タグ
看護医療学科
2024.05.01
令和6年度近畿地区助産学生交流会に参加しました!~助産学専攻科
2024年4月27日(土)、神戸女子大学で行われた、近畿の助産学生が集う「令和6年度近畿地区助産学生交流会」に助産学専攻科の学生8名が参加しました。 前半は、さくら助産院(淡路市)代表の藤岡勢子先生から「地域での助産院での仕事」、パルモア病院助産師(神戸市)の円入美由貴先生から「病院での助産師の仕事」について、講義をしていただきました。助産師が活躍できる場所は沢山あると知ることができ、自分たちの可能性を広げることができたと思います。また、助産師として活動した経験は、これから続けていく上でさまざまなことに活かして行くことができると学びました。どんな経験も大切にして、経験からの学びを大切にしていきたいです。 後半は学生が各グループに分かれて、「なりたい助産師像」や「助産師として取り組みたいこと」について話し合いました。様々な想いを持って助産師を目指している他学校の学生の方々と交流することができ、とても刺激をもらいましたし、同じ助産師を目指す仲間として今後も頑張っていこうという想いが強くなりました。 今日の学びや経験を今後に活かしていきたいです。 助産学専攻科13期生 宮 菜摘、坂上 奈津美 【関連記事】 沐浴指導練習&テストを実施しました!~助産学専攻科 ベビーマッサージとマタニティヨガの講義を受講しました!~助産学専攻科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました!~助産学専攻科 第12期生事例研究発表会を開催しました~助産学専攻科 新たな産育コミュニティをめざして「マタニティクラス」を開催しました!〜看護実践研究センター 熟練助産師から学ぶ分娩介助の応用「会陰保護技術と肩甲難産の分娩介助技術」~助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ!会陰縫合理論と縫合技術~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅱ」 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科「ヒューマンヘルス」 産婦人科医に学ぶ超音波診断法~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」
2024.05.01
沐浴指導の実技テスト全員合格にむけて練習しました!~助産学専攻科
2024年4月26日(金)「健康教育技術学」の授業で、沐浴(もくよく)指導のテストが行われました。 沐浴とは、生後1か月までの間、赤ちゃん専用のお風呂に入れること。 赤ちゃんの生活リズムを作ったり、赤ちゃんの皮膚をきれいにする、哺乳力を高めて睡眠を増したり、全身状態の観察をする機会になります。また、お母さんとスキンシップをとる機会にもなり、親子で絆を深める一つのツールともなります。 夏からの実習で実際の妊産婦さんに沐浴指導をする機会があることから、今回は事前に学内で指導の練習を行いました。学生2人ペアで学生(指導者)役、お母さん役に分かれて実施しました。 練習をしていくうえで、お母さんに沐浴についての情報を正しく、わかりやすく伝えることに苦戦しました。 放課後は残って学生同士で教えあいながら頑張って練習をしました。その甲斐もあって沐浴テストでは”全員合格”することができました。 今後も専攻科10人全員で手を取り合って頑張っていきます! 助産学専攻科13期生 川口 志穂、塚本 夏帆 【参考記事】 ベビーマッサージとマタニティヨガの講義を受講しました!~助産学専攻科 「NCPR(新生児蘇生法)Aコース」を受講しました!~助産学専攻科 第12期生事例研究発表会を開催しました~助産学専攻科 新たな産育コミュニティをめざして「マタニティクラス」を開催しました!〜看護実践研究センター 熟練助産師から学ぶ分娩介助の応用「会陰保護技術と肩甲難産の分娩介助技術」~助産学専攻科 産婦人科医に学ぶ!会陰縫合理論と縫合技術~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅱ」 児童養護施設「飛鳥学院」を見学!~助産学専攻科「ヒューマンヘルス」 産婦人科医に学ぶ超音波診断法~助産学専攻科「助産診断技術学Ⅰ」
2024.04.22
エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」4月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学
