが合格しました。   日本エクステリア建設業協会のHPによるとこの資格は、エクステリア工事に従事する設計、工事監理の資格を認定して、技術、知識の向上を図るとともに、エクステリア工事に対する信頼性を高め、快適で豊かな住環境や生活環境の向上に寄与することを目的として制定されたそうです。2級エクステリアプランナーは、一般住宅や共同住宅の建物廻り(外構)全般の設計に従事する基本的知識を有している者に与えられる称号です。     【藤木 花歩さんのコメント】 私は造園に興味があり、将来はそれに関する職業に就きたいと思っています。そのためには、学校での建築の勉強だけでなく、自ら学んでいく必要があると思いました。しかし、学んだ証拠を得られないと就職活動の時に証明できないので、ある一定の水準を学んでいるということを示すためのひとつの手段として資格を取得しようと決めました。 エクステリアとは、塀や門周り、駐車スペース、庭、バックヤードなどを含めた敷地の建物以外のことを指していて、エクステリアプランナー2級は、それらの基本的な知識を問われます。試験は学科試験と実地試験に分かれていて、それぞれ60点以上で合格となります。学科は教科書を読み、過去問を繰り返し解いて対策をしました。実地試験も同じく何回も練習し、そのうち何度かは陳先生にも見て頂きアドバイスをもらいました。 他の資格よりも歴史がまだ浅く、試験に関してあまり情報が無く不安でしたが、応援してくれた友達・先生のおかげで無事に合格することが出来ました!2級は基本的な内容が中心ですが、やはり学ぶ前と後では知識の量が全然違って「勉強して良かった」と思っています。やっと一歩踏み出せたと感じています。これからもこの調子で学び続けていこうと思います。   【関連記事】 畿央大学で初のエクステリアプランナー2級合格!~人間環境デザイン学科 3回生が「宅地建物取引士」に合格!~人間環境デザイン学科 「インテリア設計士2級」に29名が合格! ~人間環境デザイン学科 アソシエイト・インテリアプランナーに24名が合格!~人間環境デザイン学科

2021.02.16

令和2年度 畿桜会(同窓会)役員会をオンライン開催しました。

2021年2月13日(土)、役員46名・事務局2名が集まり令和2年度Web畿桜会役員会を行いました。   畿桜会(きおうかい)は、畿央大学・畿央大学大学院・畿央大学助産学専攻科・畿央大学短期大学部・桜井女子短期大学同窓会の卒業生のみなさんの同窓会です。例年、役員会は年に2回、5月の同窓会総会の直前と、総会に向けた事前協議のため2月の土曜夜に学外(大阪市内)において開催していますが、今年度はコロナ禍のため、5月総会をWeb審議、2月役員会をZoomでのオンライン開催としました。   会議ではまず事務局から、畿桜会の役割や活動、そしてコロナ禍での畿央生およびキャンパスの様子を共有しました。畿桜会の支援策として2020年度在籍生の同窓会費免除と奨学金拡充の一環として100万円を寄付したことが報告されました。     その後、ミーティング参加者48名全員による簡単な自己紹介が行われました。理学療法士、看護師、保健師、助産師、管理栄養士、一級建築士、小学校教諭、特別支援学校教諭、幼稚園教諭、リモート接客を始めたアパレルショップの店員さん、公務員に転職が決まった方、公務員から企業に転職した方、地域やまちづくりにかかわる方、大学教員・職員、子育てに奮闘中の方、なんと出産予定日が翌日の方など、学科・学年の枠をこえて卒業生同士が親睦を深めました。医療現場・教育現場に限らず新型コロナウイルスで激動の1年でしたが、それぞれの場所で元気に頑張っていることを全員で共有しました。また結婚や出産、転職などの喜ばしい近況報告もたくさんあり、お子さんも画面に登場するなど大いに盛り上がりました。飲食OKの会議だったため、音声や背景を消してバーベキューをしながら参加したり、寝かしつけに退出する卒業生もいたのはオンラインならではの光景でした。     後半は、唄大輔会長(理学療法学科2期生)が議長となり、下記の議題について話し合いました。 1.同窓会補助について 2.2021年5月23日(日)役員会・総会について 3.2021年10月23日(土)・24日(日)畿央祭ホームカミングデー(同窓会サロン)について 4.同窓会グッズの作成について(卒業生の来場記念品) 5.卒後教育の実施について  6. 2021年度の同窓会イベントスケジュールについて また、卒業生に同窓会の活動や母校に関心を持ってもらう方法、総会への集客、リカレント教育の内容、帰属意識を高めるグッズの作成…など、卒業生のため、母校のため、学生のために、同窓会としてできることを話し合い、役員同士の結束が強まっていることが見て取れました。 一方、大人数だと活発な(自由な)意見交換がしづらかったり、事前に意見をアンケートフォーム等でまとめておいた方が進行がスムーズになるなどのオンラインならではの課題も見つかりました。次回は忌憚ない意見をより出しやすい会議にしていく予定です。     ご参加いただいた卒業生役員の皆さま、ありがとうございました!   来月の卒業式では、畿桜会にまた新たに約570名の会員が加わります。次回の同窓会イベントは、2021年5月23日(日)畿桜会総会です。どのような形式で行うかは3月末に役員で再検討し、会員の皆様には4月中旬に「同窓会NEWS」でご案内させていただきます。   【関連記事】 令和元年度 第2回畿桜会(同窓会)役員会を開催しました。 令和2年度畿桜会総会(Web審議)を開催しました。

