2026.07.27 

心停止の現場で迅速な胸骨圧迫、そして無事に社会復帰!~看護医療学科

本学の看護医療学科の酒井 啓子准教授が、救急現場に直面し、一人の尊い命を救う出来事がありました。

酒井准教授に当時の状況や救命活動を振り返っていただき、現場で感じたことや救命講習の重要性についてお話を伺いしました。

2026年6月下旬、とあるギャラリーで、突然、社員の方がバタンと大きな音を立てて倒れました。

 

近くにいた私は、思わず駆け寄り、呼吸なし、脈なし、意識がないことを確認し、近くの人に救急車とAEDの要請をしました。倒れて間もなく、死戦期呼吸(心停止間近あるいは心停止後数分に生じる、あえぐような呼吸)をされていたため、心停止と判断し、すぐに胸骨圧迫を開始、5分間ほど交代しながら胸骨圧迫をしていたところ、手足が動き出し、救急車が来た時には、名前を言えるまで回復されました。

 

病院搬送されてからは順調に回復し、無事に職場復帰されました。(心停止から職場復帰できる割合は数%と言われています)そして、ご本人様と所長様、消防署から感謝のメッセージをいただき、当事者にしかわからない心境など貴重なお話を伺うことができました。

 

 

 

ご本人様からのメッセージ

 

所長様からのメッセージ

 

消防署からのメッセージ

 

私は10数年、一般市民にBLS(心肺停止や呼吸停止に対する一次救命処置)の手技を教えるインストラクターをしており、普段は、自然にできると想定して手技を教えていますが、実際の現場では一般の方は、「何が起こったのか」という状況の認識が難しい、恐怖や戸惑い、葛藤の渦の中で、体が思うように動かないと実感しました。だからこそ、継続的な講習の受講が大切であると改めて認識しました。

 

▶酒井准教授の過去のBLSの講習の様子はこちら

この経験を生かして、本学の授業においても臨場感ある、リアルを伝えるように工夫していきたいと思います。

 看護医療学科 准教授 酒井 啓子

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