Orange Project®とは、熊本県(熊本大学・熊本保健大学・熊本県立大学・崇城大学)と奈良県(畿央大学・天理大学)、大阪府(四天王寺大学)、愛知県(同朋大学)を中心に活動している認知症啓発のための学生ボランティア団体です。 “認知症になっても安心してくらせるまちづくりに貢献する”をコンセプトに、認知症啓発運動を行っている学生を中心とした団体で、2019年9月に畿央大学では「認知症にやさしい広陵町、認知症に強い畿央大学」となることを目的に、サークルとして発足しています。 2024年4月7日(日)広陵町にある介護付き有料老人ホーム「エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス」で開催されている「ひまわりカフェ」にボランティアとして参加させていただきました。 「ひまわりカフェ」は認知症の方や認知症の家族がおられる方、地域の方々、施設ケアマネジャーや生活相談員、施設長などが集い、楽しいイベントや世間話、介護相談など地域の人々の交流の場として1か月に1回開催されています。 今回のひまわりカフェでは、約20名の方が参加されていました。友達同士で参加されている事が多く、会話を楽しんでおられました。ひまわりカフェは地域の人との交流の場としても重要な役割を果たしていると感じました。 皆さんが集まられてから、昼食をいただきました。今回のメニューは豆ごはん、菜の花のおひたし、天ぷら、にゅう麺でした。私達もご一緒させてもらい、皆さんとお話しながらおいしくいただきました。 昼食が終わると、自宅でもできる脳トレを実施しました。じゃんけんのグー、チョキ、パーで両手をそれぞれ違う手にし、交互に変えていく体操や、職員の人が手を叩いたら即座に手を叩き、手を叩くのを止めた時は手を叩くのを止める脳トレを行いました。また、座ったまま体を動かす運動も行いました。それは、足を上げたり、腕を回したりする体操でした。「難しいな~」「これならできそう」などそれぞれの感想が聞かれ、体操を楽しんでおられる様子でした。 体操の後は、同じテーブルの人で曲名を当てるクイズを行いました。同じテーブルの人と話し合い答えを考えました。このクイズは過去の出来事を思い出す、記憶のトレーニングを目的としています。昔の歌だった事もあり、私は全く分かりませんでした。「曲は分かるけどタイトルが出て来ない」と苦戦されている方や「これは分かる」と正解されている方もいらっしゃいました。 その後、ポップコーンを食べながら、職員の方が昔の紙芝居のオジサン風に紙芝居「はなさかじいさん」を披露してくださいました。職員さんの迫真の演技に皆さんとても楽しそうでした。 最後にお菓子、コーヒーでカフェタイムをしました。私達も参加者の方とお話しました。 エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックスの皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。これからもOrange Project®は地域のイベントに貢献しながら認知症の啓発活動を行っていきます! Orange Project®サークルに興味のある方は、ぜひお声掛けください! 連絡先:サークル代表 健康科学部 看護医療学科 2回生 四方 千尋・森 愛華 サークル顧問 看護医療学科 島岡 昌代 e-mail : m.shimaoka@kio.ac.jp これからもOrange Project®をどうぞよろしくお願いします。 理学療法学科2回生 上杉 さつき 【関連記事】 畿央祭で認知症カフェを開催しました!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」9月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ヶ丘・エリシオン真美ヶ丘アネックス「ひまわりカフェ」7月活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 真美ケ丘子ども会の児童に、認知症の啓発活動!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 エリシオン真美ケ丘・エリシオン真美ケ丘アネックス「ひまわりカフェ」活動報告!~認知症ケアサークルOrange Project®畿央大学 認知症ケアサークルOrange Project®が活動を再開!~エリシオン真美ケ丘「ひまわりカフェ」活動報告
2024.04.19
学生広報スタッフblog vol.251~オープンキャンパススタッフの活動を紹介!