2021.02.16

学生広報スタッフblog vol.248~「英語科指導法Ⅱ」最終授業レポート!

こんにちは。現代教育学科学校教育コース3回生の谷野 仁美です。本日は、私の履修している「英語科指導法Ⅱ」の最終授業の様子をお伝えします!   本来なら対面授業で毎週行われる予定だった「英語科指導法Ⅰ,Ⅱ」ですが、今年度は新型コロナウイルスの影響もあり、大半がオンライン形式(一部、対面形式)で授業が行われました。授業内容としては、中学校・高等学校の英語科免許取得に向け、授業づくりの視点や評価の在り方について、模擬授業を通して実践的な指導技術をみがき、特に、「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」といったこれからの子どもたちが必要となる新しい英語力をどのようにつけていくかについて学んでいます。   昨年度までの対面形式であれば、大学の講義室で模擬授業を行い、学生や先生からコメントをもらえましたが、今年度はそれが叶いません。そこで、各学生は自宅で模擬授業を行い、その様子を撮影し、自らが動画投稿サイトYouTubeに投稿しました。受講生である学生は、発表者の動画を見て良いところや改善点をコメントし、「自分ならばどうするか」という授業づくりの視点を広げていきました。また、科目担当者である深田將揮先生に指導案を添削していただき、その内容をもとに再度指導案の改訂や振り返りを行うことで指導の質をさらに高めていきました。   遠隔授業となり、各自が自宅での教材研究や模擬授業の実施となりましたが、お互いがコメントで励まし合うなど、遠隔でありながらも仲間との絆はより深まりました。       【ドッキリ】鬼の深田先生に感動動画を見せたら・・・ 誰よりも厳しく、そして誰よりも優しさのある指導をしていただいた3年間。 今年度で私達の大好きな深田先生が畿央大学を去られます。深田先生の最後の授業は対面授業で行われ、全員が出席することが前もって確認できていたため、中高英語コース総勢17人から「ドッキリ」をしかけました!   1人ずつカメラに向かって、感謝の思いを…ではなく、「最後ぐらい、深田先生へ物申す!!」と今までの溜まった鬱憤を晴らしていきます(みんなビクビクしながら言いました。照)   ▲「物申す」と言いながらも、結局は感謝が溢れてしまうみんな   たった、4分弱の短い動画ですが、DREAMS COME TRUEさんの「何度でも」の音楽とともに流れるビデオは、作っている私達が泣いてしまう程の大切なものになりました。   ■いよいよ当日・・・ 通常授業が終わって、いよいよドッキリが動き出します。 「深田先生のこと大好きな人―!」「は-い!」 という掛け声をして突然流れ出す動画。 感謝でいっぱいとはいえ、なんせ、「あの」鬼先生に物申してしまう動画なので、   「動画見て先生怒ったらどうする?」 「機嫌悪なったらやばくない?」 「シンプルに怖い。」 「まず授業で雰囲気悪かったらやめよ。」 「今日全員、良い子にしよ。」   などと、授業が始まる直前まで全員が心配していました。しかし…   ▲カメラに映らない程度に首をまわして、必死に涙我慢している「あの」鬼先生   動画を見て、涙を浮かべていた深田先生。 その姿を見てみんな泣きそうになっていたのは秘密です。 そして最後に「(涙を我慢しながら??)このサプライズ動画が欲しい。」と言ってもらえたので、ドッキリ大成功です!!   畿央大学に入学して、より熱心に勉強やクラブ活動などに取り組むようになりました。そして切磋琢磨して支え合う、かけがえのない仲間ができました。そんな私たちを育ててくれて、心から応援してくださる素敵な先生方に出会いました。畿央大学は本当に素敵な場所です。   ▲全員、深田ゼミでいいじゃない!ということでマサ先生の「M」を作ってポーズ!  (前後1列あけてディスタンスを取って撮影しています!)   来年の卒業式は、17人全員で免許状3枚持って、笑顔で写真撮るぞ!!! マサ先生大好き!!!!これからもみんなで一緒に頑張るぞ~!!!!   最後まで見てくださって、ありがとうございました!   現代教育学科 中高英語コース3回生一同 現代教育学科3回生 谷野 仁美