こんにちは、理学療法学科3回生の呑原魅です。オープンキャンパススタッフのリーダーを務めているので、今日はオープンキャンパススタッフの活動について紹介します! オープンキャンパススタッフの一日 私たちリーダーは他のスタッフが集まる前に大学に来て、職員の方と当日の注意事項を確認しています。その後オープンキャンパススタッフ全体の打ち合わせをした後、各配置に分かれていきます。 受付で配布資料等を配ることもあれば、通路の誘導など様々です。スタッフのシフトは決まっていますが、リーダーとして受付状況など全体の状況を見つつ、人の配置変更など臨機応変に対応しています。 オープンキャンパスが始まると、各会場のプログラムに関わります。キャンパスツアーの誘導やフリートーク、次のプログラムの教室への誘導、体験授業などのサポートをしています。 中には学科ガイダンスなどでは前で先生からインタビューを受けることもあり、人前で話す経験を積むこともできます。 オープンキャンパスが終わったらスタッフ同士で一日の振り返りをしています。 リーダーとして意識しているのは、初めて来てくれる学生スタッフが不安に思いそうな時、場所、場面を予測し見て回ること、畿央大学に来てくださった参加者が困っていたら声をかけ、その場所に一緒に行くなどの対応をして、オープンキャンパスがスムーズに進むよう心がけています。 オープンキャンパススタッフの立場として許される範囲での「来場者ファースト」の精神でリーダーとして活動しています。 オープンキャンパススタッフの魅力 一番の魅力ははたくさんの方と交流できることだと思います。来場者の方とお話するなかで、受験に対しての悩み事などを一緒に悩みアドバイスしたり、行き先を迷う人に声をかけて少しでも安心してもらえたりすることで、手助けができるところです。 来場者だけでなく、オープンキャンパススタッフ同士で交流する機会もあるので、時間割などの相談できる先輩や同級生が増えることも良いなと思います。 ▲オープンキャンパス当日に、教採の勉強に来ていたオープンキャンパスリーダーの先輩です 最後に 私が高校生だったときオープンキャンパススタッフをしている先輩方が楽しそうにしていたので、自分も大学に入ったらしてみたいなと思って参加しました。オープンキャンパススタッフをしてたくさんの繋がりが持てたことが私の中で一番良かったことです。 他にも、来場者さんと話す機会があり、それをキッカケに「畿央いいところですね!受験しようかな!」と言ってもらえた時は、私の中でめちゃくちゃ嬉しい経験でした。 新入生の皆さんも一回でもいいので、是非スタッフ申込んでみてください!待ってます!! 理学療法学科 3回生 吞原 魁
2024.04.08
2024年度 新入学生研修 学科別レポートvol.3~看護医療学科
「心のふれあい」をテーマに理想の看護師像を探求! 看護医療学科17期生に106名の新入学生をお迎えし、2024年4月5日(金)に、新入学生研修を橿原市商工経済会館で実施しました。2回生の支援学生にサポートしてもらいながら無事に研修を終えることができました。 この研修では、「心のふれあい」をテーマとし、仲間と協力して作業を行なうことを通して、自分を大切にし、他者に感謝する体験が得られることを目的としています。 まずはセッションⅠ。支援学生さんたちによるアイスブレイクで緊張がほぐれ、メンバーと互いの共通点を探すゲームを行いました。 次のセッションⅡでは、7年ぶりに4月に桜が満開となったまさにその日に、橿原神宮へ散策に行き、各グループで工夫を凝らして写真や動画を撮影しました。 そして、その写真などを使って「自分たちを表現する」ための動画作成に取り組みました。できあがった動画の上映が行なわれ、お弁当を食べながらみんなで鑑賞しました。どの動画も個性あふれる内容で、大いに盛り上がりました。 昼からのセッションⅢでは、1期生と12期生の卒業生を迎え、そして2回生の二人も加わって、先輩の語りを聞きました。 春に看護師2年目を迎えた12期生の古川七羽さんからは学生時代のことや新人看護師としてのこの1年を振り返った内容を話していただきました。 クリティカルケア認定看護師として活躍中の1期生の中根啓貴さんは、今に至るまでのキャリアパスについて語ってくれました。 また、2回生の先輩は現在の学修や大学生活について語ってくれました。4人の先輩方へこれからの大学生活について気になっていることを質問し、丁寧な回答をいただきました。新入学生から「実際に卒業して現場に出ている先輩方の話を聞き、夢の実現に向けて頑張ろうと思いました。」と感想が寄せられました。 そして、最後のセッションⅣでは、先輩の語りもふまえて、「心のふれあい」についてグループでディスカッションを行いました。これからの自分たちがめざす看護師像について、そして、看護の対象となる方々との心のふれあいとは何かについて、奈良県産のおいしいイチゴを頬張りながら語り合いました。 その後、ディスカッションのまとめをすべてのグループが発表しました。新入学生でありながら、高い志が感じられる発表内容に教員一同が期待を寄せるひとときとなりました。 ランチタイムで鑑賞した動画の中から、投票により優秀動画が選ばれました。グループの代表に河野学科長からお祝いの言葉と景品が送られました。 今回も支援学生さんのおかげで楽しい研修になりました。 そして、最後に河野学科長から、この研修会を通して、新入学生同士の横のつながりと先輩との縦のつながりがより深まったこと、人との心のふれあいで求められるコミュニケーションにはまず人に関心を寄せることが大切であるとの話しをいただきました。 担任から一言ずつ新入学生へのメッセージを添えさせていただきます。 みなさん、ご入学おめでとうございます。 みなさんは看護の対象となる方々へ支援をする専門職をめざしますが、そのためのこれからの道のりではたくさんの人から支援を受けて成長していくと思います。支援してくれる方への感謝を忘れずに、学びを深めてください。 1組担任 林田 麗 新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。 立派な対人援助職になるために、この4年間の学修は根気と努力を要します。ただ、一人で学修するわけではありません。今日から仲間になった同級生や上級生、教員とともに支えあって、学び、乗り越えていけます。仲間と、互いにした親切に感謝して、これからの4年間を充実させてほしいです。 2組担任 紅林 佑介 ご入学おめでとうございます。 これからの大学生活、様々な出会いや出来事があり、そのすべての経験がみなさんの成長に繋がっていくと思います。大きく成長できるよう、いろいろなことに興味をもちチャレンジしてほしいです。応援しています。 3組担任 松川 真葵 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 看護のことはもちろんですが、自分のことだけではなく、周囲に対する思いやりを忘れずに、一人の人間として、いろいろな経験を重ね、充実した学生生活を送っていただきたいと思います。何か困ったことがあれば、いつでもお声掛けください。一緒に頑張りましょう。どうぞよろしくお願いします。 4組担任 室谷 牧子
2024.04.02
認知症予防講座「歌って、笑って若返り」を開催しました~看護実践研究センター認知症ケア部門
看護実践研究センター認知症ケア部門では、認知症を持つ人とその家族の生活の安定が図られる地域における支援体制の確立、さらに認知症を持つ人自ら認知症に向き合い共存していく生活への支援を追及すべく「認知症の早期発見から早期対応への支援プロセスの構築」を目的に地域住民や介護職、医療職、福祉職と連携活動を進めています。 「歌って笑って若返りましょう」 をテーマに認知症予防講座を開催しました。 令和6年3月29日(金)13時~14時15分、広陵町はしお元気村小ホールで開催いたしました。本活動は、本学の地域貢献活動の一端として実施し、内容は歌唱療法を用いた脳活性体操です。 歌唱療法士を招き、集団歌唱療法を60分間実施しました。歌唱療法前には、本学の教員から「認知症予防のための自分自身と周囲の人々への気づき」について意識啓発を行いました。本会の対象は、広陵町在住の高齢者の方々です。その中でも、健康意識の高い「かぐや姫会」 の方々に協力を得ました。皆さんは、はしお元気村で毎週体操サロンに参加されている高齢者メンバーです。本会は、広陵町地域包括支援センター自治体職員の方、地域で高齢者を支える活動団体、日本認知症予防協会などの組織的連携と協働で実施されました。今回は学生2名の参加がありました。 定員30名のところ、当日参加を含め39名の参加があり、年齢層は60~90歳代の方々でした。高齢者の皆さんが、友人や知人に声掛けをされ参加された方が多くおられました。講師は、歌唱療法士の皆美 音久先生に協力をいただき快くお引き受けいただきました。皆美先生は、養成機関の教育を受け歌唱療法士として認定され長年市民講座などで活動を継続されておられます。皆美先生は、「歌って、笑って、楽しく集い合うことを大切に思います」と話され、初めての参加で緊張されている皆さんに声掛けをされ、場を和ませながら笑いを誘い、次第に歌唱と脳トレに集中していく状況に誘われました。時間はあっという間に過ぎ、今回計画した60分では短いと感じられた参加者も多くおられました。参加者のほとんどが歌うことが好きと言われる方々でしたが、中には歌うことは好きではない、集まることにも消極的な方もおられました。終了後は、参加者全員が参加したことに高評価を示され継続を希望をされておられました。この回だけで、その効果を図ることはできませんが、参加者の100%が、歌うこと、歌詞で回想すること、集団で歌うことに高評価を示され、疲労感がほとんどなく心身のリラックス効果があり心地よいものであることを高く評価されました。 講師の皆美先生も参加者の皆さんの状況を把握しながらプログラムを進めていかれ、「皆さんが積極的に参加されている状況が明らかに伺えました」と話され、担当されたことに喜びを示されておられました。そして、生活の場においても今回の経験を活かしていただき、皆さん個々に継続していただければさらに認知症予防に繋がることを話されました。認知機能訓練(注意力、集中力、記憶力、判断力、遂行力、言語機能など)を構成した歌唱療法は、集団で能動的に実施し、参加者に苦痛を与えることなく終了しました。 歌唱療法は、能動的に、大きな声を出して歌うこと、集団で歌うこと、回想しながら楽しむことなど、心地良い楽しいという感情、笑うことなど、表情の変化や実施状況から明らかにポジティブ反応を認めました。 今回、非薬物療法の一つである歌唱療法の実施を通して、地域包括支援センターの自治体職員、その他団体、専門職者、大学教員・学生が、広陵町に在住する地域の高齢者を対象に「認知症予防」を目標に活動を行うことができました。 本活動は、小規模ながらも認知症ケアの地域共生社会の取り組みの一旦として、地域の多様な人々や組織同士が連携し協働し合う仕組み作りを実践したものです。 今後、地域の認知症予防と認知症バリアフリーの推進をめざし、地域の方々と継続実践に向け、大学の役割を踏まえながら活動を継続していきたいと思います。 看護実践研究センター認知症ケア部門 看護医療学科 教授 原田 俊子 【関連記事】 畿央大学 看護実践研究センター 看護実践研究センター認知症ケア部門主催「高齢者看護・ケアに活かすホリスティック・ナーシング」講演会を開催しました。 看護実践研究センター第9回研修会「地域共生社会の実現に向けて~様々な在留資格による外国人介護職受け入れの現状と課題~」を開催しました。 新たな産育コミュニティをめざして「マタニティクラス」を開催しました!〜看護実践研究センター 2023畿央祭・ウェルカムキャンパスで、がんカフェ「きらめき」開学20周年記念拡大版を開催!~看護医療学科 看護実践研究センター「親子のつどいサロン秋祭り」を開催しました 看護実践研究センター第8回研修会「医療的ケア児と家族が安心して暮らせる地域づくり」を開催しました。
2024.04.01
看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.8~帰国後「学びの発表会」を実施しました!
看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。今年度からの復活に向けて、これまではカンボジアへの現地視察の様子をお届けしてきました。3月16日よりカンボジアに出発し、学生レポート第一弾では事前学習プログラム、第二弾では到着日、第三弾では病院研修、第四弾ではプチサストラ大学の学生との交流、第五弾では病院施設の見学、第六弾ではトンレサップ湖遊覧、第七弾では遺跡巡りの様子を報告しました。今回は担当教員より、帰国後の学びの発表会についてご報告いただきました。 3月28日(木)昼休みに、帰国後の「学びの発表会」を行いました。発表は、サンライズジャパンホスピタル・メディカルセンター、国立コサマック病院・国立小児病院、プチサストラ大学の3グループに分かれ、それぞれが学びと目標達成についての発表を行いました。看護医療学科の教員だけではなく、理学療法学科の先生方、事務職員の方々にも参加して頂きました。 担当分けや役割分担など、学生たちが自主的に行い、鋭い質問に対しても助け合いながら一生懸命答えていました。カンボジアに行く前は、田園風景や内戦のイメージが強かった学生たちが、実際現地に赴いて、お話を伺ったり、町の様子を観察して、大きく認識が変わったようです。看護に関しても、「家族や食事」を大切にするカンボジアの人々の思いを知り、患者だけでなく家族も看護の対象であること、入院中から退院後の食事指導の大切さを強く感じたようです。 また、日本とは異なる文化や歴史を背景に持つ人たちと接するということは、相手の立場に立って、尊重すること、そのためコミュニケーションがいかに大切かを痛感したようです。最後には、事務職員の方が手作りしてくださった修了証を一人ずつ授与いたしました。 学生たちはこの実習を通して、日本とカンボジアの看護医療についての知見を深めることができました。そして何より、時間管理をする、グループ行動の規律を守る、自主的に行動する、積極的に質問するなど、学生としても大きな成長がありました。 これを持ちまして、2023年度「海外インターンシップ実習」は修了です。このプログラムに関わっていただいたすべての方々に心より感謝申し上げます。 また2024年度はブラッシュアップした形で実施したいと考えております。積極的な参加をお待ちしています。 海外インターンシップ担当教員 看護医療学科 教授 祐實 泰子 准教授 對中 百合 准教授 酒井 啓子(文責) 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.1~事前学習プログラムレポート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.2~【1日目】カンボジアに到着! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.3~【2日目】病院での研修がスタート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.4~【3日目】プチサストラ大学を訪問! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.5~【4日目】病院施設を見学! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.6~【5日目】トンレサップ湖を遊覧! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.7~【6日目】最終日は遺跡巡り! 海外インターンシップメンバーで、畿央祭に参加!~ 看護医療学科 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.1~カンボジアで働く卒業生と情報交換! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.2~カンボジア視察初日レポート! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.3~カンボジア視察2日目のレポート! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.4~カンボジア視察/シェムリアップ編
2024.03.29
看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.7~【6日目】最終日は遺跡巡り!
看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。今年度からの復活に向けて、これまではカンボジアへの現地視察の様子をお届けしてきました。3月16日よりカンボジアに出発し、学生レポート第一弾では事前学習プログラム、第二弾では到着日、第三弾では病院研修、第四弾ではプチサストラ大学の学生との交流の様子、第五弾では病院施設の見学の様子、第六弾ではトンレサップ湖遊覧を報告しました。今回は最終日に遺跡を巡ったレポートが届きました。 海外インターンシップ最終日を迎えました。まず朝4時45分に集合し、暗い中アンコールワットに朝日を見に行きました。春分の日と秋分の日の1年に2回だけ、中央塔の真上に朝日が出るそうで、観光客や地元の方々が多く見られました。朝早くからの活動でしたが、朝日がとても綺麗だったので眠気も吹き飛びました。天候も良く、きれいな朝日を見ることができて良かったです。 朝食後遺跡巡りをしました。1つ目に訪れたのはアンコールトムです。アンコールトムのアンコールは大きい、トムは都という意味だそうで、昔は都の中に約70万人ほどの人が住んでおり、世界で1番人口が多い街であったことからこの名前がつけられたそうです。この建物は昔王様の7世が建てた建物で、7世は争いを避けるためヒンドゥー教と仏教を混合させてどちらの信仰も受け入れたため人気が高く今でも人々に愛されているそうです。 この日は朝から暑く炎天下の中遺跡を見て回りましたが、誰も体調を崩すことなくガイドの方の説明も詳しくわかりやすかったため、初めて知ることが多く新鮮でとてもいい経験になりました。 2つ目に訪れたのは、タ・プローム遺跡です。20世紀の初め頃、フランスはアンコール遺跡群の修復を開始し、樹木を切り開きました。しかし、カンボジアで内戦が生じたことにより、タ・プローム遺跡の樹木は切り開かれなかったため、現在も当時のままで残っているそうです。また、ハリウッド映画の「トゥームレイダー」の撮影地として、アンジェリーナ・ジョリーが訪れたことでも有名です。ガジュマルが遺跡に侵食する様子は、神秘的で圧巻でした。 お昼ご飯は、アンコールワットの敷地内にある飲食店でクメール料理を食べました。ココナッツに入ったカレーは、Fish Amokといい、魚を使ったカレー風味の料理で、ドライカレーのようでした。その他には、Fried cashew nut Chickenというカシューナッツが入った野菜の炒め物やトムヤムクン、酢豚などがありました。酢豚には、パイナップルが入っており衝撃的でした。みんなでスムージーを頼み、乾杯をして食事を楽しみました。 昼食後、アンコールワットに行きました。アンコールは都、ワットはお寺を意味し、アンコールワットはお寺のある都という意味だそうで、12世紀の初めに造られたヒンドゥー教のお寺です。アンコールワットは6000頭もの象に石を引いてもらうなどしながら、約1000万個の石を積み上げて25000人の力で37年かけて造られました。カンボジアの国旗に描かれているほどカンボジアを象徴する建物で、1992年にはユネスコ世界文化遺産に登録されています。急な階段があり少し怖かったですが、のぼった先にあった景色はとても綺麗でした。 長いようで短い1週間でした。誰一人けがすることなく無事全員で帰宅することができました。 看護医療学科3回生 上森 咲來、濱田 清子、東山 綾香、平島 愛子 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.1~事前学習プログラムレポート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.2~【1日目】カンボジアに到着! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.3~【2日目】病院での研修がスタート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.4~【3日目】プチサストラ大学を訪問! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.5~【4日目】病院施設を見学! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.6~【5日目】トンレサップ湖を遊覧! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.8~帰国後「学びの発表会」を実施しました! 海外インターンシップメンバーで、畿央祭に参加!~ 看護医療学科 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.1~カンボジアで働く卒業生と情報交換! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.2~カンボジア視察初日レポート! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.3~カンボジア視察2日目のレポート! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.4~カンボジア視察/シェムリアップ編
2024.03.26
看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.6~【5日目】トンレサップ湖を遊覧!
看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。今年度からの復活に向けて、これまではカンボジアへの現地視察の様子をお届けしてきました。3月16日よりカンボジアに出発し、学生レポート第一弾では事前学習プログラム、第二弾では到着日、第三弾では病院研修、第四弾ではプチサストラ大学の学生との交流の様子、第五弾では病院施設の見学の様子を報告しました。今回はトンレサップ湖を訪問したレポートが届きました。 海外インターンシップ5日目は、カンボジアの村落における人々の暮らしや環境を見学するため、これまで滞在していたプノンペン市内から移動し、東南アジア最大の湖、トンレサップ湖に移動しました。 東南アジア最大の湖である、「トンレサップ湖」での暮らしの様子を見て、まず印象的だったのは、「こんな世界が本当にあるんだ」ということです。トンレサップ湖に行くまでは、本当に水上で生活することができるのかと思っていたのですが、ツアーガイドのEKさんから、水上であっても警察署、小学校、薬局などの設備が整っており、私たちと同じように暮らしているという説明を受け驚きました。 そもそも、なぜ水上生活をされているのかというと、水上生活者のほとんどはベトナム系の難民です。カンボジアでは国籍を持たない者は土地を買うことができず、やむを得ず水上生活を送っています。現在は、このような住居がトンレサップ湖に広がり約4,000人のベトナム人が漁業を営みながら生活しています。 私たちが訪れたのは3月のちょうど乾季の時期で、面積約3,000㎢と、日本でいうと鳥取県の面積に匹敵します。反対に、雨季にあたる11月上旬から5月中旬になると、湖の面積は約1万5000㎢になり、日本であらわすと中国地方(約18,000㎢)に近しい面積になります。この数字をみてもわかるように、雨季と乾季で面積が約5倍変わります。その理由は、メコン川が背景としてあります。雨季はメコン川(中国)からトンレサップ湖に流れてきますが、乾季では逆にメコン川に向かって流れることから、雨季と乾季で水の流れが変化します。そのため、雨量の多い時期には岸辺に住宅を移動させ、逆に乾季は水上での生活を送ることが可能となります。 その他EKさんからのお話では、トンレサップ湖に生息している魚は、卵が流されないよう木に産むそうです。そのため、カンボジアでは、木を許可なく伐採してしまうと、食料としている魚の生産量を減少させてしまうことにつながる為、刑務所に送られるようです。恐ろしいですね。 また、 ◎乾季に亡くなった人は土に埋めることが可能であるが、雨季に亡くなった人は、水位の上昇により同様に埋葬できないため板で作成した棺桶に遺体を補完し、乾季が訪れるまで高い木の上に乗せておくそうです。また、水上生活地帯が観光地であることから観光客の目の届かない森林に安置させるようになっているそうです。 ◎カンボジア(クメール人)では、亡くなった人を日本と同様に火葬します。しかし、骨壺に火葬後の骨を入れる前にココナッツジュースで洗うという習慣があります。その理由としては、ココナッツ自体中に種や埃などが入っていないため、体を清めることができるとされており、お骨を洗ったココナッツジュースを飲むことで長生きできると信じられているそうです。 ◎日本ではウナギを良く食べますが、カンボジアではウナギではなくカエルを食べるそうです。ウナギを食べない理由としては、前述した雨季の遺体安置が影響しており、人間の腐敗による液体が水中に流れ込むことによって、汚染物を好むウナギはそれらを食してしまうことからウナギを口にすることを拒むそうです。 というトンレサップ湖での保健医療に関する歴史や文化のお話もお伺いしました。日本とは異なる部分を改めて感じる一日となりました。 360℃湖の世界。今度は雨季にきてみたいです。 看護医療学科 岩﨑 真帆、杉本 萌佳、堀 愛梨 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.1~事前学習プログラムレポート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.2~【1日目】カンボジアに到着! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.3~【2日目】病院での研修がスタート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.4~【3日目】プチサストラ大学を訪問! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.5~【4日目】病院施設を見学! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.7~【6日目】最終日は遺跡巡り! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.8~帰国後「学びの発表会」を実施しました! 海外インターンシップメンバーで、畿央祭に参加!~ 看護医療学科 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.1~カンボジアで働く卒業生と情報交換! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.2~カンボジア視察初日レポート! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.3~カンボジア視察2日目のレポート! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.4~カンボジア視察/シェムリアップ編
2024.03.23
看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.5~【4日目】病院施設を見学!
看護医療学科2年次配当「海外インターンシップ」は、海外の異なる文化や歴史、その中で築かれてきた保健・医療・福祉制度を学んで日本の制度や保障との比較をすること、グローバル化に対応できる看護職者としてのコミュニケーションスキルを身に付けることを目的としています。今年度からの復活に向けて、これまではカンボジアへの現地視察の様子をお届けしてきました。3月16日よりカンボジアに出発し、学生レポート第一弾では事前学習プログラム、第二弾では到着日、第三弾では病院研修、第四弾ではプチサストラ大学の学生との交流の様子を報告しました。今回は現地の病院施設を見学し、カンボジアならではの特徴を学んだ様子についてレポートが届きました。 海外インターンシップ4日目を終えました!本日は、午前はサンライズジャパンホスピタルの2日前には見ることができなかった外来、院内薬局、リハビリテーション室を見学させていただきました。 外来では他院からのフォローアップが多いため、初診の問診時間を長く取って適切な治療を行えるようにしていました。院内薬局では機械や、主に見る場所を変えることでミスを防ぐ薬剤監査が行われていることを知りました。リハビリテーション室では、電気刺激で随意運動を補助する器具や、認識能力を向上させられる器具を実際に体験させていただきました。この見学でカンボジアの方の家族を思いやる心や、向上心の高さ、新しいものを受け入れる柔軟さについて学ぶことができました。 午後からは国立小児病院、国立コサマック病院の見学をさせていただきました。 国立小児病院では、雨季になると感染症が増え、満床を超えることで簡易ベッドを使うなど、カンボジア医療の実際について知ることができました。 国立コサマック病院では、昔はお坊さんのための病院であったため、横に寺院があり、その中まで見学することができ、日本にはない光景に驚きました。 明日はシェムリアップに移動してトレンサップ湖に行き、カンボジアの歴史や生活について学ぶ予定です。体調管理をしっかりとして楽しみたいです! 看護医療学科3回生 伊藤 ひかる 2回生 村上 弥咲、森 理保菜 関連記事 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.1~事前学習プログラムレポート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.2~【1日目】カンボジアに到着! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.3~【2日目】病院での研修がスタート! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.4~【3日目】プチサストラ大学を訪問! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.6~【5日目】トンレサップ湖を遊覧! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.7~【6日目】最終日は遺跡巡り! 看護医療学科 海外インターンシップ2023 vol.8~帰国後「学びの発表会」を実施しました! 海外インターンシップメンバーで、畿央祭に参加!~ 看護医療学科 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.1~カンボジアで働く卒業生と情報交換! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.2~カンボジア視察初日レポート! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.3~カンボジア視察2日目のレポート! 看護医療学科「海外インターンシップ」再開への道 vol.4~カンボジア視察/シェムリアップ編
よく読まれている記事
カテゴリ
タグ
キーワード検索
アーカイブ